第229回 祇園縄手通~大和大路南から北~その10

四条通から、大和大路を北に向いています。
ここから北の大和大路は、「縄手通」とも呼ばれています。
(このブログでは、便宜上「大和大路」で呼称を統一します)
この辺りの祇園はクラブやキャバクラなどが並んでいる地域と
京都の観光用写真に出てきそうな地域が混在しています。
今回はここから三条通まで進み、「壇王」宝林寺に向かいます。
撮影日は、2014年7月10日木曜日午後2時。
台風は南に反れたので、だんだん晴れてきました。

四条大和大路交差点の北東角に派出所がありますが、
その北隣がこちらの「一銭洋食」のお店です。
ちょっと、こちらに寄ってみます。

店内は、こんな感じです。
お客さんがいないこの一角だけ許可をもらって撮りました。
(この時点で店内には、10人前後のお客さんがいらっしゃいました)
このお店は自分が生まれる前から営業されていて、
(つまり、少なくとも創業50年以上なのは確かです)
なぜか店内には1970年代の特撮・アニメの主題歌が流れていました。

約10分待っていると、こちらがやって来ました。
(この時点でさらに混みだして、満員でした)
一銭洋食とは、お好み焼きの原型に当たる食べ物です。
いろいろお好み焼きと似ていますが、
お肉の代わりにコンニャクのみじん切りが入っていて、
キャベツの代わりに青ネギのみじん切りが入っています。
生地を焼く過程で新たに卵を入れるので、
オムレツのようなふわふわした食感を保っています。
自分が子供のころは近所の駄菓子屋さんでよく食べたのですが、
成人してからは専ら「ビール」のつまみとして食べています。

居心地がよかったこともあり、一銭洋食のお店には約30分いました。
店を出ると雨が止んでいて、だんだん日が差すようになってきました。
では、ここからまた大和大路を北上していきます。

一銭洋食屋さんから大和大路を北に約50m進むと、
こちらの花屋さんがあります。
普通の花束よりも、店に飾る豪華なお花がメインのようです。

その花屋さんのほぼ北隣に、こちらの郵便局があります。
「祇園」にあることを意識しているのか、なかなかきれいな外観です。

ただ、先ほどの一銭洋食屋さんを境にして
そこより北の大和大路はあまり観光で来る雰囲気ではなくなります。
こちらは雑居ビルに入っているクラブですが、
このようなお店が軒を並べるようになります。

そして、路地に入るとパブやクラブが入る雑居ビルが並びます。
四条通から北に100mほどの間の大和大路は
昼間はそうでもないですが、夜になるとだいぶ雰囲気が変わります。

四条通から、大和大路を約100m進みました。
目の前に、白川に架かる「大和橋」があります。
この橋から北に進むと、急に周囲の雰囲気が変わります。

大和橋の上で西を向きました。
向こうに川端通とさらにその先の鴨川がありますが、
目の前の桜の大きな枝がそれらを隠しています。
ここは春になると、桜の花で絶景になります。
この写真は、クリックすると拡大されます。

今度は、大和橋で東を向きました。
石畳の道が伸びているので、少しそちらに寄ってみます。
こちらの写真も、クリックすると拡大されます。

大和大路から、白川沿いに少し西へ歩きました。
白川の南岸に料理旅館や高級料亭が並んでおり、
こちらの道からそちらへはこのような小さな橋を渡って向かいます。
川岸は桜を中心にカエデや柳が並木道を作り、
毎年春と秋になるとこの辺りは絶景に変わります。
この写真も、クリックすると拡大されます。

白川沿いの道の北側も、このような街並みになります。
こちらは柳並木がずっと続いていますね。
この辺りにカメラを持った方がいらっしゃいましたが、
「祇園」の観光用ポスターは通常この辺りを撮ったものです。

大和橋に戻って、大和大路を北に向いています。
ここから北にもキャバクラなどが入った雑居ビルが少しはありますが、
町並みの大半が高級料理店になってきます。

大和橋から約40m北に、こちらのコンビニエンスストアがあります。
祇園のコンビニエンスストアは周囲の色に溶け込むように
イメージカラーを封印しているところが多いです。
(祇園交差点のローソンが一番有名ですね)

そのコンビニエンスストアから東に、この新橋通が伸びています。
こちらも、石畳の道に黒い町家が続くきれいな街並みですね。
約100m先に柳並木が見えますが、
そこで先ほどの白川沿いの道と合流します。
新橋通はさらに東に伸びていて、最終的に知恩院の三門の前に出ます。

新橋通から、大和大路を北に向いています。
通りの両端に、料理旅館や高級料理店が並んでいます。
既に日が差し始めているのに、傘を差している方がいらっしゃいます。

新橋通から大和大路を約70m進みました。新門前通との辻に出ました。
横断歩道はないですが、比較的広い道ですね。

大和大路から、新門前通を西に向きました。
この道は、約30m先の川端通(鴨川沿い)で突き当ります。
この辺りは桜並木が続いており、春になるとここも絶景になります。
この写真も、クリックすると拡大されます。

新門前通から、大和大路を北に向いています。
そろそろ大和大路最北端が、視認できるようになってきました。
この辺りもまだまだ祇園なのですが、
キャバクラも高級料理店もほぼ姿を消します。

