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番外 3 藤森祭の流鏑馬神事

124-a-1.jpg
ここは、藤森神社拝殿と南門を結ぶ参道の途中です。
今からここで駆馬神事が行われるため、
沿道は見物人であふれかえっています。
今回は、この神事の様子を掲載します。
本当は駆馬神事の様子は
第124回ブログを上書きして掲載しようと思っていたのですが、
そうやって載せるには写真の枚数がかさ張ったので、
独立したものにします。
撮影日は、2013年5月5日日曜日の子供の日午後1時15分。
開始予定がだいぶ遅れています。


124-a-2.jpg
沿道から、北を向きました。
向こうに見えるのが、藤森神社拝殿です。


124-a-3.jpg
今度は南を向きました。
このずっと先に南門の鳥居があります。


124-a-4.jpg
沿道の向こう(東)側に、
観覧席とTV局や新聞社用のカメラ席があります。


124-a-5.jpg
ようやく、馬に乗った方が現れました。
15分以上の遅れですね。


124-a-6.jpg
先ずは、ゆっくりと馬と人が歩いて来られます。
神事の無事を祈って、馬場を清められています。


124-a-7.jpg
先導の方が塩をまかれた後は、神楽太鼓が行進します。
「藤森太鼓」とかいうものですね。
~5月7日訂正~
送られてきたコメントから、
こちらの太鼓と藤森太鼓とは別物と判明しました。
ここに訂正します。


124-a-8.jpg
続いて、武者姿の方に先導されて
小学生くらいの男児が馬に乗っています。
こちらの馬は駆けることはありません。
この方が「速駆け」をするのは、数年後になるでしょう。


124-a-9.jpg
そして、こちらが実際に神事を行われる方と馬です。
お若いのに、貫録がありますね。


124-a-10.jpg
いよいよ神事が始まりました。
馬がこちらに向かって駆けてきます。
(先ほどの写真の方が騎乗されています)

ただ、自分の腕とカメラの性能の関係で
横からなかなか上手く撮れません。
(このカメラはシャッターを押してから撮影するまで
約2秒のタイムラグがあります。
おかげで、手振れやピントのボケを補正してくれます)
そのため、走り始めと終わりが同じ構図に入る
南門の前に今から移動します。


124-a-11.jpg
南門の前に移動してきました。
この辺りは特に混み合っていますので、多少強引に撮っています。
しかし、ここからならよく撮れます。


124-a-12.jpg
では、以降はこちらから撮った写真です。
こちらの方から、向こうの方に馬が駆けていきます。


124-a-13.jpg
やはり、ここから撮るとしっかり写すことができます。
ただ、馬が遠くなるのが難点ですね。


124-a-16.jpg
その代わり、走る前の様子はこんなにアップになります。
緊張感が、こちらにも伝わってきます。


124-a-14.jpg
拝殿に向かって、馬を走らせていきます。


124-a-15.jpg
途中で、騎手が馬上で逆立ちをされています。
「手綱くぐり」という技らしいです。


124-a-17.jpg
今度は壮年の男性が、
馬上で筆を使って文字を書いています。


124-a-18.jpg
そして、その文字を沿道の方々に見せています。

午後1時の部は、これで終わりのようでした。
肝心の流鏑馬は、人も馬も慣れた午後3時の部に行われるようです。

今回は、ここまでです。

~次回こそ、藤森神社から京阪電鉄「藤森」駅まで目指します~
~追記~
藤森神社へは、JR奈良線「藤森」駅下車西に徒歩約3分です。
または、京阪電鉄「墨染」駅下車本町通から北に徒歩約5分です。
境内の様子は、ここをクリックしてください。
駆馬神事は、拝殿と南門の間で行われました。

~追追記~
今回は、あくまで第124回ブログの追加という形なので
いつのもナンバリングをしません。
そのため「番外」という扱いにしました。
ただ、「番外」はすでに二つあるので、
(どちらも「限定公開」のカテゴリになります)
今回は「番外 3」と書かせていただきました。

~さらに追記~
久しぶりに、新しく相互リンクさせていただきました。
「写真缶」という写真ブログで、
とにかくきれいな写真を撮られています。
機会がありましたら、サイドバーからクリックして
訪問してみてください。

~2013年5月7日追記~
コメントで指摘いただいたとおり、
流鏑馬神事→駆馬神事と訂正させていただきました。
ただ、タイトルの方は今からでは訂正が難しいのでこのままにします。
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No title

藤森神社でこんなイベントあったんですか!!
全然知りませんでした。

ここ、いかにも走れそうな距離がありますよね(^-^)

Re: No title

na-ohさん、こんにちは。
たびたびコメント、ありがとうございます。

第124回にも紹介したように、
藤森神社は五月人形と流鏑馬神事の発祥の地です。
下鴨神社などが有名ですが、
古さで言えばこちらの方が軍配が上がります。

おはようございます。

写真から、
馬が疾走する迫力が伝わってきました。

実際に流鏑馬を見学してみたいです。

Re: おはようございます。

ひまわりパパさん、こんにちは。
たびたびコメント、ありがとうございます。

実は今回気の荒い馬が多かったそうで、
騎手も大変だったそうです。
(馬具のチェックが念入りでした)
また、年々観覧者の数が増えています。
いいことなのですが、
警備員なども増員しないと危なくなってきていますね。

No title

流鏑馬ではありませんよ。
『駈馬』(かけうま)神事です。

13時からは社殿での儀式があってから馬場のおはらいなんで、
遅れた感じですが・・・

それと、先頭の太鼓は『藤森太鼓』とは違うんですよ。

よろしくです

Re: No title

駈馬さん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。

大亀谷の方に親戚がいて、その方に連れられて
幼稚園児の頃からたびたびこの神事を拝見していました。
その時最後に流鏑馬をしていたので、
これを「流鏑馬神事」というものだと思っていました。
実際、その親戚の前で「流鏑馬神事」と呼んでも
特に訂正されませんでしたし……
今から思えば、
単に訂正するのが面倒だっただけかもしれませんね。
それで、今までこれを「流鏑馬神事」と呼んでいました。

そういう訳で、今から少しずつここを訂正していきます。

No title

ぴのぴな様、はじめまして。ちび猫飯店と申します。
偶然にぴのぴな様のブログを見つけて読みふけってしまいました。
うちも一時期他府県に住んでいましたが伏見で産まれ伏見で育ち今は山科に住んでいます。

この藤森神社の近くに住んでいたこともあって小学生の頃は毎日のようにこの神社で走り回って遊んでいました。
この神社のお祭りは5月1日から5日まで露店が出ておまけにGWが重なって子供のうちには夢のような時間を過ごせました(親は地獄だったでしょうが(笑))

小さい頃から慣れ親しんできたはずの場所なのに知らんトコがいっぱい出てきたし(笑)写真がいっぱいで見た目にもわかりやすくて・・
なんか支離滅裂な文章になってしまいましたが、そこはええモン見つけたと興奮していると言うことでw

これからも懐かしくも楽しいブログに期待していますね♪

Re: No title

ちび猫飯店さん、初めまして。
コメント、ありがとうございます。

自分の母の兄が深草大亀谷に住んでいて、
その伯父の招待で亡き祖父がそちらに遊びに行き、
自分はその同伴者として小学生のころは
よく藤森祭に行きました。
この駆馬神事はその頃からよく見に行っていました。
確か昔はもっと派手なこともしていたような気がするのですが……
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ぴのぴな

Author:ぴのぴな
ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
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このブログで,
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ここの方と親しくなって、
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京都市街地で
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さまざまなお店と
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「未分類」
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他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
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記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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