第963回 島原大門でかき氷~花屋町通東から西~その15
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進みたい方は、ここをクリックしてください。

前回ブログで昼食を摂ったお好み焼き屋さんの「やすい」の前で、
壬生川通を北に向いています。
今回は花屋町通を西に進み、元花街の島原に入っていきます。
撮影日は、2023年6月26日午後3時。
今回は、島原大門脇のかき氷屋さんにも立ち寄ります。

お好み焼き屋さんの「やすい」から、壬生川通を約50m北上しました。
ここで壬生川通は、花屋町通と交差します。

花屋町通から、壬生川通を北に向いています。
小坂児童公園の向かい(東)側に、たこ松という居酒屋があります。
文字通り「赤提灯」の呑み屋さんですね。
「花屋町壬生川」交差点は、元花街島原の延長線上で
小さいながらも「呑み屋街」を形成しています。
思えば前回ブログで昼食を摂ったお好み焼き屋さんの「やすい」も、
この「呑み屋街」の一部です。

今度は壬生川通から、花屋町通を西に向いています。
右(北)側に見えるお店は焼き鳥屋さんで、
さらに右(北)隣がお寿司屋さんです。
どちらも、お酒を提供する飲食店ですね。
ちなみに焼き鳥屋さんの上に「誠」と書かれていますが、
こちらは元花街島原の中にある旅館松栄内にある
「誠の湯」というスーパー銭湯の看板です。
では、ここからは花屋町通を西に進みます。

横断歩道を渡り、壬生川通から花屋町通を西に向きました。
約50m先の花屋町通の突き当りまで、島原商店街が続きます。
右(北)側の酒屋さんは、営業中でした。
入り口付近に太夫のイラストが貼られていたのですが、
お店の方を一緒に写しそうだったので、写真はありません。
島原の大夫は、歴史上遊女ではありませんでした。
感覚としては、ほかの花街の「芸妓さん」に近いです。
後述しますが、現在も島原には太夫さんが複数名いらっしゃいます。

お酒屋さんの向かい(南)側は、島原乙文という仕出し屋さんです。
「仕出し屋さん」とは宅配専門の飲食店で、
京都では昔から馴染みのあるお店です。
第954回ブログに出てきた泉仙本店も、同業種です。
京都の花街では元々料亭では調理せずに、
この仕出し屋さんの料理を提供していました。
こちらの写真は、その島原乙文の西隣のお店です。
見た目通りのあられ屋さんですが、創業は100年以上前です。
つまり、こちらも京都府知事に認定された「老舗」です。
そうは言っても、元々こちらは庶民的なお店です。
ですから売られているあられは、そこまで高い商品ではありません。

壬生川通から、花屋町通を約50m西に進みました。
こちらに、老舗の和菓子匠があります。
前回ブログの伊藤軒老舗で水無月を買いましたが、
よく考えればこちらで買ってもよかったですね。
こちらも、店内飲食ができるようになりました。

その和菓子匠の前で、花屋町通を西に向いています。
ここで花屋町通は、大門通と交差します。
一見すると、大門通で突き当たっているように見えますが……

花屋町通から、大門通を南西に向いています。
約10m先に京都市指定文化財の島原大門があって、
その門から西に花屋町通が続いています。

こちらは島原大門の向かい側、大門通の東側です。
この塀の向こう(東)側は、駐車場です。

先ほどの位置から大門通を約10m南下して、
島原大門前から大門通を南に向いています。
約300m先で大門通は七条通と交差していて、
その辺りに高級精肉店のイマムラ総業があります。

同じ位置で、大門通から花屋町通を西に向いています。
こちらが、京都市指定文化財の島原大門です。
17世紀前半(江戸時代初期)に花街の島原が創建されて以来、
この位置にこの大門が立っています。
当時の島原は塀で囲まれており、島原からの出入りはこの大門と
花屋町通沿いの西門の2か所からしかできませんでした。
島原西門はすでに取り壊されていますが、
こちらの島原大門は現在も保存されています。

