第904回 産場稲荷社に参拝~伏見稲荷初詣2023~その3
「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。

前回ブログで伏見稲荷大社に初詣し、
境内の北東端に移動してきました。
目の前の赤い鳥居をくぐると、もう伏見稲荷大社境内ではありません。
今回はこのまま北上して、伏見稲荷大社の末社
産場稲荷社にお参りします。
撮影日は、2023年1月1日元旦の日曜日午後2時。
快晴続きのお正月でした。

先程の朱い鳥居から、約10m北上しました。
左(西)側の建物は、カレー専門の飲食店です。
実はちょっと立ち寄ろうと思ったのですが、
10m近い行列ができていて入るのを諦めました。
右(東)側の生け垣の向こうは、大八島池です。
こちらをご神体とする末社には、前回ブログでお参りしました。

そのカレー屋さんの北隣に、青山たばこ店が建っています。
店名の通りタバコ屋さんですが、茶店でもあります。
……と言いますか、むしろ茶店で有名なお店です。
店頭に人混みができていますが、
店内飲食される方々は意外と少なかったです。
(大半が、食べ歩き目的の方です)

青山たばこ店の店内に、入ってきました。
店内にいるのは、自分独りです。
他の方々はソフトクリーム(!)やジュースを買って、
伏見稲荷大社境内の方に移動されました。

店主の(おそらく)息子さんに注文して、暫く待っています。
周囲を見回すと、たばこ売り場でロウソクが売られていました。
近くに産場稲荷社がいらっしゃるので、その関係だと思います。

注文してから、約5分経ちました。こちらは、甘酒(¥450)です。
甘酒は、この青山たばこ店の象徴と言えます。
青山たばこ店は、夏は冷やし飴、冬は甘酒が名物です。

青山たばこ店の甘酒を大写ししました。
京都では甘酒を米麹から作るので、
こちらはノン・アルコール飲料です。
実は京都のお店では、酒粕を入れた甘酒はありません。
ですから、かき混ぜながら戴かないと
米粒が湯呑の底に溜まってしまいます。
またこちらは砂糖を使用されていないので、
米麹由来の優しい甘さを堪能できます。

青山たばこ店には、約30分いました。
石油ストーブの前に座って、甘酒を戴きました。
これが、冬場の伏見稲荷大社参拝の醍醐味の一つです。

青山たばこ店の店頭で、北を向いています。
目の前に、産場稲荷社の朱い鳥居が見えます。
その手前はT字路に見えますが、実は十字路です。

その十字路で、東を向いています。
お山(稲荷山)にある三ツ辻からそのまま南下すると、
この道を経由して今立っている十字路に至ります。
つまりこの十字路が、第368回ブログから始まる
お山(稲荷山)登山の終点です。
お山(稲荷山)は伏見稲荷大社のご神体とも考えられる山で、
多くの方々の信仰の対象です。
それほど高い山ではありませんので、
観光で伏見稲荷大社に来られるなら、
こちらの登山はお勧めです。
(おもかる石の前で引き返す短縮版の登山もありますが……
そちらへは、第792回ブログを参照してください)

その十字路で、今度は北を向きました。
では石製鳥居をくぐって、産場稲荷社境内に入ります。

産場稲荷社の石製鳥居をくぐりました。
右(東)側に、こちらの社務所がありますが……
こちらは甘酒なども戴ける飲食店でもあります。
また、お供え用のロウソクや小さな鳥居も売られています。
(高さ30mほどの片手で持てるサイズの鳥居です)

産場稲荷社社務所の前で、北を向きました。
左(西)側を北上するとそのまま産場稲荷社ですが、
右(東)側を蛇行しながら北上すると、
約1㎞先で東福寺の日下門に辿り着けます。

この先に、産場稲荷社のご神体がいらっしゃいます。
もっと近くで撮ろうとも思ったのですが、
家族連れが自分の背後にいらして
そちらを撮らないようにするためここで撮影します。
産場稲荷社の辺り(大八島池北側)は、
江戸時代を通じて大きな薮でした。
当時のその辺に、野生のキツネが多く住んでいました。
特に産場稲荷が現在いらっしゃる場所で、
野生のキツネが出産していたそうです。
キツネは伏見稲荷大社の神使で、
この辺りでは神聖な動物と考えられていました。
ですからキツネの産場がそのまま神格化して、
この産場稲荷社が創建されました。
ですから、こちらは安産のご利益があります。
また墓石のような形状のご神体ですが、お山(稲荷山)に多いお塚です。
「お塚」は、千本鳥居と並びお山(稲荷山)の象徴です。
形状はお墓ですが、実は独立した神社です。
「お講」という宗教集団をそれぞれ有しており、
お参りの際はロウソクと小さな鳥居を供えます。

