第982回 西御座祇園巡行~祇園祭神幸祭 2023~その6
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前回ブログで祇園祭神幸祭の結団式を終え、
祇園祭のお神輿のうち東御座と中御座は「祇園」交差点を去りました。
この時点で「祇園」交差点に残っているお神輿は、西御座だけです。
今回は、この西御座を追いかけていきます。
ただ自分のカメラは、夜間撮影ができません。
ちなみにこの日の日没は午後7時半でした。
撮影日は、2023年7月17日月曜日午後7時。
あと30分で、今回の連載は終了します。

西御座を担がれる錦神輿会の皆さんが、
「祇園」交差点で数分間待機されます。
四若会が担がれる東御座は「祇園」交差点から
東大路を北上されましたが、
三若会が担がれる中御座は「祇園」交差点から
四条通を西に進まれます。
中御座と目の前の西御座は、
初めの約200mを同じコースで進みます。
そのため中御座がその約200mを進むまで、
西御座は「祇園」交差点で休憩です。

とは言っても、中御座が「祇園」交差点から約200m西に移動するのに
そこまで時間はかかりません。
中御座と十分に距離を取ったことを確認して、
錦神輿会の皆さんが西御座を担ぎ上げられます。

錦神輿会の皆さんが担ぎ上げられる西御座が、
「祇園」交差点から四条通を西に進み、
自分たち撮影者がいる場所の目の前まで来られました。
錦神輿会は、文字通り錦市場の店主さんの団体です。
ですから、この西御座は錦市場の店主さんたちが担がれてます。
西御座の氏子地域も錦市場ですので、
これから西御座は錦市場を経由して
「四条寺町」交差点の八坂神社お旅所まで行進します。
自分が、祇園祭前祭山鉾巡行を取材した場所ですね。
他のお神輿と比べて氏子地域が近いので、
西御座は四条通から途中で蛇行します。

西御座が、自分たちがいる場所より四条通を西に進みます。
では自分も四条通北側歩道に戻り、西御座を追いかけます。

錦神輿会の方々はに重たい西御座を担がれておられるので、
西御座はそんなに速く移動できません。
自分が早歩きすれば、「祇園」交差点から約50mで追いつきました。

四条通で、西御座を大写ししました。
とは言え、祇園祭のお神輿はすべて同じ形状です。
なぜか天頂部に九条ネギを取り付けるのも、同じですね。

同じ位置で、少しカメラを引いてみました。
四条通北側歩道の手前に、たくさんの方々がいらっしゃいます。
実は撮影者のスペースは、「祇園」交差点から
四条通を西に約100m伸びています。
この辺りからなら、前回ブログでは東御座が見えなかったでしょうね。

そうこうしているうちに、西御座が「祇園」交差点から
四条通を約200m移動しました。
四条通南側歩道は、赤い壁が続きます。
こちらは、祇園甲部随一の料亭「一力亭」の壁面です。

「祇園」交差点から約200m西に進むと、
四条通は花見小路と交差します。
四条通以南の花見小路は、花街の祇園甲部のメインストリートです。
「一力亭」は、「四条花見小路」交差点南東角にあります。

ここで、西御座は左折します。
つまり、四条通から花見小路を南下します。

西御座を担がれる錦神輿会の隊列の後から、
清々講社の方々が続いています。
清々講社は山鉾巡行や神輿渡御に直接関わらず、
祇園祭の様々な補助をする団体です。
清々講社の皆さんも、四条通から花見小路を南下されます。

さらに、その後続は「西御座」と書かれた軽トラックです。
こちらには錦神輿会に必要な雑多なものが、積まれています。

その軽トラックも、四条通から花見小路を南下しました。
自分も四条通から花見小路を南下したかったのですが、
この時点で四条通は歩行者の横断ができませんでした。
要するに、祇園祭神幸祭の交通規制が終わっていません。

その時花見小路の北側から、
「ほいっと ほいっと」の掛け声が聞こえてきました。
そちらを振り向くと、東御座を担がれる四若会の皆さんが
花見小路を南下されていました。
四若会は氏子地域が祇園北部の北の方にあるため、
祇園北部中心にお神輿を巡行されています。

ところが東御座は、自分がいる四条通沿いまでは
花見小路を南下されません。
四条通の手前で真北に進路を変えて、
花見小路を北上されました。

東御座を見送っていると、
「四条花見小路」交差点の信号が灯りました。
これは横断歩道が渡れるようになったということです。
ですから、急いで四条通南側歩道に移動します。

