第441回 東福寺方丈庭園~月輪紅葉散策2016~その4

[東福寺] ブログ村キーワード
440-28.jpg
東福寺通天橋を南に渡り、日下門の前で東に向きました。
普段はこの辺りには何もないのですが、
紅葉シーズンになると様々な土産物屋さんが並びます。
今回はここを素通りして、向こう(東)に見える方丈に向かいます。
撮影日は、2016年11月23日勤労感謝の日の水曜日の正午。
今回もクリックした写真は、全て拡大されます。


441-2.jpg
実は、先ほどの建物は正確には方丈ではなく庫裏です。
方丈とはその寺院の最高位の僧侶が住んだ方状(正方形)の建物で、
庫裏とはその手前にあるその寺院の雑務を行うところです。
(寺務所を兼ねる寺院も多いですね)

庫裏でまた拝観料を払い、(通天橋とは別料金)
廊下を抜けると、方丈へと続く渡り廊下に出ます。
暗いところから明るいところに出てきてすぐに写真を撮ったので、
だいぶボケてしまいました……
ただ他にここを撮っていなので、こちらを載せます。


441-3.jpg
その渡り廊下の東側を撮りました。
廊下の下に広がる石庭が波間を表し、
海の上を歩いているようにも見えますね。


441-4.jpg
同じ場所で、西を向きました。こちらが、方丈です。
この辺りは庫裏と方丈内部が撮影できませんが、
周囲の廊下と方丈庭園の撮影は可能です。


441-5.jpg
では、東福寺の方丈庭園を見て回ります。
通常方丈庭園は、南側庭園から時計回りに進みます。
こちらは、方丈南側庭園の東端部分です。
背後に、先ほど出てきた東福寺の庫裏が見えますね。
手前の石は、砂の波に浮かぶ船を表しています。


441-6.jpg
今度は方丈南側庭園の西側を見ています。
石でできた船が砂の海を漂った末に
西方浄土に辿り着いた様子を描いています。
考え方次第では「迷った末に悟りを開く」ということでしょうか?


441-7.jpg
では庭園の縁側に座って、ちょっと休憩です。
こういう石庭は、修行僧が座禅を組み瞑想する為に作られました。
とは言え、修行僧ではない自分たちにとって石庭は
座禅を組む代わりにちょっとおしゃべりをするのに向いています。
もちろん禅寺で大声ではしゃいではいけませんが、
そこそこの大きさの声で暫くくつろぐのが、ここの醍醐味です。
ちなみに、ここは梅雨時にはまた味のある景色に変わります。


441-8.jpg
ウチの母と暫くお話した後、その場で西を向きました。
では、向こうの庭園を眺めに行きます。


441-9.jpg
先程の扉を抜けて、方丈の縁側を西に歩いていきます。
こちらは、方丈西側庭園です。
その先に、前回ブログに出てきた通天橋が見えますね。


441-10.jpg
方丈の北西角から、通天橋の方を見ています。
この場所で写真を撮られる方も多いですが……


441-11.jpg
こちらは、先ほどの西側です。
東福寺方丈の北西角に、このような展望台があります。
ここは、通天橋を眺めるための場所です。


441-12.jpg
方丈北西角の展望台から、南西を向いています。
こちらから、通天橋を眺めています。
通天橋が、紅葉の海の上に浮かんでいます。
本当は通天橋はそれ自体から周囲を見るよりも、、
周辺からこの橋を眺める方が絶景です。


441-13.jpg
この位置から、方丈の床下を見ています。
棘の形状から柚子の木と分かりますが、
落ちている実はまだまだ小さいですね。


441-14.jpg
そして、方丈北側庭園に進みます。
こちらの格子状の苔と石庭が、方丈庭園のもう一つの象徴ですね。


441-15.jpg
ここの格子状の置石は、南西角が濃密で、北東角がまばらです。
石がない部分には、苔が敷き詰められています。
その先にカエデ並木があり、その先には三ノ瀬川の崖があります。


441-16.jpg
方丈の東側に、回ってきました。
こちらの庭園は、先程写真に撮りました。


441-17.jpg
東福寺方丈庭園の北東角を見ています。
カエデ並木の先に、偃月橋(えんげつきょう)が見えますね。


441-18.jpg
東福寺方丈庭園をこれで1周しました。
では渡り廊下から庫裏に戻り、ここを出ます。


441-19.jpg
庫裏を出て、東福寺境内で南を向きました。
目の前に、法堂(本堂)があります。
その西側の回廊を進むと、前回ブログの通天橋に出ます。


441-20.jpg
同じ場所で、また東に振り返りました。
庫裏の南側に、抜け道があります。
こちらを通ると、前回ブログに出てきた開山堂の北側に行けます。


441-21.jpg
次は、その抜け道を通ります。ここから看板が2枚見えます。
ここから東福寺の塔頭寺院2寺に着けます。


441-23.jpg
東福寺庫裏の南東端で、北を向きました。
ここから庫裏の東側壁面を北上します。


441-22.jpg
カエデ並木を北上すると、目の前に白壁が現れます。
その壁の向こうに、三ノ瀬川が流れています。
その先に、小さな橋が架かっていますね。


441-24.jpg
こちらが、その小さな橋です。
「偃月(えんげつ)」と書かれた扁額が掛かっています。
「臥雲橋」「通天橋」と並ぶ東福寺3橋の一つ「偃月橋」ですね。
では、こちらを北に渡り三ノ瀬川北岸に再び行きます。


441-25.jpg
偃月橋から、東を向きました。こちらが、三ノ瀬川の上流です。
三ノ瀬川は御山(稲荷山)の薬力の滝などの湧き水が集まって、
ここまで流れてきました。(第371回ブログ参照)


