第504回 妙心寺法堂に参拝~夏休み花園散策~その3
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前回ブログで散策した退蔵院庭園の
余香苑最南端にある売店(寺務所)の前で、西を向いています。
売店の向こう(西)側が茶店で、
さらにその先に水琴窟の立て札が見えます。
今回はここから退蔵院を出て、妙心寺境内を散策します。
撮影日は、2017年8月13日日曜日午後3時。
ここ数年で、夏にしてはいちばん穏やかな昼下がりでした。

先程の写真に写っていた水琴窟の立て札の辺りから
蛇行しながら北に向かう上り坂が伸びています。
そこを北上し始めると、程なくこちらの休憩所が見えます。
ここから向こうの小川を見ればさぞかし絶景でしょうが、
こちらは立ち入り禁止です。

その休憩所の前で、北を向いています。
この辺りのカエデ並木を北上すると、程なくして突き当たります。
こちらは、前回ブログにも出てきた石庭「陰の庭」ですね。

こちらの「陰の庭」「陽の庭」は、
このように枝垂桜越しに見るとまた違った趣があります。
では、向こうの門から退蔵院庭園「余香苑」を出ます。

余香苑の門の前で、北を向いています。
次は、突き当りの「順路→」の前まで進みます。

先程の位置から北上し、突き当たって東を向きました。
左(北)側に見える白壁が、退蔵院方丈のものです。
では、この先のお地蔵さんにお参りします。

そのお地蔵さんの前で、南を向きました。
こちらは、退蔵院の墓地です。
自分はこのブログ取材日の翌日に、お墓参りをしました。

今度は、同じ位置で北を向きました。
では、向こうに見える退蔵院の庫裏の方に向かいます。

退蔵院の庫裏の前で、東を向きました。
この先に、退蔵院の門が見えます。
向こうに見える赤い建物は、妙心寺の三門ですね。

臨済宗妙心寺派退蔵院の門の前で、北を向いています。
こちらは、妙心寺の境内です。
禅寺の本山なので、勅使門や三門の北側に
妙心寺の仏殿や法堂が並んでいます。

こちらが、重要文化財妙心寺の仏殿です。
他の臨済宗の本山同様、ご本尊は釈迦如来です。
臨済宗妙心寺派本山妙心寺は、
鎌倉時代前期の1342年に、花園天皇が建立しました。
室町時代に臨済宗は隆盛しましたが、
この妙心寺は大徳寺同様
幕府の庇護を受けない林下として栄えました。
応仁の乱で境内が焼失した後すぐに復興し、
様々な戦国大名の庇護を受けその頃から寺域が拡大しました。
これも、大徳寺と似た経緯をたどります。

その妙心寺仏殿の周囲に、こちらの燈籠が吊るされていました。
こちらは、極細の角材で作った直方体を半紙で覆っています。
その半紙に様々な絵が描いてあるのですが、
1枚1枚がとても上手いので多分プロの方の絵ですね。
自分が子供のころ、地蔵盆で中学生以下の子供に
このような燈籠が配られて自分たちで絵を描きました。
こちらは、それによく似ていますね。

妙心寺仏殿の西側に、妙心寺の鐘楼が建っています。
こちらには現役の梵鐘がありますが、
国宝に指定されている日本最古のものとは別のものです。

妙心寺仏殿の北隣に、妙心寺法堂(本堂)が建っています。
次は、そちらに向かいます。

妙心寺法堂の西側をゆっくり北上してます。
この松並木を散策していますと、近所の方々によく出会います。
(大半が、子連れです)
どうも、こちらの燈籠を眺めに来られているようです。

ゆっくりと妙心寺境内をさらに北上しました。
妙心寺法堂北西角まで来ました。
この先は、北総門のある一条通へと抜けます。
(後でそちらに向かいます)

その位置で、東を向きました。
実は法堂のさらに北に妙心寺大方丈があって,
その間の渡り廊下をくぐることができます。

その渡り廊下をくぐり、さらに妙心寺境内を東に向かいます。
すると、こちらから妙心寺大方丈や大庫裏に入ることができます。

先程の門をくぐると、すぐにこちらが見えてきます。
妙心寺大方丈と南側庭園ですね。

先程の位置で、真北を向きました。
この長い廊下の左(西)側が大庫裏で、右(東)が大方丈です。
大庫裏の手前に寺務所があって、いろいろ申し込めます。
(写経とか、拝観とか)

