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第343回 大宮姫稲荷大神~千本通南から北~その21

342-38.jpg
「本家八つ橋」の前で、千本通を北に向いています。
今回はここを北上し、大宮姫稲荷神社に寄って
丸太町通を目指します。
撮影日は、2015年9月17日木曜日午後4時半。
……そういえば、今年は木曜日は雨模様です。


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先ほどと同じ場所で、西を向きました。
千本通の西側歩道を見ています。
商業ビルの隙間から、JR嵯峨野線の高架が見えますね。


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先ほどの商業ビルの脇に、お地蔵さんがいらっしゃいました。
ちょっと遠いですが、ここからお参りします。


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「本家八つ橋」の前から千本通を約100m進み、東を向きました。
ここは位置的には夷川通なのですが、たぶん名前のない通りです。
約200m先に、二条城の外堀が見えますね、
ここから千本通東側歩道は、
「京都市中京区西ノ京」から「京都市上京区聚楽町」になります。


343-5.jpg
先ほどの写真の位置から、千本通を北に約70m進みました。
ここは、千本通と太子道との交差点です。
この「千本旧二条」バス停前に以前は出世稲荷がいらしたのですが、
今はこのようにマンションになっています。
(現在は、大原にいらっしゃいます)


343-6.jpg
千本通から、太子道を西に向いています。
向こうに、JR嵯峨野線の高架が見えますね。
ただ、よく見るとこれまでよりも少し遠くに見えます。
JR嵯峨野線の高架はここで大きく西にカーブし、
丸太町通の南側を通り千本通とは別れを告げます。
そして、そのまま円町→太秦→嵯峨野へ進み
小倉山のトンネルから京都府亀岡市に向かいます。


343-7.jpg
太子道から、千本通を北に向いています。
「太子」道は、京都市市街地から
聖徳「太子」が建立した広隆寺への参道です。
途中「蚕ノ社」木嶋神社にも寄ったりするので、
来年あたりにこの道の特集も考えています。


343-8.jpg
太子道から、千本通を北上しています。
この辺りから、さらに雨脚が強くなりました。
また、周囲には飲食店などが増えてきています。


343-9.jpg
この辺りの雑居ビルに、こちらの碑が立っていました。
1914年に高野山・大峰山登山パーティの方々32人が遭難し
亡くなった慰霊碑のようです。


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太子道から、千本通を約50m進みました。
ここで、千本通は竹屋町通と交差します。


343-11.jpg
千本通から、竹屋町通を東に向きました。
この辺りの竹屋町通は道幅が広いですね。
約100m先に、大きな木が見えます。
この写真は、クリックすれば拡大されます。


343-12.jpg
千本通から竹屋町通を約100m進みました。
その大きな木の下に、石製の鳥居があります。
こちらが、今回ブログのメイン大宮姫稲荷大神です。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


343-13.jpg
鳥居をくぐる前に、神社の北側(竹屋町通沿い)に回りました。
こちらに、お地蔵さんがいらっしゃいました。
小さな神社には、お地蔵さんが近くによくいらっしゃいますね。


343-14.jpg
鳥居の下で、東を向きました。
ここが大宮姫稲荷大神の境内のはずなのですが……
どう見ても駐車場ですね。


343-15.jpg
大宮姫稲荷大神境内を南側に回り、北を向きました。
これが、大宮姫稲荷神社の境内全図です。
境内の南半分が駐車場で、
北半分が本殿の祠と末社の稲荷社です。
北半分は第49回ブログに出てきた神ノ木弁財天に似ていて
なかなか雰囲気があるのですが……


343-16.jpg
境内北側の東側に、小さな祠がいらっしゃいます。
キツネの陶製人形があることから、稲荷社であることが分かります。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


343-17.jpg
こちらの祠が、大宮姫稲荷大神の本殿です。
前述の通り、自分の特にお気に入りの神ノ木弁財天と似ています。

御祭神は、大宮姫命です。
あまり馴染みのない神様ですが、
太玉命(ふとだまのみこと)の子で、「稲荷三座」の1柱です。
通常は宇迦御霊大神や猿田彦大神と合祀されるのですが、
こちらでは単独で祀られています。
ここには平安時代からいらっしゃいました。

つまり創建当初は平安宮の太政官脇にいらっしゃいました。
初めからこのくらいの大きさの境内だったようで、
「貧乏稲荷」という別名もあります。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


343-18.jpg
大宮姫稲荷神社本殿をお参りしました。
とても小さい神社なのですが、
最近こちらの写真をアップしたツイッターをよく見ます。
大半が英語なので、アメリカ人かオーストラリア人が
書いているのでしょうね。
(イギリス人かもしれませんが……)
では、この大宮姫稲荷大神から北に出ます。


343-19.jpg
大宮姫稲荷大神境内からは、北側からも出られます。
そちら側から出ると、目の前に京都市児童福祉センターがあります。


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京都市児童福祉センターの前から、竹屋町通を東に向いています。
約100m先に桜並木が見えますが、あちらは「二条公園」です。
その北側に鵺神社もいらっしゃるのですが、
今回はここから千本通に引き返します。


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今度は京都市児童福祉センターの前から、
竹屋町通を西に向きました。
では、ここから千本通に戻ります。


