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第45回 天龍寺のツツジ~後編~

45-1.jpg
天龍寺の境内も、だいぶ奥に入ってきました。
法堂が目の前にあり、その奥に庫裏や方丈があります。
手前のツツジがきれいですね。
今回は、天龍寺の方丈庭園を中心に進めます。
(世界遺産ですよ)
撮影日は、2012年5月13日日曜日午後1時半。
晴れているせいか、遠くまでよく見えます。


45-2.jpg
総門、中門と石畳の道を西に進み、突き当りまで来ました。
ここは、天龍寺の庫裏です。
ここでお金を払って、中や庭園に入ります。


45-3.jpg
これが、拝観のためのチケットです。
上の白いのが庭園の参拝券(¥500)で、
下の黄色いのが本堂の参拝券(¥100)です。

実は、ここ以降本堂から見た風景と庭園から見た風景が混在します。
本当は本堂を見てから庭園を見たのですが、
そうすると内容が重複してしまいます。
(本堂の外側が庭園なので、同じ風景を二回見ています)
ですから、同じ方向に行って撮った写真を
わざと混ぜることにしました。


45-4.jpg
庫裏の南側に、方丈があります。
東側から西を向いたここが、方状の正面になります。
普通はこの縁側から見た庭がメインの庭園になるのですが、
天龍寺はこの裏側がメインの世界遺産の庭園です。
拝観された方も、大半がここをさっさと通過されます。


45-5.jpg
右側に、方状が見えます。ここは方丈の南側です。
ここより南に蒒月(天龍寺の食堂)があり、
お金を払えば、精進料理が食べられます。
ここを通り過ぎ、向こうの庭園に行きます。


45-6.jpg
方丈の反対側に、ツバメの巣がありました。
柱の上の方に板を打ち付けてあり、
寺院側が故意に巣を作りやすいようにしているようです。


45-7.jpg
天龍寺方丈の裏側の曹源池です。ここが世界遺産に登録されています。
小島やカエデの配置が見事ですね。
写真をクリックすると、拡大されます。
ただ、ここはこうやって見るよりも……


45-8.jpg
少し北にずれてみてみましょう。
そうすれば、岩田山や嵐山が借景になってこの庭が際立ちます。
つまり、後の山もこの庭の風景の一部なんですね。
ここも写真をクリックすれば、拡大します。


45-9.jpg
今度は、書院から南に向いて曹源池に臨んでいます。
個人的には、方状からよりもこちらから見たほうが好きです。
この庭でも、ツツジが咲いています。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


45-10.jpg
次は、書院前の松越しに曹源池に臨んでいます。
これはこれで面白い風景です。
ここもクリックすれば、写真が拡大されます。


45-11.jpg
先ほどの写真と同じところから撮りました。
日曜日ということもあって、
この日はツアーの方で(修学旅行も含む)賑やかでした。
人通りが途絶えた瞬間の写真ばかり載せていましたが、
本当はこうだったという意味で、これも撮りました。


45-12.jpg
では、この書院からさらに奥(北)に向かいます。
本堂からは、茣蓙(ござ)が敷かれた渡り廊下を進みます。
庭園からは、渡り廊下の脇を歩いていきます。


45-13.jpg
書院の北側から、水が湧いていました。
この水が小川になって渡り廊下の下をくぐり、
先ほどの曹源池に流れ込んでいます。


45-14.jpg
書院から続く渡り廊下です。
書院から、ほぼ一直線に北に伸びています。
途中に休憩所があったりして、歩きやすいところでした。


45-15.jpg
庭園から続く渡り廊下沿いの道です。どちらも多宝殿に続いています。
とりあえず、多宝殿に向かいます。


45-16.jpg
渡り廊下の途中にこのような石碑が立っていました。
「これより川下 殺生(虫などを殺すこと)を禁じる」
そう書かれています。
寺院の境内は聖域なので、殺生はふつうダメでしょう。


45-17.jpg
渡り廊下は100mほど進んだ後、ここで左折します。
多宝殿は、この先です。


45-18.jpg
庭園からの道も、渡り廊下沿いなので
渡り廊下と同じように左折します。


45-19.jpg
左折して少し石段を上った後、また右折します。
そして、この茂みを越えれば多宝殿です。
ここを越えていきます。


45-20.jpg
天龍寺庭園のだいぶ北の方に来ました。
この多宝殿は、後醍醐天皇の霊廟です。
(つまりここに、後醍醐天皇の遺灰があります)
もともと天龍寺は、後醍醐天皇の霊を弔うために
北朝の光厳天皇が建立しました。
(事実上、室町幕府を開いた足利尊氏が建立したのですが)
本堂から歩いてきた場合、ここが一番奥になります。
(ここで引き返します)
庭園から来れば、もう少し奥(北)に進みます。
(先に進みました)


45-21.jpg
多宝殿の奥(北)に来ました。
この辺にいろいろな植物が植わってあります。
百日紅(さるすべり)などもありましたが、
今花が咲いているのは、ツツジだけでした。
(ただ、常に何かが咲いているようになっています)


45-22.jpg
ここは、天龍寺庭園の一番北側です。
もう少し先に北門があり、そこから野宮神社などに行けます。
(今回はそちらには向かいません)
これは、硯石(すずりいし)と呼ばれています。
偶然でもなんでもなく、これは大きな硯(すずり)です。

