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第978回 八坂神社へ集結~祇園祭神幸祭 2023~その2

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進みたい方は、ここをクリックしてください。

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前回ブログで京阪電鉄「祇園四条」駅から、
四条通を東に進み「祇園」交差点まで進みました。
祇園祭神幸祭結団式は、約2時間後の午後6時開催予定です。
今回は、八坂神社前の「祇園」交差点で
八坂神社へ向かわれる方々を取材します。
撮影日は、2023年7月17日月曜日午後4時。
「祇園」交差点の交通整理は、既に始まっています。


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2023年7月17日月曜日午後4時を回ったところです。
四条通を東に進み、「祇園」交差点に
綾戸国中神社の方々が来られました。
綾戸国中神社は南区久世地区にいらっしゃる神社で、
祇園祭では神輿渡御の先導を務める駒形稚児を担います。


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「綾戸国中神社」と書かれた幟の後から、
「国中」と書かれた提灯を持たれた方が付いていきます。
綾戸国中神社がいらっしゃる南区久世地区は、
京都市の南西隣の京都府乙訓郡の一部でした。
祇園祭は東山区祇園地区や中京区や下京区の山鉾町以外にも、
山城国(京都府南部)の様々な地区が協力しながら運営されます。


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その提灯の背後から、小学生男子が乗られた馬が
「祇園」交差点にやって来ました。
こちらが、先述の綾戸国中神社駒形稚児です。
第410回ブログで「長刀鉾の生き稚児さん」と表記された方は、
綾戸国中神社の駒形稚児のことです。
その時は、誤表記してしまいました。


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こちらが、綾戸国中神社の駒形稚児です。
祇園祭ではお神輿の先頭に立って、先導します。
昨年(2022年)は生き稚児さんは騎乗せず、
馬のみの巡行でした。


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綾戸国中神社の駒形稚児さんの後から、
羽織袴姿の男性が数名行進されました。
こちらは、綾戸国中神社の氏子さんか神職さんでしょうね。


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綾戸国中神社の駒形稚児隊列は、
自分がいた位置から四条通を東に進み、
そのまま「祇園」交差点に入っていかれました。
この時点で交差点に交通規制が掛かっていませんでしたが、
川端署の警察官による交通整理で、
駒形稚児隊列は滞りなく車道を進まれます。


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前回ブログでも書きましたが、「祇園」交差点の石段を上って
祇園祭神幸祭の隊列が進むことはありません。
お神輿や馬が石段を移動するのは不可能ですし、
何より八坂神社の石段下にあるガードレールが遮ります。
ですから綾戸国中神社の駒形稚児隊列は、
「祇園」交差点から東大路を南下します。
そして約100m先の交差点から東に進み、
南楼門から八坂神社境内に入っていきます。


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この時点で、2023年7月17日月曜日午後4時10分です。
自分が今まで立っていた位置に、
川端署の警察官が規制線を張られました。
ここで、「祇園」交差点にいたカメラを持つ人々が集結しました。
もちろん、自分も集結した一人です。
その中の一人が、このようなことを警察官に告げられたそうです。
① 「祇園」交差点の歩道での写真撮影は、禁止
② 通行人のスペース確保のため、交差点内で立ち止まるのは禁止
③ 自分たちがいる歩道の目の前の車道に観覧スペースを作り、
 そこだけ写真撮影を許可するということ
この位置で写真撮影できないなら、移動しないといけません。
ただ八坂神社の石段には、既に多くの方がいらっしゃます。
下手をすると、祇園祭神幸祭結団式の
写真撮影ができないかもしれません。
それで10分ほど何名かの人々で議論していたのですが、
肝心なところがはっきりしていないことに皆が気付きました。
そこで川端署の警察官に、直接質問しに行きました。
こちらの質問に、その警察官は以下のように答えられました。
① 歩行者と撮影者を分けるのが目的なので、
 祇園祭神幸祭の結団式の撮影自体を禁じてはいない
② 観覧スペースは、自分たち撮影者のために確保している
③ 撮影者が2時間この場に立ち止まると通行人の邪魔なので、
 いったん別の場所に行ってほしい
要するに、自分たちが写真撮影する場所は確保されています。
ただこの2時間も取材したいので、
通行人の邪魔にならないようにお互い距離を取る約束をして、
移動せずにここにい続けました。


