第271回 鳥居本景観保存区~北嵯峨紅葉散策~その5

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祇王寺から約200m東に進み、北に向いています。
嵐山から散策される方の大半が大体この辺りで引き返されるので、
実はここから北に行くとだんだん空いてきます。
今回はここから北西に進み、化野(あだしの)念仏寺を目指します。
撮影日は、2014年11月16日日曜日午後0時45分。
初冬のぽかぽか陽気の一日でした。


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先ほどの地点から、北に約50m進みました、
右(東)側に、こちらの小さな寺院が見えてきました。
では、この浄土宗證安院(しょうあんいん)に入っていきます。


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……と、その前にこちらに注目です。
こちらは小さな紙に様々なことが書かれています。
1枚200円なのですが、料金はどこで払うのでしょうか?


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門をくぐると、この風景になります。
右側の石碑は、誓阿上人による「南無阿弥陀仏」の文字です。
誓阿上人は知恩院の第12代で、後光厳天皇の帰依を受けました。
かつてこの辺りにあった往生院を開山した方でもあります。
(今の滝口寺や祇王寺の前身ですね)


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こちらが浄土宗證安院の本堂で、このサッシの向こうに
ご本尊の来迎阿弥陀如来像がいらっしゃいます。


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本堂より東は、このようになっています。
基本的には墓地なのですが、カエデの紅葉が見事ですね。
ちなみに、ここはさつきの木で有名なのですが
今はその季節ではありません。
この写真は、クリックすると拡大されます。


271-7.jpg
今度は、本堂から西を向きました。では、この證安院から出ます。
……その前に、手前のお稲荷さんにお参りです。


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證安院前から北を向いています。右(東)側に證安院の土塀が見えます。
約20m先に茅葺屋根の門があります。次はそちらの方に向かいます。


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その茅葺屋根の門付近で、西を向きました。
この辺りまで山の斜面が張り出していたのですが、
そこに突然神社が現れました。
鳥居の形や並び方から稲荷神社とは思うのですが……


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鳥居を抜けた先は、お狐様の石像とこの洞穴です。
思った通り、ここは古墳ですね。
恐らくこの横穴に入ると、すぐに玄室(遺体や財宝の部屋)があります。
失礼にあたるので、ここから先の写真はありません。


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……とは言え、実は玄室には入っていません。
代わりに、こちらの石碑を撮りました。
「水清大神」と書かれていて、「稲荷」の名称はありません。
これは、第53回ブログの「蚕ノ社」木嶋神社境内の白清社
第264回ブログの円墳の上にいらした富岡大明神と同じですね。


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ただ、いろいろ調べたのですが
「水清大神」の資料は見つかりませんでした。
まぁ、古墳が稲荷社になっている例はかなり多いので、
こちらもその1柱でしょう。
では、こちらの「水清大神」を出ます。


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水清大神の向いは、先ほどから出てきている茅葺屋根の門です。
こちらは、さがの人形の家という人形専門の博物館です。
元々はこちらに寄る予定だったのですが、
少し時間が押しているのと拝観料(800円!)の関係で
今回の拝観を見送ります……


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「水清大神」と「さがの人形の家」の前から、北を向きました。
ここから北北西に進路が変わります。
右(東)側は人形の博物館ですが、
左(西)側はこの辺りから土産物屋さんや飲食店などが並びます。


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先ほどの地点から、北北西に約150m進みました。
石畳の道の脇に、土産物屋さんや飲食店が軒を並べます。
なかなか雰囲気のいいところですが、
観光客はあまりいらっしゃいません。
嵯峨野嵐山で一番混むのは渡月橋付近で、北に行くほど空いてきます。
あちらでは紅葉シーズンはどの飲食店も満員で入れませんが、
こちらはそれを気にする必要はありません。


271-16.jpg
こちらは、その飲食店の間にいらしたお地蔵さんです。
鞍馬口通編ではたくさんいらっしゃいましたが、
京都市街地を離れるとだいぶ少なくなってきています。


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「水清大神」「さがの人形の家」前から北北西に約200m進みました。
ここから道が北西にカーブしているように見えますが、
実は東の方に進む道もあってここはY字路です。


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先程から続いていた道は、ここで突き当ります。
ここに立札があって、右(東)に進めば大覚寺が
左(北西)に進めば鳥居本景観保存区に入ることが分かります。


