第485回 乾隆校近くの寺院~上立売通東から西~その15

浄福寺通から、上立売通を西北西に向いています。
今回は、この上立売通を千本通まで歩いていきます。
撮影日は、2017年6月9日金曜日午後4時半。
晴れている割に、西日が気になりませんでした。

浄福寺通から、上立売通を西北西に歩いています。
大黒町ほどではありませんが、
この辺りにもまだまだ京町家が残っています。
ただ、時折西陣織関連企業のビルなどもあります。

さらに上立売通を西北西に歩いています。
確かに何軒か京町家が並んでいますが、
だんだん駐車場やマンションに変わってきています。
まぁその辺は他の京都市街地の道と同じですが、
そういう京町屋以外の建物も、この通りのものは味があります。

浄福寺通から、上立売通を西北西に約50m進みました。
この辺りはT字路で、ここから北に伸びる道があります。

上立売通から、その北に伸びる道を見ています。
この道は約300m先の蘆山寺通まで伸びていますが、
特に名前はありません。

その北に伸びる道から、上立売通を西北西に向いています。
左(南)側に見える京町家の犬矢来が立派ですね。
では、ここを進んでいきます。
この写真は、クリックすると拡大されます。

先程の道から、上立売通を西北西に約50m進みました。
ここで上立売通は、また別の道と交差します。

上立売通から、その道を北に向きました。
この道は、約200m先の寺之内通まで伸びています。
よく見ると、約600m北の船岡山が見えますね。
また、この道は約150m南の五辻通で突き当たるのですが、
さらに南に延長すると浄土宗浄福寺があって、
その南側から土屋町通が伸びています。
ですから、このブログではこの通りを「土屋町通」と呼びます。

「土屋町通」から、上立売通を西北西に向いています。
この辺りは京町家とそうではない民家が入り混じり、
ある意味典型的な京都市街地の様子ですね。
この写真も、クリックすれば拡大されます。

「土屋町通」から、西北西に約50m進みました。
ここでも、また南北に伸びる道と交差します。

上立売通から、その道を南に向いています。
この道も、約170m先の五辻通で突き当たります。
はるか向こうに、「今出川千本」交差点にある
京都信用金庫の支店が見えます。

今度は同じ場所で、北を向きました。
この道は、表札(このブログには載りません)に
「千本通東入1丁目」(千本通より1本東の道)と書かれていました。
向こうに乾隆幼稚園が見えますが、
その北側に京都市立乾隆小学校(乾隆校)があります。
その周辺にいくつかの寺院が貼り付くように並んでいます。
ちなみにこの道は、約500m先の鞍馬口通の手前まで続きます。

上立売通から、この道を北上しています。
ちょっと変な角度で写真を撮りましたが、
それは乾隆幼稚園の前に親子連れが数組いらっしゃったからです。
上立売通から約50m北上した地点に寺院の門が見えますね。

こちらは、日蓮宗本瑞寺です。
立派な門ですが、閉まっていて中に入れません。
これ以降、本瑞寺境内の写真をクリックすると拡大されます。

その門の南側に、こちらの入り口がありました。
では、こちらにから本瑞寺境内に入っていきます。

本瑞寺境内に入って、北を向きました。
では、そちらの方に向かいます。

こちらは、本堂前の手水舎です。ただ、中の水は涸れていました。
手前の植木は葉の形状から……「お茶」でしょうか?

こちらが、日蓮宗本瑞寺の本堂です。
本当は右(北)側の「南妙法蓮華経」と書かれた石碑の裏に
妙見宮がいらっしゃったのですが、
ブログ取材時には気づきませんでした……
本瑞寺の沿革はいろいろ調べましたが、よく分かりませんでした。
ただ、こちらの住職さんは熱心な方のようで、
こちらで何度か研究会のようなものをされておられるようです。
(そういう記事をいくつか目にしました)

本堂の上に、こちらの扁額が掛かっていました。
「本瑞寺」と書かれていますね。

本瑞寺本堂の前から、南東を見ています。
では、この庭園の先にある出入り口から本瑞寺境内を出ます。
クリックすると写真が拡大されるのは、ここまでです。

本瑞寺の前から、南を向いています。
本当は通りを写すべきなのですが、
乾隆幼稚園の前に数組の親子連れがいらして、
そちらを写せないのでこんな角度で撮っています。

本瑞寺の前から、約50m南下しました。
また上立売通に戻ってきました。

その場所から、上立売通を西北西に向いています。
上立売通はこの先でまた左にカーブし、真西に進路を変えます。

先程の地点を上立売通を約50m西北西に進むと、
真西に進路が変わります。
ずっと向こうに、小さく千本通との交差点の信号が見えます。
ただ、その手前に小さな寺院が見えます。

その地点で上立売通で立ち止まり、北を向きました。
こちらは、浄土宗本久寺です。
では、ちょっとお邪魔してみます。
ここから、本久寺の写真はクリックすると拡大されます。

境内を入るとすぐに、こちらが目に入ります。
鐘楼の手前に、アジサイが咲き乱れていました。
6月も半ばになると、ツツジから完全に紫陽花に移行しますね。

こちらが、浄土宗本久寺の本堂です。
実は、こちらの沿革も何もわかりませんでした。
ただ結構いろいろな花が植えてあって、
それを見るのが楽しい寺院です。

では、本久寺境内から出ます。
上立売通沿いに見えるのは、お米屋さんが経営する洋食屋さんです。
クリックすると写真が拡大するのは、ここまでです。

本久寺の前で、上立売通を西に向いています。
目の前に、千本通との交差点がありますね。

上立売通から、千本通を北北西に向いています。
約50m先に、石像寺が建っています。くぎ抜き地蔵で有名ですね。
(第377回ブログを参照)