978-9.jpg
そうこうしているうちに、2023年7月17日月曜日午後4時25分です。
錦神輿会の皆さんが四条通の歩道を東に進み、
「祇園」交差点にやって来られました。
錦神輿会は錦市場の店主の集まりで、
祇園祭神輿渡御の1基西御座を担がれます。
提灯と紫紺の旗は、お神輿の先頭に立ちます。
こちらは大集団ではないので、
普通の通行人同様信号待ちしながら歩道を進まれます。
(錦神輿会の皆さんは、例年小集団に分かれて集結されます)


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2023年7月17日午後4時半を少し回りました。
百名近い大集団が、四条通の車道を東に進まれてきました。
こちらは、祇園祭神輿渡御の東御座を担がれる四若会の大集団です。
お神輿を先導される紫紺の旗と提灯が先頭ですね。
「東若御座」は、東御座の周囲を進まれる子供神輿のことです。


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白い法被姿の四若会の皆さんが、
「ほいっと ほいっと」の掛け声とともに四条通を東に進まれます。
ちなみに京都のお祭りでは、お神輿を担ぐとき
「わっしょい わっしょい」とは言いません。
松尾祭など京都のお祭りでは「ほいっと ほいっと」と
大声とともにお神輿を担ぎます。
それは、祇園祭でも同様です。


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四若会の皆さんによる行列が、ずっと続いています。
四若会は、東山区祇園地区北端が氏子地域です。
要するに、京阪電鉄&地下鉄東西線「三条」駅周辺ですね。
東山区祇園地区は、おおよそ四条通を境に
「祇園北部」と「祇園甲部」に分かれますが、
東御座は「祇園北部」を中心に巡行されます。


978-13.jpg
よく見ると、四若会の大集団には
小中学生とその保護者もいらっしゃいます。
先述の通り四若会には「子供神輿」もあって、
そちらを担ぐ小中学生も四若会の大集団にいらっしゃいます。


978-14.jpg
四若会の大集団の最後尾は、このリヤカーです。
この日の午前中に催された山鉾巡行では
熱中症対策の水や塩飴が入っていましたが、
夕方~夜間がメインの祇園祭神幸祭では
何が入っているのでしょうか?
自分が撮影している位置からは、よく分かりませんでした。


978-15.jpg
川端署の警察官に誘導されて、
四若会の大集団が「祇園」交差点で四条通を突き当り、
東大路を南下されていきます。
この大集団も約100m南で左折して東に折れ、
南楼門から八坂神社境内に入っていかれます。


978-16.jpg
2023年7月17日月曜日午後5時を回りました。
まだ車道には自動車が、通行しています。
ただ八坂神社南楼門から「祇園」交差点へ
御簾が付いた輿がやって来ました。
こちらは、宮本組が担がれています。
八坂神社(宮)の近く(本)おられる住民で組織された集団で、
山鉾巡行や神輿渡御には直接参加せず、
敢えて雑務に従事されることを誇りにされている方々です。
とは言え祇園祭の神具によっては
宮本組の方々以外に触れてはいけないものも多くあって、
(八坂神社の神職さんや神主さんも、触れません)
明らかに特別の扱いを受けた方々です。


978-17.jpg
宮本組の皆さんの行列は、約50m続きました。
昨年(2022年)にはこの行列が無かったので、
こちらが何を目的にしたものか、自分は分かっていません。


978-18.jpg
2023年7月17日月曜日午後5時10分ごろになりました。
ここで「豊園泉正寺榊」が四条通を東に進み、
「祇園」交差点に登場です。



978-19.jpg
下京区豊園地区とは烏丸通から仏光寺通を東に移動した場所で、
浄土真宗佛光寺派本山佛光寺周辺を指します。
その近くに泉正寺という寺院があったのですが、
現在は存在していません。
ただ現在はこの泉正寺跡の近くに京都市立洛央小学校があって、
その小学校の周辺住民が
祇園祭神輿渡御のために榊を元に作った神具を奉納し、
そちらを銀祭神輿渡御のお神輿の1基
中御座の先頭に立たせます。
元々は各お神輿に榊の神具が付いていたのですが、
この豊園泉正寺榊のみが現存じます。


