第194回 相国寺と承天閣美術館~烏丸通北から南~その6

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烏丸通から上立売通を東に向き、相国寺の西門を見ています。
今回は、この相国寺の中にある承天閣美術館に向かいます。
(「烏丸通編」を企画した目的の一つがこれです)
撮影日は、2014年3月10日月曜日午後2時。
前回ブログ撮影からたった3日しかたっていませんが、
この日は晴天から急に吹雪いたりしました……


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先ほどと同じ地点で、上立売通の南側を見ています。
こちらに細長い児童公園があって、遊具がいくつかあります。
土塀の向こうには、同志社大学今出川キャンパスが見えます。
そう言えば、来月に京都府知事選がありますね。


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烏丸通から、上立売通を東に約50m進みました。
上立売通は相国寺を突き抜けて、寺町通まで続いています。
では、この西門から臨済宗相国寺に入ります。


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西門を入って、すぐ左(北)側に
相国寺の末寺の一つ臨済宗瑞春院があります。
室町時代初期に、足利義満が創建しました。
水上勉の小説「雁の寺」のモデルになったところで、
庭園と襖絵、水琴窟で有名なのですが、
この時期は公開されていません。


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瑞春院の前で、上立売通を東に向いています。
右(南)側の土塀の向こうに、同志社大学今出川キャンパスが見えます。
左(北)側の土塀の向こうは瑞春院なのですが、
中に見えるのは杉林ですよね?
どうりで、急に花粉症が重症化するはずです。


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瑞春院から、上立売通を東に約150m進みました。
瑞春院の杉林の東側に楼閣があって、
その辺りが四辻になっています。


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こちらがその四辻で、上立売通を東に向いた状態です。
ここをずっと進めば、第176回ブログで紹介した寺町通まで進めます。
このブログの撮影中、相国寺境内であるにもかかわらず
この上立売通を何台も自転車が通り過ぎていきました。
近所の方にとっては、ここもただの生活道路なのでしょうね。


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今度はその四辻で、北を向きました。
右(東)側に、相国寺の法堂(本堂)が見えます。
つまりここは、法堂の西側の通りです。
この辺りでだいぶ晴れてきましたが、
カメラには写っていないだけで実は小雪がちらつき出していました。


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四辻から法堂西側の道を北に進み、相国寺西側を散策します。
四辻近くの楼閣の北側は、こちらの歯髪塚になります。
ここには、後水尾天皇の歯と髪が祀られています。


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そして、塚の北隣には末社の八幡宮がいらっしゃいます。
こちらにも、お参りしました。


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八幡宮の祠に背を向け、東を向きました。
ここは、相国寺法堂の西側です。
画面ではけっこう快晴なのですが、実はだいぶ雪が降っていました。


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八幡宮の北隣は、こちらの鐘楼です。
これは中国の杭州市にある「大相国寺」から送られたものです。
何でも「同名」である関係で、「姉妹寺院」のような関係らしいです。


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鐘楼の北隣は「浴室」で、その北には「大光明寺」があります。
どちらもこの時期は非公開です。(近日公開です)
この道はここで細くなって、そのまま相国寺の外まで続いています。
(前回ブログで紹介した慈照院の前に出ます)


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「浴室」の前で、東を向きました。
ここはちょうど相国寺法堂の北側に当たります。
次は、ここを東に進みます。


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相国寺法堂の北側を東に進んでいます。
衝動のちょうど真裏に当たる辺りで、北を向きました。
この道を隔てて、法堂の北側には相国寺の方丈があります。
ここも、この日は非公開です。


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相国寺法堂の北側を東に抜けると、広場になっています。
(相国寺法堂の北東角にいます)
広場の北側に、こちらの庫裏があります。
方丈に向かうにはここから入りますが、
この日はここも非公開です。


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そして、こちらが法堂の北東角にある広場の東側です。
承天閣美術館へは、ここから入ります。


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承天閣美術館の門をくぐると、本館までの間が庭園になっています。
こういうところを見ると、
ここは美術館である前に「禅寺」であることが実感できます。
承天閣と言えば「梅」なのですが、この日は3分咲き程度でした。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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この石畳の道を北に進んだ先に、承天閣美術館の本館があります。
ここは秋には絶景になりますが、今は「枯れ枝並木」です。
(それはそれで情緒がありますが……)


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800円払って、美術館の中に入りました。
承天閣美術館には、内部で特別展示がメインの第1展示室と
常設展の第2展示室があります。
第1展示室は切符売り場と同じ建物なのですが、
第2展示室は廊下を少し歩かないといけません。
展示室内部以外は撮影が可能だったので、
その廊下の間を撮りました。
第1展示室と第2展示室との間に、こんな石庭がありました。
こういうところも、「禅寺」という感じがします。


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こちらの窓から、承天閣美術館の外側が見えます。
ずっと東側を見ていると、「大文字山」が見えますね。
(大の字が、樹木に隠れて見えませんが……)


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第2展示室の横に、テラスがあります。
ベンチに座ると、そこから「十牛の庭」という庭園が見えます。
(苔がきれいな日本庭園です)
ここはガラスで隔てられた屋内で、この日のように寒くても
ここでは日の光の暖かさだけしか伝わってきません。

撮影の角度に気を使ったので写っていませんが、
本当は10人くらいが常にいらっしゃいました。
ここは、東福寺の方丈庭園や青蓮院門跡の庭園くらい
ゆっくりくつろげます。


