第647回 正面公園で桜散策~木屋町通桜散策~その4

前回ブログでお邪魔した木屋町通五条下るのカフェ&バー
「efish」を出て、南を向きました。
目の前に大きな楠が立っていて、脇に小さな祠がいらっしゃいます。
この辺りに源融の邸宅の一つがあって、
「長講堂」とも「六条院」とも言われていました。
それが、「五条河原町」交差点以南を「六条院」と呼ぶ由来です。
(今の五条通は、平安時代の六条通です。第109回ブログ参照)
こちらの大木と脇の祠は、その邸宅の遺構でもあります。
今回は、ここから木屋町通をさらに南下します。
撮影日は、2019年3月31日日曜日午後4時半。
この辺りから、狐の嫁入りも降り止みました。

先程の楠の前で、木屋町通を南に向きました。
この辺の木屋町通はあまり道幅が広くないので、
自動車は橋を渡ることで時折西木屋町通に移らないといけません。
では、このまま木屋町通を南下していきます。

先程の場所から、木屋町通を南下しています。
左(東)側に自動販売機がありますが、
こちらにかつて駄菓子屋があって、
小さいながらTVゲームの筐体がありました。
(確か、ギャラガだったと思います)
自分が小さいころ、お小遣い片手に何度か来たことがあります。
ここ100mほど桜の木々が無いので、そのまま南下します。

先程の楠から、木屋町通を約150m南下しました。
こちらの高瀬川に架かる橋の辺りで、桜並木が復活します。

木屋町通から、その橋を眺めています。
この橋は、木屋町通の桜並木の中でも特に絶景です。
この辺りの高瀬川沿いに建っている古い町並みとともに、
独特の風景になっていますね。
この辺りは、五条楽園と呼ばれたかつての遊郭街です。
(祇園などの花街とは異なり、売春行為がメインの場所でした)
とは言え、1957年売春防止法施行以降
「遊郭」としての機能は終えています。
ただ、当時からあったお寿司屋さんとかバーとかは
何軒か営業されています。
また、こうした当時から残っている建物を利用して
旅館や飲食店を始められる方も増えてきました。
実は、ここ数年賑やかさが旧五条楽園に戻ってきています。

その橋の脇で、木屋町通を南に向きました。
では、この桜並木を南下していきます。

先程の橋から、約100m南下しました。
こちらに、京町家を改築したお好み焼き屋さんがあります。
先述の通り、この辺りに多い形態のお店ですね。

高瀬川の向かい岸(西岸)に、
「ひと・まち・交流館京都」が建っています。
約30年前まで京都市立菊浜小学校だった場所で、
2018年秋の菊浜・高瀬川せせらぎナイトのメイン会場でした。
この時期も、そのときと同じような燈籠が吊るされています。
多分、夜間はライトアップされるのでしょうね。

その辺りの高瀬川畔に、お地蔵さんと祠がいらっしゃました。
多分祠の方は、小さな神社なのでしょうね。
取りあえず、こちらにお参りします。

そのお地蔵さんの南隣に、こちらの木が立っています。
多羅葉(たらよう)と、木札に書いてありますね。

こちらが、その多羅葉の枝葉の部分です。
こちらの葉は、平安時代に紙の代用品として利用されました。
(「葉書き」の語源ですね)

その多羅葉の木の前で、木屋町通を南を向いています。
この先で、木屋町通は上ノ口通と交差します。

先程の写真で見えた上ノ口橋を渡り
西木屋町通に移動して、東を振り返りました。
「上ノ口木屋町」の辻北東角に、銭湯の梅湯があります。
最近は、2Fを休憩室としてお客さんに開放しています。
実は、こちらは木屋町通屈指の絶景ポイントでもあります。
夜中の2時まで開いているので、自分はよく利用します。
この日(2019年3月31日)もこの撮影終了後、
こちらに戻って一風呂浴びました。
~2019年4月14日追記~

