第243回 下鴨神社の特別公開~鞍馬口通東から西~その3

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御蔭通(みかげどおり)から、約50m糺の森を北上しました。
この左(西)側に、前回ブログで紹介した河合神社があります。
今回は糺の森をこのまま北上し、下鴨神社を参拝します。
撮影日は、2014年8月17日日曜日午後2時半。
休日の穏やかな午後です。


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糺の森を北上しながら、右(東)を向いています。
木々に隠れて見えないですが、この向こうに高野川が流れています。
糺の森は、原始時代から現代まで手付かずの原生林です。
ですから、様々な木々が折り重なって生えています。


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糺の森を北上しています。
この辺りはカエデは生えていて、秋には絶景になります。
「五山の送り火」の次の日とは言え、晴天の休日です。
たくさんの方々が、辺りを散策されています。
見たところ、大半が地元民ですね。


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今度は、左(西)の方に向きました。こちらは、瀬見の小川と言います。
糺の森には、北から南へ何本か小川が流れています。
下鴨神社境内に「御手洗(みたらし)の泉」があって、
そこから賀茂川に向かって流れ込んでいます。


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今回ブログ最初の地点から、糺の森を約200m北上しました。
写真の左端に、絵を描かれている方がいらっしゃいます。
この日は休日ということもあって、
あちこちで画用紙を広げている方を見かけました。
(時期的に、大半が小学生でした)


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その方が描かれていたのが、こちらの大木です。立派な椋の木ですね。
かなりの老木で中が洞になっていて、支えがないと倒れてしまいます。


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その椋の木の北側に、ベンチが並んでいました。
この道の右(東)側にも泉川という小川が流れていて、
そちらに向いて設置されているようです。


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椋の木から、糺の森をさらに約100m北上しました。
この写真では見えませんが、
このカエデの枝の向こうに下鴨神社の二の鳥居があります。
瀬見の小川に入って涼んでおられる方々がいらっしゃいます。
休日なので、ご近所の方が遊びに来られているのでしょうね。


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さらに約50mほど進みました。下鴨神社の二の鳥居が見えますね。
目の前に東から西へ流れる小川があります。
こちらは奈良の小川で、先述の瀬見の小川の上流にあたります。


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実は奈良の小川沿いに遊歩道があるのですが、
時間がないのでそちらには向かいません。
また、この小川はこのように下に降りられるようになっています。


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では、奈良の小川を渡って下鴨神社二の鳥居に向かいます。
この辺りは少し広間になっていて、たくさんの方がいらっしゃいます。


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広間の左(西)側にこちらの茶店があって、かなり繁盛しています。
こちらの名物「中餅」にも魅かれますが、
この先に「お楽しみ」があるのでここは我慢です。


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広間の右(東)側には、手水舎があります。
次は、こちらで手を清めます。


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では、下鴨神社二の鳥居を通り抜けます。
いよいよ下鴨神社の楼門が見えてきました。


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下鴨神社二の鳥居の北側に、こちらの岩が置かれています。
こちらが、「細石」(さざれいし)です。
「君が代」の歌詞にある「細石の巌(いわお)となりて」のことです。


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細石の北側に、「連理の賢木」(れんりのさかき)があります。
二本の木が上の方でつながって、1本の木になっています。


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そして、この木自体がご神体になっています。
「二つが一つ」ということで、縁結びや恋愛成就のご利益があります。


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連理の賢木の北側に、こちらの相生社がいらっしゃいます。
こちらも、縁結びの神様です。


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相生社の北側に、下鴨神社楼門があります。
では、ここを通り抜けて境内に入っていきます。


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こちらは、楼門に立てかけてあった看板です。
今年は、こちらも「夏の特別公開」を行っています。
このブログでも、昨年の六道珍皇寺には訪れました。


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下鴨神社楼門をくぐり、北を向いています。
目の前の舞殿の向こうに中門があって、その先に本殿があります。


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舞殿の右(東)側に橋殿や細殿があるのですが、
その間に御手洗川(みたらしがわ)という小川が流れています。
先ほどの瀬見の小川や泉川の上流ですね。
目の前に太鼓橋がありますが、
その橋の袂が尾形光琳の「紅白梅図屏風」のモデルです。


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その太鼓橋から、さらに東に進みます。
北を向くと、向こうに祠が見えます。次は、そちらに向かいます。


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その祠の前が水が溜まっていて、何人かの方が涼を楽しんでいます。
こちらが「御手洗の池」で、この辺りの小川の源流です。
葵祭の斎王が、毎年祭の前にこちらで禊(みそぎ)をします。


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「御手洗の池」の東側に、こちらの祠がいらっしゃいます。
こちらは御手洗社(みたらししゃ)で、
この祠の下の泉が、「御手洗の泉」です。
この泉に湧く水泡が、「みたらし団子」の元になっています。
(つまり、ここが「みたらし団子」発祥の地です)


