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第157回 電気屋街「寺町」後編~寺町通南から北~その4

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空也寺から、寺町通に出てきました。
向こうに、仏光寺通が西に伸びているのが見えます。
今回はここから寺町通を北上し、四条通に向かいます。
撮影日は、2013年10月1日火曜日午後2時半。
だんだん繁華街に近づいてきています。


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寺町通から、仏光寺通を西に向きました。
ここを西に進むと、浄土真宗仏光寺派本山仏光寺の北辺に出ます。
さらに西に進み烏丸通を越えると、祇園祭の鉾町に出ます。
(室町通に船鉾と岩戸山、新町通に船鉾と岩戸山、
油小路通に油天神山・太子山・木賊山があります)


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仏光寺通から、寺町通を北に向きました。
小さな電気屋さんやパソコンショップの間に
仏具屋の老舗が並んでいます。
約50m北に、「国友銃砲火薬店」があります。
滋賀県水口町の「国友銃」と関連がある店なのでしょう。
その店の北側から、仏光寺通が東に伸びています。


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先ほどの地点から、北に約20m進みました。
ビルとビルの間に、「寺町変電所」があります。


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さらに30mほど、寺町通を北に進みました。
寺町通から、仏光寺通を東に向いています。
右(南)側に見える建物は、先ほどの「国友銃砲火薬店」です。
(つまり、この寺町通を境に仏光寺通は筋違いになっています)
多少折れ曲がっていますが、この200m先に河原町通があります。


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「その」仏光寺通から、寺町通を北に向いています。
だんだん四条通のアーケードが見えてきました。
(あの辺りから、京都随一の繁華街になります)
右(東)側に、また寺院が見えます。


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こちらがその寺院浄土宗錦綾山聖光寺です。
ここは中に入れそうです。


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聖光寺の境内に入ってきました。
先ずは、目の前のお堂にお参りします。


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お堂の中には、お地蔵さんがいらっしゃいました。
提灯には「開運地蔵尊」とありますが、
こちらは「幸福地蔵尊」と呼ばれています。


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さらに境内の奥に入っていくと、お墓がこのようにありました。
「忠臣蔵」に出てくる天野屋利平のモデルとなったとされる
綿屋禅右衛門のお墓かと思い撮ったのですが、
それはもっと奥にある別のお墓だそうです。
(さすがに奥は非公開です)


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庫裏の手前に、このような歌碑がありました。
どうもこの寺院を詠んだものですが、
達筆すぎて読めません……


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こちらが、浄土宗錦綾山聖光寺の本堂です。
ここは浄土宗の開祖法然の弟子のひとり
鎮西上人聖光(弁長)所縁の寺院です。
この近辺にある他の寺院とは違い、
建立時である鎌倉時代からここにありました。

また、ここは天野屋利平のモデルとされる綿屋禅右衛門と
大石内蔵助の母のお墓があることで有名です。
(天野屋利平については諸説あって、
他にもモデルがいるという説もあります)


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では、この聖光寺を出ます。
また、寺町通を北上していきます。


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聖光寺から、寺町通を北に向いています。
聖光寺の北隣に、和菓子屋さんの「仙太郎」本店があります。
さらに二軒北に小さな寺院がまたあります。


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こちらが、その寺院浄土宗透玄寺です。
壁の色から、「あかかべ寺」と呼ばれています。


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こちらが、透玄寺の境内です。
中に入れませんので、門から撮っています。
こちらの本尊は阿弥陀如来なのですが、
代々伝わっている「安産背競地蔵尊」で有名です。
この寺院の開祖は賢公が開祖ですが、
(室町幕府9代将軍足利義尚の甥です)
この地蔵尊自体は源信が彫ったものと伝えられています。
(平安時代に、空也と並んで浄土信仰を広めた僧)
文字通り安産のご利益があるそうです。


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透玄寺から、寺町通を北に向きました。
目の前の「船はしや」は、昔ながらのお菓子を売っている
京都でも残り少なくなった駄菓子屋さんです。
(どちらかというと、観光客がメインのお店です)
その北隣には「信長書店」があります。
こちらは漫画やDVDなどをメインにした本屋さんです。
ただこの店がある場所も、数年前までは
「ヒエン堂」という家電量販店がありました。
その「信長書店」とコンビニエンスストアとの間に、
細い道がこの寺町通から西に伸びています。
こちらが、綾小路通になります。


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寺町通から、綾小路通を西に向いています。
ここをずっと西に進むと、
烏丸通を越えて西洞院通も越えた辺りに祇園祭の鉾町が集中します。
(第62回ブログの芦刈山・油天神山などです)
さらに大宮通も越えると、
第28回ブログの壬生周辺の寺院光縁寺や壬生寺に行けます。


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そして、綾小路通の東側突き当りはこのように神社になっています。
では、今からこの京都大神宮に入っていきます。


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門を入ってすぐ右手に、手水舎がありました。
先ずはこちらで手を清めます。


