第968回 石ヶ坪の行者さん~花屋町通東から西~その20
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前回ブログでJR嵯峨野線「丹波口」駅から五条通を西に進み、
新千本通の1本西の通りを五条通から約350m南下しました。
この通りは目の前で突き当たっているように見えますが、
筋違いでさらに南下しています。
ただ目の前で花屋町通と交差しており、
今回はこの花屋町通を西大路まで西に進みます。
撮影日は2023年6月29日木曜日午後4時半。
梅雨の合間の炎天下の一日でした。

先ほどの通りから、花屋町通を東に向いています。
約50m先が、京都中央卸売市場です。
京都中央卸売市場はJR嵯峨野線高架下まで続き、
その東が元花街島原です。
(第966回ブログの周辺です)

今度はその道から、花屋町通を西に向いています。
この辺りの花屋町通は、6車線とかなり広い道幅です。
京都中卸売市場を出入りする大型トラックは、
この辺りの花屋町通を通ります。
今回は、このまま花屋町通を西に進みます。

先ほどの道から、花屋町通を約150m西に進みました。
ここで花屋町通は、七本松通と交差します。

花屋町通から、七本松通を南に向いています。
一見すると閑散としていますが、実は七条通までの約400mに
様々な飲食店が建ち並んでいます。

そのうち信号が変わりましたので、
七本松通の横断歩道を西へ渡ります。
松原通以南の七本松通は4車線の大通りで、
松原通以北は1車線の一方通行の道です。
花屋町通から約5㎞北上すると、七本松通は花街の上七軒に至ります。

その横断歩道を渡って、花屋町通から七本松通を北を向いています。
約350先の「五条七本松」交差点には、前回ブログに出てきた
京都リサーチパークが広がり、繁華街化しています。

今度は七本松通から、花屋町通を西に向いています。
京都中央卸売市場を出入りする大型トラックは、
花屋町通から七本松通を北上して五条通に向かいます。
そのため七本松通以西の花屋町通は、歩道付き2車線の道幅で
最西端の阪急電車「西京極」駅まで伸びています。
では、七本松通から花屋町通を西に進みます。

七本松通から、花屋町通を西に進んでいます。
北を向くと、五条通のあたりに大きなガスタンクが並んでいます。
かつて「五条七本松」交差点は、都市ガスの集積所でした。
今もこの2基だけガスタンクが残っていますが、
取り壊されたガスタンクの空きスペースが、
先述の京都リサーチパークに変わりました。

その辺りで、花屋町通を眺めています。
この辺りは、完全な住宅街ですね。
マンションと個人宅が多いですが、よく見るとほかの建物もあります。

一方、北を向くとガスタンクの周囲にビジネスビルが見えます。
約350m北の京都リサーチパーク周辺とは、だいぶ雰囲気が違います。

さらに花屋町通を西に進んでいます。
左(南)側の建物はすべてマンションですが、
右(北)側の建物は時折工場が混じります。

こちらが、その工場のうちの1軒です。
午後5時が近く、この瞬間は稼働されていませんでした。

その工場の前から、花屋町通を西に向いています。
この辺りに約30年前自分が通っていた公衆浴場があったのですが、
かなり建物が様変わりしていて、最早どこだったか分かりません。

七本丸通から、花屋町通を約250m西に進みました。
ここで花屋町通は、御前通と交差します。

花屋町通から、御前通を南に向いています。
約400m先の七条通付近が、松尾祭ではお神輿が集結して
お祭りの「メイン会場」になります。
松尾祭の詳細は、第306回ブログを参照してください。

そうこうしているうちに、信号が変わりました。
そこで、目の前の横断歩道を西に渡ります。

今度は花屋町通から、御前通を北に向きました。
角にあるラーメン店は、約30年前によく通っていました。

さらに御前通から、花屋町通を西に向いています。
では、こちらの道を進みます。

御前通から、花屋町通を西に約150m進みました。
ここで花屋町通は、西土居通と交差します。

花屋町通から、西土居通を南に向いています。
自分の西土居通のイメージは、飲食店と公衆浴場です。
先ほどの写真に飲食店が建っていますが、
約400m先に伸びる七条通の手前に公衆浴場があります。