妙心寺大方丈の仏間は、さすがに写真を撮れません。
そこでそこをに背を向けて、方丈庭園を眺めています。

では、大方丈から土間の廊下に戻ります。
こちらの欄間の作りが丁寧ですね。
この先で何人か待機されていますが、あちらは
この直後に定期的に行われる「法堂ツアー」の参加者の方々です。
せっかくなので、自分もこちらに参加しました。

午後3時20分になって、「法堂ツアー」が始まりました。
結局約30人ほどで、回ることになりました。
法堂はご本尊の釈迦如来参拝よりも、
こちらの法堂の天井画を見るのが中心でした。
この写真は、パンフレットの写真を撮影してものです。
(法堂内は、基本撮影不可です)
こちらは、狩野探幽の代表作です。
個人的には、こちらの雲龍図は堂本印象作「蒼龍」と共に
自分の一番のお気に入りになりました。
また、「日本最古の梵鐘」もこちらに安置されていました。
実は、このツアーはその後も続き
「明智光秀の浴室」も見学しました。
要するに、明智光秀が最後の戦いに赴くとき親族に
託した遺言書に従い、
光秀の遺産の一部で建設された浴室です。
当時の風呂は基本「サウナ風呂」で、
それとは別に体を洗う部屋や入浴後に寛ぐ部屋までありました。
このツアーは、全部でだいたい30分くらいかかりました。

このツアーは、「明智光秀の浴室」の前で解散になります。
その後、そのまま大方丈の前に戻ってきました。
そして、大方丈の前に戻って西を向いています。
ではこの渡り廊下をくぐり、先程の道に戻ります。

という訳で、妙心寺法堂の北西角に戻ってきました。
では、ここを北上して妙心寺北総門を目指します。

先程の位置から、約100m北上しました。
この辺りの白壁は一つ一つ妙心寺の塔頭ですが、
その大半が、非公開寺院です。
ここでこの道は突き当たりますが、さらに東に抜けられます。

先程の写真の地点で、東を向きました。
約10m先で、また北上できるようです。

その東で突き当たって、また北を向きました。
ずっと向こうに衣笠山が見えますね。
では、この道を進んでいきます。

その辺りで、東を向きました。
こちらは、妙心寺の塔頭寺院の一つ大通院です。
ただ、こちらも非公開寺院です。
本当は妙心寺塔頭は大心院と桂春院が公開寺院なのですが、
時間の事情でその辺には行っていません。
(2017年秋予定の「紅葉散策編」では立ち寄ります)

さらに妙心寺境内を北上しています。
こちらにも、ブリキの表札が貼ってありました。
如何にも、「妙心寺境内」の町名ですね。
向こうに、妙心寺北総門が見えてきました。

さらに、妙心寺境内を北上しています。
北総門まで、もうすぐですね。

その辺りで、東を向きました。
こちらも非公開塔頭の隣華院です。
白壁の上から巨大な墓石が見えたので、
思わず撮ってしまいました。

こちらが、妙心寺北総門です。
では、こちらをくぐり一条通に出ます。
この後はこの東側に建っている等持院に向かいますが、
こちらは「手続きのない撮影」が禁止されているので、
寺院の周辺の写真が全廃棄になりました……
ただ、そちらに向かった道の様子は
次回ブログで詳しく載せます。

前回ブログで散策した退蔵院庭園の
余香苑最南端にある売店(寺務所)の前で、西を向いています。
売店の向こう(西)側が茶店で、
さらにその先に水琴窟の立て札が見えます。
今回はここから退蔵院を出て、妙心寺境内を散策します。
撮影日は、2017年8月13日日曜日午後3時。
ここ数年で、夏にしてはいちばん穏やかな昼下がりでした。

先程の写真に写っていた水琴窟の立て札の辺りから
蛇行しながら北に向かう上り坂が伸びています。
そこを北上し始めると、程なくこちらの休憩所が見えます。
ここから向こうの小川を見ればさぞかし絶景でしょうが、
こちらは立ち入り禁止です。

