京菓匠 二條若狭屋本店
《ホームに戻る》

店名:京菓匠 二條若狭屋 業種:和菓子匠
営業時間:午前8時~午後5時 定休日:水曜日など
(定休日の詳細は、ここをクリックしてください)
デリバリー:なし 飲食スペース:なし
住所:中京区二条通小川通東入ル西大黒町333-2
(地図で確認される方は、ここをクリックしてください)

京都駅前北側市バスターミナルから9系市バスに乗って、約12分。
こちらは、「二条城前」バス停です。
今回は、こちらから老舗和菓子匠に向かいます。

今まで乗っていた9系市バスが、堀川通を北上します。
9系市バスは堀川通の北端まで進み、
上京区内は桜の名所が続きます。
(その様子は、上京桜散策編を参照)

「二条城前」バス停から、堀川通を南に向いています。
二条城の手前に、「二条通」と書かれた標識があります。
片方だけ尖った標識ですが、
これはこの位置が二条通の西端であることを指します。

その位置で、西を向いています。
二条城の切符売り場と入り口である大手門が、見えますね。

さらに標識の前で、東を向きました。
堀川通より東に、二条通が伸びています。

では信号が変わりましたので、
堀川通に架かる横断歩道で二条通を東に進みます。
横断歩道は、先ほどの標識の少し南にあります。

横断歩道を渡りながら、二条通から堀川通を南に向いています。
堀川通は京都市街地でも特に広い道幅ですが、
この辺りはそれほど道幅が広くありません。

横断歩道を渡り、堀川通東側歩道に移動しました。
堀川通の東側に、小川が流れています。

二条通から、堀川通を南に向いています。
この先に、京都駅に向かう9系市バス用の
「二条城前」バス停が立っています。

今度は、二条通から堀川通を北に向きました。
堀川通の東側に「堀川」という川が流れており、
その堀川に二条橋が架かってます。

さらに堀川通東側歩道から、二条通を東に向いています。
堀川の川幅は、2車線ほどでしょうか?

二条橋の上から、堀川を南に向いています。
二条橋の長さは10mほどですが、
実際に流れている川幅は3mほどでしょうか。
周囲に桜並木が続いており、
堀川散策も代表的な京都観光です。
(堀川散策の様子は、ここをクリックしてください)

堀川に架かる二条橋を渡ると、堀川の東側にも道路が伸びています。
こちらは、東堀川通です。
では、こちらの横断歩道も渡ります。

その位置で二条通から、東堀川通を北に向いています。
この横断歩道を渡った先に、La Esquinaが建っています。
メキシコ料理店なのですが、ランチを中心に
インドネシア料理も出すお店です。

東堀川通から、二条通を東に向いています。
右(南)側が、新築された全日空ホテルですね。

東堀川通から、二条通を東に約100m進みました。
ここで、二条通は油小路と交差します。

二条通から、油小路を南に向いています。
道(西)側が、先ほどの全日空ホテルです。
約200m先で、油小路は御池通と交差します。

今度は油小路から、二条通を東に向きました。
ここからも、二条通を東に進みます。

油小路から、二条通を約50m東に進みました。
ここで、二条通は小川通と交差します。
また右(南)側に向くと、「二條若狭屋」と書かれた看板があります。
こちらが、今回ブログメインのお店です。

「二條小川」の辻の南東角が、二條若狭屋本店です。
その角に、こちらが並んでいます。
小川通沿いには犬矢来が張られており、
京町屋の商家の形式を守った家屋ですね。

格子窓の脇に、ブリキ製の表札が立っています。
一見古そうな表札ですが、
この辺りが「中京区」と表記されていますので、
ここ100年以内に製作されたものでしょうね。

小川通から、二条通を東に約5m進みました。
こちらに二條若狭屋の入り口があるのですが、
小川通(西)側の家屋の入り口は常に閉まっています。
二條若狭屋本店は、左(東)側の京町家で経営されています。

二條若狭屋本店に、入店しました。
玄関口に、アルコールジェルが置いてあります。
最近はだんだん減ってきていますが、
こちらでは当たり前に使っています。

二條若狭屋は江戸時代半ばに創業されていますので、
京都府知事から「老舗」に認定されています。
ちなみに、京都府では「老舗」は自称できません。
(条例に違反します)
創業100年を越えたお店が京都府知事から認定されたことにより、
老舗と呼称する許可証を貰えます。
こちらには、その老舗に対する許可証と
数100年のこのお店の歴史が展示されています。

