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第346回 出水七不思議 前編~千本通南から北~その24

[出水七不思議] ブログ村キーワード
346-1.jpg
下立売通を西に向き、千本通を見ています。
(前回ブログに出てきた銃砲店と
第344回ブログに出てきたコーヒー豆の店が見えますね)
今回は、もう1本北にある出水通周辺を散策します。
撮影日は、2015年10月18日木曜日午後0時半。
久しぶりに、快晴の木曜日です。


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下立売通で千本通を渡り、北を向きました。
(つまり、下立売通から千本通を北に向いています)
この辺りは、緩やかな上り坂が続きます。


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こちらの幟にもあるように、
丸太町通~上長者町通間の千本通は千本商店街です。
この辺りは、戦前京極と並ぶ京都を代表する繁華街でした。
今でも、そこそこ賑やかな場所ですね。


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下立売通から、千本通を北に約50m進みました。
こちらに、大きな蕎麦屋さんがあります。


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こちらがその蕎麦屋大膳です。
YAHOO知恵袋で、よく質問を受ける店です。
では、ちょっと寄ってみます。
この写真からしばらく、クリックすれば拡大されます。


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ちょうど昼食時間とあって、こちらの店はかなりの満員でした。
テーブル席の大半は修学旅行生で埋まっていて、
様々な制服を着た中高生の男女が何人もいらっしゃいました。
店内は様々な日本画や書画が掛かっていて、
それ以外にも陶器人形も並んでいます。


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店内が満員だったので、
注文したものが出てくるまで約30分かかりました。
まぁ、自分は待つのに耐性があるのであまり気にしていませんが……
そして、こちらが30分待ってやってきた天ざるです。
(初めて入った蕎麦屋では、とりあえずこちらを注文します)
真昼間ですが、自分は休日だったのでビールも頼みました。
(自分の職場は、毎週木曜日が定休日なので……)


346-8.jpg
天ざるをアップにして撮りました。
そばつゆにはみりんが入っておらず、
砂糖と醤油を煮たものにカツオ出汁を合わせたものと思います。
(一番メジャーなそばつゆです)
天ぷらはエビ以外に南瓜・ナス・赤カブも入っていました。
ここまでが、クリックすれば拡大される写真です。


346-9.jpg
結局、「大膳」には午後1時半までいました。
レジの段階でブログ掲載の許可を求めたところ、
快く引き受けてくださいました。
こちらは、店先にいらしたお地蔵さんです。
ここにお参りをして、先を急ぎます。


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「大膳」の前で、千本通を北に向いています。
向かい側に、206系市バスが見えますね。
では、千本通の上り坂を北に進みます。


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「大膳」の北側は、新出水通です。
その角に、こちらのブリキ製の表札が出ていました。
この辺りは、数字が付く町名が多いですね。


346-12.jpg
その表札の前で、千本通を北に向いています。
ここに、「千本出水」という看板が出ています。
出水通まで、あと70mです。


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「出水千本」交差点に来ました。
出水通から、千本通を北に向いています。
「千本出水」バス停に、何台かバスが停まっています。


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千本通から、出水通を西に向いています。
駐車場の西に、寺院が見えます。
千本通~七本松通間の出水通と
出水通~下立売通間の七本松通に、小さな寺院が集中します。
江戸時代初期に多くの寺院が移転してきたためですが、
これはたまたまそうなったようです。
(特定の宗派や権力者の都合ではありません)
かつての京都市街地の東端部分に
豊臣秀吉の政策で寺院が集中した寺町通がありますが、
それに対してこの辺りを「西寺町」と呼ぶ人もいるようです。


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こちらが、先ほどの写真にも写っていた長遠禅寺です。
幕末に活躍した人見勝太郎の菩提寺なのですが、
どの資料もそれ以外書いていないので宗派もよく分かりません。


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長遠禅寺の前から、出水通を西に向いています。
ここから突き当りの七本松通までこの道の両脇に寺院が並びます。
ただ、この道を往復するつもりなので、
西に進むときは北側の寺院を、
東に進むときは南側の寺院を紹介していきます。


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長遠禅寺から、出水通を西に約50m進みました。
こちらは、真言宗善通寺派福勝寺です。
かつて豊臣秀吉がこちらに千成瓢箪を寄進したことから、
「ひょうたん寺」の別名もあります。
節分には瓢箪型のお守りがもらえますが、普段は非公開です。
また、こちらに新撰組に拷問の末
池田屋での長州藩の密会を自白した古高俊太郎の遺髪もあります。


346-18.jpg
福勝寺の西側は、六軒町通との辻です。
ここから見ると、突き当りの七本松通まで
寺院が並んでいる様子がよくわかりますね。
幕末から明治時代にかけて、
この辺りは寺院と果樹園しかありませんでした。
そのため、夜はとても寂しい場所で
怪談などの幽霊譚に事欠かない場所でした。
そのため、この辺り一帯の奇妙な話を集めた
「出水七不思議」も生まれました。


346-19.jpg
六軒町通の西側に、日蓮宗華光寺があります。
こちらは、中に入れそうです。
この写真から、またクリックすれば拡大されます。


346-20.jpg
華光寺境内に入ってきました。
手水舎周辺は池になっていて、中で鯉が泳いでいます。


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その池と本堂や寺務所の間に、日本庭園があります。
もう少し紅葉に染まると、さらに絶景になるでしょうね。


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毘沙門天と稲荷大明神に挟まれて、華光寺本堂があります。
こちらの毘沙門天像は平安時代後期の作ですが、
華光寺自体は天正年間(安土桃山時代)の建立です。
豊臣秀吉など多くの人物が帰依していて、
「鬼平犯科帳」のモデル長谷川平蔵は京都西町奉行時代に
この寺院で父親の葬式を行っています。