四条通から、花見小路を南に向いています。
「四条花見小路」交差点には5分くらいいましたが、
西御座の軽トラックは約10m先です。
要するに、西御座はそれほど移動されていません。
急げば、すぐに追いつけそうですね。

四条通から、花見小路を約10m南下しました。
左(東)を向くと一力亭の入り口ですが、
右(西)を向くと一力亭の駐車場です。
こちらに一力亭の方々がいらっしゃったのですが、
どうやらこの辺りで一力亭がお酒を振舞っておられたようです。
日本酒はお祭りで、お神輿の担ぎ手さんにはよく差し出されます。

一力亭の駐車場の前で、花見小路を南を向いています。
西御座の軽トラックが、目の前にありました。
人間が歩行する速度より遅い走行ですね。
要するに、少し徐行しては停車されています。

ですから少し早歩きをすれば、軽トラックを追い越せました。
こちらは、軽トラックの先(南側)の様子です。
清々講社の方々が、花見小路を南に向いて
立ち止まっておられます。
ここも早歩きをして、清々講社の方々を追い抜きます。

ですから、すぐに清々講社隊列に紛れることができました。
この先で、西御座がゆっくりと花見小路を南下されています。
では行けるところまで、花見小路を南下していきます。

清々講社隊列の先頭には、
騎乗された束帯姿の方がいらっしゃいます。
ここからだんだん錦神輿会の方々に紛れるような形になりましたが、
この時点で花見小路には、祇園祭神幸祭に関係ない
多くの方々が散策されていました。
四条通以南の花見小路は京都随一の花街の中心地ですし、
先ほどの一力亭にもお客さんが来られていましたし、
それ以外の料亭などの飲食店もお客さんで混み合っていました。
ですから、この先は錦神輿会の方々と歩行者が混在する状態でした。

西御座を担がれる錦神輿会の方々と一緒に、
花見小路を南下しています。
意図的にではなく、気づけば自分は錦神輿会の方々に紛れていました。
ここまで近づいてもいいものかどうか、
少し思案しながらの花見小路南下でした。

錦神輿会の方々が担がれる西御座は、
ギオンコーナー(祇園甲部歌舞練場)の前で停止されました。
錦神輿会の皆さんは西御座を路上において、
西御座から少し離れた位置に移動されました。

ギオンコーナーと言いますか祇園甲部歌舞練場の向かい(西)側に
料亭が何軒か建っているのですが、
その中の1軒の前にテーブルが出されています。
そのテーブル上にはお皿が置かれていて、
そちらにおにぎりが並んでいました。
またその脇に紙コップが並び、そちらにはお水が入っていました。
こちらはその料亭だけが提供されておられるのではなく、
祇園甲部全体が協力して提供されておられるようです。

そちらのおにぎりと日本酒を錦神輿会の皆さんが、戴いています。
自分が随行するのは日没までですが、
祇園祭神幸祭は深夜まで続きます。
(中御座に至っては、1時とか2時とかに終わります)
ですから、このような休憩が時折あります。

テーブル一面におにぎりと紙コップが並んでいましたが、
すぐにすべてなくなりました。
一人一人がたくさん戴いたというよりも、
それだけ錦神輿会が大人数ということのようです。

食事を終えた錦神輿会の皆さんは、再び西御座を担がれます。
そして、また花見小路を南下されました。

テーブルが出された料亭の約20m南から、
右(西)に団栗通が伸びています。
団栗通以南の花見小路はすぐに建仁寺北門で突き当たります。
ですから、ここで西御座は花見小路を右折して
団栗通を西に進みます。
この写真では西御座はすでに右折しているので、
西御座は写っていません。

少し遅れて、自分も団栗通との辻に来ました。
では、自分も花見小路から団栗通へ右折します。

花見小路から、団栗通を西に向いています。
この先で西御座が団栗通を西に進んでいますが、
ちょっと距離があって写っていません。
ただ、この時錦神輿会の方がこうおっしゃいました。
「馬の真後ろは危険だから、移動しなさい」
確かに馬の蹄に叩かれたら、大怪我をします。
その方の指示通り少し位置を変えてから、
その錦神輿会の方とお話ができました。
「自分のような撮影者が錦神輿会のメンバーと随行するのは、
本当のところどうなんですか?」
自分の質問にこう答えられました。
「本当は、ダメ。
ただ一般の方と錦神輿会が混在することを規制することは、
現実的ではない。
西御座にぶつかるなどの事故が無いように、
ある程度の距離を保ち、安全に考慮して随行してほしい」
その方の答えを要約すると、こうなります。

