第948回 葵祭露頭の儀斎王代列~葵祭2023~その4
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前回ブログで葵祭露頭の儀本列が京都御苑堺町御門を通過し、
丸太町通を東に去っていきました。
現在のところ誰も通過していませんが、
まもなく斎王代列が京都御苑堺町御門を通過します。
男性ばかりが参列される「本列」に対して、
女性が中心に参列される「斎王代列」はまた違った趣があります。
撮影日は、2023年5月16日火曜日午前11時半。
「2023年の葵祭巡行行列観覧編」は、今回で終了です。

葵祭露頭の儀の巡行行列のうち、
本列と斎王代列は5分ほどの時間差がありました。
女性中心とはいえ、「斎王代列」の先頭は束帯姿の男性です。
武装されているので、検非違使に扮されているのでしょう。

その直後から、小桂(こうちき)を身につけられた女性が参列します。
花傘をさし掛けてもらっているのは、命婦と呼ばれています。
平安時代の高級女官を表しています。

その後からは、花傘を差し掛けてもらわない女性が登場します。
こちらは、女儒(にょじゅ)と呼ばれた女官の扮装です。
貴族の身の回りを世話する女官を表しています。

命婦に花傘をさし掛けているのは、白い束帯姿の男性です。
こちらも貴族の身の回りを世話する白丁に扮装されています。

その後は、また女儒に扮された方々が続きます。
「斎王代列」の前半は、命婦と女儒が交互に現れます。

その後は束帯姿の検非違使に、警護される方が登場されます。
その方は、お稚児さんに前後を囲まれておられます。
……とは言え、「斎王代列」のお稚児さんは女の子ですね。

女の子のお稚児さんに囲まれたのは、こちらの輿です。
束帯姿の男性に担がれるのは、2023年度の斎王代です。
ある意味、2023年度の葵祭の主役ですね。

2023年の斎王代が輿に担がれ堺町御門を通過して、
そのまま丸太町通を東に進んでいかれます。
河原町通を北上して、出町通経由で下鴨神社に向かわれます。

斎王代が担がれた輿の後をこちらのお稚児さんが続きます。
お稚児さんも、丸太町通を東に進まれます。

その後からは、また命婦が続きます。
ただ、こちらの小桂は華やかですね。

さらに、その後を女儒が続きます。
また交互に命婦と女儒が姿を見せられますが、
それはそう長く続きません。

ここで今までと異なる衣装を身につけられた女性が、
堺町御門から丸太町通に姿をお見せになりました。
こちらは平安時代に流行った「白拍子」の扮装ですね。
この姿で、舞ながら歌われる方々ですね。

続いては、小桂を身につけられた騎乗の女性が現れます。
こちらは駒女(むねのりおんな)と呼ばれています。
斎王代付きの巫女とのことですが、
こちらの方々がしばらく続きます。

駒女の隊列は、ここから数騎続きます。
本当はもっとたくさんいらっしゃるのですが、
丸太町通南側車道の自動車が多く通過したり、
後述のトラブルがあったりで、うまく撮れませんでした。

さらに、命婦と女儒が交互に現れます。
こちらも、続々と堺町御門を通過されていきます。

その後も、命婦と女儒の行列は続きます。
色鮮やかな小桂姿の女性が多いせいか、
「本列」よりも「斎王代列」の方が華がありますが、
雨天ですとこちらの衣装が濡れて駄目になります。
2014年はすべて小桂が着られない状態になって、
億単位の損害が出ました。
そのためその後は5月15日が雨天なら
翌日の5月16日に順延となり、
それでも雨天なら中止となりました。

今度は束帯姿の男性が、こちらに来られました。
こちらは、蔵人陪従(くろうどのべいじゅう)です。
財政を預かる文官ですが、祭祀の際は雅楽を演奏されます。
ですから、葵祭では楽器を持ち運ばれます。

蔵人陪従が担がれる楽器は、最初が太鼓でこちらが銅鑼です。
篳篥(ひちりき)や竜笛などは小さくてこの場では目立たないので、
たぶんそのまま見過ごしてしまったと思います。

蔵人陪従に続いて、こちらの牛車がやって来ました。
少し周りがバタバタしていますが、
実は参列者の中に何人か熱中症を発症されました。
そのため救急搬送が相次いでいて、
丸太町通南側車道が時折通行止めになっていました。
「京の道 今日の道」としましては、
救急車や搬送される患者さんなどは一切撮影していません。