343-22.jpg
その京都市児童福祉センターの前に、
このような看板が出ていました。
平安時代、朱雀門から大極殿にかけて
朱雀大路(千本通)の東側には太政官の役所がありました。
つまり、この辺りから東側が太政官でした。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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先ほどの地点から、竹屋町通を西に約100m進みました。
また、千本通に戻ってきました。


343-24.jpg
千本通から、竹屋町通を西にアップで撮りました。
(そうすると、雨粒が鮮明になりました)
竹屋町通は、千本通から西に約30mの地点で突き当たります。
ただ、よく見ると上の方にJR嵯峨野線の高架がありません。
「千本通編」では、もうJR嵯峨野線の高架は出てきません。


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竹屋町通から、千本通を北に向いています。
では、ここから再び千本通を北上します。


343-26.jpg
竹屋町通から、千本通を北に約30m進みました。
こちらは、京都聚楽郵便局です。
「聚楽」と言いますと「聚楽第」を想像しますが、
それはもっと北の方にありました。
(「中立売千本」交差点付近です)


343-27.jpg
その京都聚楽郵便局の前から、千本通を北に向いています。
そろそろ丸太町通が、視界に入ってきました。


343-28.jpg
京都聚楽郵便局から、千本通を北に約150m進みました。
こちらが「丸太町千本」交差点です。平安時代の一条大路ですね。
つまり、平安時代はここから北に大極殿がありました。
ここから北に平安宮の意向が続きますが、
それはまた次回以降とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、「丸太町千本」交差点付近を散策します~



~追記~
「稲荷三座」とは?
第309回ブログで伏見稲荷大社の稲荷祭を取材しましたが、
その時トラックに乗った御神輿が出てきました。
御神輿は「田中社」「上之社」
「下之社」「中之社」の順に並んでいました。
こちらは、それぞれ「田中大神」「大宮姫命」
「宇迦御霊大神」「佐田彦大神」が御祭神になります。
伏見稲荷大社はこれらの神々が祀られた別々の神社が
古代に合祀されたものという説が有力です。
このうち、田中大伸を除く3柱を「稲荷三座」と呼びます。
(厳密には、うちはその田中社の氏子なのですが……)
ただ、「稲荷三座」は対等ではなく
「宇迦御霊大神とその従者」という位置づけなので、
「稲荷神=宇迦御霊大神」というのも間違ってはいません。
佐田彦大神は猿田彦命と考えられており、
そのことから大宮姫命は天宇受売命(あめのうずめのみこと)と
同一神であると考える方もいらっしゃるようです。
(ちなみに、田中大神は大己貴命(おおなむちのみこと)と
同一神というのが有力です)

~追追記~
この辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都駅からなら、JR嵯峨野線に乗って「二条」駅で降ります。
改札口から東に移動し、千本通を北上し徒歩約5分で
今回ブログ最初の地点です。
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No title

なつかしい、以前この近所に住んでいました。
元はガレージの場所に小屋が建っていて、おばあさんが1人でお守りをされていたんです。そのころの風情は満点でした。
うちの同居人は、一度ここの神様が夢枕に立たれたそうで・・・古くは稲荷ではなく、このあたりの鎮守として、吉祥と災いを同時にもたらす神様だったようです。

Re: No title

ポンさん、こんにちは。
たびたびコメント、ありがとうございます。

そうですか、管理人がいらしたのですね。
ということは、伏見稲荷大社の南にいらっしゃる
「ぬりこべ地蔵」と同じですね。
そういえば、古い文献を調べていたら
こちらは「大宮姫大神」と書かれていて
「稲荷」の記述がありませんでした。
とは言え、大宮姫命は宇迦御霊大神の従者として
表現されることが通常ですが……

No title

突然失礼いたします。
平安京の一条大路は一条通ですよ。
一条から二条の間は大内裏があったため広かったのです。
丸太町通は春日小路と呼ばれていたはずですよ。

Re: No title

みやさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。

そうですね、一条通商店街のサイトにも
同じことが書いてありました。
ただ、ウチの近所では丸太町通を一条通と呼んでいます。

これは想像ですが、
平安時代は今の一条通を「一条通」と呼んでいたのが、
江戸時代などに丸太町通を
一条通と呼んでいたころがあったのでしょうね。
と言いますのも、明治時代後期にできた
わらべ歌は「丸竹夷二押御池」と続いて
一条通からは始まっていません。
この歌の由来を調べていた時に
「丸太町通は、かつて一条通を呼ばれた」
という記述を見ました。
(近所のおばあさんも、同じことを言っていました)

No title

ご返信ありがとうございます。

なるほど、そういう呼び方もあるのですね。
確かにわらべ歌を見ても丸太町通が京のまちの始まりとも考えられていたのだろうな、と思います。
勉強になりました。

Re: No title

みやさん、こんにちは。
またコメント、ありがとうございます。

丸太町通を一条通を主張しているのは、
ウチの近所の方初め年配の方が多いですね。
まぁ、口伝がメインですから
資料の正確性は低いかもしれません。
確か中では京都の北限は鞍馬口通でしたし、
(安土桃山時代のお土居の北端は、紫竹通ですが)
京都市街地の北限が変わる度に動くのだと思います。
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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
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各系統の停留するバス停や
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貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
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「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
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「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
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こちらも、
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「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
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うちの家族の
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こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「京都サンガ」
Jリーグクラブの
京都サンガの 試合観戦や
イベントの様子を
記事にしました

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
サイトやブログのリンク
シリーズごと読むなら、こちらから
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