大門通から、花屋町通に立つ島原大門を覗いています。
この門より西側が、元花街の島原です。
この門を自動車が通ることに規制はありませんが、
そこまで大きな門ではありませんので、
通常サイズの乗用車しか通行はできません。
(ワンボックスカーでも、厳しいです)
ですから、島原大門から西の花屋町通は
壬生川通~千本通間の抜け道としては利用できません。

島原大門を西へとくぐり、すぐに南へ向きました。
こちらに、かき氷専門店の「鹿の子」があります。
第914回ブログを取材した半年前には無かったお店です。
では、ちょっとこのお店に寄り道します。

実は、ここから先の写真は2023年6月29日木曜日午後2時に
元花街島原に再訪した際のものです。
この日は快晴で、かなり暑い日でした。
正直熱中症も覚悟したほどで、
涼んで冷たいものを戴こうと思い、ここに立ち寄りました。
元花街島原への観光は夏場がお勧めなので、
このお店もここから結構流行るでしょうね。

こちらが、かき氷専門店「鹿の子」のレジです。
こちらは、先に会計を済ませてからかき氷を戴くシステムです。
レジの真下に、果物が入った限定メニューが並びます。
予算的には、1,000円~2,000円ですね。
また左側の柱には、通常メニューが並びます。
こちらは、1,000円前後の商品です。

こちらは、レジの向かい側です。
給水機があって、真下にある紙コップでお水を戴きます。
要するに、セルフサービスですね。
かき氷を戴くと口の中がどうしてもキンキンになります。
それを鎮めるためにも、こういう真水が必要です。
ちなみに、同じ給水機から白湯も出ます。

カウンター席の入り口付近に別のお客さんがいらしたので、
いろいろ迷って一番奥の席に就きました。
先ほどの写真にアルコールジェルが写っていましたが、
1席ごとにパーテーションで区切られています。

注文してから、約10分経ちました。
こちらが、この日頼んだ「柚子茶氷」です。
これで小サイズですので、850円です。

「柚子茶氷」を大写ししました。
かき氷が膨らんでいて、下皿が写りません。
第957回ブログで戴いた柚子茶をかき氷にかけています。
氷内部の顆粒とトッピングが同じもので、
柚子茶の主成分の柚子の皮のマーマレードです。
ですから感覚としては、氷状の柚子茶を戴いているようです。

ちょっと迷ったのですが、戴いている途中のかき氷を写しました。
柚子茶氷の中心に、クロテッドクリームが入っています。
クロテッドクリームとは硬めに泡立てたホイップクリームで、
スコーンに付けてよく戴きます。
さらにその下は、紅茶のかき氷です。
その紅茶にも、シロップが少々かかっていました。
ですから甘いことは甘いのですが、
シロップがそこまで多くないので、
甘味よりも紅茶の香りを強く感じられます。

約30分かけて、柚子茶氷を戴きました。
つみき同様こちらのかき氷も
フワフワに仕上げているので結構一気に戴けますが、
それでも多少は口の中がキンキンになります。
そういう時は真水を飲めば、口の中はかなり鎮まります。
会計は先に済ませているので、
店主にぼログ掲載の許可を取り、「鹿の子」を出ました。

こちらから、2023年6月24日月曜日午後3時半に戻ります。
かき氷専門店の「鹿の子」の店頭で、花屋町通を西に向きました。
この背後(東側)が、京都市指定文化財の島原大門です。
島原大門から西の花屋町通が、元花街島原のメインストリートです。
「元」花街島原ではお茶屋さんが現在営業されておらす、
住宅地に転換しつつあります。
とは言え江戸時代から続く様々な施設がいくつかは残っており、
現在営業中の置き屋さんも存在しており、
現役の大夫さんも何名もいらっしゃいます。
さらに京町屋が数多く残っていることから、
だんだんと飲食店も増加してきています。
(先ほどのかき氷専門店「鹿の子」も、その一例です)

島原大門から、花屋町通を約30m西に進みました。
ここで花屋町通は、坊城通と交差します。

花屋町通から、坊城通を南に向いています。
第914回ブログではこの坊城通を北上して、元花街島原に来ました。
約100m先に正面通が東西に伸びていて、
その正面通以北が元花街島原です。
ちなみに花屋町通から約150m南下すると、
豆之子稲荷がいらっしゃいます。