今度は上立売通から、南を向きました。
約20m先に、「千本上立売」バス停があります。
では、今回はそこからバスに乗って帰ります。
今回は、ここまでです。
~次回は、その石像寺のくぎ抜き地蔵を参拝します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
浄土宗本久寺が、起点です。
~追記 その2~
祝!訪問者が16万人を突破!!
2017年6月14日水曜日に、「京の道 今日の道」の
2011年以来の訪問者が16万人を突破しました。
年平均で換算すると、3万人弱もの方々に訪問して頂きました。
これも、皆様のご愛顧のおかげです。
本当に、ありがとうございました!
~追記 その3~
CLは、レアル・マドリードでした
《前に書いた記事がチャンピオンズリーグと違う内容だったので、
時間が経って書き直しています》
ここのところ、サッカーの重要な試合が続いております。
いちばん旬なネタはW杯予選なのですが、
時系列に行われた順にブログ何回か分を費やして書きます。
2016-2017年UEFAチャンピオンズリーグは、
レアルマドリードがイタリアのユヴェントスを倒して
「リーグ」初の連覇を達成しました。
前半はむしろユヴェントスが押していたのですが、
後半ユヴェントスのサイド攻撃を抑えた後
レアルマドリードが反転攻勢し
一気に点を重ねて4-1で勝利しました。
ストライカーのC・ロナウドの個人技とか
カゼミーロ選手のシュートがユーヴェのDF足に当たり
角度が変わったためにブッフォン選手が届かなかったとか、
様々な要因があったのでしょうが、
個人的にはジダン監督の存在が一番大きかったのでしょう。
ジデジーヌ・ジダンはバロンドール(欧州年間最高選手賞)を
とるほどの名選手でしたが、(「フランスの至宝」ですね)
おそらく監督としてその選手時代以上に栄光を掴むでしょう。
選手時代は紳士的ではあっても淡々とした
感情の起伏の少ないイメージでしたが、
監督になった途端いつも感情を前面に出した
情熱的な人になってしまったようです。
ジダン監督は細かな戦術眼と激しく選手を叱咤する情熱と
選手を説得するだけのコミュニケーション能力を有しています。
多分ですが、レアルマドリードはこれから隆盛するでしょう。
ただ、それはかつての「銀河系」とは違い
有能な指揮官に率いられた戦う集団になっていくでしょうね。
自分は、イタリア語でprovinciaと呼ばれる「地方クラブ」が
大好きです。
その分、都会型の「ビッグクラブ」が跋扈する欧州の現状を
とても心配しています。
自分たちで育成をしないから、
ビッグクラブがはいつも新たに高額年俸の選手をかき集め、
いつも大金を稼いでいるのに、
どのビッグクラブも累積赤字に悩み続けています。
ただ、レアルマドリードのような「ビッグクラブ」の代名詞が
堅実に「戦う集団」を作っていくのであれば、
まだまだフットボールの将来は明るいでしょうね。
ジダン監督は、そういう道に先鞭をつけたのだと思います。
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
浄土宗本久寺が、起点です。
~追記 その2~
祝!訪問者が16万人を突破!!
2017年6月14日水曜日に、「京の道 今日の道」の
2011年以来の訪問者が16万人を突破しました。
年平均で換算すると、3万人弱もの方々に訪問して頂きました。
これも、皆様のご愛顧のおかげです。
本当に、ありがとうございました!
~追記 その3~
CLは、レアル・マドリードでした
《前に書いた記事がチャンピオンズリーグと違う内容だったので、
時間が経って書き直しています》
ここのところ、サッカーの重要な試合が続いております。
いちばん旬なネタはW杯予選なのですが、
時系列に行われた順にブログ何回か分を費やして書きます。
2016-2017年UEFAチャンピオンズリーグは、
レアルマドリードがイタリアのユヴェントスを倒して
「リーグ」初の連覇を達成しました。
前半はむしろユヴェントスが押していたのですが、
後半ユヴェントスのサイド攻撃を抑えた後
レアルマドリードが反転攻勢し
一気に点を重ねて4-1で勝利しました。
ストライカーのC・ロナウドの個人技とか
カゼミーロ選手のシュートがユーヴェのDF足に当たり
角度が変わったためにブッフォン選手が届かなかったとか、
様々な要因があったのでしょうが、
個人的にはジダン監督の存在が一番大きかったのでしょう。
ジデジーヌ・ジダンはバロンドール(欧州年間最高選手賞)を
とるほどの名選手でしたが、(「フランスの至宝」ですね)
おそらく監督としてその選手時代以上に栄光を掴むでしょう。
選手時代は紳士的ではあっても淡々とした
感情の起伏の少ないイメージでしたが、
監督になった途端いつも感情を前面に出した
情熱的な人になってしまったようです。
ジダン監督は細かな戦術眼と激しく選手を叱咤する情熱と
選手を説得するだけのコミュニケーション能力を有しています。
多分ですが、レアルマドリードはこれから隆盛するでしょう。
ただ、それはかつての「銀河系」とは違い
有能な指揮官に率いられた戦う集団になっていくでしょうね。
自分は、イタリア語でprovinciaと呼ばれる「地方クラブ」が
大好きです。
その分、都会型の「ビッグクラブ」が跋扈する欧州の現状を
とても心配しています。
自分たちで育成をしないから、
ビッグクラブがはいつも新たに高額年俸の選手をかき集め、
いつも大金を稼いでいるのに、
どのビッグクラブも累積赤字に悩み続けています。
ただ、レアルマドリードのような「ビッグクラブ」の代名詞が
堅実に「戦う集団」を作っていくのであれば、
まだまだフットボールの将来は明るいでしょうね。
ジダン監督は、そういう道に先鞭をつけたのだと思います。
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