第252回 平日の千本ゑんま堂~鞍馬口通東から西~その12

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鞍馬口通から、千本通を約100m南にある引接寺(いんじょうじ)です。
通称「千本ゑんま堂」ですね。
今回はこの引接寺に参拝した後、鞍馬口通最西端西大路まで進みます。
撮影日は、2014年9月18日午後4時半。
要するに、金閣の手前まで行きます。


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約18カ月前の節分に来たときは気づかなかったのですが、
境内の北側に「道祖神」がいらっしゃいます。
節分のときは、横断幕に隠れていらっしゃいました。


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引接寺の境内から、西を向きました。
次は、こちらの本堂に入っていきます。


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本堂に入るとすぐに、こちらの線香とろうそくが目に入ります。
こちらに130円を納めて、これらを頂きます。
その向こうに「弁鶴さん」がいらっしゃるのですが、
うっかり写すのを忘れてしまいました。
(一通り撫でさせていただきました)


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線香は、こちらの香炉に置きます。
下の方に梵字が書かれていますが、
これは「マン」と読んで文殊観音を表します。


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そして、こちらの燭台にろうそくを立てます。
この日は、自分以外のろうそくは1本だけでした。


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そして、こちらがご本尊の閻魔大王です。
元々は平安時代に小野篁が彫ったものだったのですが、
応仁の乱で焼失後再建されたものです。
ちなみに、節分のときはこの扉が開帳され
閻魔大王の御姿を眺めることができます。

引接寺より少し北をかつては「蓮台野」と呼んでいました。
その辺りは六原やその先の鳥辺野と同様に、平安時代から中世にかけて
都で出た死者を弔ったり葬ったりする場所でした。
千本通とは、その辺りに立っていた千本以上の卒塔婆に由来します。
(異説あり)
そこに向かう弔いの行列が立ち寄るこの寺院に
閻魔大王がいらっしゃるのも、その辺が理由のようです。
つまり、この辺りも六原同様かつては「墓場の街」だったわけです。


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では、引接寺の本堂を出ます。
実はこの撮影中、常に10人前後の方々がいらっしゃいました。


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こちらは、引接寺境内の北側です。
南北朝時代に建てられた鐘楼の向こうには、
普賢象桜の木が並んでいますね。


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では、引接寺を出ていきます。
また鞍馬口通に戻って、西に進んでいきます。


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引接寺の前で、千本通を南に向きました。
このまま30m南下すると、第247回ブログの追記で出てきた
「大福」という和菓子屋さんに行き当たります。
横断歩道を渡ってから南下すると、
200mほどで第106回ブログにに出てきた釘抜き地蔵に着きます。


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今度は引接寺の前で、千本通を北に向きました。
では、鞍馬口通へと戻っていきます。


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こちらは、引接寺の北隣のお店です。
トイレットペーパーやティッシュぺーパーが売られていますね。
その右(北)隣は、カラメルポップコーン専門店です。


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引接寺から、千本通を北に約50m進みました。
鞍馬口千本交差点に戻ってきました。

実は、ここから北の方が「蓮台野」になります。
第241回ブログでの指摘通り、鞍馬口通が昔の京都市街地最北端です。
ですから、この鞍馬口通を最南端として
東が船岡山、西は紙屋川で囲まれた地を「蓮台野」と呼びました。
約300m先に「上品蓮台寺」があるのですが、今回は先を急ぎます。
(その辺りは、いづれ書く予定の「千本通編」で触れます)


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千本通から、鞍馬口通を西に向いています。
ここから鞍馬口通は西北西に大きく曲がります。
そして「上京区閻魔前町」から、また「北区紫野」に入ってきます。


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鞍馬口通は西北西に大きく曲がった後、直進します。
こちらは、この辺りの標札です。
「上京区紫野」とあるのは、この表札が古いからですね。
(北区は1960年代に上京区から分裂)


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千本通以西の鞍馬口通も、また古い町家が並ぶようになります。
格子の窓も、京町家の典型ですね。


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その京町家の並びに、こちらの和菓子屋さんがありました。
こちらは、大正時代から続いている老舗です。


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……で、こちらを買って帰りました。栗入りの水無月とは珍しいです。
ちなみに、「水無月」とは上に小豆を乗っけた外郎(ういろう)で
京都では6月30日に食べる習慣があります。


