第988回 黒主山 役行者山~祇園祭後祭山鉾巡行~その6
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前回ブログで辻回しを終えた北観音山が、
「四条河原町」交差点から四条通を西に進みます。
ここから担ぎ山が連続するのですが……
南観音山と北観音山の辻回しが手早かったので、
少しだけですが時間的余裕が出てきました。
ですからここから担ぎ山も辻回しではただの方向転換ではなく、
いろいろパフォーマンスを駆使します。
撮影日は、2023年7月24日午前11時15分。
今回登場する担ぎ山の町内は、三条通を境に隣同士です。

北観音山が「四条河原町」交差点から去った後、
こちらの男性の集団が河原町通を南下してきました。
服装から、各山鉾の管理運営をされる町衆と判断できます。

その町衆の皆さんが「四条河原町」交差点に入って来られると、
四条通を東に向かれました。
そちらの方に、祇園祭を催す八坂神社がいらっしゃいます。
町衆の皆さんは、その八坂神社に向けて一礼されました。
この時気づいたのですが、河原町通の東側は
車道まで観覧者で溢れていますね。

町衆の皆さんから遅れて、幟と山が姿を現します。
幟には、「黒主山」と書かれています。
2023年の「山5番」黒主山が河原町通を南下し、
「四条河原町」交差点に登場です。
黒主山は、三十六歌仙の一人大友黒主に取材した山です。

黒主山を大写ししました。
「春雨の 降るは涙か 櫻花 散るを惜しまぬ 人しなければ」
古今和歌集に掲載されたこの歌に取材した謡曲「志賀」から、
この山が作られました。
ですから、年老いた大友黒主が桜を仰ぎ見る様子を表しています。

黒主山が、河原町通を南下して「四条河原町」交差点に到達しました。
すると黒主山の担ぎ手さんたちが、
両足をしっかり地面につけ踏ん張られます。

担ぎ手さんたちが黒主山を持ち上げられ、
そのまま方向転換されています。
前回ブログの北観音山よりも小さな黒主山ような担ぎ山は、
約20人の担ぎ手さんたちがそのまま持ち上げて
辻回し(方向転換)されます。

黒主山が「四条河原町交差点」で、西を向きました。
これでこのまま四条通を西に進むと思いきや……

黒主山は、そのまま方向転換し続けます。
とうとう黒主山は、北を向いてしまいました。
担ぎ山の背後に垂れ下がる見送りが、よく見えますね。

黒主山が、東に向いています。
この角度だと、桜の造花を仰ぎ見る大友黒主がよく見えます。

遂に黒主山は、1周しました。
黒主山は、さらに回転し続けています。

黒主山が、四条通を西に向きました。
これで室主山の「辻回し」が終了と思いきや、
この辻回しは、そのまま2周目に入ります。

黒主山が、「四条河原町」交差点」で東を向きました。
この角度だと、桜色と松の翠が対比できて綺麗ですね。

黒主山が回転し続けて、南から西に向いています。
2023年の「四条河原町」交差点には結構外国人がいらして、
その方々も大喜びされています。
ちなみに日本人観光客は途中で大半の方々が帰られるのですが、
外国人はそのようなことなく最後まで観覧されます。
毎年のように観覧する近所の方々と、
一生に一度高い旅費を払って来られる方々の違いでしょうか?

黒主山が、「四条河原町」交差点」で四条通を西に向きました。
さすがにこれで担ぎ手の皆さんが
黒主山を地面に下ろされると思ったのですが、
このまま黒主山の「辻回し」は3周目に突入です。
交差点周辺の方々から、歓声が上がります。
多くの外国人の皆さんは大声を上げながら拍手喝采です。

黒主山が、「四条河原町」交差点で3度四条通を東に向きました。
黒主山は、この角度が一番きれいですね。
担ぎ山が辻回しで回転するのはパフォーマンスの一面もありますが、
文化財や装飾品の集合体である担ぎ山を
周囲の方々によく見てもらう側面も大きいです。

黒主山が「四条河原町」交差点で、南から西に向いています。
第986回ブログの鯉山の辻回しは1周だけでしたが、
黒主山はその3倍回転されます。

黒主山が「四条河原町」交差点で四条通を西に向いた時点で、
担ぎ手の皆さんが黒主山を地面に下ろされました。
結局黒主山は、「四条河原町」交差点で3周されました。
まぁこれ以上回ると、担ぎ手の皆さんの体力も限界でしょうね。

