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第363回 鈴虫姫 松虫姫の安楽寺

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臨済宗南禅寺派霊監寺山門前から、西を向いています。
ここを直進すると哲学の道経由で真如堂に出ますが、
今回は目の前の銀閣寺道を北上し、浄土宗安楽寺に向かいます。
後鳥羽上皇の寵姫鈴虫姫と松虫姫が出家した寺院ですね。
撮影日は、2015年11月23日勤労感謝の日の月曜日午後3時半。
今回ブログ写真の一部は、2015年11月26日木曜日に撮影しました。


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霊監寺の前で、銀閣寺道を右(北)に向きました。
最近は哲学の道だけでなく、
この銀閣寺道も観光客であふれてきました。
では、ここを進んでいきます。


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霊監寺三門の北側に、こちらの妙顕堂がいらっしゃいます。
こちらには、妙見菩薩と石不動がいらっしゃいます。
妙見菩薩と言えば日蓮宗のはずですが、
確かこの近くに「南妙法蓮華経」の碑があったはずです。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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霊監寺から、銀閣寺道を北上しています。
この辺りは新しい住宅も多いのですが、
山荘風の古民家も数多く残っています。
(山の中なので、この辺には京町屋はありません)
霊監寺から約70mで、銀閣寺道は北東にカーブします。


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その銀閣寺道がカーブする辺りに、
こちらのお地蔵さんがいらっしゃいました。
この辺は、市街地とは違った事情で
お地蔵さんがたくさんいらっしゃいます。


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お地蔵さんの前で、銀閣寺道を北東に向いています。
約50m先に、大きなカエデの木が見えます。
こちらは、見事に紅葉に染まっていますね。
この大カエデが、次の目的地の目印です。


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銀閣寺道沿いの大カエデの許で、東を向きました。
こちらは、浄土宗住蓮山安楽寺です。
元々は、鎌倉時代初期に住蓮と安楽が開基した鹿ケ谷草庵でした。
通常は非公開なのですが、春と秋には割と長期間公開されます。
この写真以降、安楽寺境内の写真は
全てクリックすると拡大されます。


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秋の公開は、11月初旬~12月初旬です。
拝観料の500円を支払って、安楽寺境内に入ってきました。
目の前にあるのは、近年建てられた客殿です。
こちらには後で寄るとして、先ずはこのまま直進します。


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客殿の南側を直進すると、こちらの石段があります。
そこをさらに進むと、安楽寺の墓地に出ます。


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その墓地の奥に、こちらのお墓が並んでいます。
それぞれ、松虫姫と鈴虫姫のお墓です。
二人は姉妹で後鳥羽上皇の寵姫でしたが、
上皇の許を逃げ出して出家した後
広島県の瀬戸内海上にある生口島で生涯を終えました。
ですから、二人の遺骸はこちらには眠っていません。
このことが、浄土宗僧侶の処刑や法然・親鸞の流罪など
浄土宗への大弾圧である建永の法難につながります。


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鈴虫姫と松虫姫のお墓の前で、反対を向きました。
次はこの階段を下りて、本堂の方に向かいます。


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鈴虫姫と松虫姫のお墓の前から、階段を下りてきました。
この先に、茅葺の安楽寺三門が見えますね。
この右(北)側に、本堂があります。
ちなみに、左(南)側には住蓮と安楽のお墓があります。


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こちらが、浄土宗住蓮山安楽寺の本堂です。
ご本尊は、阿弥陀如来です。
元々は鎌倉時代初期に浄土宗の僧侶の
住蓮と安楽が建てた念仏道場「鹿ケ谷草庵」です。
1206年に、鈴虫姫と松虫姫姉妹が
後鳥羽上皇の反対を押し切って
この寺院で出家して尼僧となりました。
後鳥羽上皇は相当怒ったようで、
鈴虫姫と松虫姫の姉妹に追っ手を差し向けたり、
住蓮と安楽の二人を処刑したうえで、
二人が師事していた法然とその弟子を流罪にしたりしました。
(その弟子のひとりが、親鸞です)
それが先述の建永の法難で、
罪を赦された法然が、京都に帰ってから
「鹿ケ谷草庵」を住蓮山安楽寺としてここを再興しました。


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日に数回、こちらのご住職が本堂で法話をされます。
また、ご本尊と鈴虫姫と松虫姫の木像にお参りできます。
そう言えば、京野菜の鹿ケ谷カボチャが供えられていました。
では本堂に参拝した後、靴を脱いでいくつかのお堂を回ります。
ここから先は、2015年11月26日木曜日に撮った写真です。


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安楽寺本堂と東側の書院との間に、坪庭があります。
こちらは、だいぶ紅葉が進んでいますね。


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本堂の前から、渡り廊下を東に向いています。
では、ここを通って書院に向かいます。


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こちらが、その書院内部です。
ここ安楽寺は、屋内の写真撮影も認められています。
床の間の前から縁側に向かうと、庭園を眺めることができます。


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安楽寺書院から、こちらの庭園が見えます。
この辺りの紅葉は、すっかり紅く染まっています。


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安楽寺庭園の全体像を見ています。
こちらの紅葉は見事ですが、数ならツツジの方が多いようです。
こちらは、春の桜やツツジのシーズンも公開されています。


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書院前の渡り廊下を南に向いています。
この先で右(西)に曲がれば、本堂に辿り着きます。
ただ、今回はこのまま南に進んでいきます。


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渡り廊下は、南端の客殿で終わります。
こちらは、2010年に建てられた新しい建物です。
1Fはカフェで、2Fは絵画などの展示をされていました。
そちらでは、ちょうど鈴虫姫と松虫姫をイメージした
美人画が飾ってありました。


