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第524回 退蔵院 余香苑の紅葉~花園紅葉散策~その4

[余香苑] ブログ村キーワード
524-1.jpg
臨済宗妙心寺派総本山妙心寺の塔頭退蔵院方丈から、
退蔵院境内の路地を東に進んでいます。
目の前の水子地蔵さんの前で右(南)に向くと墓地ですが、
その手前(ここから5mほど先)で南に折れると
中根金作が作庭した名勝庭園の余香苑です。
今回は、その紅葉に染まる庭園をを散策していきます。
撮影日は、2017年11月23日午後0時半。
広い庭園なので、今回ブログだけでは回りきりませんでした。


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先程の地点から約5m先の足元に小さな表札ががあって、
そこで南を向きました。(先程の写真にも写っています)
左(東側)が退蔵院の墓地で、右(西)側が余香苑の最東端です。
では、こちらを突き当りまで進みます。


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その突き当りで、右(西)を向きました。
木戸の先に、大きな枝垂桜が見えますね。
では、こちらから退蔵院庭園の余香苑に入っていきます。


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木戸をくぐり、余香苑に入ってきました。
右(北)側に、黒い砂による石庭があります。
こちらは「陰の庭」と呼ばれています。


524-5.jpg
その左(北)側は、対照的な「陽の庭」です。
二つの石庭は枝垂桜の幹の前に立ち、
桜の枝越しに見るとより絶景になります。
(特に、桜咲く春ですね)


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余香苑の最東端にある枝垂桜の周辺に、
小径があって周囲を歩けます。
では「陽の庭」の前を通り過ぎ、西へと進みます。


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枝垂桜の小径を時計回りして、その西側に回ってきました。
余香苑は東から西へ下る斜面に作庭されており、
ここから西へその斜面を下っていきます。
その途中に、生垣の切れ目がありますね。


524-8.jpg
その切れ目から、この余香苑の全体が見られます。
左(南)側に東から西へ流れる川が見えます。
川の最西端は南北に広くなり、池を形成しています。
その川のために、こちらの庭園は斜面なのでしょうね。
ちょうど向かい側にたくさんの方々がいらっしゃいますが、
あちらからこちらを見た眺めがここのベストショットです。

退蔵院自体は妙心寺創建直後の鎌倉時代に建立されましたが、
こちらの余香苑は約50年前の1963年~1966年の作庭です。
(中根金作の初期作品です)
京都市内の中根金作の庭園は他に城南宮がありますが、
いちばんの代表作が島根県の足立美術館であるように、
日本中の様々な地域に点在しています。


524-9.jpg
その切れ目がある位置の周囲に、また大きな枝垂桜が立っています。
その桜の北側に回り込むと、さらに西へ進む小径が続いています。


524-10.jpg
そこから少しだけ西に斜面を下ると、またT字路にぶつかります。
今度は右(北)に少し折れると、さらに西に進めます。
ただ、その前に……


524-11.jpg
そのT字路を左(南)に折れると、こちらに出ます。
こちらは高台になっていてその向こうが先ほどの川ですから、
ここで休めば相当の絶景を眺めることができるのでしょうが、
この中は立ち入り禁止なのでここから想像するしかありません……


524-12.jpg
T字路から北に進むと、だんだん蛇行しながら西へと進みます。
(つまり、斜面を下っていきます)
最初の枝垂桜から、もう100mは西に進んだでしょうか?
とは言え、余香苑の最西端までもうすぐです。


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その辺りで、余香苑の小径の右(北)側を見ています。
紅葉の繁みの向こうには、北隣の天授院が見えます。
天授院を含めて妙心寺塔頭の大半が非公開寺院ですが、
その境内はそれぞれ絶景であることがここからも伺えますね。


524-14.jpg
そして、こちらが余香苑の最西端です。(下り坂の終点です)
ここから南に細長い平屋が伸びているのですが、
そちらに行く前にこの位置の北側を向きます。