担ぎ手の皆さんが下ろされた黒主山が、
「四条河原町」交差点から四条通を西に進まれます。
こちらの「山」は、町衆の皆さんと一緒に西に進まれます。
(通常は町衆の皆さんが、「山」より先行されます)

黒主山に続いて、黒主山の長持(荷物入れ)が登場します。
「黒」主山は、黒を基調にしたデザインのものが多くあります。
ここでは長持と長持を運ばれる方の笠が黒いですが、
宵山期間中の会所はほぼ黒一色です。
ですから、会所で販売される手ぬぐいや土産物も黒一色です。
(黒主山の会所の様子は、第329回ブログ参照)

黒主山に続いて、今度は「役行者山」と書かれた幟が
河原町通を南下してきました。
2023年の「山6番」は、役行者山です。

「役行者山」と書かれた幟に続いて、
聖護院門跡の修験者さんが河原町通を南下してきました。
役行者をご本尊とされる聖護院門跡は、
この役行者山と深い関係にあります。

聖護院の修験者の皆さんが、「四条河原町」交差点に到達されました。
後続に、役行者山の町衆の皆さんが河原町通を南下します。
役行者山では毎年7月23日(祇園祭後祭宵山)に、
聖護院門跡の修験者の皆さんが加持祈祷をされます。
(その詳細は、第138回ブログ参照。
ちなみに、2013年までは毎年7月16日に行われました)

町衆の皆さんに続いて、役行者山が「四条河原町」交差点に登場です。
奈良県の葛城山にいらっしゃる葛城神が
役行者に頼み込んで暴れまわる一言主を鎮めてもらいました。
これは室町時代の京都に住む町衆には、とても有名な物語でした。
役行者山は、その物語に取材しています。

役行者山を大写ししました。
確かご神体の人形は、左から一言主、役行者、葛城神です。
ただ一言主の神像が前に立っておられるので、
役行者の神像がよく見えません。

役行者山が、「四条河原町」交差点に入ってきました。
すると担ぎ手さんたちがしっかり地面に足を付け、
その場で踏ん張られました。

さらに担ぎ手さんたちが役行者山を持ち上げられて、
南から西へ方向転換されました。
まぁこれが担ぎ山の辻回しなのですが、
黒主山同様役行者山もこれでは終わりません。

黒主山に続ていて、役行者山もこのまま回転し続けます。
役行者山も西から北に方向転換して、
背後の見送りをこちら側に向けています。

さらに役行者山が回転し、東から南に向いています。
よく見ると、役行者山の担ぎ手の皆さんは
白法被姿の方と縦縞法被の方の両方がいらっしゃいます。

役行者山が「四条河原町」交差点で、四条通を西に向きました。
すると、ここで担ぎ手の皆さんが役行者山を下ろされました。

役行者山が、「四条河原町」交差点で四条通を西に向いています。
そして、このままの状態で役行者山が西に進まれます。

先ほどの同じ状態で、少し引いて撮りました。
こちらの役行者山も、町衆や修験者の皆さんが
先行されずにそのまま随行されます。

役行者山が「四条河原町」交差点から、四条通を西に去ります。
これで残るは担ぎ山1基、曳山1基、船鉾1基です。

役行者に続いて、「鈴鹿山」と書かれた幟が登場です。
くじを引て順番を決める「山」の2023年の最後尾ですね。
(残りの2基は、くじを取らない順番固定です)
戦女神の鈴鹿権現をご神体とする山ですね。
ただもうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回は、ここまでです。
~次回は、鈴鹿山と鷹山の登場です~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
「四条河原町」交差点南西角の京都高島屋が、起点です。
~追記 その2~
2023年祇園祭連載はあと2回
2023年祇園祭後祭山鉾巡行も、残すは鈴鹿山、鷹山、大船鉾です。
予定では次回ブログで鈴鹿山、鷹山を掲載して、
次々回ブログで大船鉾を掲載していきます。
7月24日の祇園祭後祭は夕方から還幸祭が催され、
3基の神輿が京都市街地を巡行されるのですが、
自分が遅刻したため還幸祭の取材写真はありません。
ですから、後祭山鉾巡行で2023年祇園祭の連載は終了です。
当初はその後元花街島原を散策しようと思っていたのですが、
幾つかの理由でそれを中止します。
2023年の祇園祭の連載が相当伸びたため、
時期を逸してしまったのが大きいのですが、
最近収入が増えてきているのですが、
昨年(2022年)よりはまだまだ少ないため
あまり無駄遣いができなくなっているものも理由です。
取り敢えず中断している「花屋町通編」の連載を再開して、
そちらを終わらせます。
(予定では、あと1回~3回分のブログで書きます)
その後は久しぶりに「京のお店 今日のお品」を何軒か掲載します。
2023年の紅葉散策はその後ですが、
異常気象続きの2023年は紅葉シーズンがいつ頃がまだ分かりません。
~追記 その3~
まだまだ母に甘えます