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その和菓子屋さんの前から、鞍馬口通を西北西に向きました。
古い町家が続く一方で、
そのうちの何軒かが新しい家に改築されています。
ずっと向こうに「京都市立柏野小学校」があって、
その辺りでまた鞍馬口通がカーブしています。


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その辺りの町家の2Fに、こちらの表札が貼り付けてありました。
こういう古い町並みには、このようなものが多いですね。


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道の途中に、このような路地がありました。
きれいな花が咲いていて、その下にお地蔵さんがいらっしゃいます。


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和菓子屋さんの前から、鞍馬口通を西北西に約200m進みました。
「京都市立柏野小学校」の前で、鞍馬口通は北西に進路を変えます。


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こちらが、「京都市立柏野小学校」の校門です。
午後5時を回って完全下校後なのでしょうか、人の気配がありません。


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「京都市立柏野小学校」の前から、鞍馬口通を北西に向きました。
小学校の向いには味のある町屋が並び、
その先に大きな木が生えていますね。


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その大きな木の許に、小さな公園がありました。
いろいろ調べたのですが、この公園の名前が分かりませんでした。


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その公園では、彼岸花が満開でした。
一輪だけ白い花があるのが面白いですね。
この写真はクリックすると、拡大されます。


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彼岸花の脇にベンチがあって、そこに座って公園の全図を写しました。
向こうにお地蔵さんがいらっしゃいますが、
京都では辻の次に公園に多くいらっしゃいます。
(地蔵盆に便利ですしね)


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その公園の前から、鞍馬口通を北西に向きました。
約200m先で、また鞍馬口通はカーブします。


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公園から、鞍馬口通を北西に約200m進みました。
すると小さな川があって、そこに橋が架かっていました。


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こちらが、その橋です。紙屋川に架かる金閣寺橋です。
そう言えば、金閣寺まであと300mです。


252-33.jpg
金閣寺橋から、北を向きました。
先述のとおり、今まで歩いてきた右(東)側がかつての「蓮台野」です。
そして、この左(西)側から「北区 衣笠」になります。


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今度は、金閣寺橋で南を向きました。
高いところから小川を見下ろすこの感じは、
京都ではかなり珍しい風景です。(東京の下町とかのイメージです)
紙屋川は、ここから南に下って北野天満宮の境内を通っていきます。
ですから、第113回ブログで出てきた御土居沿いの梅園を貫く川が、
この紙屋川だったのです。


252-35.jpg
金閣寺橋から、鞍馬口通は西に進路が変わります。
ずっと先に信号が小さく見えますが、
そこが鞍馬口通最西端の西大路でその先に金閣寺があります。


252-36.jpg
「北区 衣笠」に入ってから、周囲は真新しい家々に替わります。
(町屋は、完全に姿を消します)
こちらは、そういう民家のうちの一軒にいらしたお地蔵さんです。
こちらにもお参りして、先を進みます。


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金閣寺橋から、鞍馬口通を西に約150m進みました。
もう目の前に、西大路との交差点が見えてきました。


252-38.jpg
先ほどの地点で、鞍馬口通を北に向きました。
こちらのお蕎麦屋さんは結構名店なのですが、
金閣寺周辺にはここくらいしか飲食店がありません。
自分が、YAHOO知恵袋でよく書いている蕎麦屋がここです。


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そして、こちらが鞍馬口西大路の「金閣寺前交差点」です。
正面に見える並木道を約100m進むと、金閣寺の山門があります。
つまり、鞍馬口通もあと100mほどで突き当ります。

ただ写真もだいぶ貼り付けたので、今回はここまでにします。

~次回は、金閣寺を散策します~


~追記~
前回ブログで「鞍馬口編はもう最終回」と書きましたが、
よく考えたら金閣寺散策も鞍馬口通編の一部です。
ですから、「鞍馬口通編」は次回で最終回です。

ちなみに、その後はわら天神に寄った後
そのまま「きぬかけの道」を西に進みます。

~追追記~
この辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都駅からなら、駅北側市バスターミナルから
206系市バスに乗り「乾隆校前」バス停を下りると引接寺に
205系市バスに乗って「金閣寺道」バス停で降りると
金閣寺に着きます。
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生まれたときから50数年
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「嵯峨野嵐山」
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「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
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哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
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散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
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並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
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「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
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「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
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