第493回 本野精吾邸~上立売通東から西~その22

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こちらは、上立売通最西端の立命館大学衣笠キャンパス東門です。
今回は、こちらから最寄りの交通機関でもある
京福電車(嵐電)「等持院」駅前まで進みます。
撮影日は、2017年7月8日土曜日午後3時。
今回で、「上立売通編」が終わります。


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立命館大学衣笠キャンパス東門から、南を向きました。
今回ブログは、基本的にこの道を南下していきます。
約30m先に、何か看板が見えます。では、そちらに向かいます。


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看板には、「本野精吾邸 特別公開」と書いてあります。
こちらが、今年(2017年)の「京の夏の旅」企画のようです。
ウチのブログでも、六道珍皇寺下鴨神社にお邪魔したとき
こちらの企画を利用しました。
ちなみに、本野精吾邸はこの看板の裏手です。
これ以降、本野精吾邸の写真はクリックすると全て拡大されます。


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こちらが、本野精吾邸です。
本野精吾は京都を中心に大正時代~昭和時代に活躍した建築家で、
京都工芸繊維大学の教員でもありました。
代表作は、その京都工芸繊維大学本館(現3号館)と
西陣織会館(現京都市考古資料館)です。


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本野精吾邸の庭に、こちらの紫陽花が咲いていました。
この時期は、特にきれいですね。


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では、600円支払って邸内に入ります。
こちらは現在本野精吾氏のお孫さんが所有されておられるのですが、
「屋内の写真撮影の一切を許可します」
このようにおっしゃられていたそうなので、撮影し放題です。
「写真撮影を許可されるくらいだから、
ブログに載せるのもご自由にということでしょうね」
受付をされていた学芸員の方もそうおっしゃっておられたので、
遠慮なく写真を撮りまくりました。
(おかげで、前回ブログと2回分に分裂しました)


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では、本野精吾邸内を巡ります。
ここは1924年にご自身が設計された本野精吾氏のご自宅です。
外観はレンガ造りなのですが、全て鉄筋コンクリート製です。
これは、中村鎮考案の鎮ブロックを使っているためです。
レンガと異なり中が空洞なので運搬が楽で経費が削減できますし、
建築の過程でこの中に鉄筋コンクリートを入れますので、
レンガ造りよりも耐震強度が上がります。
この邸宅が建設される1年前(1923年)に関東大震災が起こり、
「耐震強度が高い洋館」の需要が高まり、
当時の建築家がこの「鎮ブロック」を多用したそうです。

またピアノ脇のタペストリーは、本野精吾氏のご子息の作品です。
御子息は西陣織の職人で、このような美術品も作られています。


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先程の写真に写り込んでいた窓の鍵を大写ししました。
本野精吾氏は建物以外に、こういったものもデザインされています。


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ピアノの傍に、こちらの暖炉があります。
こちらの暖炉はもうだいぶ使われていないそうですが、、
煙突の形状からオンドルのような役割も果たしていたと
学芸員さんがおっしゃっていました。
(「もし違ったら、すいません」ともおっしゃっていましたが)


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本野精吾邸は、だいたい12畳くらいの大きさです。
(6畳間が二つ分)
大きな部屋が1間だけなので、
普段は映画の上映会や読書会などのイベントに利用されています。
では、こちらの階段を上がり2Fに進みます。


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階段を上がり、2Fに進みます。
こちらも大きな間取りが1部屋だけあります。


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本野精吾邸の2Fに上がってきました。
内壁がなく窓が大きいので、電灯がなくても相当明るいですね。
こちらにも、本野精吾氏の御子息のタペストリーが掛かっています。


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こちらの壁も本野精吾氏の御子息のタペストリーが掛かっています。
この日(2017年7月8日)はこの時点(午後3時)で猛暑の快晴でした。
(午後4時過ぎから、突然豪雨が降りました)
この部屋も結構暑いかとも思たのですが、
エアコン完備ですので相当過ごしやすかったですね。


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では、先ほど上がってきた階段を使って
1Fの方に戻っていきます。


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階段を下りると、さらに西側に1部屋だけあります。
おそらく倉庫か便所でしょうが、立ち入り禁止です。
ただ、そこのドアノブが独特の形状でした。
こちらも、本野精吾氏のデザインです。


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本野精吾邸の玄関まで戻ってきました。
この左手に、受付の学芸員さんがいらっしゃいます。
目の前のベンチ・左手の靴箱は、1924年当初からあります。
右手の玄関扉も含めて、全て本野精吾氏のデザインです。


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では一通り回ったので、本野精吾邸を出ます。
クリックすると写真が拡大されるのは、ここまでです。


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本野精吾邸の前で、南を向きました。
この辺は立命館大学の学生街のせいか、
一見住宅街に見えますが飲食店なども並んでいます。


