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第276回 大覚寺の嵯峨菊~北嵯峨紅葉散策~その10

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また真言宗大覚寺派本山大覚寺の前に来ました。
2014年11月16日撮影時にデジタルカメラのバッテリーが切れたので,
4日後に今度は一人で再訪しました。
ここは庭園の紅葉も見事ですが、境内一面に嵯峨菊が咲いていました。
撮影日は、2014年11月20日木曜日午後3時。
この日も、秋晴れの一日でした。


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先ほどの地点から、北に移動していきました。
この辺りは、松林が続くようになっています。


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その辺りで、左(西)を向きました。
記念碑らしきものの向こうには、信徒会館の屋根が見えますね。


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今回ブログ最初の地点から北に約20mほど進むと、
今度は左(西)に進むようになります。


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その西へ進む道は、10mほどで終わります。
では、こちらの玄関門から大覚寺境内に入っていきます。


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玄関門をくぐり、大覚寺境内に入って来ました。
目の前に式内玄関があるのですが、
こちらはかつての大名や将軍、公家や皇族用の入り口です。

その手前に、花弁が細長い独特の形状の菊が何本も並んでいます。
こちらは嵯峨菊と言って、
今から150年ほど前にここ嵯峨野で品種改良された菊です。


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こちらは、式内玄関の左(西)脇です。
一般の参拝者は、こちらから入っていくことになります。


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大覚寺のチケットは、この入口から入ったところで買い求めます。
ただ、こちらは第270回ブログの祇王寺で買い求めたチケットです。
600円で、大覚寺と祇王寺の両方を拝観できます。
(ただし、有効期限は当日のみです)
2014年11月16日は料金を払わずにこれを提示して中に入りました。
(2014年11月20日は、ここで拝観料500円を払いました)


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大覚寺の屋内に入ってきました。
ここは、仏様がいらっしゃる場所以外は屋内も撮影可です。
この背後に式内玄関があって、右(東)側は売店です。
では、いよいよ天台宗大覚寺派大覚寺の散策となります。


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明智陣屋の中を少しだけ北に進みました。
左(西)側にこのような空間があって、そこが坪庭になっていました。
大覚寺は菊と紅葉の寺院ですが、こういう庭もいいですね。


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さらに明智陣屋を北に進みます。
晴れの日が日差しが強くて、その分屋内の写真が暗くなります。
(まぁ、自分の技量の問題もあるのですが)
ここで東に進み、宸殿に向かいます。


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宸殿は中には入れませんが、鴬張りの廊下を歩くことができます。
大覚寺境内周辺は、カエデが紅葉に染まって絶景でした。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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宸殿の廊下を左(北)に折れると、
廊下の周囲にまた嵯峨菊が建ち並びます。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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宸殿の南側に、このようなスペースがありました。
こちらで、嵯峨菊の品評会が行われていました。
この大覚寺や祇王寺の僧侶のほか、
個人参加の園芸家が菊の優劣を競い合われていました。


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その場所で東を向きました。
向こうに本堂でもある五大堂が見えますが、
そちらに向かうまでに他のお堂にもお参りします。


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宸殿の廊下を東に進み、次は北に折れ曲がりました。
五大堂に向かうには渡り廊下を進む必要がありますが、
その脇にずっと嵯峨菊が並んでいます。


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各お堂を結ぶ渡り廊下は、「村雨の廊下」と呼ばれています。
この鴬張りの廊下を北に進んだ後、東の御影堂に向かいます。


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「村様の廊下」から、東を見ています。
目の前の御影堂は、元々は大正天皇の即位式の際
饗応のために使われた建物でしたが、
即位式後大覚寺に下賜されてここに移築されました。
今は、勅封心経殿の南側におかれた「前殿」として使われています。
(ただし、この中は撮影不可です)


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勅封心経殿とこの御影堂は、大覚寺の中央にあります。
そのため、南側を向くと白砂の庭の向こうに勅使門が見えます。
その手前の祭壇も、嵯峨菊が囲んでいますね。


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大覚寺の御影堂の南側から、東を向きました。
次は、向こうに見える安井堂に向かいます。


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安井堂の中も、撮影不可です。
こちらは、大覚寺で焚かれた護摩木の灰です。
この安井堂の中でお布施を払えば、誰でももらえます。
自分は、この灰をカバンの中に入れてお守り代わりにしています。
安井堂は、元々安井(祇園の南側)にあった蓮華光院の御影堂でした。
それが、明治時代初期にこちらに移築されました。


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安井堂入口の前で、南を向きました。
鴬張りの廊下をそのまま進めば、本堂でもある五大堂に辿り着きます。


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五大堂西側の鴬張りの廊下を南に歩いています。
この先を左(東)に曲がれば、ここに入れます。


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大覚寺本堂の五大堂は、この南側から入れます。
この五大堂は大覚寺南東端になるので、その先に大沢池が見えますね。


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こちらが、真言宗大覚寺派本山大覚寺本堂五大堂です。
ご本尊は、不動明王他「五大明王像」です。

真言宗大覚寺派本山大覚寺は、嵯峨天皇壇林皇后と成婚後建てられた
「嵯峨御所」が後に寺院化したものです。
そのため、ここは皇族が住職を務める「門跡寺院」でした。
(第260回ブログに出てきた御室仁和寺と同じです)


