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第576回 大雨の建仁寺

2018年7月5日より降り続けた大雨は、
西日本でも大きな爪痕を残しました。
被災地の皆々様には、
お見舞い申し上げます。

ウチは京都市街地で鴨川沿いなのですが、
まぁ鴨川も何とか決壊までは免れて、
7月8日現在ウチの周辺は平常に戻りつつあります。
(ウチの約2㎞上流で遊歩道が急流に削り取られましたが、
負傷者は一切出ていません)
大堰川(桂川)が気になるところですが、
また後日の様子を近々このブログで掲載します。

前回ブログで「釜座通編」も終了しました。
いよいよ2018年も祇園祭の始まりです……
と言いたいところですが、前祭宵山まで少し日があります。
そこで、ちょっと半夏生直後に、祇園へ行ってまいりました。


576-1.jpg
いったん京都駅に戻り、東回りの206系市バスに乗りました。
七条通を東端まで進み東大路を北上し、
祇園南部の「東山安井」バス停で降りました。
今回は、ここから祇園南端にある建仁寺に向かいます。
撮影日は、2018年7月5日木曜日午後1時。
この雨が、後に豪雨になりました。


576-2.jpg
「東山安井」バス停の前で、東大路を北に向きました。
自分たちの乗っていた206系市バスが、
安井通との交差点に差し掛かっていますね。
では、今からそちらに向かいます。


576-3.jpg
東大路から、安井通を東に向いています。
第458回ブログでは、あちらから東大路に向かいました。


576-4.jpg
今度は東大路から、安井通を西に向きました。
では、この下り坂を進んでいきます。


576-5.jpg
東大路から、安井通を西に約100m進みました。
南側に、こちらの石製鳥居が立っています。
ここから南は、安井金毘羅宮の境内です。(第36回ブログを参照)


576-6.jpg
安井金毘羅宮の鳥居の前から、安井通を西に約120m進みました。
ここ花見小路で、安井通が突き当たります。


576-7.jpg
安井通最南端は、花見小路最南端でもあります。
その位置で南を向くと、そのままこちらの寺院に入れます。
では、ここから臨済宗建仁寺に入ります。


576-8.jpg
建仁寺北大門をくぐると、すぐに西に曲がります。
このまま進むと、建仁寺を西に抜け大和大路に出ます。
(第536回ブログを参照)


576-9.jpg
先程の道の一つ目の角で、北を向きました。
では、ここから建仁寺庫裏経由で
建仁寺方丈や法堂(本堂)に入っていきます。


576-10.jpg
建仁寺庫裏に入ると、すぐに受付があります。
そこで500円納めて、中を拝観します。
「こちらは触るのは不可ですが、全て写真撮影が可能です」
こうおっしゃっているので、屋内もどんどん写真を撮ります。


576-11.jpg
半年前に来たときと比べて庫裏内部の土間が小さくなっていて、
代わりに板の間が広くなっていました。
その位置が玄関で、そちらから西に向きました。
手前の部屋に風神雷神図屏風のコピーがあります。
(本物は、京都国立博物館で保存されています)


576-12.jpg
その部屋の西側で、廊下を北に向きました。
左(西)側は土産物屋さんが並ぶ部屋で、
右(東)側が先程の「風神雷神屏風図」の部屋です。
では、その間の廊下をまっすぐ北上します。
(勝手知ったる場所なので、順路を逆行します)


576-13.jpg
その廊下を少し北上し、西に向きました。
先程の土産物屋さんの部屋の北隣に、坪庭があります。
こちらは「〇□△の庭」で、この寺院唯一の石庭です。
それぞれ〇と□と△の形をした部分があるそうです。


