西日本豪雨から1週間
2018年7月5日木曜日に降り始めた大雨は、
中部地方から九州地方にかけて甚大な被害を及ぼしました。
その地方に住まわれる方々に
お見舞い申し上げます。
京都市内でもあちこちに避難勧告や避難準備指示が出て、
交通網などもマヒしました。
それから約1週間して、
瀬戸内地方の被害の大きさが分かって来たものの、
被災地域が広すぎて全体としての報道があっても
各地方公共団体の情報がなかなか拾い切れていません。
個人的には、そういうことにブログが適していると思っています。
ですから、まぁほとんど被害らしい被害が出ていないのですが、
自転車で移動して京都市内の様子をここに載せます。

ウチから出て自転車に乗って、
七条通から鴨川畔の川端通を北上しました。
そして、こちらは「松原川端」交差点です。
撮影日は、2018年7月13日金曜日午後1時半。

鴨川に架かる松原橋の上から、鴨川を撮りました。
この辺りが、豪雨の際に遊歩道が崩落した場所です。
多少補修の跡がありますが、元に戻っていました。

高級料亭の鶴勢とその川床を撮りました。
平日ですが、営業されているようです。
実は遊歩道は、鴨川が増水の際に
全て水に浸かるのが前提でした。
ですから7月5日の報道ではインパクトがありましたが、
特に鴨川が惨事になったわけではありません。

では、この松原橋を西に渡ります。
松原通から河原町通を北上し、高辻通をまた西に向かいます。

祇園祭の鉾町は、もう準備に忙しそうでした。
それを横目に、高辻通を最西端まで進み
「梅津段町」交差点まで北上しました。
そこから四条通を西に進み、松尾橋にまで来ました。
この時点で、2018年7月13日金曜日午後2時でした。

松尾橋は、京都市内を流れるもう一つの河川桂川に架かります。
この向こうの松尾大社が、この位置から見えますね。
桂川も、堤防は決壊していません。
いろいろ煽る報道がありましたが、
京都市内はほとんど被害がありませんでした。

松尾橋から、桂川を下流に向いています。
川岸に流木が落ちています。と言いますか、木の幹ですね。
その向こうの林の木々が間引かれています。
豪雨の際に、何本か倒れたのでしょうね。

松尾橋から、北を向きました。
桂川は、ここより上流が「大堰川」と名を変えます。
では、ここから大堰川の上流へと自転車を扱いでいきます。

松尾橋から上流に北上し、三条通に合流して西に進みました。
ここから、渡月橋が見えます。
約1週間前に報道されていたのが、おおよそこの位置です。

こちらが、大堰川の水面です。
水鳥が遊んでいるくらい、穏やかな様子です。
気のせいか、川底が深くなったように思います。
まぁ桂川は、典型的な河岸段丘ですし。

その辺りで、三条通の方を向きました。
車道の向こうのレストランや土産物屋さんは、通常運転です。
いつも通り、観光客で満員です。

三条通をさらに西に進みました。
ここで三条通は、長辻通と交差します。

今度は、三条通から長辻通を南に向きました。
では、ここからこの渡月橋を渡ります。

渡月橋を南に渡り切りました。
次は、中ノ島(要するに、大堰川の中州)に向かいます。

この中之島公園には、多くの飲食店や土産物屋さんがあります。
こちらに行ったところ、その全てが開店していました。
実はこの辺が嵐山で一番土地が低いのですが、
それがここまで平常運転というのが、
「京都市内の被害は皆無」の証左になると思います。

渡月橋に戻り、大堰川を西(上流)に向いています。
普段なら貸しボートが並んでいるのですが、
1艘も見当たりませんね。

渡月橋を渡り、三条通に戻ってきました。
向こうに車折神社嵐山屯宮が見えますが、一切壊れていません。

その西側に、2013年の豪雨の際には
完全に水に浸かった蕎麦屋のよしむらがあります。
朝からほとんど食べていませんでしたので、
こちらにちょっとお邪魔します。

店内に入ると、2Fに案内されました。
そして、数分待つとこちらが出てきました。

先ずは、先付が来ました。
本当はお酒が欲しいですが、この後仕事です。
こちらは、左から胡麻豆腐・煮凝り・伏見唐辛子と茄子の炊いたんでした。
煮凝りには、トマトと長芋の短冊切りが入っていました。