441-26.jpg
今度は偃月橋から三ノ瀬川の下流側を向きました。
この先に、通天橋と臥雲橋が架かっています。
ほんとは左(南西)側に先ほどの方丈庭園があるのですが、
カエデ並木のせいで見えませんね。


441-27.jpg
では、偃月共を渡り三ノ瀬川北岸に向かいます。
向こう側には、東福寺建中寺院が並んでいます。


441-28.jpg
偃月橋を渡り、北を向いています。
目の前に、塔頭寺院の一つ龍吟庵があります。
こちらの方丈は、国宝に指定されています。
西郷隆盛は京都にいたころ、この寺院で暮らしたことがありました。


441-29.jpg
同じ場所で、東を向きました。
こちらにも、塔頭寺院の一つ即宗院があります。
こちらの紅葉はこの辺りでも屈指の絶景なのですが、
普段は管理する方がいらっしゃらないので、閉まっています。
紅葉シーズンにここが公開されるのは、2011年以来5年ぶりです。
次はここにお邪魔するのですが、
今回ももうだいぶ写真を貼り付けました。
これ以降は、次回とします。

今回は、ここまでです。

~次回は、即宗院と龍吟庵に訪れます~


~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、こちらをクリックしてください。
東福寺の庫裏が起点です。


~追記 その2~
プロフィール一部変更
2016年12月5日が、自分の誕生日でした。
この日を迎えたために、ブログのプロフィール欄を一部変えました。
かなり小さな変更なので気付かれないかもしれませんが、
よく見ると少し変更されています。

~追記 その3~
あと何回か、東福寺が続きます
お気づきの方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、
今回の月輪散策は、2012年の月輪散策と全く同じルートを辿ります。
ただ、午前中から回っている分
4年前に閉まっていたところにも行けました。
とは言え、そのときはブログ5回分で回ったのですが、
2016年は多分5回分で東福寺すら終わりません……
この後臥雲橋を抜けて母校の京都市立日吉ヶ丘高校を通り抜け、
「御寺」泉涌寺や泉涌寺道の各寺院を回るため、
10回以上の大作になる可能性が出てきました。
(昨年の散策は13回連載でしたが、
移動距離が2016年は2015年の半分以下です)
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 京都道案内
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
プロフィール

ぴのぴな

Author:ぴのぴな
ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
味わってください。

リンク・カテゴリの説明
いい加減複雑になったので、
サイドバーの説明をします。
☆リンク
「京の天気」
京都市内の今の天気と
天気予報が分かります。

「京都桜100景」
ブログ用に
今まで撮った写真に
新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
100選びました。
少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

「祇園祭の歩き方」
YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
系統(「5系」とか)別に
市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

「嵐電(京福電気鉄道)」
京福電車(嵐電)のサイトを
そのまま貼り付けました。
電車の情報もありますが、
嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
詳しく書いてあります。

「きょうもいろいろ」
ここと同じ
京都観光のブログです。
許可をいただいたので、
リンクさせて
いただきました。

「ひまわりパパの
ときたま日記」
ご家族のことを書かれた
ブログです。
こちらも
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「アマランサス☆
だいあり~」
いろいろなことを
書かれたブログです。
こちらも、
許可をいただいて
リンクさせて
いただきました。

「写真缶」
京都周辺の写真と
短いコメントの
写真ブログです。
こちらも、
許可をいただいて、
リンクさせて
いただきました。

「子連れ京都旅行」
ウチと同じ京都の
観光ブログです。
「幼児連れで
便利な店と
不便な点」を
詳しく
書かれています。
こちらは、
自分がお願いして
リンクさせて
いただきました。

「京都パワースポット
体験」
京都の様々な情報を
連載されています。
こちらも、
許可を頂いて
リンクをしました。

「京都散歩
日々の出来事と
三毛猫ブログ」
飼い猫と京都観光地の
様子を書かれた
ブログです。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

「京都に夢中!
古都・京都
お祭りナビ」
これから始まる
京都のお祭りや
イベントの
情報が載っています。
こちらも許可をいただいて
リンクしました。

布袋山保存会
祇園祭前祭の布袋山の
サイトです。
宵山でここに訪れて、
ここの方と親しくなって、
そのまま相互リンク
することにしました。

One-Shot Photo Blog
北関東と東京の下町の
写真ブログです。
自分の大ファンの
写真家さんが
運営されています。
こちらからお願いして、
リンクさせて
いただきました。

「春夏秋冬 京のくらし」
京都の季節の様子や
ご自身が経営されている
カフェの様子を
書かれたブログです。
この度、相互リンクさせて
いただきました。

☆カテゴリ
これまでの記事を
テーマ別に分けました。
記事は順番通り
並んでいますので、
観光コースをそのまま
追いかけられます。

「未分類」
京都を書いては
いるのですが、
他の「道ブログ」とは
趣旨が違うものが
入ります。

「ここって、
何のブログなの?」
このブログの説明です。
記念すべき第1回です。

「限定公開」
パスワードがないと、
閲覧できません。
うちの家族の
個人情報満載なので、
こうなりました。
京都サンガの応援に、
東京に行った記事です。
(国立競技場と明治神宮)

「京都」
どのカテゴリにも
入らない記事です。

「東福寺と泉涌寺」
ウチの近所なので、
一番よく行きます。

「伏見稲荷大社」
ウチの氏神様です。
初詣など
こちらも多くなります。

「ゑびす神社」
毎年参拝しているので、
独立させました。

「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
一番有名なコースです。
これから京都観光を
考えておられる方は、
ここをご覧ください。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。
サイトやブログのリンク
シリーズごと読むなら、こちらから
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
ブログの訪問者数
 
現在の訪問者数
現在の閲覧者数:
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ランキング参加バナー
ブログ村ポイント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: