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第187回 壬生寺の護摩焚~壬生散策~その2

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いよいよ壬生寺の門前にやって来ました。
普段もそこそこ参拝があるのですが、節分は特に多いですね。
今回は、こちらに参拝します。
撮影日は、2014年2月3日日曜日午後1時半。
この日から、数日寒い日が続いています。


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壬生寺の門をくぐり、西へと進んでいます。
約70m先正面に、壬生寺の本堂があります。
本当はこの周囲に末寺や末社がたくさんいらっしゃいますが、
この日は露店があるのでそちらへは向かえません。


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こちらは、壬生寺の本堂へと向かう参道の左(南)側です。
テントがあって、その中で炮烙焼の皿が売られていました。
こちらに文字を書いた後、壬生寺に奉納します。
その炮烙焼は、そこで祈祷を受けた後壬生狂言で叩き割られます。


187-4.jpg
そのテントの西側に老人ホームの入り口があって、
さらにその西側にこの中院があります。
こちらの十一面観音にお参りした後、さらに先に進みます。


187-5.jpg
中院の前で、西を向きました。
次は壬生寺の本堂前の広場に出ます。


187-6.jpg
壬生寺の本堂前広場に出ました。
本堂にお参りする前に、先に南側に回ります。
本堂の南隣に、日本では珍しい形の仏塔(ストゥーパ)があります。


187-7.jpg
その仏塔をアップで撮りました。東南アジアに多い形態ですね。
この「千体仏塔」には、多くのお地蔵さんや石仏が並んでいます。
こちらは、壬生寺の象徴とも呼べますね。
この写真はクリックすると、拡大されます。


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「千体仏塔」の前で、右(北)を向きました。
いよいよ壬生寺の本堂に向かいます。


187-9.jpg
こちらの石段を上って、壬生寺の本堂に向かいます。
ご本尊は、重要文化財の延命地蔵尊です。
(京都市街地で、町内ごとに祠の中にいらっしゃいますね)


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さすがに本堂内部を撮るわけにはいかないので、
香炉の前から撮ります。(寸志を払えば、線香を立てられます)
壬生寺は、991年に三井寺の僧侶によって創建された律宗の寺院です。
(奈良県の唐招提寺と同じ宗派です)
また、1330年ごろから円覚によって壬生狂言が始められました。


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壬生寺の本堂前から、反対(東)側を向きました。
参道の左(北)側に護摩壇が組み上げられており、
そちらに多数の修験者が向かっていらっしゃいます。


187-12.jpg
こちらの修験者は、前回ブログで祈祷されていた方々です。
よくよく見ると、第139回ブログの祇園祭役行者山で
護摩焚祈祷をされていた聖護院の方々です。

こちらは、護摩焚の前に矢を射かけておられます。
確か、射る方角で矢尻の色が違うはずです。


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次は、斧を持った修験者が四方に回って振り下ろされています。
こうすることで、護摩壇を清められています。


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そして、袈裟姿の僧侶が祈祷をされます。
これで、護摩壇のお浄めが終わります。


187-15.jpg
そしていよいよ護摩壇に火が付きます。
先ずは、竹製の松明の先に点火されます。


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ただ、すぐには護摩壇に点火せずに松明の前で祈祷が始まります。
なかなか護摩焚きが始まりませんが、
第139回ブログの役行者山のときと同じ手順です。


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そして、竹槍のように松明を護摩壇に突き刺します。
こうして、護摩壇が点火されました。


187-18.jpg
点火してすぐに、白い煙が立ち込めます。
松葉による護摩壇なので、初めから火柱が上がることはありません。
これも、役行者山のときと同じです。
ただ、だんだんこちらが風下になってきました。
半年前の経験から、とても嫌な予感がします……


187-19.jpg
思った通り、煙に囲まれてまるで霧の中です。
ただ、こちらの正体は煙なので時折煤が降ってきます。
この日は黒っぽい服を着てきたのですが、
周囲の人たち同様に白くなってしまいました。