そのスペースの奥に、五重塔の模型がありました。
実はこちらは和菓子の材料で作られているので、
その気になれば食べられます。
(勿体ないので、誰も食べませんが)
和菓子の材料で模型を作ったものを「造形菓子」と言いますが、
樹木や花を模ったものが多く、
建築物を模ったものは珍しいですね。

一方店頭には、こちらの工芸菓子が陳列されていました。
松の木も牡丹も紅葉も、すべて和菓子の材料でできています。
こういう工芸菓子は和菓子職人の修行に必要なもので、
年に1回日本全国で1位を決める大会もあります。
そういえば、五条の和菓子匠鍵長でも陳列されていました。

さて、二條若狭屋の和菓子を撮影します。
通常のお店の和菓子も一通り揃っていますが、
こちらは栗やサツマイモなどを使った和菓子が得意です。

二條若狭屋のショウケースを大写ししました。
こちらは、栗を模った栗餡のお饅頭です。
またこちらには、サツマイモを模ったイモ餡のお饅頭もあります。

ですから自分が持つ二條若狭屋さんのイメージは
栗餡とイモ餡なのですが、
このように普通の生菓子も売られています。
上用饅頭や練り切りのような職人の腕がはっきりわかる和菓子も、
むしろ二條若狭屋の得意分野です。

二條若狭屋本店から、帰宅しました。
持ち帰ったものが、この紙袋に入っています。
……と言いますか、古い本や人工呼吸器のチューブなど
全然関係ないものが多く写り込んでしまいました。

先ずは、こちらの干菓子です。
砂糖を固めたようなものに見えますが、
本当はかなり複雑な和菓子です。
(詳細は、後述)
ただし、こちらは購入したものではありません。
いろいろ買ったら、サービスして戴きました。

実際に購入したのは、この紙箱の中です。
毎年9月下旬になると、必ず戴く和菓子です。

箱を開けると、月見団子が入っていました。
一つ400円ですので、4つで1,600円です。
(税込みで、1,728円です)
まぁ2023年9月29日金曜日は、「中秋の名月」ですからね。

2023年9月29日金曜日の夜に、こちらを戴きました。
冷茶が2杯なのは、自分と母の分です。

干菓子は、砂糖菓子ではありません。
中はゼリーでできており、それを砂糖の膜が覆っています。
見た目以上に複雑な和菓子ですね。

京都には、球形の月見団子は存在しません。
円錐形の団子の底に、小豆餡が覆っています。
これは、海老芋を模っています。
海老芋とはエビの姿に似た大型の里芋のことで、京野菜の一種です。
もともと京都では団子ではなく海老芋を
月見の際に供えていました。
京都の月見団子の形状は、その名残です。
さて二條若狭屋の月見団子は、
よく練った餅粉をよく蒸してこの形状にしています。
小豆餡の量が他店より多めですが、
実は二條若狭屋の小豆餡はそこまで甘くありません。
それが、上品さを醸しています。

「京の道 今日の道」で二條若狭屋本店を
初めて取材したのは、2018年6月21日です。
その時は、代表的な和菓子「家喜芋」(やきいも)を買いました。
こちらは、一つ302円です。

家喜芋の袋を開けて、こちらを戴きました。
イモ餡が前面に出る饅頭で、
まるで焼き芋を戴いているようでした。
先述の通り、二條若狭屋は
栗やサツマイモを使った和菓子が得意です。
「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。
~追記 その1~
毎年北上しています
月見団子を購入する先は、毎年北上しています。
2020年は五条通に近い鍵長で、
2021年は四条通に近い鼓月 四条烏丸店で、
2022年は三条通に近い老松堂で購入しました。
という訳で、2023年は二条通沿いの二條若狭屋です。
2024年は、一条通り沿いのお店で月見団子を買う予定です。

店名:京菓匠 二條若狭屋 業種:和菓子匠
営業時間:午前8時~午後5時 定休日:水曜日など
(定休日の詳細は、ここをクリックしてください)
デリバリー:なし 飲食スペース:なし
住所:中京区二条通小川通東入ル西大黒町333-2
(地図で確認される方は、ここをクリックしてください)

