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第130回 梅雨空の宝塔寺~本町通南から北~その11

129-36.jpg
ここは、日蓮宗深草山宝塔寺の四脚門前です。
(重要文化財です)
今回はこの宝塔寺を回った後、
本町通の直違橋7丁目T字路に戻ります。
撮影日は、2013年5月30日木曜日午後2時50分。
小雨は止みましたが、曇り空は続きます。


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四脚門を入ってすぐにコンクリート製の大きな鉢があり、
ハスの花が浮かんでいました。
よく見ると、鯉や金魚が泳いでいます。


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四脚門をくぐり、東に向いています。
石段と仁王門へと続く道の途中に、
たくさんの末寺が並んでいます。
その一つ円妙院から女性が出てこられて、
この辺りの掃除を始められました。


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では、末寺を一つ一つ回っていきます。
先ずは大雲寺から回ります。


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こちらは、門を入ってところにある祠です。
「深草七面山」とは、この宝塔寺がある山です。
この山の頂上に、七福神の神社があります。
こちらは、そちらの分社です。


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では、この奥に進み大雲寺の境内に入ります。


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ここが大雲寺の境内です。
元々は、宝塔寺の仮本堂でした。
日蓮の孫弟子日像が菩薩として祀られています。
石燈籠の前にはカエデの木が並んでいて、
秋には紅葉が見事でしょうね。


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こちらは、「三十番神」の祠です。
「三十番神」とは、日本全国の主な神社の主神30柱を
神仏習合にて30体の仏とした神様です。
日像が日蓮宗を京都に布教するための方便として広めたものです。


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では、大雲寺を出ます。次は、向いの円妙院です。
先ほど女性が出てこられた寺院ですね。


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円妙院の門をくぐると、中央に石塔がある庭があります。
なかなか見事な庭ですが、この寺院の沿革は分かりませんでした。


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円妙院を出ました。
次は、大雲寺の東隣り直勝寺です。


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直勝寺は、中に入ることができませんでした。
ただ、ここの庭園はツツジなどいろいろな花が咲き誇っていました。
ここからでも、十分に堪能できますね。
この写真は、クリックすれば拡大できます。


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四脚門から、石畳の道を東に約50m進みました。
ここからは仁王門まで急な石段を上ることになります。


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石段の途中に、日像の荼毘所がありました。
日像は、日蓮の弟子日郎の弟子にあたります。
(つまり、日蓮の孫弟子ですね)
鎌倉時代後期から、日蓮の遺言に従い
京都に日蓮宗を広めることに一生を捧げましたが、
たびたび他宗派から攻撃を受け、
遂に京都市街地から追放されてしましました。
その後、日像は乙訓(今の向日市・長岡京市など)や
この深草で布教活動をした後、
朝廷に許され京都市上京区に妙顕寺を建立しました。


130-15.jpg
日像の荼毘所の向かいに、霊光寺があります。
この名前は、前回ブログにも出てきました。
(瑞光寺の斜め向かいの寺院です)
実は、この二つは同じ寺院です。
(つまり、前回は霊光寺の裏側でした)
ここには、江戸時代の日蓮宗の僧侶日審のお墓があります。


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石段を上り、朱色の宝塔寺仁王門に着きました。
こちらも、重要文化財です。手前のカエデの木が見事ですね。


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仁王門の右側「阿形」の仁王さんです。
普通は、門の中央を向いているのですが、(つまり、斜め左)
こちらは、正面を向いています。
こういう仁王像は、ここくらいです。


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そして、こちらは「吽形」の仁王像です。
やはり、正面を向いています。


130-19.jpg
では、仁王門をくぐり宝塔寺境内に入ります。
先ずは、正面の本堂に行きます。


130-20.jpg
こちらが、重要文化財宝塔寺本堂です。
この宝塔寺は、平安時代初期に藤原基経が建立した
極楽寺の後継寺院に当たります。
鎌倉時代後期に、ここの住持が
京都に日蓮宗を布教しに来た日像に帰依し、
ここを日蓮宗に改宗させました。(もともとは、真言宗)
先ほど紹介した日像の荼毘所に
日蓮・日郎・日像を祀った宝塔を建てたことから、
後に宝塔寺に改名しました。
本堂の中には、本尊の釈迦如来像の両脇に
日蓮・日像の木像が並んでいます。


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こちらは、本堂の右(南)側です。
大きな木の下に、宝塔寺歴代住持のお墓があります。


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その左(東)側に、多宝塔がありました。
こちらも、重要文化財です。


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宝塔寺本堂前から、西を向きました。
七面山をだいぶ上ってきたので、
仁王門の脇から京都市街地が一望できます。