その代わりに、このようなお店が軒を並べるようになります。
左(南)から順に、古着屋さん、古美術店、古銭屋さんです。
要するに、骨董関係のお店がこの辺りの大半を占めます。

向こうの信号付近にある若松通で、大和大路は突き当ります。
ここで大和大路は終わりますが、もう少し北の方まで進みます。
はるか向こうに、京阪電鉄「三条」駅の駅ビルが見えますね。

大和大路から、若松通を西に向いています。
約20m先が川端通で、その付近に「京阪三条」バス停があります。
ここからでも、鴨川の向こう(西側)岸が見えますね。

今度は、大和大路から若松通を東に向きました。
この辺りから、大将軍神社付近まで市営の集合住宅が続きます。

では、大和大路から若松通を北に渡っていきます。
大和大路の突き当りは、かつての京阪電鉄「三条」駅です。
今は「KYOUEN」と呼ばれる飲食店が集合した地区になっています。
その周辺が市バスターミナルになっていて、
路線ごとにいくつもバス停があります。

では、KYOUENの中に入っていきます。
本当はここで食事しようと思ったのですが、
冒頭の一銭洋食が腹持ちいいので今回は通り抜けだけにします。

KYOUENの中央は、このように庭園になっています。
桜やカエデが植えてあり、白砂にきれいな波紋が描かれています。

そして、竹林の横にこちらのスペイン料理店があります。
満腹でなければ、ここに寄るつもりでした。

そのスペイン料理店から北を向いています。
向こうに見えるのが三条通で、
突き当りに京阪電鉄「三条」駅の駅ビルが見えます。

KYOUENを通り抜けて、三条通に出ました。
西を向くとクスノキの下に高山彦九郎像があって、
その先に鴨川に架かる三条大橋があります。
東海道の起点ですね。

京阪電鉄「三条」駅の駅ビルの西隣、三条通北側歩道に
こちらの浄土宗「壇王」法林寺があります。
今年も、門前の禊萩がきれいですね。
「大和大路編」の最後に、こちらに寄りたいと思います。

法輪寺の門をくぐると、すぐにこちらの「鳥之供養塔」があります。
第70回ブログ同様に、この謂れはよく分かりません。

では、こちらの山門をくぐって法輪寺の境内に入っていきます。
この辺りから、日が強く差してきました。

山門をくぐると、すぐにこちらのお地蔵さんがいらっしゃいます。
この後ろは保育園で、境内全体が児童公園になっています。
東側には子供用の図書館や児童館があって、
こちらはそういう施設がたくさん集まっています。

本堂脇の灯籠近くに、こちらの花が咲いていました。
こちらは……芙蓉でしょうか?
この写真も、クリックすれば拡大されます。

そして、こちらが浄土宗「壇王」法林寺の本殿です。
正式には浄土宗朝陽山栴壇王院無常法林寺と、とても長い名前です。
この寺院の詳しい沿革は、こちらをクリックしてください。

では、こちらを出て三条通に向かいます。
ここを出た先も市バスターミナルで、バスが何台も停まっていました。

「壇王」法林寺から三条通を西に見ています。
では、ここから川端通(鴨川沿いの道)に向かいます。

「壇王」法林寺の前から、三条通を西に約50m進みました。
こちらは、京阪電鉄「三条」駅の駅ビルです。
このエスカレーターを下りれば、京阪電鉄「三条」駅と
地下鉄「京阪三条」駅のコンコースに出ます。
では、ここから地下に下りて今回は帰ります。
「大和大路編」は、これで終わりです。
~次回は、祇園祭の鉾町を散策します。
今年から祇園祭は分裂しますが、
ウチのブログでは今年は前祭を取材します~
~追記~
今回ブログの表題「祇園縄手通」から、更新の時期的なものと合わせて
記事の内容が祇園祭だと思った方もいらっしゃるかもしれません。
このブログに何度か訪問された方はご存知だと思いますが、
祇園祭は、祇園では行われません。
さらに西の四条烏丸周辺で行われます。
ですから、今回取材した地域は祇園祭中も通常モードです。
~追追記~
今回ブログで、立ち寄った地域の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
今回立ち寄った地域へは、
京都駅からなら地下鉄烏丸線に乗って、「烏丸御池」駅で下ります。
そこから東西線に乗り換え、「京阪三条」駅で下りたら、
目の前に「壇王」法林寺があります。
~さらに追記~
ワールドカップ3位決定戦では、ある意味衝撃的な内容でした。
ただ、それより自分が気になったのは
ブラジル人の観客がとても淡白だったことです。
確かに初めは「ブラジル ブラジル」とコールされていましたが、
そのうちだんだん静かになって、途中でかなりの方が帰宅しました。
ブラジルの選手は上手い下手はともかく覇気が全然ないです。
ダビド・ルイス選手やオスカル選手が孤軍奮闘していましたが、
選手一人一人が下を向いてもう「戦う集団」ではなくなっていました。
オランダもだいぶ疲労がひどかったですが、それでも楽勝でした。
オランダは、今大会最強だったと思います。
もしグループリーグの大半を「アマゾン」で行わなければ、
(アマゾンは、ブラジルで最も高温多湿です)
もっと良い体調で戦えたので、多分決勝に残っていたでしょうね。
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