今度は花屋町通から、坊城通を北に向きました。
花屋町以北の坊城通沿いが、
元花街島原で京町屋がいちばん残っている場所です。
ここからは、この坊城通を北上します。

花屋町通から、坊城通を約30m北上しました。
この京町屋が、京都指定文化財の輪違屋(わちがいや)です。
ただこちらは単なる文化財ではなく、
現在も営業されている元花街島原で唯一の置き屋さんです。
また現在元花街島原に営業中のお茶屋さんが無いので、
輪違屋の店内にお客さんを入れて食事したり、
大夫さんの妓芸を見たりすることもできます。
まぁ考えようによっては、島原におられる
大夫さんの所属事務所であるとともに住居でもあります。
ですから、こちらには主人とその家族とともに
数名の大夫さんも現時点で暮らしておられます。
その方々のプライベートスペースが屋内の大半を占めるため、
原則輪違屋は非公開施設です。
とは言え、数年に一度こちらは公開されています。
その時の様子は、第595回ブログを参照してください。

置き屋さんの「輪違屋」の前で、坊城通を北に向いています。
コンクリート製の住宅もありますが、
この辺りには京町屋もだいぶ残っています。

置き屋さんの「輪違屋」の前から、坊城通を北上しています。
この辺りの京町屋は、元々は島原の置き屋さんやお茶屋さんでした。
この北側に、かつての島原の歌舞練場がありました。
ただ、そちらへは次回ブログで訪れます。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、元花街島原の町家カフェhyggeにお邪魔します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けました。
詳しくは、ここをクリックしてください。
島原大門が、起点です。
かき氷専門店の「鹿の子」は、島原大門の脇(南側)です。
~追記 その2~
PCの不具合が、進行しています
ウチのPCは購入してから13年ほど経ちますが、
そろそろいろいろ不具合が顕著になってきています。
実は2023年7月1日土曜日ごろから、
ネトゲー(大航海時代)と他のブログの閲覧を中断しています。
重いグラフィックを閲覧したり
短時間で閲覧するサイトを変更したりすると、
突然PC画面が凍結して再起動しかできなくなります。
ここ数日の高温とPC容量の問題とは思うのですが、
ブログ執筆中も時折画面がフリーズしています。
そういうわけで、ここからブログ執筆も変則的になります。
中1日で更新することもあるでしょうが、
更新に数日かかることも多くなります。
またPCの様子を見ながらですので、
他ブログへの訪問も頻度が落ちます。
~追記 その3~
抹茶タルトを作ろう その2

ここのところ毎月いろいろなタルトを作っていますが、
2023年6月は抹茶タルトを作りました。
まぁ掲載は翌2023年7月なのですが、
製造自体は2023年6月末に終えています。
前回ブログの追記でタルト皮を作りましたが、
今回は中身の抹茶プリン生地を作ります。
まずはボウルに抹茶を入れます。

抹茶が入ったボウルに白湯を入れます。
通常抹茶を飲むときは50℃くらいなのですが、
今回はこの後の製造の都合で熱湯を入れます。

通常抹茶を点てるときは茶筅を使いますが、
その数倍の量ですので泡だて器でかき混ぜます。
一定泡を点てれば、そこに砂糖を混ぜます。
まぁ熱湯ですから、かき混ぜなくても割と簡単に溶けます。

続いて、その抹茶に溶き卵とクリームを入れます。
こちらはしっかり混ざるまで、泡だて器でかき回します。

泡だて器を使うと、簡単に混ざります。
不要な泡がかなり立っていますが、
焼く直前で泡は簡単に消し去ることができます。
~追記 その4~
何とか引き分けました
2023年7月1日土曜日に、J1リーグ第19節が行われました。
われらが京都サンガは、茨城県鹿嶋市で
鹿島アントラーズと対戦し0-0で引き分けました。
2023年はアウェイの試合はほぼ見られないので、
試合展開はほとんどわかりません。
ただ開幕戦で大敗した相手に引き分けたのですから、
個人的には大健闘した結果と思います。
これで京都は、6勝2分け11敗勝ち点20の14位。
降格ラインの最下位湘南が横浜FMに大敗したので、
勝ち点差が8に広がりました。
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前回ブログで昼食を摂ったお好み焼き屋さんの「やすい」の前で、
壬生川通を北に向いています。
今回は花屋町通を西に進み、元花街の島原に入っていきます。
撮影日は、2023年6月26日午後3時。
今回は、島原大門脇のかき氷屋さんにも立ち寄ります。