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こちらが、カフェ内部の様子です。
中は結構人気があって、たくさんの方々がいらっしゃいました。


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カフェの中央に大きなテーブルがあって、花瓶を飾っていました。
自分がその席で待っていると、こちらがやって来ました。


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こちらが、その頼んだメニューです。
抹茶を頼んだのですが、セットでこのお菓子も付いてきました。
きな粉をトッピングした小豆入りクッキーです。

こちらのカフェをこのブログに掲載する許可を求めたところ、
だいぶ乗り気で承諾されました。
1/3の確率でお店紹介は断られるのですが、
最近は積極的に快諾される方が多いですね。


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こちらは、カフェ内で売られているクッキーです。
近くの養護学校で作られてもので、一袋100円と安かったですね。
とりあえず4袋買って、1週間かけて家で食べました。


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カフェのある客殿を出ました。
次はこちらの渡り廊下から本堂に向かい、
その本堂より西側に向かいます。


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渡り廊下から本堂に戻り、靴を履きました。
このまま直進して右(西)に向かえば、安楽寺の外に出ます。
今回はその前に手前の角を右(西)に曲がり、
安楽寺境内の西側を散策します。


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こちらが、その本堂の西側です。
紅葉に囲まれて、「縁」と書かれた碑が立っています。


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安楽寺境内の最西端に、こちらの地蔵堂がいらっしゃいます。
こちらは新しいですが、2015年に完成したばかりのようです。
ただ、お地蔵さん自体はかなり古く、
1258年に慶派の一人が制作されたものだそうです。
また、こちらでは毎年5月2日にお祭りが行われます。


363-30.jpg
地蔵堂から振り返り、安楽寺境内で東に向いています。
地蔵堂近くの手水舎周辺は、すっかり紅葉に染まっています。


363-31.jpg
手水舎の辺りから、東を向きました。
突き当りに見えるのは、先述のカフェのある客殿です。
写真の右下に、仏足石の裏側が見えます。
先ずは、T字路の突き当りに行きます。


363-32.jpg
その突き当りで、今度は南を向きました。
この突き当りの裏側に、住蓮と安楽のお墓があります。


363-33.jpg
その突き当りから、西を見ています。
では、ここから安楽寺を出ます。
クリックすれば拡大されるのは、この写真までです。


363-34.jpg
ここからの写真は、また2015年11月23日のものに戻ります。
安楽寺の前で、銀閣寺道を北東に向きました。
銀閣寺道はあまり広い道ではないのですが、
紅葉シーズンになると、人や自動車や人力車でいっぱいになります。


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安楽寺の前から、銀閣寺道を北東に約50m進みました。
右(東)側は少し高くなっていて、
この先の辺りからもう法然寺の敷地です。


363-36.jpg
この辺りに、お地蔵さんがいらっしゃいました。
京都では市街地と山のふもとの辻に、
お地蔵さんがいらっしゃいます。


363-37.jpg
そのお地蔵さんの前から、銀閣寺道を北東に向いています。
約50m先で、銀閣寺道は左にカーブして真北に向きます。
その辺りで、人力車の車夫さんがお客さんの写真を撮っています。


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こちらが、その写真を撮られていた場所です。
浄土宗法然院には、こちらから入ります。


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銀閣寺道から続く石段の道は、10mほどで突き当たります。
そちらから北に進む道があって、その先に法然院の山門があります。


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先ほどの道の突き当りに、法然院の山門があります。
……ところが、もう閉まっています。
こちらは11月は午後4時で閉まるのですが、
この時点で午後4時を10分ほど回っていました。
仕方がないので、撮影はここまでとして
ここから先はウチの母と銀閣寺まで散策しました。

今回は、ここまでです。

~次回は、2015年11月26日に再訪した法然院を散策します~

~追記~
京都の寺院は、そこに住まわれている僧侶の生活で
スケジュールが決まります。
ですから、日の出とともに寺院が開いて
日の入りと共に寺院が閉まります。
日照時間は季節によって異なりますが、
寺院の開いている時間も季節によって異なります。
夏は割と長いのですが、
冬至から1か月も変わらない紅葉シーズンは
だいたい4時に門が閉まります。
中にはライトアップをされるところもありますが、
そういうところはさらに早い午後3時半には閉まります。
(午後6時くらいに再び開きます)

まぁ法然院は山門が閉まっていても裏から入れるのですが、
2015年1月23日はこの後銀閣寺に間に合わせるために
哲学の道を通らずにこのまま銀閣寺道を北上しました。
その分、母には銀閣寺を堪能してもらいました。
そうすると、その間の弥勒院などをとばすことになるので、
また後日(2015年11月26日)に再訪し撮影し直しました。
(こちらは、一人で訪問しました)

~追追記~
2015年12月23日に
法然院で法話が行われます

このブログ更新日から間もなくなのですが、
法然院で2015年最後の「法然院サンガ」が行われます。
念仏勤行の後ご住職の法話が行われます。
個人的には結構面白かったので、
このように勝手に宣伝しています。
(一応、ブログに載せることは法然院の方には伝えてあります)
どのようなものであったかは、次回ブログに載せます。

~さらに追記~
「蹴上・哲学の道紅葉散策編」は、
タイトルにカテゴリー名を入れていません

もう何回も書いていますが、
この辺りの地名は長いものが多く、
タイトルをあまり長くしたくないこともあって
このカテゴリーのみカテゴリー名をタイトルに入れていません。
ただ、自分自身は結構これで混乱しているので、
多分このカテゴリーが終われば
またカテゴリー名をタイトルに入れるつもりです。

~もう一つ追記~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
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バス停や駅の位置以外に、
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各系統の停留するバス停や
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貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

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こちらも、
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連載されています。
こちらも、
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こちらも許可をいただいて
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「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
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散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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