こちらの牛車は斎王代のために用意されたものですが、
通常斎王代は輿に乗られるので、
斎王代が牛車に乗られたことはありません。
ですから、この中には誰もいらっしゃいません。
後続に牛が随行されますが、
こちらは御所車を曳く牛が疲労したとき用の予備の牛です。

牛車が、丸太町通を東に進んでいきます。
そしてこの牛車で、葵祭露頭の儀斎王代列は終了です。
つまり、これで葵祭巡行行列はすべて通過しました。

葵祭露頭の儀巡行行列の後から、こちらが続きます。
こちらの軽トラックは、巡行行列が通過した後を確認していきます。
具体的には、通過した馬や牛の糞の回収です。

さらにその後をこちらの自動車が通過します。
ワンボックスカーの中には、葵祭の氏子衆が乗っておられます。
赤い消防局の自動車は市街地の道路の確認をし、
最後のパトロールカーの後ろから、丸太町通が公道に戻ります。
つまり、パトロールカーより後ろは自由に自動車が通行できます。

この時点で、2023年5月16日火曜日正午ごろです。
ここで、堺町御門前の規制線が解かれました。
すると、たくさんの方々が丸太町通北側歩道を行き来されました。

丸太町通北側歩道の方々の多くが、西に向かて進まれていきます。
その先の烏丸通沿いに、地下鉄烏丸線「丸太町」駅があります。
その駅から「今出川」駅に進み
さらに東にずっと進めば、下鴨神社に辿り着けます。
「北大路駅」か「北山」駅からバスに乗れば、
いろいろルートがありますが上賀茂神社に辿り着けます。
さらに京都駅などに向かい、このまま帰宅する方法もあります。

さて自分がいる丸太町南側歩道の方々も、
一斉に丸太町通を西に向かっています。
……で、自分もこのまま丸太町通を西に進みます。

京都御苑堺町御門がある堺町通から、
丸太町通を約100m西に進みました。
ここで丸太町通は、間之町通と交差します。
丸太町通の両側の歩道を歩く人々が、
一斉に西に向いていますね。
自動車は通っていませんが、既に交通規制は解除されています。

ところが信号が切り替わると、丸太町通を歩かれている方々が
一斉に横断歩道を渡って来られます。
間之町通の西側に、京都御苑の間之町口があります。
葵祭を京都御苑内で観覧された方々が南西に向かうと、
最初にこの門に出会います。
つまり京都御苑から出られた方々も丸太町通の歩行者と合流し、
歩行者が車道に完全に溢れ出しています。
この人数ですから信号が変わっても歩道には戻り切れず、
歩行者が何人かは車道に溢れていました。

間之町通から、丸太町通を西に向いています。
丸太町通の交通規制は解かれましたが、
丸太町通には自動車が全く通っていません。
後で知ったのですが、ちょっと前に京都御苑にいらした上皇さまが
烏丸通を南下されて京都駅に向かわれたそうです。
そのため、烏丸通の車道が封鎖されていたそうです。

間之町通から丸太町通を西に約50m進み、
丸太町通から東洞院通を南に向いています。
かなり多くの方々が、こちらに抜けていかれます。
たぶんですが、丸太町通があまりに人で溢れていて
それを避けてこちらを通過されていると思われます。
約100m南に伸びる竹屋町通を利用しても、
地下鉄烏丸線「丸太町」駅へは支障がありません。

東洞院通から、丸太町通を西に向いています。
この脇に「烏丸丸太町」バス停があり、
そちらの乗降者がいらして、さらにこの辺りを混沌にしています。
取り敢えず自分は、このまま丸太町通を西に進みます。