お好み焼き屋さんの「やすい」から、壬生川通を約50m北上しました。
ここで壬生川通は、花屋町通と交差します。

花屋町通から、壬生川通を北に向いています。
小坂児童公園の向かい(東)側に、たこ松という居酒屋があります。
文字通り「赤提灯」の呑み屋さんですね。
「花屋町壬生川」交差点は、元花街島原の延長線上で
小さいながらも「呑み屋街」を形成しています。
思えば前回ブログで昼食を摂ったお好み焼き屋さんの「やすい」も、
この「呑み屋街」の一部です。

今度は壬生川通から、花屋町通を西に向いています。
右(北)側に見えるお店は焼き鳥屋さんで、
さらに右(北)隣がお寿司屋さんです。
どちらも、お酒を提供する飲食店ですね。
ちなみに焼き鳥屋さんの上に「誠」と書かれていますが、
こちらは元花街島原の中にある旅館松栄内にある
「誠の湯」というスーパー銭湯の看板です。
では、ここからは花屋町通を西に進みます。

横断歩道を渡り、壬生川通から花屋町通を西に向きました。
約50m先の花屋町通の突き当りまで、島原商店街が続きます。
右(北)側の酒屋さんは、営業中でした。
入り口付近に太夫のイラストが貼られていたのですが、
お店の方を一緒に写しそうだったので、写真はありません。
島原の大夫は、歴史上遊女ではありませんでした。
感覚としては、ほかの花街の「芸妓さん」に近いです。
後述しますが、現在も島原には太夫さんが複数名いらっしゃいます。

お酒屋さんの向かい(南)側は、島原乙文という仕出し屋さんです。
「仕出し屋さん」とは宅配専門の飲食店で、
京都では昔から馴染みのあるお店です。
第954回ブログに出てきた泉仙本店も、同業種です。
京都の花街では元々料亭では調理せずに、
この仕出し屋さんの料理を提供していました。
こちらの写真は、その島原乙文の西隣のお店です。
見た目通りのあられ屋さんですが、創業は100年以上前です。
つまり、こちらも京都府知事に認定された「老舗」です。
そうは言っても、元々こちらは庶民的なお店です。
ですから売られているあられは、そこまで高い商品ではありません。

壬生川通から、花屋町通を約50m西に進みました。
こちらに、老舗の和菓子匠があります。
前回ブログの伊藤軒老舗で水無月を買いましたが、
よく考えればこちらで買ってもよかったですね。
こちらも、店内飲食ができるようになりました。

その和菓子匠の前で、花屋町通を西に向いています。
ここで花屋町通は、大門通と交差します。
一見すると、大門通で突き当たっているように見えますが……

花屋町通から、大門通を南西に向いています。
約10m先に京都市指定文化財の島原大門があって、
その門から西に花屋町通が続いています。

こちらは島原大門の向かい側、大門通の東側です。
この塀の向こう(東)側は、駐車場です。

先ほどの位置から大門通を約10m南下して、
島原大門前から大門通を南に向いています。
約300m先で大門通は七条通と交差していて、
その辺りに高級精肉店のイマムラ総業があります。

同じ位置で、大門通から花屋町通を西に向いています。
こちらが、京都市指定文化財の島原大門です。
17世紀前半(江戸時代初期)に花街の島原が創建されて以来、
この位置にこの大門が立っています。
当時の島原は塀で囲まれており、島原からの出入りはこの大門と
花屋町通沿いの西門の2か所からしかできませんでした。
島原西門はすでに取り壊されていますが、
こちらの島原大門は現在も保存されています。

大門通から、花屋町通に立つ島原大門を覗いています。
この門より西側が、元花街の島原です。
この門を自動車が通ることに規制はありませんが、
そこまで大きな門ではありませんので、
通常サイズの乗用車しか通行はできません。
(ワンボックスカーでも、厳しいです)
ですから、島原大門から西の花屋町通は
壬生川通~千本通間の抜け道としては利用できません。