次に、蕎麦がきが出てきました。
蒸されていて、はんぺんのような食感でした。

そして、メインのそばが出されました。
こちらには、天ぷらが付きます。
天ぷらは、万願寺唐辛子・舞茸・ハモ・エビでした。

そして、蕎麦湯がきました。
この陶器の入れ物に入っていました。

最後に、デザートの蕎麦のアイスクリームが出ました。
横に、蕎麦のかりんとうが付きます。

一通り頂いたので、ここを出ます。
目の前は、三条通です。

三条通に出て、すぐに渡月橋を撮りました。
渡月橋は、この眺めが一番きれいです。
こうして見ても、豪雨の爪痕は完全に消えていますね。

では、三条通経由で帰ります。
帰宅途中に、桂川の支流の様子も見てきます。

こちらは、三条通沿いの西高瀬川です。
増水した後が、完全に消えています。

こちらは、その西高瀬川沿いの斎宮神社です。
破壊や破損の跡はまったくありません。

三条通沿いの有栖川です。
こちらも、増水した形跡自体ありません。

その有栖川沿いの斎宮神社です。
こちらも無事で、いつものお姿を見せておられました。
~2018年7月14日午前11時追記~
今回はこのブログ本来の記事ではないので、
通し番号を打ちません。
1週間前の豪雨の際、各地の様子が報道で映し出されました。
瀬戸内地方に甚大な被害が出ているにも拘らず、
京都の映像が割と大きく報道されていました。
まぁ京都は2013年に渡月橋付近が決壊したので、
また決壊する可能性があったのですが、
2013年でも数日後には商店舖が営業再開できる規模でした。
今回の豪雨の際に京都は大きな被害が出ていないにも拘らず、
まるで大災害が起こったような報道が一部あったことに
正直違和感を感じています。
一部マスコミやサイトはその性質上
どうしても見ている人を煽るような記事が多くなるのですが、
それでも今回の豪雨で京都に関する報道は、
事実より大げさに報道されていた気がします。
(「鴨川が決壊!皆さん、逃げてください」というようなことは、
一瞬たりともありませんでした)
そこで急遽こういう記事を載せてみました。
また元々ブログは災害時に電話がパンクしたとき、
各人の無事を知らせる手段としてとして生み出されました。
マスコミはどうしても全体的な内容を書かざるを得ないので、
個人規模のブログは各地方の内容を記事にすることができます。
各ブログには普段いろいろな記事が載りますが、
こういう災害時には(被害がほとんどなくても)
そういうことを書くものと思い、
今回の記事を書かせていただきました。
中部地方から九州地方にかけて甚大な被害を及ぼしました。
その地方に住まわれる方々に
お見舞い申し上げます。
京都市内でもあちこちに避難勧告や避難準備指示が出て、
交通網などもマヒしました。
それから約1週間して、
瀬戸内地方の被害の大きさが分かって来たものの、
被災地域が広すぎて全体としての報道があっても
各地方公共団体の情報がなかなか拾い切れていません。
個人的には、そういうことにブログが適していると思っています。
ですから、まぁほとんど被害らしい被害が出ていないのですが、
自転車で移動して京都市内の様子をここに載せます。

ウチから出て自転車に乗って、
七条通から鴨川畔の川端通を北上しました。
そして、こちらは「松原川端」交差点です。
撮影日は、2018年7月13日金曜日午後1時半。

鴨川に架かる松原橋の上から、鴨川を撮りました。
この辺りが、豪雨の際に遊歩道が崩落した場所です。
多少補修の跡がありますが、元に戻っていました。

高級料亭の鶴勢とその川床を撮りました。
平日ですが、営業されているようです。
実は遊歩道は、鴨川が増水の際に
全て水に浸かるのが前提でした。
ですから7月5日の報道ではインパクトがありましたが、
特に鴨川が惨事になったわけではありません。

では、この松原橋を西に渡ります。
松原通から河原町通を北上し、高辻通をまた西に向かいます。

祇園祭の鉾町は、もう準備に忙しそうでした。
それを横目に、高辻通を最西端まで進み
「梅津段町」交差点まで北上しました。
そこから四条通を西に進み、松尾橋にまで来ました。
この時点で、2018年7月13日金曜日午後2時でした。

松尾橋は、京都市内を流れるもう一つの河川桂川に架かります。
この向こうの松尾大社が、この位置から見えますね。
桂川も、堤防は決壊していません。
いろいろ煽る報道がありましたが、
京都市内はほとんど被害がありませんでした。

松尾橋から、桂川を下流に向いています。
川岸に流木が落ちています。と言いますか、木の幹ですね。
その向こうの林の木々が間引かれています。
豪雨の際に、何本か倒れたのでしょうね。