西入神輿会の方の言葉を受けて、さらに西御座と距離を取ります。
ところがこの時くらいで、日没です。
だんだん写真がはっきり写らなくなりました。

その辺りで、西御座を大写ししました。
写真中央に西御座が写っていますが、最早何やら分かりません。
この時点で西御座は団栗通を花見小路から約150m西に進み、
大和大路上で団栗通をさらに西に向かっています。
この後西御座は川端通(鴨川東岸)まで団栗通を西に進み、
川端通経由で四条大橋を西へと渡ります。
そこから錦市場を徘徊して
最終的に「四条寺町」交差点の八坂神社お旅所に至ります。
ただもう自分のカメラでの撮影はできないので、
自分は大和大路を南下してそのまま帰宅しました。
(この辺りは、ウチの徒歩圏内です)
これで、2023年の祇園祭神幸祭の連載は終了です。
~次回から、祇園祭後祭山鉾巡行を連載します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
祇園甲部随一の料亭「一力亭」が、起点です。
~追記 その2~
次回からは、祇園祭後祭山鉾巡行を連載します
今回ブログで2023年7月17日月曜日に撮影した写真は、
すべて掲載しました。
次回からは、祇園祭でも後祭を取材した分を掲載します。
とは言え宵山散策は仕事でできなかったので、
前祭同様山鉾巡行を取材して連載します。
ちなみに自分が遅刻したため、
山鉾巡行後に催された神輿渡御は取材できませんでした。
そのため、後祭の神輿渡御の連載は2023年はありません。
祇園祭の連載が終わったら、「京の夏旅」をネタに
短期連載で京都市街地を散策します。
「花屋町通編」の連載再開は、その後ですね。
~追記 その3~
祝!閲覧者数36万人越え
2023年8月21日月曜日に、
「京の道 今日の道」閲覧者数が36万人を超えました。
これも、皆さんのご愛顧の賜物です。
どうもありがとうございました
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前回ブログで祇園祭神幸祭の結団式を終え、
祇園祭のお神輿のうち東御座と中御座は「祇園」交差点を去りました。
この時点で「祇園」交差点に残っているお神輿は、西御座だけです。
今回は、この西御座を追いかけていきます。
ただ自分のカメラは、夜間撮影ができません。
ちなみにこの日の日没は午後7時半でした。
撮影日は、2023年7月17日月曜日午後7時。
あと30分で、今回の連載は終了します。

西御座を担がれる錦神輿会の皆さんが、
「祇園」交差点で数分間待機されます。
四若会が担がれる東御座は「祇園」交差点から
東大路を北上されましたが、
三若会が担がれる中御座は「祇園」交差点から
四条通を西に進まれます。
中御座と目の前の西御座は、
初めの約200mを同じコースで進みます。
そのため中御座がその約200mを進むまで、
西御座は「祇園」交差点で休憩です。

とは言っても、中御座が「祇園」交差点から約200m西に移動するのに
そこまで時間はかかりません。
中御座と十分に距離を取ったことを確認して、
錦神輿会の皆さんが西御座を担ぎ上げられます。

錦神輿会の皆さんが担ぎ上げられる西御座が、
「祇園」交差点から四条通を西に進み、
自分たち撮影者がいる場所の目の前まで来られました。
錦神輿会は、文字通り錦市場の店主さんの団体です。
ですから、この西御座は錦市場の店主さんたちが担がれてます。
西御座の氏子地域も錦市場ですので、
これから西御座は錦市場を経由して
「四条寺町」交差点の八坂神社お旅所まで行進します。
自分が、祇園祭前祭山鉾巡行を取材した場所ですね。
他のお神輿と比べて氏子地域が近いので、
西御座は四条通から途中で蛇行します。