524-15.jpg
先程の位置で、北を向きました。
そちらから石段を少し上ると、こちらの水琴窟があります。
すると、ウチの母が喜んで近くに寄っていきました。
後から自分も行くと、確かに水滴が琴の音色を奏でておりました。


524-16.jpg
水滴の音色を楽しみながら、その先(北)を眺めています。
紅葉の向こうに天授院が見えますが、紅葉が絶景のようです。
まぁ、はっきり見えないので半ば想像ですが……


524-17.jpg
こちらは、水琴窟の脇です。
たいてい水琴窟は近くに手水鉢を置くのですが、
こちらは苔生した岩に窪みを作り、
その上に直接湧水を流しています。
こちらは、自分が今まで見たどの水琴窟よりも
美しい姿をしています。


524-18.jpg
今度は余香苑の最西端で、南を向きました。
こちらに細長い平屋建てが建っています。
こちらは、手前(西)から茶店、寺務所と並び突き当りが茶室です。
(ヒョウタンの透かしが入っている壁の向こうが、茶室です)


524-19.jpg
こちらが、茶店の様子です。
2017年8月13日にこちらにお邪魔したときは
中年男性と小学生の男の子がかき氷を食べていました。
その時より参拝者が多いのですが、
この瞬間は誰もいらっしゃらなかったので一枚撮りました。


524-20.jpg
その茶店の東隣は、退蔵院の寺務所(と言いますか、売店)です。
御朱印などはこちらで受けますが、お守りなど以外にも
写真入りはがきなどの販売や茶店の抹茶の注文は
全てこちらで受け付けています。


524-21.jpg
余香苑の茶室の脇から、さらに南に進めます。
この辺りが、一番紅葉が濃いですね。


524-22.jpg
その紅葉の南隣に、こちらの藤棚があります。
まぁ秋ですから、この時期に藤の花は咲いておりません。


524-23.jpg
その藤棚の真下から、東を向きました。
こちらがこの余香苑の全体図で、ベストショットです。
よく自分と一緒にあちこち京都を散策している母は
いろいろ見慣れてしまって少々のことでは動じないのですが、
こちらだけは「ほぅ」と一声出した後絶句していました。


524-24.jpg
藤棚の真下で、さらに南を向きました。
向こうに、座れる場所があります。
では、今度はあちらから余香苑の全体を眺めます。


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……とその前に、そのベンチの周辺を撮りました。
周囲で落葉が始まっていて、それがこのように散らばっています。


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そのベンチに座って、こちらを撮りました。
ちょっと東寄りなので全体像とはいきませんが、
それでも絶景に撮れています。
石橋の上にカメラを持たれた方がいらっしゃいますが、
自分もあちらで撮影をしたいと思います。


524-27.jpg
余香苑のベンチから、藤棚の下に戻ってきました。
ではこちらから東に向かい、池の上の石橋の方に近づきます。


524-28.jpg
そしてこちらが、池の小島から撮った写真です。
こちらはこちらでなかなかの眺めですが、
川があまりフレーム内に入らないのが残念です。


524-29.jpg
その辺りで、池の中を覗き込みました。
大きな錦鯉が、何匹もいました。


524-30.jpg
さらに岸辺に近い池を撮りました。
池の上に簀の子が浮いていますが、その周辺に錦鯉が集中します。


524-31.jpg
藤棚にまた戻って、北を向きました。
では、こちらの方に戻ります。


524-32.jpg
藤棚から、余香苑内を北に進んでいきます。
その脇に、退蔵院の茶室が見えますね。


524-33.jpg
先程の寺務所に戻って、抹茶を注文してきました。
その間、ウチの母には先に茶室に入ってもらいました。
と言いましても、向こうに写っているのはウチの母ではありません。
念のため、です。


524-34.jpg
では、余香苑の茶室に入っていきます。
茶室は東西に細長いのですが、普段は西半分を閉めています。
(第503回ブログを参照)
ただ11月23日ともなると、西半分も開放されています。