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本野精吾邸の前から、南に約50m進みました。
こちらの十字路を右(西)に曲がると、
約50m先に臨済宗天龍寺派万年山等持院があります。
ただ、今回はこちらをそのまま南下します。
(今回は時間がないので、等持院にはまた別の機会に行きます)


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先程の十字路から南下すると道幅が広くなる一方、
学生街の雰囲気が消えて飲食店や小売店舗が皆無になります。
では、ここを蛇行しながらさらに南下します。


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先程の十字路から、南に約150m進みました。
すると急に道幅が自動車2台分と広くなって、
右(西)側に道が伸びるT字路に出ます。


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そのT字路で西を向きました。こちらも2車線分の道幅があります。
次は、この上り坂を進んでいきます。


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先程のT字路から、約50m西に進みました。
すると、こんな開けた場所に出ます。辺りに神社仏閣が並びます。
この写真は、クリックすると拡大されます。


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先程の場所から約50m進みました。
こちらは、六請神社です。等持院の鎮守社ですね。
時間があればこちらに立ち寄るのですが、
それはまた次の機会にします。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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六請神社の前で、西を向きました。
住宅街のはずが、この辺だけ飲食店などが立ち並びます。
そして、目の前に大きく「等持院」と書かれた看板があります。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


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その看板の前で、北を向きました。
こちらが、臨済宗天龍寺派万年山等持院の山門です。
当初は「上立売通編」の最終回に訪れる予定だったのですが、
「上立売通編」が予定外に長くなり、
ここに来るのに2017年7月半ばまで掛かりました。
次回から暫く「祇園祭編」の連載が始まるので、
こちらには2017年の8月(「祇園祭編」の後)に
ゆっくりと近隣寺院と一緒に回りたいと思います。
この写真も、クリックすると拡大されます。


493-27.jpg
等持院山門の前で、西を向きました。
ここをずっと進んで南に折れると、
約1㎞先に臨済宗妙心寺派本山妙心寺があります。
またここから北に進むとすぐに龍安寺があり、
(龍安寺は妙心寺の塔頭です)
もし真西にまっすぐ進めるなら約500m先に御室仁和寺があります。
今回は目の前のカーブミラー付近で南に折れます。


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そのカーブミラーの前から真南に、この小路が伸びています。
では、ここを進んでいきます。


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その小路を約100m南下しました。
すると十字路で開けた場所に出て、この寺院が姿を現します。
こちらは、念仏寺という寺院です。
この写真も、クリックすれば拡大されます。


493-30.jpg
その念仏寺の前から、南東を向いています。
この道はここからまた小路になりますが、
周囲に小売店舗が急に増えます。


493-31.jpg
小売店舗が並ぶ道は、南東に約100m続きます。
そして、その先に線路と踏切が見えてきました。


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その踏切の西側に、京福電車(嵐電)北野線「等持院」駅があります。
嵐電なのでこちらも無人駅ですが、乗降者は相当いらっしゃいます。
では、こちらから「北野白梅町」駅まで進み、(まぁ1駅ですが)
そこから205系市バスに乗って京都駅に帰ります。

これで、「上立売通編」は、終わります。

~次回から、「2017年 祇園祭編」を連載します。
2014年以来の前祭宵山散策です~

~追記~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
本野精吾邸南隣のお医者さんが、起点です。

~追記 その2~
このブログの今後の予定
2017年も、「祇園祭宵山散策」を行います。
ここ数年後祭中心に取材してきたので、
久しぶりに前祭を取材ます。
撮影予定日が2017年7月16日日曜日なので、
相当の人混みにもみくちゃにされることでしょう。
いつもは平均7回分くらいで収めるのですが、
相当ゆっくり見て回るので
(1時間以上待ち覚悟で、いくつか山鉾の登りたいです)
下手したら10回以上になるかもしれません。
その後は、「盆休み前後」の京都市内の小旅行です。
いつも祇園祭の後の「盆休み」に連載してきました。
(例えば、2015年は二条城周辺で2016年は太秦周辺でした)
今年(2017年)は、今回回り切れなかった等持院に行く予定です。
まぁついでに近くの寺院も一緒に回ろうと思いますが、
それがどこになるかまでは未定です。
(その時の時間の都合次第です)
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
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「京都桜100景」
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新たに撮ったものを加え
独断と偏見で桜の名所を
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少しずつ更新して
ゆっくり完成させます。

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YAHOO知恵ノートを
こちらも利用して、
祇園祭宵山で回る
ポイントを書きました。
実際に回るときの
参考にしてください。

「京都市バス路線図」
京都市交通局発行の
京都市バスと市営地下鉄の
路線図を貼り付けました。
バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
これで分かります。

「京都市バス検索」
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市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

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嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。
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