第328回 鷹山と八幡山~後祭宵宵山散策~その2

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三条通から、室町通を南に向いています。
ずっと先に、黒主山の会所が見えますね。
今回は三条通にある鷹山(休み山)に向かい、
その後新町通にある八幡山に向かいます。
撮影日は、2015年7月22日水曜日午後6時。
ちょっとずつ雨が止んできました。


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室町通から、三条通を東に向いています。
約150m先に烏丸通があって、
2012年はここを通って地下鉄「烏丸御池」駅に向かいました。
(「三条烏丸」交差点から北に約50m進むと、
地下鉄「烏丸御池」駅6番出口に着きます)


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今度は室町通から、三条通を西に向きました。
実は鷹山の会所が写っているのですが、
この角度からは分かりにくいですね。


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「三条室町」の辻の北西角は、「京都医健専門学校」です。
10年くらい前まではこちらに休憩所が設けられていましたが、
(この施設が、自主的に祇園祭中は開放していました)
ここ数年はそのようなことを行っていません。
また祇園祭中は施設内に様々な絵画が展示されますが、
施設内でそれらを鑑賞することも今は禁止されています。


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その専門学校の向かい(南)側に、
「大学堂」という眼鏡屋さんがあります。
そして、この店が鷹山の会所になります。
鷹山は、会所のみで山を立てたり巡行したりはしません。
このような山を「休み山」といます。
大船鉾が巡行するようになった2014年以降で
休み山なのは、ここと布袋山のみです。

鷹山は、鷹匠と鷹を描いた山です。
元々は大船鉾の直前に出てくる(つまり、「くじ取らず」)
かなり大きな曳山でした。
それが江戸時代後期の1826年に大雨で装飾品が汚損して以来、
「休み山」となったうえに、
1864年のどんどん焼けのために
ご神像などを残し大半が焼失してしまいました。


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鷹山の会所の前から、三条通を西に向いています。
右(北)側は、まだ専門学校のの施設が続いています。


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鷹山の会所から、三条通を西に約30m進みました。
こちらは、「三条衣棚」の辻です。


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その辻に、こちらが植えられていました。
この植物が、木賊(とくさ)です。
漢方薬にもなるシダ類で、前祭に「木賊山」がありましたね。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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三条通から、衣棚通を北に向きました。
この辺りは、室町時代(14世紀前後)に「衣座」がありました。
衣服の商取引を独占していた組合ですね。
そう言えば、少し西に行ったところにも「釜座」がありました。
この辺は、かつて「座」が多くあった所です。


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その辺りの地面を見ました。雨の中、地面が濡れています。
三条通は、このように辻ごとに
このようなプレートが埋められています。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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衣棚通から、三条通を西に約20m進みました。
昨年(2014年)、この位置に屋台村がありましたが、
今年(2015年)はこちらで鷹山の粽が売られています。
粽以外にも、なぜか「わらび餅」もありました。


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その鷹山の粽が売られているところから、三条通を西に向きました。
目の前に、新町通との辻が見えます。
自動車やトラックで見えませんが、本来ならこの先に
第323回にも出てきた三条会商店街の東端が見えます。


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そして、こちらが「三条新町」の辻の北東角にある洋菓子店です。
このトゥレ・ドゥーは個人的には「京都で一番おいしい」お店です。
祇園祭期間中は露店を出していたのですが、
ここ数年それもやめているようです。


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三条通から、新町通を南に向きました。
ここから、八幡山が見えますね。
つがいのハトが染め上げられた垂れ幕が見えますが、
2012年に訪れたときはありませんでした。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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三条通から、新町通を南に進んでいます。
こちらは途中にあった飲食店ですが、
この辺の商店舗の全てがこのような垂れ幕を付けていました。