今度は花屋町通から、西土居通を北に向きました。
西土居通は、その名の通りお土居があった位置に伸びる道です。
かつての京都市街地の端にあったせいか、
様々な神社仏閣が並びその周囲に様々なお店がある通りです。
その中でも、平野神社がいちばん有名です。

さらに西土居通から、花屋町通を西に向いています。
ここを西に進むと、この写真では分かりにくいですが
小さな神社のような場所があります。

西土居通から花屋町通を約10m西に進み、南を向きました。
こちらは「石ヶ坪の行者さん」と呼ばれる場所です。
ご本尊の石仏がいらっしゃるので寺院と言えますが、
形式は完全に神社です。
こういうのを神仏習合と言います。

花屋町通から境内を南下すると、すぐに手水舎があります。
まずは、こちらで手を清めます。

手水舎から、境内を南西に向いています。
次は、こちらの方に進みます。

そちらには、水神を祀った祭壇があります。
「水神」ということは、蛭子神か弁財天でしょうね。
その奥には、お地蔵さんが数体いらっしゃいます。
そしてその手前に霊石が安置されていて、
そこから霊水が湧いています。

その東側に、不動明王の石像がいらっしゃいます。
こちらは江戸時代末期に安置されたもので、
もともとの信仰の対象は境内の南側にある霊石だったそうです。
(そのことを知ったのは、帰宅後でした)
その霊石から水が湧き出ていて、
多くの方々が霊石から湧き出る霊水を求められました。
と言うのも、昔から大峯山の修験者さんの影響下にありました。
ですから、この辺りを昔から「行者さん」と呼んでいました。

不動明王の石造の前で、境内を北に向きました。
では境内を出て、花屋町通に戻ります。

石ヶ坪の行者さんの前で、花屋町通を西に向いています。
では、ここから花屋町通を西に進みます。

石ヶ坪の行者さんから花屋町通を約20m西に進み、北を向きました。
目の前に、花屋町派出所があります。
「花屋町」とはこの道のことであって、町名ではありません。
ちなみに、この位置は「下京区西七条石ヶ坪町」です。

花屋町派出所の西隣が、京都市立七条第三小学校です。
もう午後4時半ですから、完全下校が近づいています。
保護者に連れられた児童が校門から出て行かれるので、
一瞬の隙を狙って敢えて誰もいない瞬間に撮影しました。
さすがに小学生児童を撮るのは、よくないので……

西土居通から、花屋町通を約200m西に進みました。
ここで花屋町通は、西大路と交差します。

花屋町通から、西大路を北に向いています。
「花屋町西大路」交差点の周辺には、
小さいながらもおいしい飲食店が数多く建ち並びます。
実はこの周囲には工場が多く、
そこの労働者が近くの飲食店に訪れます。
そのためこの辺りには飲食店が濫立しているのですが、
徐々に「自然淘汰」されて、
おいしい店ばかりが建ち並ぶようになりました。
実は京都屈指の名店が、この辺りにも多いです。

今度は花屋町通から、西大路を南に向きました。
今回は、こちらを南下します。

花屋町通から、西大路を約50m南下しました。
こちらに、「西大路花屋町」バス停が立っています。
もう夕方ですので、今回はこちらから
205系市バスに乗って京都駅へ向かい、その後帰宅しました。
今回は、ここまでです。
~次回から、しばらく「花屋町通編」」を休載します。
次回は、「2023年祇園祭先祭山鉾巡行」を掲載予定です~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
石ヶ坪の行者さんが、起点です。
~追記 その2~
今後の予定
今回ブログの更新日は、2023年7月16日日曜日です。
京都市内では祇園祭前祭宵山ですが、
自分は仕事が入ったので
2023年は祇園祭前祭宵山には取材できません。
その代わり、翌日の2023年7月17日月曜日に
祇園祭前祭山鉾巡行の取材をする予定です。
これを書いている時点で取材を終えていませんので
あくまでも予定ですが、
その内容が次回以降のこのブログの連載です。
その日の午後から始まる神輿渡御も、
どうやら取材できそうです。
その後もすぐに「花屋町通編」には戻らずに、
夏休みの特集記事を短期連載します。
「花町通編」の連載再開は、
2023年8月下旬に予定しています。
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前回ブログでJR嵯峨野線「丹波口」駅から五条通を西に進み、
新千本通の1本西の通りを五条通から約350m南下しました。
この通りは目の前で突き当たっているように見えますが、
筋違いでさらに南下しています。
ただ目の前で花屋町通と交差しており、
今回はこの花屋町通を西大路まで西に進みます。
撮影日は2023年6月29日木曜日午後4時半。
梅雨の合間の炎天下の一日でした。