524-35.jpg
こちらは、その茶室の床の間です。
掛け軸には、ナマズの絵が描いてあります。
やはり、退蔵院の象徴は「ヒョウタンナマズ」だからでしょうか?
(前回ブログで方丈に立てかけたあった掛け軸の模写のことです)


524-36.jpg
茶室の中央から、西側を撮っています。
普段は額の下の戸が閉まっているのですが、
この日は珍しく西側にも入れます。
どうしても外(紅葉)に近い東側は混みますので、
自分と母はこちら側で抹茶を頂きました。


524-37.jpg
ですから、自分たちがいる西側から茶室の東側を撮りました。
この瞬間は晴れていたので茶室の東側の障子は開放されており、
藤棚の周辺もこの位置から伺えます。


524-38.jpg
そうこうしているうちに、注文していた抹茶がやって来ました。
では、こちらを頂きます。


524-39.jpg
こちらが、茶菓子の三笠饅頭です。
「退蔵院」と銘を打たれたヒョウタンとナマズの図案がありますが、
やはり「ヒョウタンナマズ」がこの寺院の象徴ですね。


524-40.jpg
三笠饅頭を割って、中を覗いています。
小豆餡がぎっしり詰まっていますね。
こちらを頂いて、そのまま勢いよく抹茶を飲みました。
こちらの抹茶はとても爽やかで、のど越しも良かったですね。
抹茶は淹れる人次第で甘くも苦くもなります。
そういう人次第でここまで味が変わるとは、
抹茶とはよく考えれば不思議な飲み物ですね。

この茶室で文字通り一服した後、退蔵院を出て
妙心寺の方丈に向かいその後法堂の竜頭を見ました。
ただもうだいぶ写真を貼り付けたので、
今回はここまでです。

~次回は、妙心寺法堂に向かいます~

~追記 その1~
この辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
今回散策した余香苑がある退蔵院が、起点です。

~追記 その2~
カテゴリーの移籍
本当はもっと前に描かなければならなかったのですが、
完全に忘れていました。
「花園紅葉散策編」ができた時点で、
花園関連のカテゴリーを「上立売通編」から独立させました。
今まであまりなかった「花園」地区の記事が急増しているからで、
比較的近い場所の「太秦散策編」の近くに作りました。
「花園紅葉散策編」へは、そちらから入ると記事を読めます。

~追記 その3~
「YAHOO知恵ノート」が終了した影響
2017年11月30日を以って、ウチのブログでも利用していた
「YAHOO知恵ノート」が終了しました。
そのため、ウチのブログのサイドバーにある
「京都桜100選」と「祇園祭の歩き方」が閲覧できなくなりました。
これは、「YAHOO知恵ノート」を利用して書いていたからです。
そういう訳で、一時的に近日中にこれらの記事を
ウチのブログから削除していきます。
何かほかの媒体を見つけて、それを利用してまた書いていきます。
ただ、それは2018年に入ってからですね。

~追記 その4~
2017年J2リーグ全日程が終了しました
2017年12月3日日曜日にJ2プレーオフが終わり、
福岡と引き分けた名古屋が、J1昇格の最後の切符を手にしました。
まだJ2とJ3との入れ替え戦が残っていますが、
それ以外はこれで終了です。
J2昇格を決めた栃木を含め、J1昇格を決めたクラブも
いろいろと賑やかなことになっていますが、
(湘南、長崎、名古屋はおめでとうございます)
我らが京都はそういうこととは一切無縁のシーズンでした。
個人的にはJ3降格が無くてそれでよかったと思っていますが、
J1昇格を前提とされていた方は不満が多かったかもしれません。
最早京都は「エレベータークラブ」ではありません。
J3に落ちることもありませんが、J1昇格は夢のまた夢です。
正直新人監督を迎えて、いきなり結果を出すのは不可能です。
選手は何人か入れ替わるでしょうが、
監督はなるべく継続の形で進めてほしいのが自分の希望です。
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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
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「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
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散策しました。

「花園散策」
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北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
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