その休憩所の前で、北を向いています。
この辺りのカエデ並木を北上すると、程なくして突き当たります。
こちらは、前回ブログにも出てきた石庭「陰の庭」ですね。

こちらの「陰の庭」「陽の庭」は、
このように枝垂桜越しに見るとまた違った趣があります。
では、向こうの門から退蔵院庭園「余香苑」を出ます。

余香苑の門の前で、北を向いています。
次は、突き当りの「順路→」の前まで進みます。

先程の位置から北上し、突き当たって東を向きました。
左(北)側に見える白壁が、退蔵院方丈のものです。
では、この先のお地蔵さんにお参りします。

そのお地蔵さんの前で、南を向きました。
こちらは、退蔵院の墓地です。
自分はこのブログ取材日の翌日に、お墓参りをしました。

今度は、同じ位置で北を向きました。
では、向こうに見える退蔵院の庫裏の方に向かいます。

退蔵院の庫裏の前で、東を向きました。
この先に、退蔵院の門が見えます。
向こうに見える赤い建物は、妙心寺の三門ですね。

臨済宗妙心寺派退蔵院の門の前で、北を向いています。
こちらは、妙心寺の境内です。
禅寺の本山なので、勅使門や三門の北側に
妙心寺の仏殿や法堂が並んでいます。

こちらが、重要文化財妙心寺の仏殿です。
他の臨済宗の本山同様、ご本尊は釈迦如来です。
臨済宗妙心寺派本山妙心寺は、
鎌倉時代前期の1342年に、花園天皇が建立しました。
室町時代に臨済宗は隆盛しましたが、
この妙心寺は大徳寺同様
幕府の庇護を受けない林下として栄えました。
応仁の乱で境内が焼失した後すぐに復興し、
様々な戦国大名の庇護を受けその頃から寺域が拡大しました。
これも、大徳寺と似た経緯をたどります。

その妙心寺仏殿の周囲に、こちらの燈籠が吊るされていました。
こちらは、極細の角材で作った直方体を半紙で覆っています。
その半紙に様々な絵が描いてあるのですが、
1枚1枚がとても上手いので多分プロの方の絵ですね。
自分が子供のころ、地蔵盆で中学生以下の子供に
このような燈籠が配られて自分たちで絵を描きました。
こちらは、それによく似ていますね。

妙心寺仏殿の西側に、妙心寺の鐘楼が建っています。
こちらには現役の梵鐘がありますが、
国宝に指定されている日本最古のものとは別のものです。

妙心寺仏殿の北隣に、妙心寺法堂(本堂)が建っています。
次は、そちらに向かいます。

妙心寺法堂の西側をゆっくり北上してます。
この松並木を散策していますと、近所の方々によく出会います。
(大半が、子連れです)
どうも、こちらの燈籠を眺めに来られているようです。

ゆっくりと妙心寺境内をさらに北上しました。
妙心寺法堂北西角まで来ました。
この先は、北総門のある一条通へと抜けます。
(後でそちらに向かいます)

その位置で、東を向きました。
実は法堂のさらに北に妙心寺大方丈があって,
その間の渡り廊下をくぐることができます。

その渡り廊下をくぐり、さらに妙心寺境内を東に向かいます。
すると、こちらから妙心寺大方丈や大庫裏に入ることができます。

先程の門をくぐると、すぐにこちらが見えてきます。
妙心寺大方丈と南側庭園ですね。

先程の位置で、真北を向きました。
この長い廊下の左(西)側が大庫裏で、右(東)が大方丈です。
大庫裏の手前に寺務所があって、いろいろ申し込めます。
(写経とか、拝観とか)

妙心寺大方丈の仏間は、さすがに写真を撮れません。
そこでそこをに背を向けて、方丈庭園を眺めています。

では、大方丈から土間の廊下に戻ります。
こちらの欄間の作りが丁寧ですね。
この先で何人か待機されていますが、あちらは
この直後に定期的に行われる「法堂ツアー」の参加者の方々です。
せっかくなので、自分もこちらに参加しました。

午後3時20分になって、「法堂ツアー」が始まりました。
結局約30人ほどで、回ることになりました。
法堂はご本尊の釈迦如来参拝よりも、
こちらの法堂の天井画を見るのが中心でした。
この写真は、パンフレットの写真を撮影してものです。
(法堂内は、基本撮影不可です)
こちらは、狩野探幽の代表作です。
個人的には、こちらの雲龍図は堂本印象作「蒼龍」と共に
自分の一番のお気に入りになりました。
また、「日本最古の梵鐘」もこちらに安置されていました。
実は、このツアーはその後も続き
「明智光秀の浴室」も見学しました。
要するに、明智光秀が最後の戦いに赴くとき親族に
託した遺言書に従い、
光秀の遺産の一部で建設された浴室です。
当時の風呂は基本「サウナ風呂」で、
それとは別に体を洗う部屋や入浴後に寛ぐ部屋までありました。
このツアーは、全部でだいたい30分くらいかかりました。

このツアーは、「明智光秀の浴室」の前で解散になります。
その後、そのまま大方丈の前に戻ってきました。
そして、大方丈の前に戻って西を向いています。
ではこの渡り廊下をくぐり、先程の道に戻ります。