576-14.jpg
その坪庭の北側には、こちらの小書院があります。
こちらは中心に襖があって、その南側と北側で風景が変わります。


576-15.jpg
建仁寺小書院南側の床の間です。
こちらは、南側に面した「〇□△の庭」を表す掛け軸ですね。


576-16.jpg
そして、こちらが小書院南側の襖絵です。
石庭の一種である「〇△□の庭」に面した側が、
このように水墨画であるのが面白いですね。


576-17.jpg
小書院東側の廊下に戻ってきました。
ではまたここを北上して、最北端の大書院に向かいます。


576-18.jpg
その廊下の突き当り最北端の大書院に辿り着きました。
先述の「風神雷神屏風図」は、元々こちらにありました。
……のですが、先客がいらしてこれ以上撮影ができません。
こちらのお坊さんが案内をされていて、会話の内容から
岡山県から来られた団体さんのようです。
問題が無いようでしたので、自分たちもその団体さんに混じって
こちらのお坊さんの話に聞き入りました。


576-19.jpg
こちらは、その大書院と小書院に囲まれた「潮音庭」です。
石も並んでいますが、石庭ではなく苔や桜・楓の木々による庭です。
これらの石が潮のように渦を巻いていて、
その形状が「潮音庭」の名の由来だそうです。
(こちらのお坊さんの受け売りです)


576-20.jpg
ですからそのお坊さんがおっしゃるには、
潮音庭には正面が特になくて、自分が気に入った角度が
この庭の正面だそうです。
そうは言っても、潮音庭の一応の正面は
大書院から見たこの角度だと思います。
(パンフレットにも、通常この角度が載っていますし……)


576-21.jpg
こちらは、この大書院から方丈を抜けて法堂まで続く廊下です。
では、こちらを南下して小書院に戻ります。


576-22.jpg
大書院から、その廊下を南下しています。
また、小書院が近づいてきました。
次は、潮音庭に面する小書院の北側に入ります。


576-23.jpg
こちらが、小書院北側の襖絵です。
ちなみに、こちらが先ほどの水墨画の襖絵の裏側です。
潮音庭に面している側の襖絵は一面の青です。
それぞれ面した庭と合致させて襖絵が描かれていますが、
絵の構図そのものは同じものです。
なかなかの野心作で、自分の結構お気に入りです。


576-24.jpg
そして、こちらが小書院から見た潮音庭です。
自分は小書院に座り込み、こちらの庭と先程の絵を
交互に見比べるのが大好きで、
つまり建仁寺ではこの位置がいちばんのお気に入りです。


576-25.jpg
廊下をはさんで、小書院の東側にも小部屋があります。
さらに、こちらを覗きます。


576-26.jpg
部屋はだいたい4畳半くらいで、掛け軸が一幅掛かっています。
こちらは、中国人の子供の壁画が特徴的ですね。
こちらは文字通り「唐子の間」と呼ばれています。


576-27.jpg
この部屋は、床の間以外にも壁や襖の全てに
中国人の子供が描かれています。
これらは江戸時代初期に描かれた絵で、
「唐子遊戯図」と呼ばれています。


576-28.jpg
小書院と唐子の間にはさまれた廊下を南に向きました。
この南側が方丈です。次は、そちらにお邪魔します。


576-29.jpg
建仁寺の方丈はいくつかの小部屋に分かれているのですが、
こちらは方丈の南東端の部屋です。
襖絵が、海北友松の雲龍図のコピーです。
建仁寺のもう一つの「寺宝」ですね。


576-30.jpg
その雲龍をアップで撮りました。コピーでも相当の迫力ですね。
この絵を描いて以降、雲龍が海北友松の象徴になりました。
徳川家康が朝鮮との国交回復に難航していた際、
海北友松による同じ構図の雲龍図を朝鮮国王に送ったところ、
それまで頑なだった朝鮮国王が話し合いに応じたそうです。
それが後の朝鮮通信使につながります。
つまり、この絵が歴史を動かしたのですね。


576-31.jpg
その雲龍図の南側が、建仁寺方丈庭園です。
先程の潮音庭同様、縁側に座って談笑するのに向いています。


576-32.jpg
建仁寺方丈庭園の東側に、先ほどの廊下がさらに南に続いています。
この廊下は、写真に写っている法堂まで続いています。
では、そちらに向かいます。