先ほどの通りから、花屋町通を東に向いています。
約50m先が、京都中央卸売市場です。
京都中央卸売市場はJR嵯峨野線高架下まで続き、
その東が元花街島原です。
(第966回ブログの周辺です)

今度はその道から、花屋町通を西に向いています。
この辺りの花屋町通は、6車線とかなり広い道幅です。
京都中卸売市場を出入りする大型トラックは、
この辺りの花屋町通を通ります。
今回は、このまま花屋町通を西に進みます。

先ほどの道から、花屋町通を約150m西に進みました。
ここで花屋町通は、七本松通と交差します。

花屋町通から、七本松通を南に向いています。
一見すると閑散としていますが、実は七条通までの約400mに
様々な飲食店が建ち並んでいます。

そのうち信号が変わりましたので、
七本松通の横断歩道を西へ渡ります。
松原通以南の七本松通は4車線の大通りで、
松原通以北は1車線の一方通行の道です。
花屋町通から約5㎞北上すると、七本松通は花街の上七軒に至ります。

その横断歩道を渡って、花屋町通から七本松通を北を向いています。
約350先の「五条七本松」交差点には、前回ブログに出てきた
京都リサーチパークが広がり、繁華街化しています。

今度は七本松通から、花屋町通を西に向いています。
京都中央卸売市場を出入りする大型トラックは、
花屋町通から七本松通を北上して五条通に向かいます。
そのため七本松通以西の花屋町通は、歩道付き2車線の道幅で
最西端の阪急電車「西京極」駅まで伸びています。
では、七本松通から花屋町通を西に進みます。

七本松通から、花屋町通を西に進んでいます。
北を向くと、五条通のあたりに大きなガスタンクが並んでいます。
かつて「五条七本松」交差点は、都市ガスの集積所でした。
今もこの2基だけガスタンクが残っていますが、
取り壊されたガスタンクの空きスペースが、
先述の京都リサーチパークに変わりました。

その辺りで、花屋町通を眺めています。
この辺りは、完全な住宅街ですね。
マンションと個人宅が多いですが、よく見るとほかの建物もあります。

一方、北を向くとガスタンクの周囲にビジネスビルが見えます。
約350m北の京都リサーチパーク周辺とは、だいぶ雰囲気が違います。

さらに花屋町通を西に進んでいます。
左(南)側の建物はすべてマンションですが、
右(北)側の建物は時折工場が混じります。

こちらが、その工場のうちの1軒です。
午後5時が近く、この瞬間は稼働されていませんでした。

その工場の前から、花屋町通を西に向いています。
この辺りに約30年前自分が通っていた公衆浴場があったのですが、
かなり建物が様変わりしていて、最早どこだったか分かりません。

七本丸通から、花屋町通を約250m西に進みました。
ここで花屋町通は、御前通と交差します。

花屋町通から、御前通を南に向いています。
約400m先の七条通付近が、松尾祭ではお神輿が集結して
お祭りの「メイン会場」になります。
松尾祭の詳細は、第306回ブログを参照してください。

そうこうしているうちに、信号が変わりました。
そこで、目の前の横断歩道を西に渡ります。

今度は花屋町通から、御前通を北に向きました。
角にあるラーメン店は、約30年前によく通っていました。

さらに御前通から、花屋町通を西に向いています。
では、こちらの道を進みます。

御前通から、花屋町通を西に約150m進みました。
ここで花屋町通は、西土居通と交差します。

花屋町通から、西土居通を南に向いています。
自分の西土居通のイメージは、飲食店と公衆浴場です。
先ほどの写真に飲食店が建っていますが、
約400m先に伸びる七条通の手前に公衆浴場があります。