西御座が、自分たちがいる場所より四条通を西に進みます。
では自分も四条通北側歩道に戻り、西御座を追いかけます。

錦神輿会の方々はに重たい西御座を担がれておられるので、
西御座はそんなに速く移動できません。
自分が早歩きすれば、「祇園」交差点から約50mで追いつきました。

四条通で、西御座を大写ししました。
とは言え、祇園祭のお神輿はすべて同じ形状です。
なぜか天頂部に九条ネギを取り付けるのも、同じですね。

同じ位置で、少しカメラを引いてみました。
四条通北側歩道の手前に、たくさんの方々がいらっしゃいます。
実は撮影者のスペースは、「祇園」交差点から
四条通を西に約100m伸びています。
この辺りからなら、前回ブログでは東御座が見えなかったでしょうね。

そうこうしているうちに、西御座が「祇園」交差点から
四条通を約200m移動しました。
四条通南側歩道は、赤い壁が続きます。
こちらは、祇園甲部随一の料亭「一力亭」の壁面です。

「祇園」交差点から約200m西に進むと、
四条通は花見小路と交差します。
四条通以南の花見小路は、花街の祇園甲部のメインストリートです。
「一力亭」は、「四条花見小路」交差点南東角にあります。

ここで、西御座は左折します。
つまり、四条通から花見小路を南下します。

西御座を担がれる錦神輿会の隊列の後から、
清々講社の方々が続いています。
清々講社は山鉾巡行や神輿渡御に直接関わらず、
祇園祭の様々な補助をする団体です。
清々講社の皆さんも、四条通から花見小路を南下されます。

さらに、その後続は「西御座」と書かれた軽トラックです。
こちらには錦神輿会に必要な雑多なものが、積まれています。

その軽トラックも、四条通から花見小路を南下しました。
自分も四条通から花見小路を南下したかったのですが、
この時点で四条通は歩行者の横断ができませんでした。
要するに、祇園祭神幸祭の交通規制が終わっていません。

その時花見小路の北側から、
「ほいっと ほいっと」の掛け声が聞こえてきました。
そちらを振り向くと、東御座を担がれる四若会の皆さんが
花見小路を南下されていました。
四若会は氏子地域が祇園北部の北の方にあるため、
祇園北部中心にお神輿を巡行されています。

ところが東御座は、自分がいる四条通沿いまでは
花見小路を南下されません。
四条通の手前で真北に進路を変えて、
花見小路を北上されました。

東御座を見送っていると、
「四条花見小路」交差点の信号が灯りました。
これは横断歩道が渡れるようになったということです。
ですから、急いで四条通南側歩道に移動します。

四条通から、花見小路を南に向いています。
「四条花見小路」交差点には5分くらいいましたが、
西御座の軽トラックは約10m先です。
要するに、西御座はそれほど移動されていません。
急げば、すぐに追いつけそうですね。

四条通から、花見小路を約10m南下しました。
左(東)を向くと一力亭の入り口ですが、
右(西)を向くと一力亭の駐車場です。
こちらに一力亭の方々がいらっしゃったのですが、
どうやらこの辺りで一力亭がお酒を振舞っておられたようです。
日本酒はお祭りで、お神輿の担ぎ手さんにはよく差し出されます。

一力亭の駐車場の前で、花見小路を南を向いています。
西御座の軽トラックが、目の前にありました。
人間が歩行する速度より遅い走行ですね。
要するに、少し徐行しては停車されています。

ですから少し早歩きをすれば、軽トラックを追い越せました。
こちらは、軽トラックの先(南側)の様子です。
清々講社の方々が、花見小路を南に向いて
立ち止まっておられます。
ここも早歩きをして、清々講社の方々を追い抜きます。

ですから、すぐに清々講社隊列に紛れることができました。
この先で、西御座がゆっくりと花見小路を南下されています。
では行けるところまで、花見小路を南下していきます。

清々講社隊列の先頭には、
騎乗された束帯姿の方がいらっしゃいます。
ここからだんだん錦神輿会の方々に紛れるような形になりましたが、
この時点で花見小路には、祇園祭神幸祭に関係ない
多くの方々が散策されていました。
四条通以南の花見小路は京都随一の花街の中心地ですし、
先ほどの一力亭にもお客さんが来られていましたし、
それ以外の料亭などの飲食店もお客さんで混み合っていました。
ですから、この先は錦神輿会の方々と歩行者が混在する状態でした。

西御座を担がれる錦神輿会の方々と一緒に、
花見小路を南下しています。
意図的にではなく、気づけば自分は錦神輿会の方々に紛れていました。
ここまで近づいてもいいものかどうか、
少し思案しながらの花見小路南下でした。