576-33.jpg
建仁寺法堂(本堂)も、写真撮り放題です。
とは言え、さすがにご本尊の釈迦三尊像は撮れません。
こちらは、その天井画の双竜図です。
2006年製作と、かなり新しい作品です。
半年前より窓が開け放たれていた分、明るさが違います。


576-34.jpg
法堂から、建仁寺方丈に戻ってきました。
この左(西)側が、建仁寺方丈庭園です。
では、ここでスリッパを脱いで上に上がります。


576-35.jpg
スリッパを脱いで、東を向きました。
この背後が、海北友松の雲竜図です。
左側が土産物さんのある部屋で、
その先が「風神雷神図」の部屋です。
これで建仁寺内部を1周しました。
このずっと先が、建仁寺庫裏の玄関です。


576-36.jpg
こちらが、建仁寺庫裏の玄関です。
では、ここから建仁寺庫裏を出ます。


576-37.jpg
建仁寺庫裏を出て、南を向いています。
ここをまっすぐ進むと、八坂通側の建仁寺勅使門前に出ます。
(第538回ブログを参照)


576-38.jpg
建仁寺境内で先程の道を約10m南下して、東を向きました。
向こうに看板が出ていますが、
あちらに半夏生で有名な両足院の看板が出ています。
ただ今回はだいぶ写真を貼り付けましたので、ここまでとします。

~次回は、建仁寺塔頭寺院両足院の半夏生を散策します~

~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
臨済宗建仁寺派総本山建仁寺庫裏が起点です。

~追記 その2~
それほど動揺していませんでした
576-39.jpg
昨年11月23日に、母と一緒に家を空けたら
ウチのネコが相当動揺していました。
(第521回ブログ追記を参照。こんな顔をしていました)
この日(2018年7月5日)は、普通の表情ですね。


576-40.jpg
自分たちが帰ってくると、寝ていたのが起きました。
ただそれ以外は気にすることなく、毛づくろいをしています。


576-41.jpg
あんまり自分がしつこく撮るので、上目遣いで睨まれました。
ただ、この後しっかりご飯の要求はしてきました。

~追記 その3~
4強が決まりました
W杯2018年ロシア大会も、準々決勝が終わりました。
フランス、ベルギー、イングランド、クロアチアが勝ち残り、
W杯2014年ブラジル大会の4強が1国も残らない事態になりました。
どれだけ新興国が出てきても、4強までになると
これまでW杯で優勝してきたブラジル・イタリア・ドイツ・
アルゼンチン・ウルグアイといった複数回優勝国と
ポルトガル・スペイン・オランダといった近年の強豪国が
その座を独占してきました。
おそらく、このような事態は史上初です。
ジダン選手以来のスーパースターのムバッペ選手擁するフランス、
ここ10年で王者の風格さえ持つベルギー・
もしかするとバロンドール賞に手が届くかもしれない
モドリッチ選手擁するクロアチア・
無名から世界最強となったGKピックフォード選手擁する
ダークホースのイングランドが
そのような国々を凌駕しています。
これが新しい歴史の始まりとなるでしょうか?
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ぴのぴな

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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
そんな気分を
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サイドバーの説明をします。
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バス停や駅の位置以外に、
各観光地の位置関係も
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各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
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嵯峨野嵐山など
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初詣など
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「清水寺から平安神宮」
京都の東山周辺です。
京都観光の
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ここをご覧ください。

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散策してきました。
毎年11月23日に行く
紅葉散策は含まれません。
そういうものに含まれない
短いものを集めました。

「京都桜案内」
桜の季節にあちこち
花見に行きました。
毎年少しずつ増えます。

「祇園散策」
花見小路の花街や
八坂神社・建仁寺など
祇園各地の散策です。

「祇園祭宵山散策」
祇園祭宵山を
毎年更新した記録です。
ゆっくり回ったので、
次に祇園祭に来られた時の
参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。 「錦小路東から西」 四条通の1本北に伸びる 錦小路を東から西に 進みます。 錦市場から祇園祭鉾町へ 最終的に住宅街に 移動していきます。
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