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宝塔寺仁王門の東側で、右(北)を向きました。
ここを進むとさらに東に進む道があって、
宝塔寺のさらに奥や七面山頂上の「七面宮」に行けます。
ただしそちらに向かうと、さらにあと数回分のブログを消費し、
もはや「本町通編」とは言えなくなってしまいます。
そこで宝塔寺はこのくらいにして、ここを後にします。
(秋に再訪しますので、続きはその時にします)


130-25.jpg
そういう訳で、宝塔寺仁王門をくぐり外に出ます。
門の外には、大きな桜の木があります。
(春ごろも、ここは絶景になります)


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仁王門から石段を降り、霊光寺の前あたりで西を向いています。
この辺りからでも、京都市街地が一望できます。
晴れていればもっとよく見えるのでしょうが、
梅雨空ではこれが限界です。
それでも西山の稜線くらいは、はっきり見えます。


130-27.jpg
石段を降り、石畳の道を約50m進みました。
では、四脚門をくぐり宝塔寺を出ます。
ちなみに、向こうに走っているのは奈良方面行きのJR奈良線です。


130-28.jpg
宝塔寺四脚門をくぐりました。
このまま西に進み、JR奈良線の踏切を越えると
約200mほどで京阪電鉄「深草」駅です。
(JR奈良線「稲荷」駅は北北西に約500m)
ただ、今回は本町通の元の所に帰りたいため、
ここを左(南)に進みます。


130-29.jpg
宝塔寺四脚門の斜め向かいに、このような看板が出ていました。
「極楽寺」は、今ではこのように町名でしか残っていません。


130-30.jpg
宝塔寺四脚門の前から、南を向きました。
ずっと向こうに見える茂みは、前回ブログで紹介した瑞光寺ですね。
では、そちらの方に向かいます。


130-31.jpg
宝塔寺四脚門から、南に約100m進みました。
ここからでも、瑞光寺本堂の茅葺屋根が見えます。
左(東)側に、先ほども出てきた霊光寺の裏側が見えます。


130-32.jpg
瑞光寺と霊光寺のある十字路で、西を向いています。
ちょうど、JR奈良線の電車が通っています。
突き当りに、線路の向こう(西)側に行ける地下通路があります。
今から、そこを通ります。


130-33.jpg
地下通路を通って、JR奈良線の西側に出てきました。
目の前に、前回ブログでも紹介した児童公園があります。


130-34.jpg
その児童公園の真ん中に立っています。
ここから蛇行しながら西に進む緩やかな下り坂が続きます。
ここを通って、本町通まで向かいます。


130-35.jpg
児童公園から西に、約100m進みました。
ここは前回ブログでも少しだけ紹介した雀食堂です。
ここから、さらに西に向かいます。


130-36.jpg
雀食堂から、さらに西に100mほど進みました。
こちらは、前回ブログでも出てきた京料理のお店です。
なぜか同じ店にカラオケハウスという看板もあります。


130-37.jpg
こちらは、その京料理のお店の向かいの民家です。
なかなか味のある家ですが、
玄関先に祇園祭の(長刀鉾の)粽が貼り付いています。
YAHOO知恵袋でよく「粽はどうしたらいいのか」
という質問を受けますが、このようにすればいい訳です。


130-38.jpg
さらに50mほど西に進みました。
だんだんと本町通とのT字路が見えてきました。


130-39.jpg
ようやく、直違橋7丁目のT字路に行き着きました。
前回ブログでは、ここから瑞光寺に向かいました。


130-40.jpg
直違橋7丁目T字路から、本町通を北に向いています。
ここを北に少し進むと京阪電鉄「深草」駅近くに出るのですが、
それは次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、またもや本町通から東にそれ石峰寺に向かいます~


~追記~
前回ブログで極楽寺に関する記事に、一部間違いがありました。
(今回ブログは、大丈夫です)
2013年6月8日中に訂正しますので、
これからはそちらを参考にしてください。
混乱させて、申し訳ありません

~追追記~
2013年6月10日に
伏見稲荷大社で田植祭を行います。
(前回ブログにも書きました)
お時間がある方は、是非見学に来てください。

~さらに追記~
この辺りの周辺地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。

宝塔寺へは京阪電鉄「深草」駅から南へ進み、
第1軍道を東に約200m進むと宝塔寺四脚門前に着きます。
京都駅からはJR奈良線に乗り、「稲荷」駅で下車します。
そこから本町通を南に約400m進み、
第1軍道との交差点で東に曲がると、
約150m先が宝塔寺四脚門前です。
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生まれたときから50数年
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中2のころから
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散策しました。

「花園散策」
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「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
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「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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