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さすがに中の展示物を撮影するわけにはいかないので、
代わりにポスターを写しました。
2013年秋から2014年3月23日まで
ここでは「円山応挙展」を開催しています。
実は、数年前に京都国立博物館で開催された「円山応挙展」は
あまりの人出で入るのを諦めました。
(2時間待ちで入れず、閉館時間間近になりました)
ですから、これが生まれて初めての「円山応挙展」です。

円山応挙は徹底した写実主義で、
そういうところは日本画というより西洋画のような気がします。
「子犬」を掛け軸に描いたのは、円山応挙が初めてだそうです。
そういう掛け軸以外に襖絵や
弟子たちのために描いた教本なども展示されていました。
(絵の依頼主への領収書みたいなものもありました)

この承天閣美術館は、美術館としてはかなり小規模です。
(国立京都近代美術館の1/6以下の広さ)
ただ、ここは寺院と美術館の中間のような施設で、
どちらの良さもあるのがこの美術館と思います。


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承天閣美術館を出ました。
では、この石畳の道を南に進み先へと進みます。


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相国寺法堂の北東端広場の前から、南を向きました。
次は、この法堂東側の道を南に進みます。


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相国寺法堂の東側を通り抜けても、この道は南に伸びています。
ここをずっと進むと通門があり、その先は今出川通です。
この道の左(東)側に、末社の祠が並んでいます。
次はそちらに向かいます。


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こちらは、その末社の手水舎です。
先ずは、ここで手を清めます。(さすがに口は漱ぎません)


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手水舎の前で、北を向きました。
こちらはその末社の一柱弁財天社です。(先ほど写っていた祠です)
弁天様だけに、祠の上部に白蛇が描かれています。


194-29.jpg
その弁天社の東側に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらは、お地蔵さんと石仏のようです。
たぶんお墓か何かと思うのですが……
その先に見える黒い建物は、大きな鐘楼です。


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弁天社の東側は大きな鐘楼があって、
さらにその東側はこちらの「宗旦稲荷社」です。
御祭神は、千利休の孫千宗旦に化けたと言われる「宗旦狐」です。
宗旦狐の見事なお茶の立て方に、
千宗旦自身も感嘆したと言われています。
(千宗旦は、相国寺や前回ブログに出てきた慈照院と親交がありました)


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宗旦稲荷社の前で、南東を向きました。
いつの間にか、相国寺境内の東端に来ていました。
この先に見えるのは、上立売通です。
では、そちらの方に向かいます。


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先ほどの写真に写っていた上立売通に戻って、東を向いています。
右(南)側に見えているのが林立寺で、ずっと東に進むと
第176回ブログに出てきた京都市立京極幼稚園があります。


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先ほどの写真と同じ地点で、上立売通を西に向きました。
次はここを西に進みます。


194-34.jpg
先ほどの地点から、上立売通を西に約100m進みました。
そこから南を向くと、勅使門が見えます。
こういう造りは、他の臨済宗の寺院と同じですね。


194-35.jpg
先ほどの写真と同じ地点で、北側を向くと相国寺の法堂がありました。
こちらにお参りしましたが、この日はまだ非公開でした。

臨済宗相国寺派総本山の相国寺は、室町時代初期に
夢窓疎石の開山で、足利義満が創建しました。
(金閣や銀閣も、相国寺派の寺院です)
南禅寺や東福寺・天龍寺・建仁寺とともに臨済宗の京都五山です。
元々はさらに西の大宮通まで広がっていましたが、
江戸時代にこの大きさになりました。


194-36.jpg
相国寺法堂から上立売通に戻り、東に向きました。
右(北)側に見える楼閣は、最初に見たものですね。


194-37.jpg
先ほどの地点から、上立売通を東に約150m進みました。
この西門から、相国寺から出ます。


194-38.jpg
相国寺の西門から出て、北側を向きました。
今回ブログの最後に、この「PAPA JONE’S」に入ります。


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この「PAPA JONE’S」は、
ニューヨーク式のチーズケーキ専門店です。
とりあえず、「ニューヨーク チーズケーキ」と
カフェラテのセットを注文しました。
個人的には、チーズケーキには
お茶よりコーヒの方が合うと思いまして……


194-40.jpg
このチーズケーキは、香りも味もチーズが濃いです。
「マスカルポーネ、マスカルポーネ!」
某アニメ映画のセリフみたいなことを叫びたくなるくらい
濃厚なマスカルポーネチーズを堪能しました。

今回は、ここまでです。

~次回は、大聖寺経由で今出川通に向かいます~
~追記~
2014年3月24日から相国寺では
法堂や方丈・浴室などが公開されます。

詳しくは、こちらをクリックしてください。

~追追記~
後日談です。
実は、この撮影が終わった直後ににわかに空が曇り出し
この3月10日の夕方は猛吹雪になりました。
いったん家に帰ってから、職場に向かったのですが
それでも服がずぶぬれになってしまいました……
3月の猛吹雪はかなり珍しいのですが、
その次の日から急に気温が上がり出して
3月14日現在
京都市街地の梅はほぼ満開です。

本当に今年は「天変地異」ですね。

~さらに追記~
この周辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
ちなみに、相国寺西門は地下鉄「今出川」駅から
北に徒歩約5分です。
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
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「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
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「松原通東から西」
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松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
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「松原通東から西」EX
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京都盆地の西の端の
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松原通の記事と
併せて読むと、
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「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
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三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

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室町時代に
京都最北端の道だった
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金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

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京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
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