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第620回 二年坂のかさぎや

[かさぎや] ブログ村キーワード

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清水寺仁王門に背を向け、松原通を西に向きました。
ここは、松原通の最東端です。
今回は清水寺の参道から、高台寺方面に抜けます。
要するに、産寧坂と二年坂を通ります。
撮影日は、2018年11月15日木曜日午後2時。
今回は、途中まで第10回ブログ第18回ブログと同じコースです。


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清水寺仁王門前から、清水寺参道(松原通)を西に進んでいます。
……この日は平日なのですが、(2018年11月15日木曜日)
ほとんど立錐の余地がないくらいの人出です。
まぁこの辺りが、京都の観光地でいちばん混むところですね。
そのため昔ながらの土産物屋さんもありますが、
京都中の土産物屋の有名店がここに進出しています。


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清水寺参道(松原通)は清水寺仁王門から西に約50m進むと、
北西に進路が曲がり、急な下り坂になります。
すると、この辺りから道の先を見ると京都市街地が一望できます。


620-4.jpg
清水寺さん(松原通)沿いに、何軒か小さな寺院があります。
そのうち、こちらは浄土宗西山深草派宝徳寺です。
浄土宗ですからご本尊は阿弥陀如来像なのですが、
沿革は諸説いろいろで不明です。
(古いもので鎌倉時代一遍の創建など。他に2説あります。
ただ江戸時代1786年発行の「京都洛中洛外図絵」に載っており、
その時点の存在は確実です)


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宝徳寺の西隣に、マールブランシュ清水坂店があります。
京都随一の洋菓子店ですね。
ただこちらは喫茶と生菓子がなく、焼き菓子の販売のみです。
マールブランシュのオリジナル焼き菓子と言えば、
「茶の菓」の言うランドグシャですが、
この店限定で清水焼に入ったものが売られていました。
第10回ブログ掲載当時の2011年では
「茶の菓」は「新しい京土産」でしたが、
2018年段階では「京土産の定番の一つ」となりました。


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マールブランシュ清水坂店から、さらに北西に進んでいます。
清水寺参道(松原通)は歩行者が左側通行で進んでおられますが、
実は特にそういう法律や条例があるわけではありません。


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清水寺仁王門から、清水寺参道(松原通)を北西約200m進みました。
ここで、清水寺参道(松原通)は四辻に出ます。
ここから正面(北西)に向かうと、そのまま松原通です。
(第18回ブログ参照)
左(南西)に向かうと五条坂で、
このまま進むとすぐに4車線の大通りとなり
第617回ブログの最初の地点に出ます。


620-8.jpg
その四辻の北角に、こちらのお店があります。
七味唐辛子専門店の七味家ですね。七味唐辛子発祥の店ですね。
元々七味唐辛子は、清水寺参拝者の疲労回復のために
(ここまでの徒歩は、事実上音羽山登山ですし)
白湯に溶いてそのまま口にするお薬でした。


620-32.jpg
ちょっとその七味家に立ち寄ってみました。
店内では七味唐辛子だけでなく、
「七味」それぞれが個別に売られていました。
ですから、お客さんの好みに合わせて店内でも調合も可能です。


620-33.jpg
結局、自分は山椒だけ買いました。
いつもは伏見稲荷大社の境内で買うのですが、
ここまで来たついでですし、ここで買ってみました。
山椒は鶏を焼いたり炙ったりしたものに合いますが、
自分が使うのはほぼ麻婆豆腐の薬味ですね。
(山椒がよくなくなるくらいには、麻婆豆腐を作ります。
まぁ、自分が作る料理は基本中華料理です)


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七味家を北東側に出ました。
こちらが、四辻のもう一つの道ですね。
今回は第10回ブログ同様、こちらを進んでいきます。


620-10.jpg
こちらの道に、このような道標が立っていました。
ちなみに、護国神社は今の霊山観音の位置にいらっしゃいました。
清水寺から霊山観音経由で祇園の八坂神社までの散歩道は、
今から約100年前に大正天皇が散策されてとても喜ばれた道です。
大正時代末期から昭和時代初期に大流行した道ですが、
今現在も京都でいちばん人気がある観光地です。


620-11.jpg
四辻から、北西に約10m進みました。
七味家の前を通り過ぎると、すぐに下りの石段になります。
この石段が、産寧坂と書いて「さんねんざか」です。
右側の寺院が修復中なので鉄板で囲われていますが、
この辺りは古い家屋に囲まれたいかにも「京都らしい」街並みです。


620-12.jpg
産寧坂の写真をもう何枚か撮ったのですが、
残りは誰かの顔のアップやひじが写真の左半分に写り込んだり、
写真が斜めに歪んだりして採用できないものばかりでした。
ですから、産寧坂の写真は先程の1枚だけです。

産寧坂を下り終わると、進路が真北に変わります。
次は、この京町家に囲まれた石畳の道をまっすぐに進みます。
おそらく、この辺が京都市内でいちばん「京都らしい町並み」です。


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産寧坂から、約5m北上しました。
こちらは、昔ながらの清水焼の小売店です。
自分が生まれる何年も前から、こちらにあります。


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その清水焼の小売店の前で、北を向きました。
ここで、また四辻と出会います。


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その四辻で東を向きました。
先程の清水焼の小売店の向かい(東)側が、興正寺本廟です。
興正寺は「七条堀川」交差点北西角にありますが、
この奥にその興正寺の墓地があります。
この辺りは京都でも随一の観光地ですが、
その周囲は大昔の「鳥辺野」で、京都有数の埋葬地です。