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本殿の脇に、このような機械がありました。
おみくじを引くためのものらしいのですが、
ガチャポンを利用しているのが「寺町」らしいですね。


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こちらが、京都大神宮の本殿です。
摂関家の一つ一条家の邸宅を移築して改築したものです。
この神社の創建は1873年とかなり新しいです。
(明治時代初期、地租改正や徴兵令が布告された年です)
伊勢神宮の内宮と外宮の勧進を受けており、
そのため御祭神は天照大神(アマテラスオオミカミ)と
豊受大神(トヨウケノオオミカミ)になります。
当初は明治天皇の親王や内親王の帰依を受けて隆盛しましたが、
戦後(1945年以後)はだいぶ廃れました。

ちなみに、ここは「神前結婚」を考案した神社として知られています。
(厳密には、東京大神宮と協力して考案)


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京都大神宮を出て、綾小路から寺町通を北に向いています。
目の前の「エディオン」が
この辺で唯一残っている大型家電量販店です。
とは言え、この「エディオン」も数年前に操業しています。
元は「タニヤマムセン」という別の家電量販店でした。
つまり、10年以上続く大型の家電量販店は
「寺町」には残っていません。
(小さい店は、まだ何軒か残っています)


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「エディオン」の向かい(東側)に、小さなビルがあります。
この「神宮会館」には、自分が高校時代にライブハウスがありました。
よく友人が出演していて、チケットを何度か買わされました。


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「神宮会館」の北隣にも、また寺院がありました。
ここは浄土宗多門山浄教寺です。
ここは元々東山区の六原にありました。
というのも、ここは元々平清盛の嫡男平重盛が建立した
「灯篭堂」の後継寺院です。
源平の合戦で焼失後町衆の手によって、
下京区灯篭町に再興されましたが、
(祇園祭の鉾町の一つです。「保昌山」を出しています)
豊臣秀吉の政策で他の寺院とともにここに移転してきました。
ここには平重盛関連の遺構がたくさん残されていますが、
残念ながら非公開です。


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浄教寺の北側においしそうなカフェが並んでいます。
家電量販店が減少して、代わりにこういうお店が増えています。
「オタクビジネス」のお店も四条通以北に移転していっているので、
数年後にはこの辺はこのようなカフェで一杯になるでしょうね。


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「エディオン」の北隣は、「フジイ大丸」という百貨店です。
(日本全国に展開する「大丸百貨店」とは別の店です)
ここの「デパ地下」は「TAVELT」といって、
品質と品ぞろえが京都随一と言われています。


157-28.jpg
その「フジイ大丸」の向かい(東)側です。
この道を進むと、「高島屋百貨店」京都店の駐車場にたどり着きます。
(突き当りの白い建物が、「高島屋百貨店」京都店です)
つまり自動車で「高島屋百貨店」を訪れるときは、ここから入ります。
歩いて入るときは、四条河原町からですね。


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その「高島屋百貨店京都店」の北側のビルが神社になっています。
こちらにも立ち寄ります。


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そのビルに、このような看板が出ていました。
ここにあった「とらのあな」という書店が、
ここから約700mほど北に移転するようです。
この辺りよりも、そちらの方が
「オタクビジネスの街」になっていきそうです。


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そのビルの脇から、「火除天満宮」の境内に入っていきます。
ビルの隙間を通るとても細長い神社です。



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こちらは、お地蔵さんの祠です。先ずはそちらにお参りします。
向こうに社務所があります。


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境内の一番奥が、少し広くなっています。
「天神さん」だけに、牛の像があります。


157-34.jpg
こちらが、「火除天満宮」の本殿です。
御祭神は、菅公(菅原道真)です。
元は六条(要するに今の五条)にありましたが、
豊臣秀吉が大雲院をここに移転させた際、
鎮守社としてここに一緒に移転してきました。
1864年の禁門の変(蛤御門の変)の際、
ここだけ類焼を免れたので、
「火除け」の御利益があると言われています。
では、この「火除天満宮」を出て、寺町通を北に進みます。


157-35.jpg
こちらは、「火除け天満宮」があるビルの北隣です。
浄土宗松林山春長寺です。(残念ながら、境内は非公開)
織田信長に仕えた村井貞勝が創建しました。
貞勝は隠居して村井春長軒と名乗りましたが、
本能寺の変に織田信長の下に向かい明智光秀と戦い、
最後は討死しました。
その後、この位置に村井貞勝を弔うために移転しました。


157-36.jpg
その春長寺から、寺町通を北に向きました。
もう目の前に、四条通があります。
左(西)側に、「フジイ大丸」があります。
ここから、寺町通は繁華街になります。
通りの様子も一変しますが、それはまた次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、「寺町京極」を中心に進みます。
こちらにも、錦天満宮や蛸薬師などいろいろあります~


~追記~
この辺の周辺地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都駅からこの辺に来るには、
京都駅北側市バスターミナルから河原町通経由205系市バスに乗って
「河原町四条」バス停で降りましょう。
徒歩数分でここに着きます。
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
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「京都駅前散策」
京都駅から
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あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
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散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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