錦神輿会の方々が担がれる西御座は、
ギオンコーナー(祇園甲部歌舞練場)の前で停止されました。
錦神輿会の皆さんは西御座を路上において、
西御座から少し離れた位置に移動されました。

ギオンコーナーと言いますか祇園甲部歌舞練場の向かい(西)側に
料亭が何軒か建っているのですが、
その中の1軒の前にテーブルが出されています。
そのテーブル上にはお皿が置かれていて、
そちらにおにぎりが並んでいました。
またその脇に紙コップが並び、そちらにはお水が入っていました。
こちらはその料亭だけが提供されておられるのではなく、
祇園甲部全体が協力して提供されておられるようです。

そちらのおにぎりと日本酒を錦神輿会の皆さんが、戴いています。
自分が随行するのは日没までですが、
祇園祭神幸祭は深夜まで続きます。
(中御座に至っては、1時とか2時とかに終わります)
ですから、このような休憩が時折あります。

テーブル一面におにぎりと紙コップが並んでいましたが、
すぐにすべてなくなりました。
一人一人がたくさん戴いたというよりも、
それだけ錦神輿会が大人数ということのようです。

食事を終えた錦神輿会の皆さんは、再び西御座を担がれます。
そして、また花見小路を南下されました。

テーブルが出された料亭の約20m南から、
右(西)に団栗通が伸びています。
団栗通以南の花見小路はすぐに建仁寺北門で突き当たります。
ですから、ここで西御座は花見小路を右折して
団栗通を西に進みます。
この写真では西御座はすでに右折しているので、
西御座は写っていません。

少し遅れて、自分も団栗通との辻に来ました。
では、自分も花見小路から団栗通へ右折します。

花見小路から、団栗通を西に向いています。
この先で西御座が団栗通を西に進んでいますが、
ちょっと距離があって写っていません。
ただ、この時錦神輿会の方がこうおっしゃいました。
「馬の真後ろは危険だから、移動しなさい」
確かに馬の蹄に叩かれたら、大怪我をします。
その方の指示通り少し位置を変えてから、
その錦神輿会の方とお話ができました。
「自分のような撮影者が錦神輿会のメンバーと随行するのは、
本当のところどうなんですか?」
自分の質問にこう答えられました。
「本当は、ダメ。
ただ一般の方と錦神輿会が混在することを規制することは、
現実的ではない。
西御座にぶつかるなどの事故が無いように、
ある程度の距離を保ち、安全に考慮して随行してほしい」
その方の答えを要約すると、こうなります。

西入神輿会の方の言葉を受けて、さらに西御座と距離を取ります。
ところがこの時くらいで、日没です。
だんだん写真がはっきり写らなくなりました。

その辺りで、西御座を大写ししました。
写真中央に西御座が写っていますが、最早何やら分かりません。
この時点で西御座は団栗通を花見小路から約150m西に進み、
大和大路上で団栗通をさらに西に向かっています。
この後西御座は川端通(鴨川東岸)まで団栗通を西に進み、
川端通経由で四条大橋を西へと渡ります。
そこから錦市場を徘徊して
最終的に「四条寺町」交差点の八坂神社お旅所に至ります。
ただもう自分のカメラでの撮影はできないので、
自分は大和大路を南下してそのまま帰宅しました。
(この辺りは、ウチの徒歩圏内です)
これで、2023年の祇園祭神幸祭の連載は終了です。
~次回から、祇園祭後祭山鉾巡行を連載します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
祇園甲部随一の料亭「一力亭」が、起点です。
~追記 その2~
次回からは、祇園祭後祭山鉾巡行を連載します
今回ブログで2023年7月17日月曜日に撮影した写真は、
すべて掲載しました。
次回からは、祇園祭でも後祭を取材した分を掲載します。
とは言え宵山散策は仕事でできなかったので、
前祭同様山鉾巡行を取材して連載します。
ちなみに自分が遅刻したため、
山鉾巡行後に催された神輿渡御は取材できませんでした。
そのため、後祭の神輿渡御の連載は2023年はありません。
祇園祭の連載が終わったら、「京の夏旅」をネタに
短期連載で京都市街地を散策します。
「花屋町通編」の連載再開は、その後ですね。
~追記 その3~
祝!閲覧者数36万人越え
2023年8月21日月曜日に、
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これも、皆さんのご愛顧の賜物です。
どうもありがとうございました
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