187-20.jpg
この煙まみれの状況は、
修験者が護摩壇に水をかけることで治まりました。
続いて先ほど祈祷をされていた修験者が前に出てきました。
右手の小刀で、左手の護摩木の封印を切られました。


187-21.jpg
そして、左手の護摩木を火の中に投じられました。
これを三回繰り返されました。


187-22.jpg
そして、木製の扇で火を仰がれました。
この辺りから日が落ち着いて、こちらに煙は来なくなりました。


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煙が落ち着くと、修験者一同による祈祷が始まりました。
役行者山のときと同様に、般若心経が繰り返されていました。


187-24.jpg
般若心経は、約30分続きました。
松の葉がほぼ燃焼したのか、
白い煙からだんだん赤い炎に変わってきました。
この辺りから、周囲の気温が上がってきました。
今年一番の底冷えの日でしたが、火の回りはかなり高温でした。


187-25.jpg
祈祷はまだまだ続いているのですが、
また護摩木が火の中に投じられていきます。


187-26.jpg
護摩木は、また3回投じられました。
その直後に般若心経が終わり、
修験者が今度は護摩壇に水をかけて火や煙を調整していきます。


187-27.jpg
それが終わると、今度は修験者がバケツリレーの要領で
護摩木を次々と火の中にくべていきました。
ベンチの上に相当数の護摩木があったのですが、
見る見るうちになくなっていきました。


187-28.jpg
さらに向こう側のベンチの護摩木も、火の中に投じられていきます。
護摩焚らしくなってきましたが、煤の量が多くなってきました。


187-29.jpg
そして、先ほどの僧侶共々修験者の祈祷が始まります。
また、般若心経を唱えられておりました。


187-30.jpg
般若心経が終わると、修験者の何人かが法螺貝を吹きだしました。
だんだん護摩焚祈祷も、終わりが近づいてきました。
そう言えば、護摩檀の木枠も燃焼し始めました。


187-31.jpg
法螺貝の演奏が終わりました。
すると、修験者全員が立ち上がりました。


187-32.jpg
そして、僧侶と修験者全員が護摩壇の前から退場しました。
これで護摩焚供養が終わりました。


187-33.jpg
……と思ったら、修験者の皆さんが氏子を引き連れて戻ってきました。
やはり、火が付いた護摩壇を放置しておくのはダメなようです。
消火器をかけないものの、護摩壇は解体されました。


187-34.jpg
こちらは、折り紙でできた「しめ飾り」です。
祈祷が終わった後、こちらは早い者勝ちで持って帰れます。
……なのですが、ここの「しめ飾り」は約2mの高さです。
手が届きません……
ちなみにこちらは、修験者が手に取って高齢者に配られました。


187-35.jpg
そこで、こちらに目を付けました。
こちらは、修験者が座布団代わりに使われていた松葉です。


187-36.jpg
その松葉を持って、護摩焚供養の火まで進みます。
しめ縄が取り払われているので、もう入ってもよくなりました。


187-37.jpg
そして、護摩焚供養の火にその松葉を投じます。
これが厄払いになります。


187-38.jpg
壬生寺保育園の前に、壬生狂言の舞台があります。
護摩焚供養も終わったのでそちらに向かおうとしたのですが、
列が長くなっていて次の午後3時公演分が既に満席です。
結局、今年も観劇は諦めます。
(まぁ、何度か見ているのでどういうものかは知っているのですが)


187-39.jpg
壬生寺本堂前から、西を向いて門を見ています。
これで帰ってもいいのですが、
せっかくなので新撰組関連施設の壬生塚の方に回ります。
ただ、それは次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、壬生周辺の新撰組関連施設を回ります~
~追記~
この周辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
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「きぬかけの路」に
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松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
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「松原通東から西」EX
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京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
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東から西に進みます。
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