第177回 雨の上御霊神社~寺町通南から北~その16

こちらは前回ブログ最後の地点阿弥陀寺の前から
寺町通を北に向いています。
約1週間ぶりに来ると、大きな雨粒が降っていました。
今回は、ここからさらに北西に進み上御霊神社を目指します。
撮影日は、2013年12月26日木曜日午後3時45分。
今回が、今年最後の取材です。

阿弥陀寺の北隣に、こちらの光明寺があります。
同じ名前の寺院が京都のあちこちにありますが、
こちらの光明寺は細かいことは分かりませんでした。

光明寺の境内に入ってきました。
こちらに鐘楼とお地蔵さんがいらっしゃいますが、
細かいことは分かりませんでした。

さらに、こちらは光明寺の本堂です。
ここを撮影中、中からここの住職さんと思しき方が出てこられました。
この方に聞けば詳しい話が分かったのでしょうが、
多少遠慮があるので結局聞かずじまいでした。

こちらは光明寺の北隣にある慈福寺です。ここは、境内も非公開です。
こちらも調べたのですが、よく分かりませんでした。
この辺りで雨足が強くなってきて、
写真にもはっきり映るようになってきました。

慈福寺と道一本をはさんで、この鶴山児童公園があります。
冬休みの午後ですが、この日は雨が強いので誰もいませんでした。

鶴山児童公園に入ってみました。
京都市内のほかの児童公園がそうであるように、
ここも時期を選んでくると、紅葉がきれいになります。
(第114回の正面公園は、桜がきれいでした)
だいぶ年末になりましたが、まだ少しここには紅葉が残っています。
この写真は、クリックすると拡大されます。

鶴山児童公園の前から、寺町通を北西に向きました。
この少し先に、分かりにくいのですが小さな寺院があります。

こちらがその小さな寺院大歓喜寺です。
名前からここが天台宗でご本尊が歓喜天であるのは分かるのですが、
これ以上中に入れないので詳細は不明です。
ただ北隣の建物もこの寺院の施設で、何かの研究所のようでした。

大歓喜寺の前から、寺町通北西に向きました。
ここから先は、寺院が途切れます。
では、この天の住宅地の中を先に進んでいきます。

先ほどの写真の北隣に、このタバコ屋さんがありました。
ただ、もう経営はしていないようですね。

さらに、雨の寺町通を北西に進みます。
右(東)側はマンションが並び、左(西)側は古い住宅が並びます。

大歓喜寺から、寺町通を北西に約200m進みました。
こちらは浄土真宗大谷派長休寺です。
この寺院も詳しいことは分かりませんが、
寺町通の西側に寺院があるのは珍しいです。

長休寺の前から、寺町通を北西に向きました。
目の前を上御霊前通が交差しています。

寺町通から、上御霊前通を東に向いています。
雨模様で分かりにくいですが、
ここから約200m先の賀茂川でこの道は途切れます。
(出町柳以北は、鴨川は賀茂川と表記します)

今度は寺町通から、上御霊前通を西に向きました。
目の前に、「御霊神社」(上御霊神社)の石碑が立っています。

更に角度を変えて、この石碑を撮りました。
こちらは「囀り市」という定期市の宣伝のようです。
(今風にいうと、「フリマ」ですね)

その石碑の前から、上御霊前通を西に向きました。
少し先で道が広くなり、その先に茂みが見えます。
そこが今回の目的地上御霊神社です。

上御霊前通の幅が広くなった辺りに、
こちらのお地蔵さんがいらっしゃいました。
こちらにも、お参りしてから先に進みます。

そのお地蔵さんの前から、上御霊前通を西に向きました。
だんだん上御霊神社が近づいてきました。
第162回ブログに登場した「下御霊神社」は
もともと「上御霊神社の南側」にあったそうですが、
それはこの通りの左側のマンションの辺りでしょうか?

