第233回 油小路の山鉾~祇園祭前祭2014~その4

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西洞院通から、綾小路を西に向いています。
伯牙山を背に、向こうに芦刈山を見ています。
今回は西洞院通より西の山を油小路をメインに回ります。
この辺りが一番牧歌的で、自分の一番のお気に入りです。
撮影日は、2014年7月14日月曜日午後3時半。
もう完全に晴れてきました。


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西洞院通から、綾小路を西に約20m進みました。
こちらの町家で2年前は立派な屏風と檜扇を飾っていましたが、
14日段階ではまだそれらは飾っていません。


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その町家から、さらに綾小路を西に20m進みました。
こちらは、典型的な京町家ですね。
京都では大屋根に鬼瓦を置く代わりに、
小屋根に鐘馗様を魔よけに安置する習慣があります。


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その町家の前に、芦刈山が立っています。
貧しさから離縁した芦刈を生業とする男性が、
年老いてからかつての妻と出会い復縁する故事を取材しています。
ですから、ここは「夫婦円満」のご利益があります。


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芦刈山の西側に、この山の会所があります。
中にパイプいすが並んでいて、少し休むことができます。


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会所の手前の方に、見送りと布製の芦が並んでいました。
さすがに生の芦は使いません。


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そして、こちらがご神体の老人像です。
右側に昔使われていた老人の頭部が置かれています。
こちらは鎌倉時代のもので、慶派の一人康運によるものです。


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芦刈山の前から、綾小路を西に向いています。
では、約50m先の油小路との辻に向かいます。


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油小路から、綾小路を西に向いています。
約100m先に、大通りの堀川通が見えます。


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こちらは綾小路油小路の北東角です。
レンガ造のなかなか雰囲気のある理髪店ですね。
ただ、撮影日は月曜日です。ですから、定休日ですね。

~2014年7月27日追記~
実はこの日、この理髪店に髪を切りに行きました。
整髪2500円は、京都市街地の相場としてはかなり安いです。
(通常は4,000円~5,000円)
ただ満員だったので、入れませんでした。
ここは、予約が必要なくらいの人気店でした。


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今度は、綾小路油小路の南東角です。(つまり、理髪店の南向かいです)
「天神山」と書かれた提灯の許に、小さな神社がありますね。


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ここがその小さな神社「火尊天満宮」(ひみことてんまんぐう)です。
別名、「油天神」(あぶらてんじん)です。
要するに、油天神山はここの祠を山に乗せたものです。
「天神さん」ではありますが、ここのご利益は「火災除け」です。
元々こちらには愛宕神社の分社がいらしたのですが、
この辺りの大地主である風早氏が
菅原道真像を持ち込んでご神体としました。


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火尊天満宮の前から、油小路を南に向いました。
向こうに油天神山があって、その手前に会所があります。


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こちらが油天神山の会所です。ご神体の祠はこちらに移っていました。
実は、こちらで変わった手拭いが売られていました。
普通は各山鉾を描いたものなのですが、
こちらのは各山鉾の位置を指した地図が書かれていました。
結構いいものだったのですが、お金がなくて買えませんでした……


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この辺りに、このような標札がありました。
山鉾町の町名は通常山鉾の名前をそのまま使うのですが、
こちらはここに天満宮を置いた風早氏の名前が町名になっています。


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こちらが油天神山です。
と言いましても、この日は宵山2日前ですからまだ骨組みだけです。


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油天神山から、油小路を南に向きました。
次は、約50m先の仏光寺通を目指します。


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油小路から、仏光寺通を西に向きました。
気のせいか、堀川通が先ほどより近い気がします。


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今度は、油小路から仏光寺通を東に向きました。
次は、この先の木賊山(とくさやま)に向かいます。


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油小路から、仏光寺通を東に約50m進みました。
この「鈴木医院」が木賊山の会所になります。
木賊(とくさ)は漢方薬になる植物なので、
それでお医者さんが会所なのかと思いましたが、
別にそういうわけではないそうです。
(この辺は、会所の方に聞きました)


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こちらが会所内の様子です。粽などは、ここの屋外で売っています。
これもここにいらした方に聞いたのですが、
見送りと水引・胴掛を新調されたそうです。