2023年7月24日月曜日のウチのネコの続きです。
とうとう仕事を続けるのを諦めたウチの母に対して、
ウチのネコは前足を出してアピールします。
ウチの母が撫でまわすと、ゴロゴロ声を上げて
ご機嫌になりました。
~追記 その4~
実は大変なことになっています
2023年9月第2週は「国際試合週間」とされていて、
J1リーグなどの各国サッカーのリーグ戦が禁じられています。
その代わり国同士が戦う試合が多く組まれていました。
そこでW杯など公式試合の予選が組まれることも多いですが、
国同士の練習試合も多く組まれます。
そこで我らが日本代表も、ドイツとトルコと練習試合が組まれました。
後述のW杯開催中のラグビーと異なり、
男子サッカーは練習試合ばかりなので結果は大きく影響しません。
現時点の日本が行っているのは次回W杯のメンバー選考で、
実際のところ結果(勝敗)はそれほど重視していません。
その一方、ドイツは結構本気で日本に挑んでいました。
ドイツは2014年W杯で優勝して以来、不振に喘いでいます。
2018年ロシア大会では韓国に敗戦し、
2022年カタール大会では日本に敗戦し、
グループリーグで敗退しました。
しかも2023年のドイツはあまり勝てていなくて、
フリッツ監督には相当プレッシャーが掛かっていました。
はっきり言って、「解雇」の可能性がだんだん大きくなっていました。
つまりそれほど「本気」ではない日本と、
ドイツは自国ドイツで対戦しました。
ドイツは、W杯並みに「絶対勝たなければならない」状態でした。
ところが試合が始まると菅原選手と伊東選手が躍動して、
ドイツの攻守は日本に切り刻まれてしまいました。
しかも後半登場の久保建英選手が完全にとどめを刺し、
日本は4-1と日本史上初めてドイツに大勝しました。
ところが当の日本では直後のニュース以降、
それほど大きな話題にはなっていません。
ここのところ様々なスポーツの大きな国際大会が続いていて、
少々のことには驚かなくなってきている側面もありますが……
そうそう余談ですが、ドイツのフリッツ監督は
2023年9月11日を以って遂に解雇されました。
~追記 その5~
キックの成功率で優劣が決まります
遂にラグビーW杯2023年フランス大会が、始まりました。
Brave Blossoms(ラグビー日本代表)は、
イングランドやアルゼンチンと同じPOOL Dに属しています。
だんだん各国の戦力差が縮まってきていて、
Brave Blossomsも
決勝トーナメントに行ける可能性がある分、
思わぬ刺客に足元を掬われる危険があります。
ですから初戦が最重要だったのですが、
Brave BlossomsはLes Condores(チリ代表)に
42-12と大勝しました。
個人技に勝るLes Condoresに対して結構苦戦しましたが、
ここ一番で反則をするLes Condoresに対して
Brave Blossomsは確実にトライを決めていきました。
そういえば、1人多い状況で有利だったPumas(アルゼンチン代表)も
土壇場の反則でイングランドに逆にペナルティーゴールを
何回も決められていました。
フォード選手のような
確実にキックを決める選手を擁するイングランドは、
「相手の反則=3点」という状況を生み出します。
そういう国に安易な反則をするのは、自殺行為です。
如何に反則をしないかが、イングランドと戦う国には問われます。
Brave Blossomsの次戦はそのイングランドですが、
とにかく反則をしないことが最重要になります。
尤もBrave Blossomsにも松田選手のという
キック成功率100%の選手がいるので、
イングランドにも同じプレッシャーをかけられますが……。
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前回ブログで辻回しを終えた北観音山が、
「四条河原町」交差点から四条通を西に進みます。
ここから担ぎ山が連続するのですが……
南観音山と北観音山の辻回しが手早かったので、
少しだけですが時間的余裕が出てきました。
ですからここから担ぎ山も辻回しではただの方向転換ではなく、
いろいろパフォーマンスを駆使します。
撮影日は、2023年7月24日午前11時15分。
今回登場する担ぎ山の町内は、三条通を境に隣同士です。