産場稲荷社を背後(北)に、南を向いています。
では、この朱い鳥居をくぐって社務所前に戻ります。

産場稲荷社社務所の前で、南を向いています。
この先に、先程立ち寄った青山たばこ店が建ってます。
ではこの石製鳥居をくぐり、先程の十字路に戻ります。

そして、十字路で西を向きます。
ここから今回ブログでは、こちらの道を進みます。

先程の十字路から、約20m西に進みました。
こちらは、大橋家邸宅です。
もともと大橋家はこの辺りに居住される豪商で、
水琴窟を有する庭園は、京都市指定名勝に指定されています。
(ここは個人宅なので、一切非公開です)

大橋家邸宅の門前で、西を向いています。
次は、この道の突き当りまで西に進みます。

大橋家邸宅から、約100m西に進みました。
ここで、今まで進んでいた道が突き当たります。

その突き当りで、北を向いています。
蛇行しながらここから北上すると、
約1㎞先の東福寺日下門に辿り着きます。
ただここからは北上せずに、
南下して伏見稲荷大社境内に進みます。
そして本町通まで西に進み、帰宅するのですが、
今回はこれ以上書きません。
ですから、今回はここまでです。
~次回で、ねざめ家に立ち寄ってから帰宅します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
産場稲荷社が、起点です。
~追記その2~
次回ブログとのバランスで、今回ブログは短いです
当初は今回ブログ前で、約50枚写真が残っていました。
ただウチのブログは、1回で貼り付ける上限を40枚と決めています。
そのため、今回ブログで20枚、次回ブログで30枚ほど貼り付けます。
~追記 その3~
泉涌寺七福神巡りは1月9日
東福寺と同じ東山区月輪地区にある泉涌寺の塔頭寺院に、
それぞれ七福神が祀ってあります。
そちらの例祭が2023年1月9日に開催されます。
自分は2023年は1月8日日曜日開催と思っていて、
その日に休みを取っていました。
ところがよく調べると翌日開催と気付き、
1月9日は一日仕事なので、
自分はこちらへの参拝はできなくなりました。
(実は、一部の方々に泉涌寺に訪れる可能性を漏らしていました)
その代わり、1月8日はゑびす神社へ行くつもりです。
~追記 その4~
元旦のウチのネコ

伏見稲荷大社への初詣から帰宅後、
PCで写真を整理していると、ウチのネコがやって来ました。
どうも空腹のようです。

ウチのネコが人間ではなく、冷蔵庫に懐いています。
やはり空腹なのですが、ドライフードに興味がありません。
どうやら「おせち料理」に興味があるようです。
ただ「おせち料理」は塩気が強く、あまり猫にはよくありません。
そこでこの後、冷蔵庫の中の「カニかま」をあげました。
(「カニかま」が、ウチのネコのいちばんの好物です)
~追記 その5~
ウチのおせち料理 その2

前回ブログの追記で、泉仙本店の「おせち料理」を紹介しましたが、
そちらは翌1月2日の朝食ですべて戴きました。
そのため、残り1日半かけて別のおせち料理を戴きます。
とは言え泉仙で散在しているので
こちらは地域スーパーのエビスクで買ったお惣菜です。
ただし、すべて自分の大好物です。

先程のお重を開けると、こうなります。
左手前から、だし巻き、ごまめ、かまぼこです。
中央手前から、黒豆、レンコンの酢漬け、伊達巻です。
右手前から、きんぴらごぼう、だし巻きが並びます。
本当は身欠きにしんの昆布巻きも好物ですが、
当日売っていませんでした。
(あるいは、売り切れていました)
こちらをある程度戴いたら、お重の隙間に
ウチの母が焼いたローストチキンが入りました。
ただ、こちらも正月3ヶ日ですべて戴きました。
進みたい方は、ここをクリックしてください。

前回ブログで伏見稲荷大社に初詣し、
境内の北東端に移動してきました。
目の前の赤い鳥居をくぐると、もう伏見稲荷大社境内ではありません。
今回はこのまま北上して、伏見稲荷大社の末社
産場稲荷社にお参りします。
撮影日は、2023年1月1日元旦の日曜日午後2時。
快晴続きのお正月でした。

先程の朱い鳥居から、約10m北上しました。
左(西)側の建物は、カレー専門の飲食店です。
実はちょっと立ち寄ろうと思ったのですが、
10m近い行列ができていて入るのを諦めました。
右(東)側の生け垣の向こうは、大八島池です。
こちらをご神体とする末社には、前回ブログでお参りしました。