1864年の蛤御門の変の際、
この辺りに長州藩が藩士を布陣させました。
その長州藩に勝利した幕府軍(事実上薩摩藩・会津藩)は
天龍寺を跡形もなく焼き払いました。
現在の天龍寺は、明治時代に再建されたものです。
その際に法堂の天井絵を描くために、この硯は作られました。
使用後はここに立てられました。
なんでも、絵が上手になる御利益があるそうです。

では、ここから引き返して天龍寺の庭園から出ます。


45-23.jpg
天龍寺の庫裏から出て、
今回のブログの最初の所に戻ってきました。
今は、東を向いています。
ここをまっすぐ石畳の道を進むと、中門・総門に出ます。
今はそちらに進めずに、南の法堂に向かいます。


45-24.jpg
天龍寺の法堂です。龍の天井画が有名です。
600円払うと入れたのですが、
ここでお金が尽きて今回はあきらめました。


45-25.jpg
右側に、法堂が見えます。ここは、法堂の東側です。
少し広くなっているのですが、
自家用車の駐車場になっています。


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先ほどの写真より少し南に進みました。
曹源池の看板があり、今咲いている花が書いてあります。
法堂より南に行くと、外に出られる道があります。
ここを通り、天龍寺を出ます。


45-27.jpg
天龍寺から出て、南へ歩いています。
二車線ほどの道ですが、自動車はほとんど通りません。
岩田山・嵐山が近くに見えますが、
これらの山は大堰川(桂川)の向こうにあります。


45-28.jpg
先ほどの写真から、100mほど南に来ました。
左(東)側に、たくさんの石像が並んでいました。
よく見ると、お釈迦さんと仏弟子(お釈迦さんの弟子)の像です。
「嵐山羅漢」と書かれていました。


45-29.jpg
「嵐山羅漢」から20mほど南に進みました。
右(西)側に、宝嚴院が見えてきました。
前回ブログに出てきた弘源寺と
拝観チケットのセットになっていた寺院です。
ここの庭も、カエデの青葉がきれいでした。
半年後にも、ここに来ようと思います。


45-30.jpg
先ほどの写真から少し南に進みました。
右(西)に法嚴院の土塀が見えます。
この道を突き当りまで進みます。


45-31.jpg
さらに南に進みました。
宝嚴院の南隣に、このような建物がありました。
ここは、「時雨殿」といい、百人一首の殿堂です。


45-32.jpg
いよいよこの南へ向かい道も、突き当りました。
ここは、大堰川(桂川)の北岸です。
ここからでも、川の水面が見えます。
また、ここから東に伸びる道があります。


45-33.jpg
先ほどの突き当りで、西を向きました。
ここは京都でも代表的な高級料亭の一つ「嵐亭」です。
高級すぎて、自分にはあまり縁がありません……


45-34.jpg
今度は、東を向きました。
ここから東に向けて道が続いています。
実は、ここは三条通です。
ここをずっと東へ進むと、太秦や祇園祭の鉾町を通過して、
東海道の終点三条大橋に行けます。
ただ、そちらに向かうのはまた別の機会にします。

今回は、ここまでとします。

~追記~
5月19日土曜日の午後2時くらいまでにこのブログに入られた方、
たぶん驚かれたと思います。
今回のブログを書いている途中のものが
うっかりミスで、公開になっていました。
(写真が2枚だけの状態だったはずです)

実は、このブログは撮影日から
写真の処理(縮小とか)で一日、
記事の投稿自体にも二日、
最低でも3日かかっています。
下書きの状態にしておくのを忘れたことが原因です。

今までにもこういうことは何度かしているのですが、
12時間以上も放置したのは初めてです。
しかも、その写真二枚だけのものに拍手までただきまして、
非常に申し訳ない気持ちです。

~さらに追記~
お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、
いつもしていた次回予告を今回していません。
これは、意図的です。

次回からまた新しい企画をするつもりなのですが、
これはかなり長いものになります。
その分下準備がありまして、
ここで予告してもその通りになるかわからないので
予告は控えました。
まぁ、7月半ばの祇園祭は書きますが……

~もう一つ追記~
今回のブログで散策して地域の地図を貼り付けます。
今回は、天龍寺の庫裏の辺りから
いったん北門の近くまで行って
最後は三条通の最西端(嵐亭の辺り)で終わっています。
詳しくは、この下をクリックしてください。

また、天龍寺は京福電車(嵐電)「嵐山」駅ならほぼ向かいにあります。
阪急電車「嵐山」駅からは、渡月橋を渡って約160m北にあります。
JR「嵯峨嵐山」駅からは少し複雑ですが、
渡月橋を目指して移動すれば徒歩約20分で着きます。
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京都嵐山

渡月橋周辺の賑わいもいいけど天龍寺やその奥にある落ち着いた雰囲気の竹林 そして嵯峨野の風景、大好きです?

Re: 京都嵐山

クラさん、コメントありがとうございます。
そうですね、この辺りはそれぞれの地域ごとの良さがありますね。
天龍寺は曹源の池を嵐山や岩田山を借景に見るのと
北側の竹林付近がきれいですね。
個人的にはその北側の小倉池畔の御髪神社、
さらに北側の常寂光寺の紅葉、
さらに北側の鳥居本(平野家さん付近)
その東側のコスモス畑がお気に入りです。
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生まれたときから50数年
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「清水寺から平安神宮」
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京都観光の
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これから京都観光を
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ここをご覧ください。

「京都紅葉散策」
紅葉の季節にあちこち
散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
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「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
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「祇園散策」
花見小路の花街や
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祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
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参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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