978-20.jpg
こちらが、豊園泉正寺榊です。
こちらは、毎年4月ごろから下京区豊園地区の住民が製作します。


978-21.jpg
豊園泉正寺榊隊列の最後尾を撮りました。
神職さんの姿をされておられるのは、
おそらく下京区豊園地区の皆さんです。


978-22.jpg
豊園泉正寺榊隊列の後方に、こちらの集団がおられました。
ただ、こちらがどのような方々かよく分かっていません。
もしかすると豊園泉正寺榊隊列の一部かもしれませんが、
それすら分かっていません。


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豊園泉正寺榊隊列が、「祇園」交差点経由で東大路を南下します。
先述の宮本組の方々も、八坂神社南楼門へ向かっておられます。


978-24.jpg
豊園泉正寺榊隊列と宮本組の皆さんが、
「祇園」交差点を経由して東大路を南下されています。
気づくと、「祇園」交差点の車両が激減しています。
午後5時半を回り、少しずつ交通規制が始まっています。


978-25.jpg
その辺りから、「祇園」交差点の四条通の北側車道に
川端署交通警察の皆さんがコーンを立て始められました。
交通量を減らした上で、四条通の車線を減らされました。
自分たち撮影者のために、観覧スペースを用意していただきました。


978-26.jpg
そして2023年7月17日月曜日午後5時40分ごろ、
「写真撮影を希望される方は、撮影用スペースへどうぞ」
交通警察官の一言で、カメラを持った人々が一斉に動きました。
ここからは、「祇園」交差点西側の四条通車道上で撮影します。
ただこの際カメラを持つ人々が一斉に動きましたので、
人数によってはガードレールを飛び越えるのに失敗する人がいたり、
転倒して人身雪崩が起こったりする可能性もあったので、
それはちょっと危険かなとも思いました。


978-27.jpg
「祇園」交差点南東角を撮りました。
自分たちがいる位置とは、四条通の反対側の歩道です。
この辺りから自動車が通行止めになったので、
規制線で横断歩道も閉鎖されます。
祇園祭神幸祭を知らない観光客も多く、
「祇園」交差点がだいぶ混乱してきました。


978-28.jpg
改めて四条通車道上から、「祇園」交差点を撮影しています。
最前列ではないものの、結構いい位置取りができました。
自分がさっきまでいたところには、また別の観覧者が居座りました。
川端署の交通警官が場所移動を促しますが、
無視されて留まり続ける方もいらっしゃいました。
というのも、その大半が外国人で日本語が通じていないようでした。


978-29.jpg
2023年7月17日月曜日午後5時50分となりました。
八坂神社南楼門から東大路に抜け、
「祇園」交差点へ北上された方々がいらっしゃいます。
いよいよここから、祇園祭神幸祭が「祇園」交差点に移動します。
(ここまでの祇園祭神幸祭は、八坂神社境内で催されました。
第410回ブログを参照にしてください。
ただし、こちらは2016年の模様です)
ただちょうど区切りがよいので、今回はここまでです。

~次回から、祇園祭神幸祭の様子を掲載します~



~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
「祇園」交差点が、起点です。

~追記 その2~
神輿渡御と神幸祭の使い分け
「京の道 今日の道」では、
神輿渡御と祇園祭神幸祭の使い分けをしていますが、
その境目について補足説明します。
「神輿渡御」は、祇園祭のお神輿が巡行することを指しています。
「祇園祭神幸祭」は、祇園祭前祭の神輿渡御を指しています。
祇園祭後祭の神輿渡御は、祇園祭還幸祭と呼んでいます。
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生まれたときから50数年
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南禅寺のある蹴上や
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散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
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散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

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