北観音山が「四条河原町」交差点から去った後、
こちらの男性の集団が河原町通を南下してきました。
服装から、各山鉾の管理運営をされる町衆と判断できます。

その町衆の皆さんが「四条河原町」交差点に入って来られると、
四条通を東に向かれました。
そちらの方に、祇園祭を催す八坂神社がいらっしゃいます。
町衆の皆さんは、その八坂神社に向けて一礼されました。
この時気づいたのですが、河原町通の東側は
車道まで観覧者で溢れていますね。

町衆の皆さんから遅れて、幟と山が姿を現します。
幟には、「黒主山」と書かれています。
2023年の「山5番」黒主山が河原町通を南下し、
「四条河原町」交差点に登場です。
黒主山は、三十六歌仙の一人大友黒主に取材した山です。

黒主山を大写ししました。
「春雨の 降るは涙か 櫻花 散るを惜しまぬ 人しなければ」
古今和歌集に掲載されたこの歌に取材した謡曲「志賀」から、
この山が作られました。
ですから、年老いた大友黒主が桜を仰ぎ見る様子を表しています。

黒主山が、河原町通を南下して「四条河原町」交差点に到達しました。
すると黒主山の担ぎ手さんたちが、
両足をしっかり地面につけ踏ん張られます。

担ぎ手さんたちが黒主山を持ち上げられ、
そのまま方向転換されています。
前回ブログの北観音山よりも小さな黒主山ような担ぎ山は、
約20人の担ぎ手さんたちがそのまま持ち上げて
辻回し(方向転換)されます。

黒主山が「四条河原町交差点」で、西を向きました。
これでこのまま四条通を西に進むと思いきや……

黒主山は、そのまま方向転換し続けます。
とうとう黒主山は、北を向いてしまいました。
担ぎ山の背後に垂れ下がる見送りが、よく見えますね。

黒主山が、東に向いています。
この角度だと、桜の造花を仰ぎ見る大友黒主がよく見えます。

遂に黒主山は、1周しました。
黒主山は、さらに回転し続けています。

黒主山が、四条通を西に向きました。
これで室主山の「辻回し」が終了と思いきや、
この辻回しは、そのまま2周目に入ります。

黒主山が、「四条河原町」交差点」で東を向きました。
この角度だと、桜色と松の翠が対比できて綺麗ですね。

黒主山が回転し続けて、南から西に向いています。
2023年の「四条河原町」交差点には結構外国人がいらして、
その方々も大喜びされています。
ちなみに日本人観光客は途中で大半の方々が帰られるのですが、
外国人はそのようなことなく最後まで観覧されます。
毎年のように観覧する近所の方々と、
一生に一度高い旅費を払って来られる方々の違いでしょうか?

黒主山が、「四条河原町」交差点」で四条通を西に向きました。
さすがにこれで担ぎ手の皆さんが
黒主山を地面に下ろされると思ったのですが、
このまま黒主山の「辻回し」は3周目に突入です。
交差点周辺の方々から、歓声が上がります。
多くの外国人の皆さんは大声を上げながら拍手喝采です。

黒主山が、「四条河原町」交差点で3度四条通を東に向きました。
黒主山は、この角度が一番きれいですね。
担ぎ山が辻回しで回転するのはパフォーマンスの一面もありますが、
文化財や装飾品の集合体である担ぎ山を
周囲の方々によく見てもらう側面も大きいです。

黒主山が「四条河原町」交差点で、南から西に向いています。
第986回ブログの鯉山の辻回しは1周だけでしたが、
黒主山はその3倍回転されます。

黒主山が「四条河原町」交差点で四条通を西に向いた時点で、
担ぎ手の皆さんが黒主山を地面に下ろされました。
結局黒主山は、「四条河原町」交差点で3周されました。
まぁこれ以上回ると、担ぎ手の皆さんの体力も限界でしょうね。

