第909回 湯立て神楽神事 後編~初ゑびす2023~その4
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初ゑびすの本殿前で催されるゑびす神社の巫女さんによる神事は、
前回ブログで神楽を終えて後半に入ります。
現在巫女さんは紙垂や鈴を降ろし、手桶を手に取られています。
今回はこの段階から、この神事の最後まで取材します。
撮影日は、2023年1月8日日曜日午後2時15分。
「初ゑびす」でも、かなりの人出ですね。

お膳に載せた手桶を巫女さんが釜の方に運ばれました。
そして、手桶に薪で炊いた白湯を入れていかれます。

すると、拝殿の方からゑびす神社の神主さんが再登場されます。
巫女さんが、神主さんに白湯の入った手桶を渡されます。

手桶を受け取られた神主さんは、そのまま拝殿に立ち去られました。
おそらく、この後こちらの白湯で茶を点てられます。

神主さんが拝殿に立ち去られた後、
巫女さんは釜の前に立たれました。
釜の脇には、榊が2束置かれていますね。

釜に近付かれた巫女さんは、その場で一礼されます。
そこから、また神事が続きます。

先ずは、巫女さんは榊を持たれました。
そして、榊を白湯に漬けられました。

白湯に榊を漬けた後、巫女さんは先を掲げられました。
そして、そのまま回転されました。

このままの格好で、巫女さんが回転し続けられます。
撮り易い格好ですから、カメラのフラッシュが多く炊かれました。

回りながら、巫女さんが後ろを向かれました。
今度はあちら側の観光客が、カメラで撮られました。

1周回られた巫女さんが、再び釜の白湯の前に立たれます。
そして、榊をまた釜の中に入れられます。

釜の白湯に榊を漬けられた巫女さんが、またその場で回られます。
ちょっと前の方の頭で、はっきりとは写ってませんが……

ここで、巫女さんが回りながら榊を振り回されます。
周囲に雫が飛び散りますが、だいぶ冷めているので熱くありません。
まぁこの後、周囲は水浸しなるのですが……

次に、巫女さんがまた釜の白湯の中に榊を漬けられます。
ただし、今度は榊を深く白湯の奥底にまで漬けられます。

すると巫女さんが釜の中に榊を漬けたまま、手首を返されました。
そして、釜の中の白湯をゑびす神社本殿に向けて飛ばされます。

まぁいくら遠くに白湯を飛ばしても、距離的に本殿には届きません。
ただ、本殿前は結構びしょびしょになりました。

そのうち巫女さんが、榊で釜の中の白湯をかき混ぜられました。
すると辺り一面に、白湯が飛び散ります。
もちろん自分を含めた周囲の参拝者にも白湯が掛かっているのですが、
冷気に当たっているせいか、掛かる白湯はそこまで熱くありません。

さらに激しく、巫女さんが釜の中の白湯をかき混ぜられます。
どちらかと言うと、本殿の方より自分たちに向けて雫が飛んでいます。

やがて巫女さんは榊を翳されて、一礼されました。
ただ、まだ神事が終わったわけではありません。

その直後に、また巫女さんが榊を白湯に漬けられました。
またここから、先程のように周囲に飛沫が飛び散ります。

また巫女さんが、釜の中の白湯をかき混ぜられます。
先ずは、本殿に向けて優しく雫を飛ばされます。

次に、だんだん激しく白湯を本殿前に飛ばされます。
先述の通り、ちょっと距離があるので
ゑびす神社の本殿には白湯の雫は掛かっていません。

今度は巫女さんが、釜の中の白湯を意図的に周囲に飛ばされます。
ゑびす神社境内北側にいらっしゃる参拝者に、飛沫が直撃しています。
そちら側の参拝者の中には、頭を下げて
敢えてその飛沫を掛かるようにされておられる方もいらっしゃいます。
ゑびす神社の境内でこの飛沫を浴びれば、
「商売繁盛」のご利益があるのでしょうね。

すると、巫女さんが榊を釜の中深くに潜らせられました。
これは、大量の飛沫がやってくる前兆ですね。

……と言う訳で、今度はこちら側に飛沫が飛んできました。
自分も周囲の方々も、頭から白湯を被ります。
しかし白湯がいちばん掛かってきた瞬間は、
水分がカメラに掛からないように防いでいたので、
一切写真を撮っていません。
ゑびす神社の吉兆笹はちょっと値が張るので、
(笹自体は3,000円ですが、装飾品を付ければ
5,000円~10,000円くらいまで値が上がります)
今まで笹を持ち帰ったことがありません。
とは言えここまで飛沫が掛かったので、
自分にも「商売繁盛」のご利益があるでしょうか?