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その立札の前で、左(北西)を向きました。
ここからは鉄筋コンクリートの建物は消滅し、
全て古い木造の家屋に囲まれた道になります。
いよいよ鳥居本の景観保存区に入っていきます。


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Y字路から北西に約50m進みました。北側は泉仙 嵯峨野店です。
仕出しの本店は、第108回ブログに出てきました。
お薦めは、精進の鉄鉢料理です。
本当ならここで昼食でもいいのですが、(ウチの母も大好きですし)
この上にある平野屋が今回のお目当てなので、ここは我慢です……


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泉仙 嵯峨野店の前から、北西に約50m進みました。
この辺の民家は、京町家とは異なり独特の雰囲気を持っています。
2014年10月に下見に来たとき、修学旅行生と思しき男子中学生数人が
「ほぅ」と声を上げた後暫らく周囲を見入っていました。


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鳥居本景観保存区を、さらに蛇行しながら北西に向かっています。
この辺りで上り坂が急になってきます。山道に完全に入ってきました。
標高が高くなるほどに、紅葉もしっかり色付いていますね。


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山道に入るとさらに道幅が狭くなり、土産物屋さんが多くなります。
左(南)側に、「まゆ村」という店がありますね。


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こちらが、「まゆ村」の店頭です。
この店は、繭で作った工芸品を売っています。
こちらは、来年の干支「羊」ですね。
ちょっと買おうかとも思ったのですが、
前回ブログ竹トンボを買ったので、今回は諦めました。


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「まゆ村」の前から、北西を向きました。
「鳥居本」の独特の世界が辺りを覆っていますね。
ただ、よく見ると向こうに風変わりな達磨さんがいらっしゃいます。


271-26.jpg
こちらがその達磨さんです。眉が異様に長いですね。
脇にある看板によると、縁起物でこうなっているそうです。


271-27.jpg
その達磨さんから、さらに上り坂を北西に約50m進みました。
ここから、左に上る石段が見えてきました。
次は、この石段を上っていきます。


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では、その石段を上っていきます。
石段は、左に曲がりながらかなり続いています。
こちらの石塚に、「あだしのねんぶつじ」と書かれていますね。


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この石段は、カエデ並木に囲まれています。
この日(2014年11月16日)はまだ青葉のところも、
更新日(2014年12月5日)には充分に染まっているでしょうね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


271-30.jpg
石段の先には、こちらの化野念仏寺があります。
紅葉に囲まれた石仏群で有名ですね。
ここから境内に入っていくのですが、それは次回にします。

今回は、ここまでです。

~次回は、この化野念仏寺を参拝します~

~追記~
この辺が紅葉観光お薦めの理由
今回ブログの冒頭でも書きましたが、
嵐山の渡月橋を朝10時ごろとしますと
祇王寺辺りで午後4時になってしまい、
この辺りまで来られる方は意外と少ないのです。
渡月橋付近では紅葉シーズンなら飲食店に満員で入れないのですが、
この辺りならその心配もありません。
この辺りも渡月橋と遜色のない景観ですし、
その意味でもここがお勧めになるわけです。

~追追記~
この辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。

~さらに追記~
そう言えば、更新日は自分の誕生日です。
ふと思い出したので、書きました。

……そう言えば、同じようなことを2年前も書きました。
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水清大神

ウォーキングで通りがかり、荒れ具合がきになっていて調べていてたどり着きました。あの雰囲気のある穴は古墳なのですね!

Re: 水清大神

とんとんさん、こんにちは。
コメントをありがとうございます。

稲荷神は死霊神としての側面もあり、
お墓や古墳が神社化している場合がかなり多いです。
また、ここ嵯峨野から太秦にかけては
京都市内でも特に古墳が多い地位地域です。
明らかに稲荷神を祀っているのに
稲荷の名称がなかったり、
「命婦稲荷」と呼ばれていたりするのは
まず間違いないです。

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Re: タイトルなし

↑のコメントの返事です。
(こちらは、非公開希望コメントです)

いえいえ、どういたしまして。
お役に立てたなら、幸いです。
そういうことでしたら、「えびす神社」も同様です。
尤も、これは「蛭子」と書くものに限定されます。
特に水辺にいらっしゃる神社はお気を付けください。
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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

布袋山保存会
祇園祭前祭の布袋山の
サイトです。
宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
することにしました。

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北関東と東京の下町の
写真ブログです。
自分の大ファンの
写真家さんが
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こちらからお願いして、
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「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
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この度、相互リンクさせて
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「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
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「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
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「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。
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