担ぎ手の皆さんが下ろされた黒主山が、
「四条河原町」交差点から四条通を西に進まれます。
こちらの「山」は、町衆の皆さんと一緒に西に進まれます。
(通常は町衆の皆さんが、「山」より先行されます)

黒主山に続いて、黒主山の長持(荷物入れ)が登場します。
「黒」主山は、黒を基調にしたデザインのものが多くあります。
ここでは長持と長持を運ばれる方の笠が黒いですが、
宵山期間中の会所はほぼ黒一色です。
ですから、会所で販売される手ぬぐいや土産物も黒一色です。
(黒主山の会所の様子は、第329回ブログ参照)

黒主山に続いて、今度は「役行者山」と書かれた幟が
河原町通を南下してきました。
2023年の「山6番」は、役行者山です。

「役行者山」と書かれた幟に続いて、
聖護院門跡の修験者さんが河原町通を南下してきました。
役行者をご本尊とされる聖護院門跡は、
この役行者山と深い関係にあります。

聖護院の修験者の皆さんが、「四条河原町」交差点に到達されました。
後続に、役行者山の町衆の皆さんが河原町通を南下します。
役行者山では毎年7月23日(祇園祭後祭宵山)に、
聖護院門跡の修験者の皆さんが加持祈祷をされます。
(その詳細は、第138回ブログ参照。
ちなみに、2013年までは毎年7月16日に行われました)

町衆の皆さんに続いて、役行者山が「四条河原町」交差点に登場です。
奈良県の葛城山にいらっしゃる葛城神が
役行者に頼み込んで暴れまわる一言主を鎮めてもらいました。
これは室町時代の京都に住む町衆には、とても有名な物語でした。
役行者山は、その物語に取材しています。

役行者山を大写ししました。
確かご神体の人形は、左から一言主、役行者、葛城神です。
ただ一言主の神像が前に立っておられるので、
役行者の神像がよく見えません。

役行者山が、「四条河原町」交差点に入ってきました。
すると担ぎ手さんたちがしっかり地面に足を付け、
その場で踏ん張られました。

さらに担ぎ手さんたちが役行者山を持ち上げられて、
南から西へ方向転換されました。
まぁこれが担ぎ山の辻回しなのですが、
黒主山同様役行者山もこれでは終わりません。

黒主山に続ていて、役行者山もこのまま回転し続けます。
役行者山も西から北に方向転換して、
背後の見送りをこちら側に向けています。

さらに役行者山が回転し、東から南に向いています。
よく見ると、役行者山の担ぎ手の皆さんは
白法被姿の方と縦縞法被の方の両方がいらっしゃいます。

役行者山が「四条河原町」交差点で、四条通を西に向きました。
すると、ここで担ぎ手の皆さんが役行者山を下ろされました。

役行者山が、「四条河原町」交差点で四条通を西に向いています。
そして、このままの状態で役行者山が西に進まれます。

先ほどの同じ状態で、少し引いて撮りました。
こちらの役行者山も、町衆や修験者の皆さんが
先行されずにそのまま随行されます。

役行者山が「四条河原町」交差点から、四条通を西に去ります。
これで残るは担ぎ山1基、曳山1基、船鉾1基です。

役行者に続いて、「鈴鹿山」と書かれた幟が登場です。
くじを引て順番を決める「山」の2023年の最後尾ですね。
(残りの2基は、くじを取らない順番固定です)
戦女神の鈴鹿権現をご神体とする山ですね。
ただもうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回は、ここまでです。
~次回は、鈴鹿山と鷹山の登場です~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
「四条河原町」交差点南西角の京都高島屋が、起点です。
~追記 その2~
2023年祇園祭連載はあと2回
2023年祇園祭後祭山鉾巡行も、残すは鈴鹿山、鷹山、大船鉾です。
予定では次回ブログで鈴鹿山、鷹山を掲載して、
次々回ブログで大船鉾を掲載していきます。
7月24日の祇園祭後祭は夕方から還幸祭が催され、
3基の神輿が京都市街地を巡行されるのですが、
自分が遅刻したため還幸祭の取材写真はありません。
ですから、後祭山鉾巡行で2023年祇園祭の連載は終了です。
当初はその後元花街島原を散策しようと思っていたのですが、
幾つかの理由でそれを中止します。
2023年の祇園祭の連載が相当伸びたため、
時期を逸してしまったのが大きいのですが、
最近収入が増えてきているのですが、
昨年(2022年)よりはまだまだ少ないため
あまり無駄遣いができなくなっているものも理由です。
取り敢えず中断している「花屋町通編」の連載を再開して、
そちらを終わらせます。
(予定では、あと1回~3回分のブログで書きます)
その後は久しぶりに「京のお店 今日のお品」を何軒か掲載します。
2023年の紅葉散策はその後ですが、
異常気象続きの2023年は紅葉シーズンがいつ頃がまだ分かりません。
~追記 その3~
まだまだ母に甘えます