京都駅前北側市バスターミナルから9系市バスに乗って、約12分。
こちらは、「二条城前」バス停です。
今回は、こちらから老舗和菓子匠に向かいます。

今まで乗っていた9系市バスが、堀川通を北上します。
9系市バスは堀川通の北端まで進み、
上京区内は桜の名所が続きます。
(その様子は、上京桜散策編を参照)

「二条城前」バス停から、堀川通を南に向いています。
二条城の手前に、「二条通」と書かれた標識があります。
片方だけ尖った標識ですが、
これはこの位置が二条通の西端であることを指します。

その位置で、西を向いています。
二条城の切符売り場と入り口である大手門が、見えますね。

さらに標識の前で、東を向きました。
堀川通より東に、二条通が伸びています。

では信号が変わりましたので、
堀川通に架かる横断歩道で二条通を東に進みます。
横断歩道は、先ほどの標識の少し南にあります。

横断歩道を渡りながら、二条通から堀川通を南に向いています。
堀川通は京都市街地でも特に広い道幅ですが、
この辺りはそれほど道幅が広くありません。

横断歩道を渡り、堀川通東側歩道に移動しました。
堀川通の東側に、小川が流れています。

二条通から、堀川通を南に向いています。
この先に、京都駅に向かう9系市バス用の
「二条城前」バス停が立っています。

今度は、二条通から堀川通を北に向きました。
堀川通の東側に「堀川」という川が流れており、
その堀川に二条橋が架かってます。

さらに堀川通東側歩道から、二条通を東に向いています。
堀川の川幅は、2車線ほどでしょうか?

二条橋の上から、堀川を南に向いています。
二条橋の長さは10mほどですが、
実際に流れている川幅は3mほどでしょうか。
周囲に桜並木が続いており、
堀川散策も代表的な京都観光です。
(堀川散策の様子は、ここをクリックしてください)

堀川に架かる二条橋を渡ると、堀川の東側にも道路が伸びています。
こちらは、東堀川通です。
では、こちらの横断歩道も渡ります。

その位置で二条通から、東堀川通を北に向いています。
この横断歩道を渡った先に、La Esquinaが建っています。
メキシコ料理店なのですが、ランチを中心に
インドネシア料理も出すお店です。

東堀川通から、二条通を東に向いています。
右(南)側が、新築された全日空ホテルですね。

東堀川通から、二条通を東に約100m進みました。
ここで、二条通は油小路と交差します。

二条通から、油小路を南に向いています。
道(西)側が、先ほどの全日空ホテルです。
約200m先で、油小路は御池通と交差します。

今度は油小路から、二条通を東に向きました。
ここからも、二条通を東に進みます。

油小路から、二条通を約50m東に進みました。
ここで、二条通は小川通と交差します。
また右(南)側に向くと、「二條若狭屋」と書かれた看板があります。
こちらが、今回ブログメインのお店です。

「二條小川」の辻の南東角が、二條若狭屋本店です。
その角に、こちらが並んでいます。
小川通沿いには犬矢来が張られており、
京町屋の商家の形式を守った家屋ですね。

格子窓の脇に、ブリキ製の表札が立っています。
一見古そうな表札ですが、
この辺りが「中京区」と表記されていますので、
ここ100年以内に製作されたものでしょうね。

小川通から、二条通を東に約5m進みました。
こちらに二條若狭屋の入り口があるのですが、
小川通(西)側の家屋の入り口は常に閉まっています。
二條若狭屋本店は、左(東)側の京町家で経営されています。

二條若狭屋本店に、入店しました。
玄関口に、アルコールジェルが置いてあります。
最近はだんだん減ってきていますが、
こちらでは当たり前に使っています。

二條若狭屋は江戸時代半ばに創業されていますので、
京都府知事から「老舗」に認定されています。
ちなみに、京都府では「老舗」は自称できません。
(条例に違反します)
創業100年を越えたお店が京都府知事から認定されたことにより、
老舗と呼称する許可証を貰えます。
こちらには、その老舗に対する許可証と
数100年のこのお店の歴史が展示されています。

そのスペースの奥に、五重塔の模型がありました。
実はこちらは和菓子の材料で作られているので、
その気になれば食べられます。
(勿体ないので、誰も食べませんが)
和菓子の材料で模型を作ったものを「造形菓子」と言いますが、
樹木や花を模ったものが多く、
建築物を模ったものは珍しいですね。