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華光寺境内の東側に、鎌倉時代後期の作になる鐘があります。
その下の部分に、枯れた松の株があるのが見えるでしょうか?
元々こちらの松は豊臣秀吉手植えの「時雨松」で、
どんなに晴れていても必ず幹が雨で濡れているという
「出水七不思議」の一つでした。
さらにこの寺院には、
春になると五色の花弁をつけた「五色椿」もあって、
こちらも「出水七不思議」の一つでしたが、すでに枯れています。
クリックすれば拡大できる写真は、ここまでです。


346-24.jpg
華光寺の前で、出水通を西に向いています。
左(南)側の光清寺は、次回ブログで訪問します。
だんだん突き当りの七本松通が、はっきり見えてきました。


346-25.jpg
華光寺の西隣は、こちらも日蓮宗の本昌寺です。
江戸時代初期に建てられた寺院ですが、
現在の本堂は1982年に再建されました。


346-26.jpg
さらに西隣に、曹洞宗福聚山慈眼寺があります。
ちょっと中を覗きます。


346-27.jpg
慈眼寺に入ると、すぐにこちらの藤棚が見えます。
この写真から、またクリックすれば拡大されます。


346-28.jpg
こちらの境内は、藤棚以外にも枝垂桜など様々な木々があります。
その奥に、お地蔵さんの祠がいらっいます。
では、そちらにもお参りします。
クリックすれば拡大される写真は、ここまでです。


346-29.jpg
祠の奥(北側)は細い道が続き、さらに奥が墓地です。
ですから、ここで戻ります。


346-30.jpg
こちらの先に、曹洞宗福聚山慈眼寺の本堂があります。
(本堂などは、非公開です)
慈眼寺は、1588年に建立された鷹司家の菩提寺です。
御本尊の観世音菩薩のほか、歴代鷹司氏のお墓もあります。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


346-31.jpg
では、慈眼寺を出ます。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


346-32.jpg
慈眼寺から、出水通を西に向いています。
出水通は目の前の七本松通で突き当り、
そちらに、福寿院と観音寺が見えますね。


346-33.jpg
出水通から、七本松通を北に向いています。
ここから約300m先に日蓮宗の立本寺があり、
さらに200mほど進むと京都北野商店街があります。


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今度は、出水通から七本松通を南に向きました。
七本松通の右(西)側に、たくさんの寺院が続きますね。


346-35.jpg
七本松通の寺院を北から順に見ていきます。
先ずこちらは、福寿院です。
ただ、こちらの資料が見つからず宗派もよくわかりません。


346-36.jpg
その南隣は、浄土宗慈眼山観音寺です。
実は、こちらはたびたび火災にあっており寺史が不明です。
こちらの門の脇の潜り戸は楠の一枚板でできており、
元は伏見城の牢獄のものだったそうです。
そして、この潜り戸が風で開くとき
伏見城牢獄の受刑者による泣き声が聞こえるという
そんな怪談が伝わっています。
こちらも、「出水七不思議」の一つです。


346-37.jpg
観音寺境内の北側に、祠が並んでします。
少し、こちらにお邪魔します。


346-38.jpg
そして、こちらの祠に「夜泣き地蔵」がいらっしゃいます。
お参りすると、赤ん坊の夜泣きにご利益があるそうです。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


346-39.jpg
さらに、「夜泣き地蔵」の向かいにも祠がいらっしゃいます。
足が疲れてきたのでべんつるさんの足を撫でてからお参りしました。
手前には、酔芙蓉の花が盛りです。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


346-40.jpg
そして、この観音寺から出ます。
次はさらに南隣の極楽寺に向かいますが、
(こちらにも、「出水七不思議」があります)
もうだいぶ写真を貼り付けたので、ここから先は次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は残りの「出水七不思議」に向かった後、
千本通以東の出水通を散策します~
~追記~
346-41.jpg
こちらは、今回ブログで出てきた福勝寺の桜の木です。
実は「出水七不思議」は諸説あって、
この木を含めることもあります。
この写真も、クリックすれば拡大されます。

~追追記~
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
丸太町通~今出川通間の千本通は、
当初は3回くらいで終わらせるつもりでした。
それが、取材すればするほどいろいろ見つかりまして、
ついつい増やして
とうとう「出水通編」も前後編になってしまいました……
年内に終わらせるのはもともと難しいと思っていましたが、
このままのペースなら2016年をまたぐのは勿論
鷹峯に着くのは2016年春以降になりそうです……
ですから、今年の紅葉見物は
蹴上~銀閣辺りにしようと思います。

~さらに追記~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都駅からなら、西回りの206系市バスに乗って、
「千本出水」バス停で降りて南に約150mで
今回ブログ最初の地点(「下立売千本」交差点)です。

~もう一つ追記~
4強は、すべて南半球
2015ラグビーW杯は、準々決勝まで終えました。
勝利したのは、南アフリカ共和国・ニュージーランド・
アルゼンチン・オーストラリアで、
南半球4大国(通称:Four nations)でした。
その代わり、ウェールズ・フランス・アイルランド・スコットランドといった
欧州勢はすべて敗退してしまいました。
ニュージーランドにフランスは大敗しましたが、
他は(少なくとも途中までは)接戦でした。
実力が離れていたわけではないのでしょうが、
日本初め新興国が台頭して、
4年後の日本大会では欧州勢はさらに厳しいでしょうね。
まぁ、その辺がスコットランド側が主審にクレームをつけている
本当の理由と思ってます。
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
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「松尾散策」
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松尾大社や法輪寺など
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「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
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あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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