という訳で、妙心寺法堂の北西角に戻ってきました。
では、ここを北上して妙心寺北総門を目指します。

先程の位置から、約100m北上しました。
この辺りの白壁は一つ一つ妙心寺の塔頭ですが、
その大半が、非公開寺院です。
ここでこの道は突き当たりますが、さらに東に抜けられます。

先程の写真の地点で、東を向きました。
約10m先で、また北上できるようです。

その東で突き当たって、また北を向きました。
ずっと向こうに衣笠山が見えますね。
では、この道を進んでいきます。

その辺りで、東を向きました。
こちらは、妙心寺の塔頭寺院の一つ大通院です。
ただ、こちらも非公開寺院です。
本当は妙心寺塔頭は大心院と桂春院が公開寺院なのですが、
時間の事情でその辺には行っていません。
(2017年秋予定の「紅葉散策編」では立ち寄ります)

さらに妙心寺境内を北上しています。
こちらにも、ブリキの表札が貼ってありました。
如何にも、「妙心寺境内」の町名ですね。
向こうに、妙心寺北総門が見えてきました。

さらに、妙心寺境内を北上しています。
北総門まで、もうすぐですね。

その辺りで、東を向きました。
こちらも非公開塔頭の隣華院です。
白壁の上から巨大な墓石が見えたので、
思わず撮ってしまいました。

こちらが、妙心寺北総門です。
では、こちらをくぐり一条通に出ます。
この後はこの東側に建っている等持院に向かいますが、
こちらは「手続きのない撮影」が禁止されているので、
寺院の周辺の写真が全廃棄になりました……
ただ、そちらに向かった道の様子は
次回ブログで詳しく載せます。
~追記 その1~
この辺りの地図を載せます。
詳しくは、こちらをクリックしてください。
臨済宗妙心寺派本山妙心寺の大庫裏が、起点です。
~追記 その2~
最近のウチのネコ
先日気が付いたのですが、
そういえばここ1カ月ウチのネコの様子を掲載していません。
実は毎年8月は自分は朝から夜中まで仕事続きで、
お盆の周辺しか撮影ができません。
そのため、その間カメラを一切触らず
「撮り溜めた分」だけブログに乗せているので、
「祇園祭」以降の猫の様子を載せていませんでした。
(これが、毎年この時期に「夏休み散策」を連載する裏事情です)
では、こちらは2017年8月20日の「地蔵盆」当日に
久しぶりに撮影したウチのネコです。

本当はきょとんとした表情の可愛い写真もあったのですが、
ダウンロードの失敗してこれだけになりました。
何かが気に入らなくて、こちらに向かって吠えています。

台所の脇で、お水を飲んでいます。
ご覧のように、もう「子猫」というより「中猫」に成長しました。
初対面の2017年6月5日と比べて、体重は約4倍でしょうか?
だんだん嗜好も変わってきて、牛乳よりも真水を好みます。

ウチのネコが座っているのは……このPCの上です!
(ウチはノートを使っています)
油断するとすぐにこうなるので、かなり警戒しています。
とは言え、、ちょっとかわいいので……叱る前に撮影です。
この辺りの地図を載せます。
詳しくは、こちらをクリックしてください。
臨済宗妙心寺派本山妙心寺の大庫裏が、起点です。
~追記 その2~
最近のウチのネコ
先日気が付いたのですが、
そういえばここ1カ月ウチのネコの様子を掲載していません。
実は毎年8月は自分は朝から夜中まで仕事続きで、
お盆の周辺しか撮影ができません。
そのため、その間カメラを一切触らず
「撮り溜めた分」だけブログに乗せているので、
「祇園祭」以降の猫の様子を載せていませんでした。
(これが、毎年この時期に「夏休み散策」を連載する裏事情です)
では、こちらは2017年8月20日の「地蔵盆」当日に
久しぶりに撮影したウチのネコです。

本当はきょとんとした表情の可愛い写真もあったのですが、
ダウンロードの失敗してこれだけになりました。
何かが気に入らなくて、こちらに向かって吠えています。

台所の脇で、お水を飲んでいます。
ご覧のように、もう「子猫」というより「中猫」に成長しました。
初対面の2017年6月5日と比べて、体重は約4倍でしょうか?
だんだん嗜好も変わってきて、牛乳よりも真水を好みます。

ウチのネコが座っているのは……このPCの上です!
(ウチはノートを使っています)
油断するとすぐにこうなるので、かなり警戒しています。
とは言え、、ちょっとかわいいので……叱る前に撮影です。
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