その飛沫が治まったら、巫女さんは榊を掲げて拝礼されました。
これで、湯立て神事が一段落しました。

続いて巫女さんは榊を釜の中も放置して、鈴を手にされます。
そして、その鈴を頭上に掲げられました。

巫女さんが釜の前に立たれて、鈴を翳されました。
巫女さんの右手が振えると、清らかな音が響きました。

そして、巫女さんがこちら(南)側に向いて鈴を鳴らされます。
これで、初ゑびすの湯立て神楽神事が終わりました。

ここから巫女さんは、鈴を持ったまま拝殿へ立ち去られます。
湯立て神楽神事を終えて、赤い法被姿の氏子衆が
ここから神具や釜を片付け始められました。

ゑびす神社氏子衆が、境内に数人いらっしゃいます。
そちらの方々が、各神具を社務所の方に持ち運ばれます。
釜の片付けは、その後ですね。
ここから自分はゑびす神社裏門を出て、花街の宮川町へに抜けます。
ただだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。
~次回は、花街宮川町を散策します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都のゑびす神社が、起点です。
~追記 その2~
今後の予定
今回で初ゑびすの神事も終わり、
あとは「清水道」バス停まで帰るだけです。
ただここからもあちこち寄り道するので、
ブログをもう2回分費やします。
それが終わったら2023年の節分ですが、
そこまでに3回分ほどブログが空いています。
「京のお店 今日のお品」カテゴリーの
鹿王院周辺を載せる可能性もありますが、
節分取材地を壬生にして、
そこに至る「坊城通編」の掲載も考えています。
要するに、まだはっきりと決まっていません。
~追記 その3~
ウチのネコは就寝中

2023年1月15日日曜日午後11時過ぎのウチのネコです。
自分と母が食事を摂って暫くTVを見ていて、
その脇の座椅子にウチのネコが座っていました。
やがて自分と母が就寝しようと振り返ったら、
ウチのネコはすやすやと眠っていました。
明るくすると起きてしまうので、
暗いままで写真撮影しました。
進みたい方は、ここをクリックしてください。

初ゑびすの本殿前で催されるゑびす神社の巫女さんによる神事は、
前回ブログで神楽を終えて後半に入ります。
現在巫女さんは紙垂や鈴を降ろし、手桶を手に取られています。
今回はこの段階から、この神事の最後まで取材します。
撮影日は、2023年1月8日日曜日午後2時15分。
「初ゑびす」でも、かなりの人出ですね。

お膳に載せた手桶を巫女さんが釜の方に運ばれました。
そして、手桶に薪で炊いた白湯を入れていかれます。

すると、拝殿の方からゑびす神社の神主さんが再登場されます。
巫女さんが、神主さんに白湯の入った手桶を渡されます。

手桶を受け取られた神主さんは、そのまま拝殿に立ち去られました。
おそらく、この後こちらの白湯で茶を点てられます。

神主さんが拝殿に立ち去られた後、
巫女さんは釜の前に立たれました。
釜の脇には、榊が2束置かれていますね。

釜に近付かれた巫女さんは、その場で一礼されます。
そこから、また神事が続きます。

先ずは、巫女さんは榊を持たれました。
そして、榊を白湯に漬けられました。

白湯に榊を漬けた後、巫女さんは先を掲げられました。
そして、そのまま回転されました。

このままの格好で、巫女さんが回転し続けられます。
撮り易い格好ですから、カメラのフラッシュが多く炊かれました。

回りながら、巫女さんが後ろを向かれました。
今度はあちら側の観光客が、カメラで撮られました。

1周回られた巫女さんが、再び釜の白湯の前に立たれます。
そして、榊をまた釜の中に入れられます。

釜の白湯に榊を漬けられた巫女さんが、またその場で回られます。
ちょっと前の方の頭で、はっきりとは写ってませんが……

ここで、巫女さんが回りながら榊を振り回されます。
周囲に雫が飛び散りますが、だいぶ冷めているので熱くありません。
まぁこの後、周囲は水浸しなるのですが……

次に、巫女さんがまた釜の白湯の中に榊を漬けられます。
ただし、今度は榊を深く白湯の奥底にまで漬けられます。

すると巫女さんが釜の中に榊を漬けたまま、手首を返されました。
そして、釜の中の白湯をゑびす神社本殿に向けて飛ばされます。

まぁいくら遠くに白湯を飛ばしても、距離的に本殿には届きません。
ただ、本殿前は結構びしょびしょになりました。

そのうち巫女さんが、榊で釜の中の白湯をかき混ぜられました。
すると辺り一面に、白湯が飛び散ります。
もちろん自分を含めた周囲の参拝者にも白湯が掛かっているのですが、
冷気に当たっているせいか、掛かる白湯はそこまで熱くありません。