だいぶ上御霊神社に近づいてきました。
ここは、住宅街の中にポツンとある気がします。
土塀が古くて立派なので、
ここに初めて来たときは神社ではなく寺院と思ってしましました。

上御霊神社の門の前に来ました。
初めてここに来たときに寺院だと思ったのは、
鳥居がなくてこの瓦屋根の門があったからかもしれません。

門をくぐると、すぐにこの手水舎がありました。
先ずは、こちらで手を清めます。

手水舎の左(西)側に、こちらがありました。
多分絵馬殿と思うのですが、よく分かりません。

門の西側に、立派な桜の木がありました。
この上御霊神社は、桜がきれいな神社です。

桜の西側に、今度は藤棚もありました。
その季節に来たことはありませんが、
きっときれいなのでしょうね。

次は、手水舎の東側を向きました。
こちらには、このような銅像がありました。
たくさんの子供が遊んでいるようですね。

さらにその奥に、このような鳥居が並んでいました。
こちらは、末社の「福寿稲荷」です。

鳥居は約10m続いています。
そのいちばん奥に、こちらの祠がいらっしゃいました。
とりあえず、この祠にお参りです。

「福寿稲荷」に背を向け、本殿の南側で西を向いています。
では、いよいよ本殿にお参りです。

こちらが、上御霊神社の本殿です。
主神は、早良親王や橘逸勢など
政争に巻き込まれて殺された方々です。
平安時代初期から彼らの御霊を祀る民間信仰があり、
元々は別の神社や祠だったのですが、
やがてこの地に合祀されるようになりました。
実は、ここの例祭は京都で最も古いお祭りの一つです。

本殿に背を向け、拝殿を見ています。
こちらに、このような花が生けてありました。

拝殿の横には、この枝垂桜の木がありました。
枝ぶりから、春にはかなりきれいに咲くでしょうね。

枝垂桜の西側に、カエデの木もありました。
12月下旬なのですが、まだまだ紅葉の盛りですね。

実は、上御霊神社にはたくさんの歌碑があります。
こちらは、「広辞苑」を初めて編集された方の歌だそうです。

その隣にも、このように歌碑が並んでいます。
こちらは自分はよく知らない方でした。

本殿から約30mで、こちらの門にたどり着きます。
実は、こちらが正面になります。

正面の門をくぐりました。
さすがに、こちらには石製の鳥居があります。
その向こうに見えるのは、烏丸通です。
烏丸通に出たら、その北側に地下鉄「鞍馬口」駅があります。
今回は、こちらから帰ります。
今回は、ここまでです。
~次回は、2014年の初詣です~
~追記~
年末年始はとても忙しくて、
ここは一日たった2013年12月31日に書いています。
一部ブログのコメント欄に「柿タルトを作る」と書いていたのですが、
ようやくできあがたので、ここに写真を貼り付けます。

こちらが、材料です。奈良の富有柿と蜂蜜です。
蜂蜜は、三条富小路の「ミールミィ」で買いました。

富有柿は乱切りにして、その上に蜂蜜をかけます。
そして、数時間放置して水を出します。

約2時間放置すると、こんなふうに水が出てきます。

次に、これをひと煮立ちさせます。
沸騰すれば、弱火にしてかき回し続けます。

この状態で、冷ませます。これで一日目の行程は終了です。

先ほどの写真の状態から、何度か煮込みます。
3日ほどで、最初の1/3になります。

次に、ココナツ生地を作ります。
ココナツパウダー・砂糖・卵を混ぜます。
水と油で、軟らかさを整えます。

プリン型にクッキー生地を敷き、
柿ジャムを入れて、ココナツ生地を上にかけます。

ウチのオーブンなら、強火で約20分焼きます。
焼きあがったら、冷えて固まるまでに型を外します。

常温まで冷えたら、完成です。
そうそう、本当は干し柿をトッピングするはずなのですが、
うっかり忘れてしましました。
~追追記~
この近辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都駅からなら、地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅下車
南に進み、「上御霊神社」の看板で東に曲がりすぐです。
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