一方店頭には、こちらの工芸菓子が陳列されていました。
松の木も牡丹も紅葉も、すべて和菓子の材料でできています。
こういう工芸菓子は和菓子職人の修行に必要なもので、
年に1回日本全国で1位を決める大会もあります。
そういえば、五条の和菓子匠鍵長でも陳列されていました。

さて、二條若狭屋の和菓子を撮影します。
通常のお店の和菓子も一通り揃っていますが、
こちらは栗やサツマイモなどを使った和菓子が得意です。

二條若狭屋のショウケースを大写ししました。
こちらは、栗を模った栗餡のお饅頭です。
またこちらには、サツマイモを模ったイモ餡のお饅頭もあります。

ですから自分が持つ二條若狭屋さんのイメージは
栗餡とイモ餡なのですが、
このように普通の生菓子も売られています。
上用饅頭や練り切りのような職人の腕がはっきりわかる和菓子も、
むしろ二條若狭屋の得意分野です。

二條若狭屋本店から、帰宅しました。
持ち帰ったものが、この紙袋に入っています。
……と言いますか、古い本や人工呼吸器のチューブなど
全然関係ないものが多く写り込んでしまいました。

先ずは、こちらの干菓子です。
砂糖を固めたようなものに見えますが、
本当はかなり複雑な和菓子です。
(詳細は、後述)
ただし、こちらは購入したものではありません。
いろいろ買ったら、サービスして戴きました。

実際に購入したのは、この紙箱の中です。
毎年9月下旬になると、必ず戴く和菓子です。

箱を開けると、月見団子が入っていました。
一つ400円ですので、4つで1,600円です。
(税込みで、1,728円です)
まぁ2023年9月29日金曜日は、「中秋の名月」ですからね。

2023年9月29日金曜日の夜に、こちらを戴きました。
冷茶が2杯なのは、自分と母の分です。

干菓子は、砂糖菓子ではありません。
中はゼリーでできており、それを砂糖の膜が覆っています。
見た目以上に複雑な和菓子ですね。

京都には、球形の月見団子は存在しません。
円錐形の団子の底に、小豆餡が覆っています。
これは、海老芋を模っています。
海老芋とはエビの姿に似た大型の里芋のことで、京野菜の一種です。
もともと京都では団子ではなく海老芋を
月見の際に供えていました。
京都の月見団子の形状は、その名残です。
さて二條若狭屋の月見団子は、
よく練った餅粉をよく蒸してこの形状にしています。
小豆餡の量が他店より多めですが、
実は二條若狭屋の小豆餡はそこまで甘くありません。
それが、上品さを醸しています。

「京の道 今日の道」で二條若狭屋本店を
初めて取材したのは、2018年6月21日です。
その時は、代表的な和菓子「家喜芋」(やきいも)を買いました。
こちらは、一つ302円です。

家喜芋の袋を開けて、こちらを戴きました。
イモ餡が前面に出る饅頭で、
まるで焼き芋を戴いているようでした。
先述の通り、二條若狭屋は
栗やサツマイモを使った和菓子が得意です。
「京のお店 今日のお品」カテゴリートップに
進みたい方は、ここをクリックしてください。
様々なお店の検索が、可能です。
~追記 その1~
毎年北上しています
月見団子を購入する先は、毎年北上しています。
2020年は五条通に近い鍵長で、
2021年は四条通に近い鼓月 四条烏丸店で、
2022年は三条通に近い老松堂で購入しました。
という訳で、2023年は二条通沿いの二條若狭屋です。
2024年は、一条通り沿いのお店で月見団子を買う予定です。
- 関連記事
-
- 新撰組壬生屯所八木邸/京都鶴屋鶴寿庵 (2023/03/15)
- だんだら珈琲店 (2023/03/17)
- 壬生湯 (2023/03/19)
- 幸福屋 三条本店 (2023/03/21)
- 鈴屋 (2023/03/23)
- 大宮京珉 (2023/03/26)
- 京のお店 今日のお品 3周年 (2023/05/27)
- 京菓匠 二條若狭屋本店 (2023/09/30)
- FIKA花屋町 (2023/10/13)
- しんらん交流館 (2023/10/17)
- つるやここな (2023/10/20)
- 白山湯 六条店 (2023/10/23)
- キッチン カンパネラ (2023/10/26)
- 食と森 (2023/10/30)
- がんこ 西本願寺別邸 (2023/11/03)
スポンサーサイト