さらに激しく、巫女さんが釜の中の白湯をかき混ぜられます。
どちらかと言うと、本殿の方より自分たちに向けて雫が飛んでいます。

やがて巫女さんは榊を翳されて、一礼されました。
ただ、まだ神事が終わったわけではありません。

その直後に、また巫女さんが榊を白湯に漬けられました。
またここから、先程のように周囲に飛沫が飛び散ります。

また巫女さんが、釜の中の白湯をかき混ぜられます。
先ずは、本殿に向けて優しく雫を飛ばされます。

次に、だんだん激しく白湯を本殿前に飛ばされます。
先述の通り、ちょっと距離があるので
ゑびす神社の本殿には白湯の雫は掛かっていません。

今度は巫女さんが、釜の中の白湯を意図的に周囲に飛ばされます。
ゑびす神社境内北側にいらっしゃる参拝者に、飛沫が直撃しています。
そちら側の参拝者の中には、頭を下げて
敢えてその飛沫を掛かるようにされておられる方もいらっしゃいます。
ゑびす神社の境内でこの飛沫を浴びれば、
「商売繁盛」のご利益があるのでしょうね。

すると、巫女さんが榊を釜の中深くに潜らせられました。
これは、大量の飛沫がやってくる前兆ですね。

……と言う訳で、今度はこちら側に飛沫が飛んできました。
自分も周囲の方々も、頭から白湯を被ります。
しかし白湯がいちばん掛かってきた瞬間は、
水分がカメラに掛からないように防いでいたので、
一切写真を撮っていません。
ゑびす神社の吉兆笹はちょっと値が張るので、
(笹自体は3,000円ですが、装飾品を付ければ
5,000円~10,000円くらいまで値が上がります)
今まで笹を持ち帰ったことがありません。
とは言えここまで飛沫が掛かったので、
自分にも「商売繁盛」のご利益があるでしょうか?

その飛沫が治まったら、巫女さんは榊を掲げて拝礼されました。
これで、湯立て神事が一段落しました。

続いて巫女さんは榊を釜の中も放置して、鈴を手にされます。
そして、その鈴を頭上に掲げられました。

巫女さんが釜の前に立たれて、鈴を翳されました。
巫女さんの右手が振えると、清らかな音が響きました。

そして、巫女さんがこちら(南)側に向いて鈴を鳴らされます。
これで、初ゑびすの湯立て神楽神事が終わりました。

ここから巫女さんは、鈴を持ったまま拝殿へ立ち去られます。
湯立て神楽神事を終えて、赤い法被姿の氏子衆が
ここから神具や釜を片付け始められました。

ゑびす神社氏子衆が、境内に数人いらっしゃいます。
そちらの方々が、各神具を社務所の方に持ち運ばれます。
釜の片付けは、その後ですね。
ここから自分はゑびす神社裏門を出て、花街の宮川町へに抜けます。
ただだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。
~次回は、花街宮川町を散策します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都のゑびす神社が、起点です。
~追記 その2~
今後の予定
今回で初ゑびすの神事も終わり、
あとは「清水道」バス停まで帰るだけです。
ただここからもあちこち寄り道するので、
ブログをもう2回分費やします。
それが終わったら2023年の節分ですが、
そこまでに3回分ほどブログが空いています。
「京のお店 今日のお品」カテゴリーの
鹿王院周辺を載せる可能性もありますが、
節分取材地を壬生にして、
そこに至る「坊城通編」の掲載も考えています。
要するに、まだはっきりと決まっていません。
~追記 その3~
ウチのネコは就寝中

2023年1月15日日曜日午後11時過ぎのウチのネコです。
自分と母が食事を摂って暫くTVを見ていて、
その脇の座椅子にウチのネコが座っていました。
やがて自分と母が就寝しようと振り返ったら、
ウチのネコはすやすやと眠っていました。
明るくすると起きてしまうので、
暗いままで写真撮影しました。
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