東洞院通から、丸太町通を約100m西に進みました。
ここで丸太町通は、烏丸通と交差します。

丸太町通から、烏丸通を南に向いています。
約30m先に、地下鉄烏丸線「丸太町」駅3番出口が見えます。

こちらが、地下鉄烏丸線「丸太町」駅3番出口です。
2023年5月15日月曜日は仕事先から休みをもらって、
午後から上賀茂神社に向かう予定だったのですが、
雨で順延して葵祭露頭の儀は
翌2023年5月16日火曜日に決行されました。
午後から仕事があるため、2023年はそちらを諦めました。
ですから2023年は京都駅に向かって、このまま帰宅します。
~これで、「2023年葵祭露頭の儀編」は終了です~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都御苑間之町口が、起点です。
~追記 その2~
今後の予定
取り敢えず、次回は写真の無い記事を書きます。
毎年5月下旬に書いている京のお店 今日のお品のコラム記事です。
そちらの執筆自体に時間が掛かりますが、
写真を貼り付けない分記事の作成自体は手早く済みます。
問題はその次をどうしようか、ということです。
2020年以降は5月下旬から7月半ばまで
「京のお店 今日のお品」を連載していましたが、
ここ最近の収入の減り具合から、
お店の記事を書くのが厳しくなっています。
(とは言え、「京のお店 今日のお品」自体は終了しません。
詳細は、次回に書きます)
また2023年は自分が転職した関係と曜日の関係で、
祇園祭宵山散策が厳しくなっています。
まぁ山鉾巡行と神輿巡行は取材可能なのですが、
例年よりは短めになりそうです。
それを考えると、ちょっと長めの道を連載してみようかとなります。
とは言え、この時点でもまだ決めかねています。
繁華街や高級なお店が少ない通りにしないと、
収入が減っていて予算が足りません。
~追記 その3~
ウチの母の誕生日の前日
5月19日が、ウチの母の誕生日でした。
ところがその日は、自分の仕事が終日ありました。
前日の2023年5月18日木曜日が自分の休日だったので、
この日にいろいろ食事を作ってみました。
とは言え、例年よりは予算は少なめです。

写真が発光して見えにくいですが、こちらは朝粥です。
例年は米から炊きますが、今回はご飯から炊きました。
中には塩味のゆで卵と豚肉も入っています。
「漬物と一緒に食べよう」
そう自分が言ったら、母はキムチも持ってきました。
自分もキムチは大好物ですが、なんか違う気がしました。
もう一品は、「すぐき」です。
こちらは、朝粥の定番ですね。

お昼も回ってきたので、凍頂烏龍茶でティータイムです。
いつもは中華点心だけ用意するのですが、
2023年はいろいろごちゃ混ぜです。

こちらは、干しブドウ入りのパウンドケーキです。
自動食パン焼き機のアラカルト機能を利用して作ったので、
粉や原料さえ入れれば後は自動で完成です。

こちらは、杏仁豆腐です。
自分は糸寒天を使って柔らかく作るのが好きなのですが、
予算の都合で棒寒天で固く作りました。
グレープフルーツは、近所のコンビニエンスストアで買った
缶詰に入っていたものをそのまま流用しました。

そして、前回ブログの追記で完成した枇杷タルトです。
この中に、砂糖で煮詰めたジャム状の枇杷が入っています。
自分が作るタルトでは、ウチの母のお気に入りです。

さらにこの日の晩御飯は、すき焼きでした。
自分は鶏肉のすき焼きが好物ですが、
ウチの母は牛肉のすき焼きが大好物です。
そのため、ここでは牛肉のすき焼きです。
すき焼きはぜいたく品ですが、例年作る料理の1皿分の予算です。
(牛肉の部位の価値を落とせば、すき焼きの予算もだいぶ落とせます)
~追記 その4~
ウチの母の誕生日
この日の写真を撮り忘れて、文字だけで書きます。
仕事の合間を利用して、伊勢丹の地下にあるジュバンセルで
さがの路を買い求め
それを誕生日ケーキのつもりでウチの母と戴きました。
本当はしょこら古今を買い求めるつもりでしたが、
伊勢丹ではこちらを予約しないと手に入りません。
また「さがの路」にロウソクを立てるのは、物理的に無理です。
ですから、黙々と戴きました。
~追記 その5~
その時、ウチのネコは

2023年5月18日木曜日のウチのネコです。
自分と母が食事をしていると、ウチのネコが寄ってきました。
人間が食事していると自分も食べたくなるのですが、
それがネコが食べられないものと分かると、
露骨にがっかりします。
そのすきを狙って、写真撮影に成功しました。
~追記 その6~
川崎颯太選手日本代表に!
2023年5月25日木曜日に、
2023年6月に開催されるサッカー日本代表の国際試合に向けて、
日本代表メンバーが発表されました。
その中に、我らが京都サンガの
川崎颯太主将が選出されました!!
我らが京都サンガの選手が日本代表に選出されるのは、
2014年4月に久保裕也選手が選出されて以来です。
(久保選手はその後ベルギーのクラブに移籍されたので、
2016年以降に選出されたのはカウントしていません)
正直GK若原選手の方が可能性が高いと思っていたのですが、
とにかくおめでたいことです。
日本代表ではかなり層が厚いMFですから、
チームメイトとの競争に勝って、
日本代表に生き残っていただきたいですね。
まぁ京都の主将ですから、メンタルは強いでしょうし……
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前回ブログで葵祭露頭の儀本列が京都御苑堺町御門を通過し、
丸太町通を東に去っていきました。
現在のところ誰も通過していませんが、
まもなく斎王代列が京都御苑堺町御門を通過します。
男性ばかりが参列される「本列」に対して、
女性が中心に参列される「斎王代列」はまた違った趣があります。
撮影日は、2023年5月16日火曜日午前11時半。
「2023年の葵祭巡行行列観覧編」は、今回で終了です。