松尾橋から、北を向きました。
桂川は、ここより上流が「大堰川」と名を変えます。
では、ここから大堰川の上流へと自転車を扱いでいきます。

松尾橋から上流に北上し、三条通に合流して西に進みました。
ここから、渡月橋が見えます。
約1週間前に報道されていたのが、おおよそこの位置です。

こちらが、大堰川の水面です。
水鳥が遊んでいるくらい、穏やかな様子です。
気のせいか、川底が深くなったように思います。
まぁ桂川は、典型的な河岸段丘ですし。

その辺りで、三条通の方を向きました。
車道の向こうのレストランや土産物屋さんは、通常運転です。
いつも通り、観光客で満員です。

三条通をさらに西に進みました。
ここで三条通は、長辻通と交差します。

今度は、三条通から長辻通を南に向きました。
では、ここからこの渡月橋を渡ります。

渡月橋を南に渡り切りました。
次は、中ノ島(要するに、大堰川の中州)に向かいます。

この中之島公園には、多くの飲食店や土産物屋さんがあります。
こちらに行ったところ、その全てが開店していました。
実はこの辺が嵐山で一番土地が低いのですが、
それがここまで平常運転というのが、
「京都市内の被害は皆無」の証左になると思います。

渡月橋に戻り、大堰川を西(上流)に向いています。
普段なら貸しボートが並んでいるのですが、
1艘も見当たりませんね。

渡月橋を渡り、三条通に戻ってきました。
向こうに車折神社嵐山屯宮が見えますが、一切壊れていません。

その西側に、2013年の豪雨の際には
完全に水に浸かった蕎麦屋のよしむらがあります。
朝からほとんど食べていませんでしたので、
こちらにちょっとお邪魔します。

店内に入ると、2Fに案内されました。
そして、数分待つとこちらが出てきました。

先ずは、先付が来ました。
本当はお酒が欲しいですが、この後仕事です。
こちらは、左から胡麻豆腐・煮凝り・伏見唐辛子と茄子の炊いたんでした。
煮凝りには、トマトと長芋の短冊切りが入っていました。

次に、蕎麦がきが出てきました。
蒸されていて、はんぺんのような食感でした。

そして、メインのそばが出されました。
こちらには、天ぷらが付きます。
天ぷらは、万願寺唐辛子・舞茸・ハモ・エビでした。

そして、蕎麦湯がきました。
この陶器の入れ物に入っていました。

最後に、デザートの蕎麦のアイスクリームが出ました。
横に、蕎麦のかりんとうが付きます。

一通り頂いたので、ここを出ます。
目の前は、三条通です。

三条通に出て、すぐに渡月橋を撮りました。
渡月橋は、この眺めが一番きれいです。
こうして見ても、豪雨の爪痕は完全に消えていますね。

では、三条通経由で帰ります。
帰宅途中に、桂川の支流の様子も見てきます。

こちらは、三条通沿いの西高瀬川です。
増水した後が、完全に消えています。

こちらは、その西高瀬川沿いの斎宮神社です。
破壊や破損の跡はまったくありません。

三条通沿いの有栖川です。
こちらも、増水した形跡自体ありません。

その有栖川沿いの斎宮神社です。
こちらも無事で、いつものお姿を見せておられました。
~2018年7月14日午前11時追記~
今回はこのブログ本来の記事ではないので、
通し番号を打ちません。
1週間前の豪雨の際、各地の様子が報道で映し出されました。
瀬戸内地方に甚大な被害が出ているにも拘らず、
京都の映像が割と大きく報道されていました。
まぁ京都は2013年に渡月橋付近が決壊したので、
また決壊する可能性があったのですが、
2013年でも数日後には商店舖が営業再開できる規模でした。
今回の豪雨の際に京都は大きな被害が出ていないにも拘らず、
まるで大災害が起こったような報道が一部あったことに
正直違和感を感じています。
一部マスコミやサイトはその性質上
どうしても見ている人を煽るような記事が多くなるのですが、
それでも今回の豪雨で京都に関する報道は、
事実より大げさに報道されていた気がします。
(「鴨川が決壊!皆さん、逃げてください」というようなことは、
一瞬たりともありませんでした)
そこで急遽こういう記事を載せてみました。
また元々ブログは災害時に電話がパンクしたとき、
各人の無事を知らせる手段としてとして生み出されました。
マスコミはどうしても全体的な内容を書かざるを得ないので、
個人規模のブログは各地方の内容を記事にすることができます。
各ブログには普段いろいろな記事が載りますが、
こういう災害時には(被害がほとんどなくても)
そういうことを書くものと思い、
今回の記事を書かせていただきました。
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