2023年7月24日月曜日のウチのネコの続きです。
とうとう仕事を続けるのを諦めたウチの母に対して、
ウチのネコは前足を出してアピールします。
ウチの母が撫でまわすと、ゴロゴロ声を上げて
ご機嫌になりました。
~追記 その4~
実は大変なことになっています
2023年9月第2週は「国際試合週間」とされていて、
J1リーグなどの各国サッカーのリーグ戦が禁じられています。
その代わり国同士が戦う試合が多く組まれていました。
そこでW杯など公式試合の予選が組まれることも多いですが、
国同士の練習試合も多く組まれます。
そこで我らが日本代表も、ドイツとトルコと練習試合が組まれました。
後述のW杯開催中のラグビーと異なり、
男子サッカーは練習試合ばかりなので結果は大きく影響しません。
現時点の日本が行っているのは次回W杯のメンバー選考で、
実際のところ結果(勝敗)はそれほど重視していません。
その一方、ドイツは結構本気で日本に挑んでいました。
ドイツは2014年W杯で優勝して以来、不振に喘いでいます。
2018年ロシア大会では韓国に敗戦し、
2022年カタール大会では日本に敗戦し、
グループリーグで敗退しました。
しかも2023年のドイツはあまり勝てていなくて、
フリッツ監督には相当プレッシャーが掛かっていました。
はっきり言って、「解雇」の可能性がだんだん大きくなっていました。
つまりそれほど「本気」ではない日本と、
ドイツは自国ドイツで対戦しました。
ドイツは、W杯並みに「絶対勝たなければならない」状態でした。
ところが試合が始まると菅原選手と伊東選手が躍動して、
ドイツの攻守は日本に切り刻まれてしまいました。
しかも後半登場の久保建英選手が完全にとどめを刺し、
日本は4-1と日本史上初めてドイツに大勝しました。
ところが当の日本では直後のニュース以降、
それほど大きな話題にはなっていません。
ここのところ様々なスポーツの大きな国際大会が続いていて、
少々のことには驚かなくなってきている側面もありますが……
そうそう余談ですが、ドイツのフリッツ監督は
2023年9月11日を以って遂に解雇されました。
~追記 その5~
キックの成功率で優劣が決まります
遂にラグビーW杯2023年フランス大会が、始まりました。
Brave Blossoms(ラグビー日本代表)は、
イングランドやアルゼンチンと同じPOOL Dに属しています。
だんだん各国の戦力差が縮まってきていて、
Brave Blossomsも
決勝トーナメントに行ける可能性がある分、
思わぬ刺客に足元を掬われる危険があります。
ですから初戦が最重要だったのですが、
Brave BlossomsはLes Condores(チリ代表)に
42-12と大勝しました。
個人技に勝るLes Condoresに対して結構苦戦しましたが、
ここ一番で反則をするLes Condoresに対して
Brave Blossomsは確実にトライを決めていきました。
そういえば、1人多い状況で有利だったPumas(アルゼンチン代表)も
土壇場の反則でイングランドに逆にペナルティーゴールを
何回も決められていました。
フォード選手のような
確実にキックを決める選手を擁するイングランドは、
「相手の反則=3点」という状況を生み出します。
そういう国に安易な反則をするのは、自殺行為です。
如何に反則をしないかが、イングランドと戦う国には問われます。
Brave Blossomsの次戦はそのイングランドですが、
とにかく反則をしないことが最重要になります。
尤もBrave Blossomsにも松田選手のという
キック成功率100%の選手がいるので、
イングランドにも同じプレッシャーをかけられますが……。
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