今度は花屋町通から、西土居通を北に向きました。
西土居通は、その名の通りお土居があった位置に伸びる道です。
かつての京都市街地の端にあったせいか、
様々な神社仏閣が並びその周囲に様々なお店がある通りです。
その中でも、平野神社がいちばん有名です。

さらに西土居通から、花屋町通を西に向いています。
ここを西に進むと、この写真では分かりにくいですが
小さな神社のような場所があります。

西土居通から花屋町通を約10m西に進み、南を向きました。
こちらは「石ヶ坪の行者さん」と呼ばれる場所です。
ご本尊の石仏がいらっしゃるので寺院と言えますが、
形式は完全に神社です。
こういうのを神仏習合と言います。

花屋町通から境内を南下すると、すぐに手水舎があります。
まずは、こちらで手を清めます。

手水舎から、境内を南西に向いています。
次は、こちらの方に進みます。

そちらには、水神を祀った祭壇があります。
「水神」ということは、蛭子神か弁財天でしょうね。
その奥には、お地蔵さんが数体いらっしゃいます。
そしてその手前に霊石が安置されていて、
そこから霊水が湧いています。

その東側に、不動明王の石像がいらっしゃいます。
こちらは江戸時代末期に安置されたもので、
もともとの信仰の対象は境内の南側にある霊石だったそうです。
(そのことを知ったのは、帰宅後でした)
その霊石から水が湧き出ていて、
多くの方々が霊石から湧き出る霊水を求められました。
と言うのも、昔から大峯山の修験者さんの影響下にありました。
ですから、この辺りを昔から「行者さん」と呼んでいました。

不動明王の石造の前で、境内を北に向きました。
では境内を出て、花屋町通に戻ります。

石ヶ坪の行者さんの前で、花屋町通を西に向いています。
では、ここから花屋町通を西に進みます。

石ヶ坪の行者さんから花屋町通を約20m西に進み、北を向きました。
目の前に、花屋町派出所があります。
「花屋町」とはこの道のことであって、町名ではありません。
ちなみに、この位置は「下京区西七条石ヶ坪町」です。

花屋町派出所の西隣が、京都市立七条第三小学校です。
もう午後4時半ですから、完全下校が近づいています。
保護者に連れられた児童が校門から出て行かれるので、
一瞬の隙を狙って敢えて誰もいない瞬間に撮影しました。
さすがに小学生児童を撮るのは、よくないので……

西土居通から、花屋町通を約200m西に進みました。
ここで花屋町通は、西大路と交差します。

花屋町通から、西大路を北に向いています。
「花屋町西大路」交差点の周辺には、
小さいながらもおいしい飲食店が数多く建ち並びます。
実はこの周囲には工場が多く、
そこの労働者が近くの飲食店に訪れます。
そのためこの辺りには飲食店が濫立しているのですが、
徐々に「自然淘汰」されて、
おいしい店ばかりが建ち並ぶようになりました。
実は京都屈指の名店が、この辺りにも多いです。

今度は花屋町通から、西大路を南に向きました。
今回は、こちらを南下します。

花屋町通から、西大路を約50m南下しました。
こちらに、「西大路花屋町」バス停が立っています。
もう夕方ですので、今回はこちらから
205系市バスに乗って京都駅へ向かい、その後帰宅しました。
今回は、ここまでです。
~次回から、しばらく「花屋町通編」」を休載します。
次回は、「2023年祇園祭先祭山鉾巡行」を掲載予定です~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
石ヶ坪の行者さんが、起点です。
~追記 その2~
今後の予定
今回ブログの更新日は、2023年7月16日日曜日です。
京都市内では祇園祭前祭宵山ですが、
自分は仕事が入ったので
2023年は祇園祭前祭宵山には取材できません。
その代わり、翌日の2023年7月17日月曜日に
祇園祭前祭山鉾巡行の取材をする予定です。
これを書いている時点で取材を終えていませんので
あくまでも予定ですが、
その内容が次回以降のこのブログの連載です。
その日の午後から始まる神輿渡御も、
どうやら取材できそうです。
その後もすぐに「花屋町通編」には戻らずに、
夏休みの特集記事を短期連載します。
「花町通編」の連載再開は、
2023年8月下旬に予定しています。
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