そのカレー屋さんの北隣に、青山たばこ店が建っています。
店名の通りタバコ屋さんですが、茶店でもあります。
……と言いますか、むしろ茶店で有名なお店です。
店頭に人混みができていますが、
店内飲食される方々は意外と少なかったです。
(大半が、食べ歩き目的の方です)

青山たばこ店の店内に、入ってきました。
店内にいるのは、自分独りです。
他の方々はソフトクリーム(!)やジュースを買って、
伏見稲荷大社境内の方に移動されました。

店主の(おそらく)息子さんに注文して、暫く待っています。
周囲を見回すと、たばこ売り場でロウソクが売られていました。
近くに産場稲荷社がいらっしゃるので、その関係だと思います。

注文してから、約5分経ちました。こちらは、甘酒(¥450)です。
甘酒は、この青山たばこ店の象徴と言えます。
青山たばこ店は、夏は冷やし飴、冬は甘酒が名物です。

青山たばこ店の甘酒を大写ししました。
京都では甘酒を米麹から作るので、
こちらはノン・アルコール飲料です。
実は京都のお店では、酒粕を入れた甘酒はありません。
ですから、かき混ぜながら戴かないと
米粒が湯呑の底に溜まってしまいます。
またこちらは砂糖を使用されていないので、
米麹由来の優しい甘さを堪能できます。

青山たばこ店には、約30分いました。
石油ストーブの前に座って、甘酒を戴きました。
これが、冬場の伏見稲荷大社参拝の醍醐味の一つです。

青山たばこ店の店頭で、北を向いています。
目の前に、産場稲荷社の朱い鳥居が見えます。
その手前はT字路に見えますが、実は十字路です。

その十字路で、東を向いています。
お山(稲荷山)にある三ツ辻からそのまま南下すると、
この道を経由して今立っている十字路に至ります。
つまりこの十字路が、第368回ブログから始まる
お山(稲荷山)登山の終点です。
お山(稲荷山)は伏見稲荷大社のご神体とも考えられる山で、
多くの方々の信仰の対象です。
それほど高い山ではありませんので、
観光で伏見稲荷大社に来られるなら、
こちらの登山はお勧めです。
(おもかる石の前で引き返す短縮版の登山もありますが……
そちらへは、第792回ブログを参照してください)

その十字路で、今度は北を向きました。
では石製鳥居をくぐって、産場稲荷社境内に入ります。

産場稲荷社の石製鳥居をくぐりました。
右(東)側に、こちらの社務所がありますが……
こちらは甘酒なども戴ける飲食店でもあります。
また、お供え用のロウソクや小さな鳥居も売られています。
(高さ30mほどの片手で持てるサイズの鳥居です)

産場稲荷社社務所の前で、北を向きました。
左(西)側を北上するとそのまま産場稲荷社ですが、
右(東)側を蛇行しながら北上すると、
約1㎞先で東福寺の日下門に辿り着けます。

この先に、産場稲荷社のご神体がいらっしゃいます。
もっと近くで撮ろうとも思ったのですが、
家族連れが自分の背後にいらして
そちらを撮らないようにするためここで撮影します。
産場稲荷社の辺り(大八島池北側)は、
江戸時代を通じて大きな薮でした。
当時のその辺に、野生のキツネが多く住んでいました。
特に産場稲荷が現在いらっしゃる場所で、
野生のキツネが出産していたそうです。
キツネは伏見稲荷大社の神使で、
この辺りでは神聖な動物と考えられていました。
ですからキツネの産場がそのまま神格化して、
この産場稲荷社が創建されました。
ですから、こちらは安産のご利益があります。
また墓石のような形状のご神体ですが、お山(稲荷山)に多いお塚です。
「お塚」は、千本鳥居と並びお山(稲荷山)の象徴です。
形状はお墓ですが、実は独立した神社です。
「お講」という宗教集団をそれぞれ有しており、
お参りの際はロウソクと小さな鳥居を供えます。

産場稲荷社を背後(北)に、南を向いています。
では、この朱い鳥居をくぐって社務所前に戻ります。

産場稲荷社社務所の前で、南を向いています。
この先に、先程立ち寄った青山たばこ店が建ってます。
ではこの石製鳥居をくぐり、先程の十字路に戻ります。

そして、十字路で西を向きます。
ここから今回ブログでは、こちらの道を進みます。

先程の十字路から、約20m西に進みました。
こちらは、大橋家邸宅です。
もともと大橋家はこの辺りに居住される豪商で、
水琴窟を有する庭園は、京都市指定名勝に指定されています。
(ここは個人宅なので、一切非公開です)