葵祭露頭の儀の巡行行列のうち、
本列と斎王代列は5分ほどの時間差がありました。
女性中心とはいえ、「斎王代列」の先頭は束帯姿の男性です。
武装されているので、検非違使に扮されているのでしょう。

その直後から、小桂(こうちき)を身につけられた女性が参列します。
花傘をさし掛けてもらっているのは、命婦と呼ばれています。
平安時代の高級女官を表しています。

その後からは、花傘を差し掛けてもらわない女性が登場します。
こちらは、女儒(にょじゅ)と呼ばれた女官の扮装です。
貴族の身の回りを世話する女官を表しています。

命婦に花傘をさし掛けているのは、白い束帯姿の男性です。
こちらも貴族の身の回りを世話する白丁に扮装されています。

その後は、また女儒に扮された方々が続きます。
「斎王代列」の前半は、命婦と女儒が交互に現れます。

その後は束帯姿の検非違使に、警護される方が登場されます。
その方は、お稚児さんに前後を囲まれておられます。
……とは言え、「斎王代列」のお稚児さんは女の子ですね。

女の子のお稚児さんに囲まれたのは、こちらの輿です。
束帯姿の男性に担がれるのは、2023年度の斎王代です。
ある意味、2023年度の葵祭の主役ですね。

2023年の斎王代が輿に担がれ堺町御門を通過して、
そのまま丸太町通を東に進んでいかれます。
河原町通を北上して、出町通経由で下鴨神社に向かわれます。

斎王代が担がれた輿の後をこちらのお稚児さんが続きます。
お稚児さんも、丸太町通を東に進まれます。

その後からは、また命婦が続きます。
ただ、こちらの小桂は華やかですね。

さらに、その後を女儒が続きます。
また交互に命婦と女儒が姿を見せられますが、
それはそう長く続きません。

ここで今までと異なる衣装を身につけられた女性が、
堺町御門から丸太町通に姿をお見せになりました。
こちらは平安時代に流行った「白拍子」の扮装ですね。
この姿で、舞ながら歌われる方々ですね。

続いては、小桂を身につけられた騎乗の女性が現れます。
こちらは駒女(むねのりおんな)と呼ばれています。
斎王代付きの巫女とのことですが、
こちらの方々がしばらく続きます。

駒女の隊列は、ここから数騎続きます。
本当はもっとたくさんいらっしゃるのですが、
丸太町通南側車道の自動車が多く通過したり、
後述のトラブルがあったりで、うまく撮れませんでした。

さらに、命婦と女儒が交互に現れます。
こちらも、続々と堺町御門を通過されていきます。

その後も、命婦と女儒の行列は続きます。
色鮮やかな小桂姿の女性が多いせいか、
「本列」よりも「斎王代列」の方が華がありますが、
雨天ですとこちらの衣装が濡れて駄目になります。
2014年はすべて小桂が着られない状態になって、
億単位の損害が出ました。
そのためその後は5月15日が雨天なら
翌日の5月16日に順延となり、
それでも雨天なら中止となりました。

今度は束帯姿の男性が、こちらに来られました。
こちらは、蔵人陪従(くろうどのべいじゅう)です。
財政を預かる文官ですが、祭祀の際は雅楽を演奏されます。
ですから、葵祭では楽器を持ち運ばれます。

蔵人陪従が担がれる楽器は、最初が太鼓でこちらが銅鑼です。
篳篥(ひちりき)や竜笛などは小さくてこの場では目立たないので、
たぶんそのまま見過ごしてしまったと思います。

蔵人陪従に続いて、こちらの牛車がやって来ました。
少し周りがバタバタしていますが、
実は参列者の中に何人か熱中症を発症されました。
そのため救急搬送が相次いでいて、
丸太町通南側車道が時折通行止めになっていました。
「京の道 今日の道」としましては、
救急車や搬送される患者さんなどは一切撮影していません。