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五大堂の入り口から、東を向きました。
ここから先は「観月台」という濡れ縁になっていて、
大沢池を眺められる絶景ポイントになっています。


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観月台から、大沢池を東に眺めています。
ここは春は桜、秋は紅葉を楽しめる京都屈指の絶景ポイントです。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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大沢池周辺は、このように散策できるようになっています。
普段は無料で散策できますが、紅葉ジーズンは有料になります。
(大覚寺の拝観料を払った方は、無料になります)


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こちらは、大沢池の遠景です。
この大沢池は、「嵯峨御所」を造営する際に
嵯峨天皇の命令で作られた人工の池です。
当時は、ここで嵯峨天皇ご一家が池の上で連日遊ばれたようです。
今は当時よりだいぶ小さくなりましたが、(少しずつ枯れています)
それでも春と秋の観光シーズンには多くの人を楽しませてくれます。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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観月台の北側は、安井堂の東側の廊下と通じています。
(先ほど通った廊下とは別です)
今度は、ここを北上してまた御影堂に戻ります。


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ここが安井堂の東側です。どう見ても、ここからは中に入れません。
では、この先を西に向かい御影堂に戻ります。


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ここは、安井堂の北側になります。向こうに、御影堂が見えますね。
右(北)側の壁は便所です。
大覚寺は面積の割に便所の数が多くないので、
位置を覚えておく必要があります。


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御影堂の東側の廊下を北上しています。
この先の渡り廊下を北上すると、
霊宝館があって寺宝が収められています。
実はこの日(2014年11月20日)は霊宝館が公開されていたのですが、
別料金になることと、(祇王寺との共通券では入れません)
母と一緒に来たときは見ていないので、今回は中に入りませんでした。
(11月20日の拝観は、11月16日と同じ順路で回るつもりです)


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御影堂の北側を西に進みました。
目の前に賽銭箱がありますが、その北側にもお堂があります。


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こちらが、そのお堂です。
この六角形のお堂は勅封心経殿と言って、
中には嵯峨天皇を初めとする歴代天皇直筆の
勅封心経が収められています。
ここは五大堂と並び、この大覚寺の中心と言えます。


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こちらは、御影堂の西側にある「村雨の廊下」です。
この左(南)側にある宸殿から御影堂に来ました。
ですから、次はここを真正面(西)に進みます。


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「村雨の廊下」の西端に、正寝殿があります。
ただ、そちらには入らずに東側の廊下を北上します。


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正寝殿の東側廊下を北に進んでいます。
ここにも、嵯峨菊が並んでいます。
その向こうに、朱塗りのお堂が見えますね。


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正寝殿の北側は、このような庭園になっています。
紅葉と寒椿がきれいですね。
実はこの先に小さな池がるのですが、その辺りもなかなか絶景です。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


276-40.jpg
正寝殿の北側に続く渡り廊下の先には、朱塗りのお堂があります。
こちらは霊明殿と言って、
元々は斉藤実が東京に建てた日仏寺の御影堂でした。
それが、1958年にここに移築されました。
ここを参拝した後、この大覚寺を出て大沢池を散策しました。

ただ今回もだいぶ写真を貼りつけたので、続きは次回となります。

今回は、ここまでです。

~次回は、大沢池を散策します~


~追記~
斉藤実と言えば、1932年の「五・一五事件」で終了した政党内閣の後
内閣総理大臣となった「軍人内閣」の一人目ですよね。
(1936年の「二・二六事件」の犠牲者の一人ですが)
自分のこれまでのイメージは、「堅物で面白味のない人」でしたが、
今回調べてみてかなりの「文人」であると分かりました。
そう言えば、明治時代の軍人で内閣総理大臣でもある山県有朋も、
無鄰菴を造営したり、漢詩を自作したりなかなかの「文人」ぶりです。
昔の日本の軍人は、文化的なことに長けた方が多かったようですね。

~追追記~
真言宗大覚寺派本山大覚寺のサイトを貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。

~さらに追記~
この近辺の地図を貼り付けます。
今回は、嵯峨嵐山の周辺観光地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
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テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

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非公開コメント

ありがとうございます

はじめまして。素晴らしいブログです。夫婦で京都。それも紅葉の。と思っているのですが、諸条件整わず。思いがけず見事な紅葉の京都に出会いました。素敵です。

Re: ありがとうございます

ざしきわっぱさん、こんにちは。
こちらこそ、初めまして。

お褒め頂いて、恐悦至極です。
これから、精進して頑張ります。

実は、サイドバーのカテゴリーは1本の道を一直線に進むものと、
自作の観光コース体験記に大別されます。
このうち、「清水寺~平安神宮へ」「嵯峨野嵐山紅葉散策」
「深草紅葉散策」「北嵯峨紅葉散策」「泉涌寺と東福寺」は、
秋の紅葉観光を前提にしています。
道の角を曲がるなどの場面は必ず写真を貼っていますので、
このブログ自体が道案内になるように書いています。
一度、参考にしてみてください。
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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
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「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
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「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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