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御手洗社の前から、御手洗池を見ています。
次は、御手洗川の北側を西に進みます。


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御手洗の池の北側から、西へ歩いていきます。
太鼓橋の向こうに、先ほどの楼門が見えます。


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その太鼓橋の前で、西を向きました。この先に中門が見えます。
そこをくぐると、様々な祠と本殿があります。


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では、中門をくぐります。
いよいよ下鴨神社の本殿へと向かいます。


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中門をくぐってすぐ前に、たくさんの祠が並んでいます。
こちらは「言社」(ことしゃ)で、自分の干支をお参りする祠です。
自分も、午(うま)の祠にお参りします。


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その祠の南西に、こちらの建物があります。
こちらは重要文化財ですが、結婚式場でもあります。
(現在も、使われています)


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「言社」の北側にあるこのすだれの向こうが、下鴨神社の本殿です。
(国宝です)
すだれで分かりにくいのですが、
ここの本殿は東西に2柱いらっしゃいます。
東殿の御祭神が、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)で、
西殿の御祭神が、玉依姫命です。(河合神社の御祭神でもあります)
賀茂建角身命の娘で、神武天皇の母ですね。

前回ブログの河合神社同様、下鴨神社も成立年代が不明です。
「続日本紀」(日本書紀の続編)には、
西暦700年前後にこの辺りで葵祭を行っていた記録が残っています。
ですから、少なくとも飛鳥時代よりは古い時代からあったようです。
ここは弥生時代からこの地を支配していた賀茂氏(鴨氏)だけでなく、
飛鳥時代から京都盆地西側を支配していた秦氏との関連もあります。
秦氏と言えば第41回ブログで紹介した松尾大社も、
平安時代以前からいらした「古い形の神道」を残す神社です。
そして、この2社が平安時代では「別格」の神社でした。


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下鴨神社本殿の西側は普段は入れないのですが、
今の期間だけ600円払えば中を拝観できます。
(先ほどの看板の「特別拝観」のことです)
ここを通ると、すぐ西側にいらっしゃる三井社に参拝しました。
(前回ブログの河合神社にもいらっしゃいましたね)
さらに西側にある大炊殿(おおいどの)は、供物を調理する施設です。
その脇に井戸があって、周囲にはたくさんの薬草が生えています。
その辺りは一部撮影不可で、ややこしいので一切写真はありません。


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「特別拝観」の終了地点はもっと西側になります。
ですが、ややこしいのでいったん本殿前に戻って撮影再開です。
では、またこの中門をくぐって外に出ます。


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中門から出て、西を向いています。
白黒の垂れ幕がかかっているのは神服殿で、
ここも「特別拝観」の対象でした。
今上天皇がこちらに御幸された際、ここで休まれました。
白くの垂れ幕は葬式をイメージしますが、
古代では最も神聖な色とされたためここでも使われています。
(紫を神聖視するのは、中国の影響です)


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神服殿の前から、西を向きました。
右(北)側に社が見えますが、ここが先述の三井社です。


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先ほどの地点から約10m西に進み、三井社の前で北を向きました。
普段なら、ここからお参りをします。
ただ、今はこの先にもたくさんの参拝者がいらっしゃいます。
(自分も、先ほどまでそちらにいました)


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三井社から西に進み、下鴨神社の西側鳥居を通り抜けました。
右(北)側に注連縄付きの門がありますが、こちらが大炊殿です。
特別拝観をする人はいったんここから出て、神服殿に向かいます。


243-40.jpg
先ほどの写真に写っていた門を出て、西を向いています。
ここは下鴨神社の西側参道なのですが、
鞍馬口通は事実上ここから西に伸びています。
ようやく今回の主題である鞍馬口通に辿り着きましたが、
だいぶ写真を貼りつけました。

今回は、ここまでです。

~次回は下鴨本通を通り抜け、
京の七口の一つ「鞍馬口」を目指します~


~追記~
下鴨神社のホームページを貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。

~追追記~
2014年9月30日火曜日まで、
「京の夏の旅 文化財特別公開」が行われます。

今年は、この下鴨神社以外にも第227回ブログで訪れた両足院や
第194回ブログで訪れた相国寺なども対象になっています。
詳しくは、ここをクリックしてください

~さらに追記~
この周辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都駅からなら、駅北側市バスターミナルから
河原町通経由の205系市バスに乗って、「糺の森」バス停で降り
東へ徒歩約100mの地点が河合神社です。
(今回ブログの出発地点)
ただ、下鴨神社の雰囲気を楽しむなら
前回ブログのルートを辿ってください。
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「嵯峨野嵐山」
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「京都駅前散策」
京都駅から
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あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
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「松原通東から西」EX
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松尾までを書いています。
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三条通を西から東に
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「本町通北から南」
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本町通を南から北に
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五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
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つながっています。

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今宮通から南に
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龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

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京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
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