こちらの牛車は斎王代のために用意されたものですが、
通常斎王代は輿に乗られるので、
斎王代が牛車に乗られたことはありません。
ですから、この中には誰もいらっしゃいません。
後続に牛が随行されますが、
こちらは御所車を曳く牛が疲労したとき用の予備の牛です。

牛車が、丸太町通を東に進んでいきます。
そしてこの牛車で、葵祭露頭の儀斎王代列は終了です。
つまり、これで葵祭巡行行列はすべて通過しました。

葵祭露頭の儀巡行行列の後から、こちらが続きます。
こちらの軽トラックは、巡行行列が通過した後を確認していきます。
具体的には、通過した馬や牛の糞の回収です。

さらにその後をこちらの自動車が通過します。
ワンボックスカーの中には、葵祭の氏子衆が乗っておられます。
赤い消防局の自動車は市街地の道路の確認をし、
最後のパトロールカーの後ろから、丸太町通が公道に戻ります。
つまり、パトロールカーより後ろは自由に自動車が通行できます。

この時点で、2023年5月16日火曜日正午ごろです。
ここで、堺町御門前の規制線が解かれました。
すると、たくさんの方々が丸太町通北側歩道を行き来されました。

丸太町通北側歩道の方々の多くが、西に向かて進まれていきます。
その先の烏丸通沿いに、地下鉄烏丸線「丸太町」駅があります。
その駅から「今出川」駅に進み
さらに東にずっと進めば、下鴨神社に辿り着けます。
「北大路駅」か「北山」駅からバスに乗れば、
いろいろルートがありますが上賀茂神社に辿り着けます。
さらに京都駅などに向かい、このまま帰宅する方法もあります。

さて自分がいる丸太町南側歩道の方々も、
一斉に丸太町通を西に向かっています。
……で、自分もこのまま丸太町通を西に進みます。

京都御苑堺町御門がある堺町通から、
丸太町通を約100m西に進みました。
ここで丸太町通は、間之町通と交差します。
丸太町通の両側の歩道を歩く人々が、
一斉に西に向いていますね。
自動車は通っていませんが、既に交通規制は解除されています。

ところが信号が切り替わると、丸太町通を歩かれている方々が
一斉に横断歩道を渡って来られます。
間之町通の西側に、京都御苑の間之町口があります。
葵祭を京都御苑内で観覧された方々が南西に向かうと、
最初にこの門に出会います。
つまり京都御苑から出られた方々も丸太町通の歩行者と合流し、
歩行者が車道に完全に溢れ出しています。
この人数ですから信号が変わっても歩道には戻り切れず、
歩行者が何人かは車道に溢れていました。

間之町通から、丸太町通を西に向いています。
丸太町通の交通規制は解かれましたが、
丸太町通には自動車が全く通っていません。
後で知ったのですが、ちょっと前に京都御苑にいらした上皇さまが
烏丸通を南下されて京都駅に向かわれたそうです。
そのため、烏丸通の車道が封鎖されていたそうです。

間之町通から丸太町通を西に約50m進み、
丸太町通から東洞院通を南に向いています。
かなり多くの方々が、こちらに抜けていかれます。
たぶんですが、丸太町通があまりに人で溢れていて
それを避けてこちらを通過されていると思われます。
約100m南に伸びる竹屋町通を利用しても、
地下鉄烏丸線「丸太町」駅へは支障がありません。

東洞院通から、丸太町通を西に向いています。
この脇に「烏丸丸太町」バス停があり、
そちらの乗降者がいらして、さらにこの辺りを混沌にしています。
取り敢えず自分は、このまま丸太町通を西に進みます。