大橋家邸宅の門前で、西を向いています。
次は、この道の突き当りまで西に進みます。

大橋家邸宅から、約100m西に進みました。
ここで、今まで進んでいた道が突き当たります。

その突き当りで、北を向いています。
蛇行しながらここから北上すると、
約1㎞先の東福寺日下門に辿り着きます。
ただここからは北上せずに、
南下して伏見稲荷大社境内に進みます。
そして本町通まで西に進み、帰宅するのですが、
今回はこれ以上書きません。
ですから、今回はここまでです。
~次回で、ねざめ家に立ち寄ってから帰宅します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
産場稲荷社が、起点です。
~追記その2~
次回ブログとのバランスで、今回ブログは短いです
当初は今回ブログ前で、約50枚写真が残っていました。
ただウチのブログは、1回で貼り付ける上限を40枚と決めています。
そのため、今回ブログで20枚、次回ブログで30枚ほど貼り付けます。
~追記 その3~
泉涌寺七福神巡りは1月9日
東福寺と同じ東山区月輪地区にある泉涌寺の塔頭寺院に、
それぞれ七福神が祀ってあります。
そちらの例祭が2023年1月9日に開催されます。
自分は2023年は1月8日日曜日開催と思っていて、
その日に休みを取っていました。
ところがよく調べると翌日開催と気付き、
1月9日は一日仕事なので、
自分はこちらへの参拝はできなくなりました。
(実は、一部の方々に泉涌寺に訪れる可能性を漏らしていました)
その代わり、1月8日はゑびす神社へ行くつもりです。
~追記 その4~
元旦のウチのネコ

伏見稲荷大社への初詣から帰宅後、
PCで写真を整理していると、ウチのネコがやって来ました。
どうも空腹のようです。

ウチのネコが人間ではなく、冷蔵庫に懐いています。
やはり空腹なのですが、ドライフードに興味がありません。
どうやら「おせち料理」に興味があるようです。
ただ「おせち料理」は塩気が強く、あまり猫にはよくありません。
そこでこの後、冷蔵庫の中の「カニかま」をあげました。
(「カニかま」が、ウチのネコのいちばんの好物です)
~追記 その5~
ウチのおせち料理 その2

前回ブログの追記で、泉仙本店の「おせち料理」を紹介しましたが、
そちらは翌1月2日の朝食ですべて戴きました。
そのため、残り1日半かけて別のおせち料理を戴きます。
とは言え泉仙で散在しているので
こちらは地域スーパーのエビスクで買ったお惣菜です。
ただし、すべて自分の大好物です。

先程のお重を開けると、こうなります。
左手前から、だし巻き、ごまめ、かまぼこです。
中央手前から、黒豆、レンコンの酢漬け、伊達巻です。
右手前から、きんぴらごぼう、だし巻きが並びます。
本当は身欠きにしんの昆布巻きも好物ですが、
当日売っていませんでした。
(あるいは、売り切れていました)
こちらをある程度戴いたら、お重の隙間に
ウチの母が焼いたローストチキンが入りました。
ただ、こちらも正月3ヶ日ですべて戴きました。
- 関連記事
-
- 第534回 夕暮れの伏見稲荷大社で初詣 (2018/01/08)
- 第626回 伏見稲荷大社参道で屋台廻り (2019/01/03)
- 第627回 東丸神社と伏見稲荷大社に初詣? (2019/01/05)
- 第628回 ねざめ家でちょっと一杯 (2019/01/10)
- 第711回 東丸神社でお札を求める (2020/01/02)
- 第712回 伏見稲荷大社本殿に初詣 (2020/01/07)
- 第713回 産場稲荷神社からねざめ家へ (2020/01/10)
- 第766回 松明殿稲荷神社で初詣 (2021/01/03)
- 第803回 伏見稲荷大社へ初詣 (2022/01/03)
- 第804回 伏見稲荷大社本殿に参拝 (2022/01/06)
- 第805回 産場稲荷社とねざめ家 (2022/01/09)
- 第902回 伏見稲荷の屋台村~伏見稲荷初詣2023~その1 (2023/01/03)
- 第903回 伏見稲荷大社初詣~伏見稲荷初詣2023~その2 (2023/01/05)
- 第904回 産場稲荷社に参拝~伏見稲荷初詣2023~その3 (2023/01/07)
- 第905回 裏参道を散策~伏見稲荷初詣2023~その4 (2023/01/10)
スポンサーサイト