島原大門を西へとくぐり、すぐに南へ向きました。
こちらに、かき氷専門店の「鹿の子」があります。
第914回ブログを取材した半年前には無かったお店です。
では、ちょっとこのお店に寄り道します。

実は、ここから先の写真は2023年6月29日木曜日午後2時に
元花街島原に再訪した際のものです。
この日は快晴で、かなり暑い日でした。
正直熱中症も覚悟したほどで、
涼んで冷たいものを戴こうと思い、ここに立ち寄りました。
元花街島原への観光は夏場がお勧めなので、
このお店もここから結構流行るでしょうね。

こちらが、かき氷専門店「鹿の子」のレジです。
こちらは、先に会計を済ませてからかき氷を戴くシステムです。
レジの真下に、果物が入った限定メニューが並びます。
予算的には、1,000円~2,000円ですね。
また左側の柱には、通常メニューが並びます。
こちらは、1,000円前後の商品です。

こちらは、レジの向かい側です。
給水機があって、真下にある紙コップでお水を戴きます。
要するに、セルフサービスですね。
かき氷を戴くと口の中がどうしてもキンキンになります。
それを鎮めるためにも、こういう真水が必要です。
ちなみに、同じ給水機から白湯も出ます。

カウンター席の入り口付近に別のお客さんがいらしたので、
いろいろ迷って一番奥の席に就きました。
先ほどの写真にアルコールジェルが写っていましたが、
1席ごとにパーテーションで区切られています。

注文してから、約10分経ちました。
こちらが、この日頼んだ「柚子茶氷」です。
これで小サイズですので、850円です。

「柚子茶氷」を大写ししました。
かき氷が膨らんでいて、下皿が写りません。
第957回ブログで戴いた柚子茶をかき氷にかけています。
氷内部の顆粒とトッピングが同じもので、
柚子茶の主成分の柚子の皮のマーマレードです。
ですから感覚としては、氷状の柚子茶を戴いているようです。

ちょっと迷ったのですが、戴いている途中のかき氷を写しました。
柚子茶氷の中心に、クロテッドクリームが入っています。
クロテッドクリームとは硬めに泡立てたホイップクリームで、
スコーンに付けてよく戴きます。
さらにその下は、紅茶のかき氷です。
その紅茶にも、シロップが少々かかっていました。
ですから甘いことは甘いのですが、
シロップがそこまで多くないので、
甘味よりも紅茶の香りを強く感じられます。

約30分かけて、柚子茶氷を戴きました。
つみき同様こちらのかき氷も
フワフワに仕上げているので結構一気に戴けますが、
それでも多少は口の中がキンキンになります。
そういう時は真水を飲めば、口の中はかなり鎮まります。
会計は先に済ませているので、
店主にぼログ掲載の許可を取り、「鹿の子」を出ました。

こちらから、2023年6月24日月曜日午後3時半に戻ります。
かき氷専門店の「鹿の子」の店頭で、花屋町通を西に向きました。
この背後(東側)が、京都市指定文化財の島原大門です。
島原大門から西の花屋町通が、元花街島原のメインストリートです。
「元」花街島原ではお茶屋さんが現在営業されておらす、
住宅地に転換しつつあります。
とは言え江戸時代から続く様々な施設がいくつかは残っており、
現在営業中の置き屋さんも存在しており、
現役の大夫さんも何名もいらっしゃいます。
さらに京町屋が数多く残っていることから、
だんだんと飲食店も増加してきています。
(先ほどのかき氷専門店「鹿の子」も、その一例です)

島原大門から、花屋町通を約30m西に進みました。
ここで花屋町通は、坊城通と交差します。

花屋町通から、坊城通を南に向いています。
第914回ブログではこの坊城通を北上して、元花街島原に来ました。
約100m先に正面通が東西に伸びていて、
その正面通以北が元花街島原です。
ちなみに花屋町通から約150m南下すると、
豆之子稲荷がいらっしゃいます。