東洞院通から、丸太町通を約100m西に進みました。
ここで丸太町通は、烏丸通と交差します。

丸太町通から、烏丸通を南に向いています。
約30m先に、地下鉄烏丸線「丸太町」駅3番出口が見えます。

こちらが、地下鉄烏丸線「丸太町」駅3番出口です。
2023年5月15日月曜日は仕事先から休みをもらって、
午後から上賀茂神社に向かう予定だったのですが、
雨で順延して葵祭露頭の儀は
翌2023年5月16日火曜日に決行されました。
午後から仕事があるため、2023年はそちらを諦めました。
ですから2023年は京都駅に向かって、このまま帰宅します。
~これで、「2023年葵祭露頭の儀編」は終了です~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都御苑間之町口が、起点です。
~追記 その2~
今後の予定
取り敢えず、次回は写真の無い記事を書きます。
毎年5月下旬に書いている京のお店 今日のお品のコラム記事です。
そちらの執筆自体に時間が掛かりますが、
写真を貼り付けない分記事の作成自体は手早く済みます。
問題はその次をどうしようか、ということです。
2020年以降は5月下旬から7月半ばまで
「京のお店 今日のお品」を連載していましたが、
ここ最近の収入の減り具合から、
お店の記事を書くのが厳しくなっています。
(とは言え、「京のお店 今日のお品」自体は終了しません。
詳細は、次回に書きます)
また2023年は自分が転職した関係と曜日の関係で、
祇園祭宵山散策が厳しくなっています。
まぁ山鉾巡行と神輿巡行は取材可能なのですが、
例年よりは短めになりそうです。
それを考えると、ちょっと長めの道を連載してみようかとなります。
とは言え、この時点でもまだ決めかねています。
繁華街や高級なお店が少ない通りにしないと、
収入が減っていて予算が足りません。
~追記 その3~
ウチの母の誕生日の前日
5月19日が、ウチの母の誕生日でした。
ところがその日は、自分の仕事が終日ありました。
前日の2023年5月18日木曜日が自分の休日だったので、
この日にいろいろ食事を作ってみました。
とは言え、例年よりは予算は少なめです。

写真が発光して見えにくいですが、こちらは朝粥です。
例年は米から炊きますが、今回はご飯から炊きました。
中には塩味のゆで卵と豚肉も入っています。
「漬物と一緒に食べよう」
そう自分が言ったら、母はキムチも持ってきました。
自分もキムチは大好物ですが、なんか違う気がしました。
もう一品は、「すぐき」です。
こちらは、朝粥の定番ですね。

お昼も回ってきたので、凍頂烏龍茶でティータイムです。
いつもは中華点心だけ用意するのですが、
2023年はいろいろごちゃ混ぜです。

こちらは、干しブドウ入りのパウンドケーキです。
自動食パン焼き機のアラカルト機能を利用して作ったので、
粉や原料さえ入れれば後は自動で完成です。

こちらは、杏仁豆腐です。
自分は糸寒天を使って柔らかく作るのが好きなのですが、
予算の都合で棒寒天で固く作りました。
グレープフルーツは、近所のコンビニエンスストアで買った
缶詰に入っていたものをそのまま流用しました。

そして、前回ブログの追記で完成した枇杷タルトです。
この中に、砂糖で煮詰めたジャム状の枇杷が入っています。
自分が作るタルトでは、ウチの母のお気に入りです。

さらにこの日の晩御飯は、すき焼きでした。
自分は鶏肉のすき焼きが好物ですが、
ウチの母は牛肉のすき焼きが大好物です。
そのため、ここでは牛肉のすき焼きです。
すき焼きはぜいたく品ですが、例年作る料理の1皿分の予算です。
(牛肉の部位の価値を落とせば、すき焼きの予算もだいぶ落とせます)
~追記 その4~
ウチの母の誕生日
この日の写真を撮り忘れて、文字だけで書きます。
仕事の合間を利用して、伊勢丹の地下にあるジュバンセルで
さがの路を買い求め
それを誕生日ケーキのつもりでウチの母と戴きました。
本当はしょこら古今を買い求めるつもりでしたが、
伊勢丹ではこちらを予約しないと手に入りません。
また「さがの路」にロウソクを立てるのは、物理的に無理です。
ですから、黙々と戴きました。
~追記 その5~
その時、ウチのネコは

2023年5月18日木曜日のウチのネコです。
自分と母が食事をしていると、ウチのネコが寄ってきました。
人間が食事していると自分も食べたくなるのですが、
それがネコが食べられないものと分かると、
露骨にがっかりします。
そのすきを狙って、写真撮影に成功しました。
~追記 その6~
川崎颯太選手日本代表に!
2023年5月25日木曜日に、
2023年6月に開催されるサッカー日本代表の国際試合に向けて、
日本代表メンバーが発表されました。
その中に、我らが京都サンガの
川崎颯太主将が選出されました!!
我らが京都サンガの選手が日本代表に選出されるのは、
2014年4月に久保裕也選手が選出されて以来です。
(久保選手はその後ベルギーのクラブに移籍されたので、
2016年以降に選出されたのはカウントしていません)
正直GK若原選手の方が可能性が高いと思っていたのですが、
とにかくおめでたいことです。
日本代表ではかなり層が厚いMFですから、
チームメイトとの競争に勝って、
日本代表に生き残っていただきたいですね。
まぁ京都の主将ですから、メンタルは強いでしょうし……
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