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その四辻で、北を向いています。
この東側は約10年前は大きな料亭があったのですが、
そちらを改装して様々なテナントが入るようになっています。
四辻沿いにイノダコーヒーの支店があって、
目の前にもよ~じやの支店があります。


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そのテナントの北端に、一見すると土蔵のような建物があります。
こちらは、宇喜屋吉清庵ですね。
有喜屋は、先斗町北端にある京都を代表する老舗蕎麦屋の双璧です。
朝から第615回ブログの甘春堂東店での抹茶と和菓子以来
今日は何も食べていません。
ですから、こちらに入ろうとしたのですが……
時間帯が悪くてギリギリ満員でした。
そのため、この日(2018年11月15日)の入店は諦めました。


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どうしても諦められず、2018年12月2日に再訪したときに
有喜屋吉清庵に立ち寄りました。
店員さんにこのブログの掲載許可を取ったところ、
快く請けて頂きました。
そこで、こちらの冬の京都の定番ニシンそばを掲載します。


620-35.jpg
そのニシンそばです。京都人のソウルフードと思っています。
汁を張った蕎麦に、身欠き鰊の煮込んだものが載っています。
ネギなどは小皿に別盛りです。
最初は汁がとても澄んでいるので、先ずはその汁から飲みます。
やがてニシンも食べますが、
そのときニシンの身から魚の出汁が出て、また別の味に変わります。
ネギはこちらに入れず、そばを食べながら
時々そのまま口にします。
食べ方は本人の勝手ですが、個人的にはこれが美味しいと思います。


620-18.jpg
また2018年11月15日撮影分に戻ります。
有喜屋吉清庵の向かい(西)側に、お地蔵さんがいらっしゃいます。
第10回ブログ以来、時々掲載させて頂いています。


620-19.jpg
有喜屋吉清庵の前で、北を向きました。
この辺りは、古い京町家の土産物屋さんが多いですね。


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産寧坂から、約100m北上しました。
ここで、この道は北西に曲がっていきます。


620-21.jpg
この道を北西に曲がってみました。
約30m先で、また真西に曲がっていますね。
そして、その辺りで石段で下りる道が真北に伸びています。


620-22.jpg
その石段の前で、西を向きました。
こちらはここから八坂通になり、臨済宗の建仁寺で突き当たります。
今進んでいる道は、第104回ブログのコースを逆行しています。
また、この写真をよく見ると法観寺の八坂の塔の端が見えますね。


620-23.jpg
同じ位置で、北を向きました。
こちらの石段は「二年坂」と呼ばれています。
では、この二年坂を下りていきます。


620-24.jpg
二年坂の石段を下りている途中に、こちらの平屋家屋があります。
ここは「かさぎや」という茶店で、第104回ブログ以来の掲載です。


620-25.jpg
では、6年ぶりの「かさぎや」です。
すると店の主人が代替わりしていて、若夫婦が経営されていました。
自分が学生時代に初めてここに訪れたときは、二代目の主人でした。
その後主人の奥さん一人だけになられて、
その娘さんに代替わりされたのが20年くらい前で、
今の若夫婦にまた替わられました。

こちらに入ると、先ずはこちらのお茶が出てきました。
それは、何代も前から変わりません。


620-26.jpg
こちらには何十年も通い続けていますが、
いつも自分が注文するのはこちらの「はぎ餅」です。
要するに、「おはぎ」ですね。
母はいつも違うものを頼みますが、
今回は母も「はぎ餅」を頼みました。


620-27.jpg
こちらが、はぎ餅のアップです。
ここの特徴がこの粒餡のはぎ餅です。
こちらは、小豆の粒を割らずに炊き込むのが名物です。
京都人は基本的に「薄味」好みなので、
こちらも極端には甘くありません。


620-28.jpg
かさぎや」を出て、二年坂を下り終わりました。
二年坂を下ると、平坦な道が真北に伸びています。
この辺りも土産物屋さんが並びますが、
どちらかと言いますと飲食店が建ち並んでいます。


620-29.jpg
二年坂から北上していると、
ウチの母が突然並びの竹細工屋さんに入っていきました。
そちらで耳かきを購入している間、自分は店先で待っていました。
こちらは、その竹細工屋さんの北隣にいらっしゃるお地蔵さんです。


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二年坂から、ゆっくり北上しています。
あちらにみたらし団子が売られていますが、
さっき「かさぎや」に入ったばかりなので通り過ぎます。
かさぎや」を含めて、この辺はがっつりした食事よりも
茶店が多く並びますね。


620-31.jpg
二年坂から、約150m北上しました。
ここでこの道は、目の前の大通りで突き当たります。
その大通り付近に石段があって、
そこを上ると霊山観音や高台寺に行けます。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回は、霊山観音と高台寺を散策します~

~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
有喜屋吉清庵が、起点です。
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ぴのぴなと申します。
生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
自宅近くを中心に
寺社巡りをしてきました。
このブログで,
本当に京都に来たような
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バス停や駅の位置以外に、
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市バスを検索できます。
各系統の停留するバス停や
バス停別時刻表が
貼り付けてあります。
京都観光に来られる前に、
今一度確認してください。

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そのまま貼り付けました。
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嵯峨野嵐山など
沿線の観光情報が
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「祇園散策」
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ゆっくり回ったので、
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参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。 「錦小路東から西」 四条通の1本北に伸びる 錦小路を東から西に 進みます。 錦市場から祇園祭鉾町へ 最終的に住宅街に 移動していきます。
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