今度は花屋町通から、坊城通を北に向きました。
花屋町以北の坊城通沿いが、
元花街島原で京町屋がいちばん残っている場所です。
ここからは、この坊城通を北上します。

花屋町通から、坊城通を約30m北上しました。
この京町屋が、京都指定文化財の輪違屋(わちがいや)です。
ただこちらは単なる文化財ではなく、
現在も営業されている元花街島原で唯一の置き屋さんです。
また現在元花街島原に営業中のお茶屋さんが無いので、
輪違屋の店内にお客さんを入れて食事したり、
大夫さんの妓芸を見たりすることもできます。
まぁ考えようによっては、島原におられる
大夫さんの所属事務所であるとともに住居でもあります。
ですから、こちらには主人とその家族とともに
数名の大夫さんも現時点で暮らしておられます。
その方々のプライベートスペースが屋内の大半を占めるため、
原則輪違屋は非公開施設です。
とは言え、数年に一度こちらは公開されています。
その時の様子は、第595回ブログを参照してください。

置き屋さんの「輪違屋」の前で、坊城通を北に向いています。
コンクリート製の住宅もありますが、
この辺りには京町屋もだいぶ残っています。

置き屋さんの「輪違屋」の前から、坊城通を北上しています。
この辺りの京町屋は、元々は島原の置き屋さんやお茶屋さんでした。
この北側に、かつての島原の歌舞練場がありました。
ただ、そちらへは次回ブログで訪れます。
ですから、今回はここまでです。
~次回は、元花街島原の町家カフェhyggeにお邪魔します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けました。
詳しくは、ここをクリックしてください。
島原大門が、起点です。
かき氷専門店の「鹿の子」は、島原大門の脇(南側)です。
~追記 その2~
PCの不具合が、進行しています
ウチのPCは購入してから13年ほど経ちますが、
そろそろいろいろ不具合が顕著になってきています。
実は2023年7月1日土曜日ごろから、
ネトゲー(大航海時代)と他のブログの閲覧を中断しています。
重いグラフィックを閲覧したり
短時間で閲覧するサイトを変更したりすると、
突然PC画面が凍結して再起動しかできなくなります。
ここ数日の高温とPC容量の問題とは思うのですが、
ブログ執筆中も時折画面がフリーズしています。
そういうわけで、ここからブログ執筆も変則的になります。
中1日で更新することもあるでしょうが、
更新に数日かかることも多くなります。
またPCの様子を見ながらですので、
他ブログへの訪問も頻度が落ちます。
~追記 その3~
抹茶タルトを作ろう その2

ここのところ毎月いろいろなタルトを作っていますが、
2023年6月は抹茶タルトを作りました。
まぁ掲載は翌2023年7月なのですが、
製造自体は2023年6月末に終えています。
前回ブログの追記でタルト皮を作りましたが、
今回は中身の抹茶プリン生地を作ります。
まずはボウルに抹茶を入れます。

抹茶が入ったボウルに白湯を入れます。
通常抹茶を飲むときは50℃くらいなのですが、
今回はこの後の製造の都合で熱湯を入れます。

通常抹茶を点てるときは茶筅を使いますが、
その数倍の量ですので泡だて器でかき混ぜます。
一定泡を点てれば、そこに砂糖を混ぜます。
まぁ熱湯ですから、かき混ぜなくても割と簡単に溶けます。

続いて、その抹茶に溶き卵とクリームを入れます。
こちらはしっかり混ざるまで、泡だて器でかき回します。

泡だて器を使うと、簡単に混ざります。
不要な泡がかなり立っていますが、
焼く直前で泡は簡単に消し去ることができます。
~追記 その4~
何とか引き分けました
2023年7月1日土曜日に、J1リーグ第19節が行われました。
われらが京都サンガは、茨城県鹿嶋市で
鹿島アントラーズと対戦し0-0で引き分けました。
2023年はアウェイの試合はほぼ見られないので、
試合展開はほとんどわかりません。
ただ開幕戦で大敗した相手に引き分けたのですから、
個人的には大健闘した結果と思います。
これで京都は、6勝2分け11敗勝ち点20の14位。
降格ラインの最下位湘南が横浜FMに大敗したので、
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