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会所の表で粽などが売られていたのですが、
その中でこちらも売られていました。(100円くらいでした)
これは、木賊(とくさ)という植物の切れ端です。
地面に差すと、運がいいとこのまま芽が出るそうです。


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そして、こちらが成長した木賊です。
ちなみに、こちらは綾傘鉾の前に生えていました。
(実は、京都市街地のあちこちに生えています)


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そして、こちらが木賊山です。
実は仏光寺通にある山鉾は、この木賊山だけです。
1本北の綾小路には、芦刈山・伯牙山・綾傘鉾が立ちますが……


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木賊山の会所前から、仏光寺通を西に向いています。
では、油小路に戻ります。


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仏光寺通から、油小路を南に向きました。
次は、この太子山に向かいます。


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仏光寺通から、油小路を南に約10m進みました。
こちらに、太子山の会所があります。
こちらは昔の薬屋さんですが、
今は京都市の指定建築物になっています。


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会所の明り取りのガラス窓に、こちらの電話番号が書いてありました。
「下(京区)二五六五番」と書かれていますが、
恐らく今から100年以上前のものでしょうね。


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会所内はかなり人でごった返していたので、
中を撮ることができませんでした。
その入り口付近にこちらが置いてありました。
毎回見かけますが、これが何なのか自分には分かりません。


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会所の南側に、太子山が立っています。
こちらは「学問の神様」でもあって、
受験祈願の絵馬が山の周囲の格子にたくさん結び付けられています。
ちなみに、この丸太に座ると頭が良くなると言われています。
この北側の縁台とよく間違われるので、要注意です。


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こちらが太子山です。
ご神体は、まだまだ上に乗りません。


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太子山の南から、油小路を南に向きました。
ここから南には、もう山鉾はありません。


233-33.jpg
太子山から、油小路を南に約20m進みました。
「太子山」と書かれた表札がありますが、
普段はここにご神体や胴掛・見送りなどが安置されています。


233-34.jpg
「太子山」と書かれたところの北隣に、
陶器などを売っているお店があります。(先程の写真にも写っています)
ショウウィンドウに、山鉾のミニチュアが並んでいますね。
先頭は長刀鉾ですが、太子山自体はないようです。


233-35.jpg
先ほどの所から、油小路を南に約30m進みました。
ようやく高辻通との交差点に来ました。


233-36.jpg
高辻通から、油小路を南に向いています。
松原通くらいまでは八坂神社の氏子なのですが、
この辺りにはもう山鉾は立ちません。


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油小路から、高辻通を西に向きました。
このまま堀川通を越えると、
京都でも屈指の蕎麦屋さんがあるのですが、
今回はそちらには寄りません。


233-38.jpg
今度は油小路から、高辻通を東に向きました。
約1時間前は結構雨が降っていたのですが、
もう地面が乾いてきています。
祇園祭前祭の山鉾23基のうちまだ9基見ていませんが、
そちらは次回以降とします。

今回は、ここまでです。

~次回は菅大臣神社に参拝した後、
新町通の山鉾のうち、まだ見ていない残り2基を見ます~
~追記~
今回ブログ更新日の前日2014年7月24日木曜日に、
後祭の山鉾巡行が無事終わりました。
このブログでは今年の後祭を連載しないため、
写真をほとんど撮らずに純粋に後祭の宵山と巡行を見て回りました。
個人的には結構楽しめたのですが、
wikiとか読んでいるといろいろネガティヴなコメントもあります。
ただ、今年から始まった後祭ですから
今はいろいろ試行錯誤の段階のはずです。
問題点は来年以降直していけばいいだけでは、と思うのですが……

~追追記~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都駅からは、地下鉄烏丸線に乗り「四条」駅で降ります。
南側の3番出口から綾小路に出て、
西に約300m進めば今回ブログ最初の地点に出ます。
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
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このブログで,
本当に京都に来たような
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「蹴上・鹿ヶ谷散策」
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「松原通東から西」
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松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
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「松原通東から西」EX
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三条通を西から東に
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「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
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「寺町通南から北」
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寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
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「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

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平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
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烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
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