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こちらの京町家は、2012年もこのように装飾されていました。
では、この窓から家の中を覗きます。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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こちらが、その窓から中を見た様子です。
絨毯の上に、鶴と雲龍の屏風が並びます。
箏の脇には、祇園祭の象徴であるヒオウギが生けてあります。
祇園祭期間中は、京町家の何軒かは家伝の美術品を展示します。
昔は家の中まで入ってこれらを見ることができたのですが、
最近は大半の家で中に入ることができなくなりました。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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その向かいの京町家も、書画の展示をされています。
こちらも、2012年にも展示されていました。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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それらの京町家の前から、新町通を南に向きました。
目の前に、八幡山が見えますね。
この写真も、クリックすると拡大されます。


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八幡山の南側で、東を向きました。
こちらは、八幡山の会所です。


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八幡山の会所も、長い土間の先にあります。
ただ、その土間もコンクリートで固められていて
細長い駐車場のようでした。
こちらには、八幡山の前掛けや見送りなどの装飾品が並んでいます。
奥には、八幡宮の祠がいらっしゃいます。
この八幡山は、この町内に鎮座されていた
八幡宮をそのまま山にしました。
(前祭の油天神山・霰天神山と同じパターンですね)
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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その向かいに、こちらの八幡宮がいらっしゃいます。
元々はこちらの八幡宮の祠を山鉾巡行に出していましたが、
古くなったので先の祠が新調されました。
(巡行の際に、ご神体を移されるようです)
この写真も、クリックすると拡大されます。


328-23.jpg
八幡宮の脇に、こちらが展示されていました。
「洛中洛外図屏風」のようですが、
こちらは海北家の方が書かれたものです。(友松?友雪?)
以前は、この辺の町家は狩野派や土佐派の絵画を
当たり前のように所有していました。
バブル崩壊(1991年)後、それが極端に減ったのは
大半が他所に売られたのでしょうね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


328-24.jpg
では、この八幡山会所を出ます。
前回ブログに出てきた役行者山の会所と似ているようで、
いろいろ違いますね。


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八幡山から、新町通を南に向いています。
では、ここを進んでいきます。


328-26.jpg
八幡山から新町通を10mほど南に進みました。
この屏風は、尾形光琳の模写です。
とは言え、その模写した人物が円山応挙だと
単なるコピーではなくなってしまします。


328-27.jpg
その屏風の前に、こちらが生けてありました。
こちらも、祇園祭の象徴ヒオウギですね。
この写真も、クリックすると拡大されます。


328-28.jpg
新町通を南に進み、六角通との辻に出ました。
目の前に北観音山が見えますが、
先に六角通を東に進みます。
そう言えば、黒主山もまだ見ていませんし……


328-29.jpg
新町通から、六角通を東に向いています。
ずっと先に、浄妙山が見えますね。
では、ここを進んでいきます。


328-30.jpg
新町通から、六角通を東に進んでいます。
こちらの茶わん屋さんは、先ほどの写真にも写っていました。
ショウウィンドウに山鉾巡行を描いた屏風と
ヒオウギが飾ってありますね。
この写真も、クリックすると拡大されます。


328-31.jpg
その茶わん屋さんから、六角通を東に約10m進みました。
普段からこのテントで生魚を売っていますが、
この日はお酒とおつまみも売っていました。
後祭は、アルコールとその肴の露店が多いですね。


328-32.jpg
新町通から、六角通を東に約100m進みました。
ここで、六角通は室町通を交差します。
正面(東)の六角通沿いに浄妙山が見えますが、
左(北)に黒主山、右(南)に鯉山があります。
次はこれらの山を回りますが、もうだいぶ写真を貼りつけました。
今回は、ここまでとします。

~次回は、黒主山→浄妙山→鯉山の順に回ります~
~追記~
この辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
今回は、「三条室町」の辻→東に進み鷹山を通過→「三条新町」の辻
→南に進み「八幡山」を通過→「六角新町の」の辻→
六角通を東に進み、「六角室町」の辻まで進みました。
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生まれたときから50数年
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「京都駅前散策」
京都駅から
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あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
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散策しています。

「松原通東から西」
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松原通を東から西へと
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京都盆地を輪切りにして、
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「松原通東から西」EX
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松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

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室町時代に
京都最北端の道だった
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その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
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京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
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「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
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