2019年4月7日日曜日に、撮り直しました。
さらに桜が開花してます。

同じ位置で、南西を向きました。
「上ノ口西木屋町」交差点南西角に、「キコク食堂」があります。
ここから南西に約150mの地点に、渉成園があります。
渉成園は地元民には「枳殻邸」(きこくてい)と呼ばれており、
そのためこの辺には「キコク」という屋号のお店が多くあります。
キコク食堂は揚げ物が美味しいお店で、串カツがよく売れています。
ただ、自分がここでいちばん食べるのは中華そばです。
そうは言っても、開店時間には早いのでまだ閉まっています。
(こちらは、午後5時開店)

上ノ口通から、西木屋町通を南に向いています。
ここから暫く木屋町通より西木屋町通に桜並木が集中しますので、
西木屋町通を南下します。
~2019年4月14日追記~

2019年4月7日日曜日に撮影しました。
上ノ口通から、西木屋町通を南下しています。
先程の写真より、桜が開花していますね。

上ノ口通から、西木屋町通を約100m南下しました。
右(西)側に、正面児童公園が見えますね。
個人的には、ここが高瀬川畔随一の「桜絶景ポイント」です。

正面公園を西側に回り込んで撮影しました。
まぁこちらは現役の児童公園で、
この日(2019年3月31日)は日曜日ですので、
親子連れの方々で溢れていました。
ですから、この辺はそちらの方々を避けて撮影しています。

正面公園の北側に、こちらの藤棚があります。
そちらに、燈籠が飾ってありました。
多分、高瀬川に吊るされたものと同じ方の企画なのでしょうね。

そして、こちらが正面公園の砂場です。
こちら一面に広がる散り桜がこちら最大の絶景ポイントなのですが、
たくさんの方々が遊ばれた後なので、こんな感じです。
桜の花びらが、砂場から無くなっています……
~2019年4月14日追記~

2019年4月7日日曜日に、再び撮影しました。
上にある桜の木は開花が進んでいますが、
日曜日だと砂場の花びらが、きれいに掃除されてしまっています。

すべり台が空いた瞬間、正面通(南)側からさっと撮りました。
この公園は桜の木々に囲まれており、
それがここを絶景にしている理由です。

正面公園から、正面小橋に向いています。
こちらを東に進むと、第615回ブログの道順です。
~2019年4月14日追記~

2019年4月7日日曜日に撮影しました。
正面小橋から、正面公園を振り返りました。
桜の木々がさらに開花しています。

その正面小橋から、高瀬川を北に向いています。
桜並木の間から、燈籠がよく見えますね。

今度は正面小橋から、高瀬川を南に向きました。
気のせいか、以前より木々の本数が少ないような気がします。
ご覧のように、ここから桜がさらに濃くなります。
~2019年4月14日追記~

2019年4月7日日曜日に、再び撮影しました。
こうして見ると、正面通以北より以南の方が桜が濃いですね。

正面通から、西木屋町通を南に向いています。
右(西)側に、「mur mur cafe」があります。
(第614回ブログを参照)
本当はこちらにも入ろうとしたのですが、
「すいません、満員で入れません」そう言われてしまいました。
こちらの蜂蜜トーストを楽しみにしていたのですが……

仕方なく「mur mur cafe」を出ました。
その店の前で、西木屋町通を南を向きました。
では、こちらの桜並木を南下していきます。

正面通から、西木屋町通を南に歩いています。
この辺りは観光地ではありませんが、桜並木が延々続きます。

正面通から、西木屋町通を約120m南下しました。
正面通と七条通の中間に、昭和橋が架かっています。
この辺りも、高瀬川沿いにある桜の名所ですね。

昭和橋から、高瀬川を北に向いています。
桜の木々が、川岸の両側から伸びてきます。

今度は昭和橋から、高瀬川を南に向きました。
こちら側も、桜並木が続いていますね。
この燈籠は、七条通まで続きます。

昭和橋を渡って木屋町通に移り、南を向きました。
では、ここからは木屋町通の方を南下します。

昭和橋から、木屋町通を約50m南下しました。
この辺も、桜並木が続いています。
桜の木越しに、高瀬川の向かい(西側)岸に
コンクリート製の建物が見えます。
こちらは浄土真宗大谷派即現寺なのですが、
「たかせ保育園」でもあります。

昭和橋から、木屋町通を約120m南下しました。
ここで木屋町通は、七条通と交差します。

七条小橋の上で、高瀬川を南に向いています。
向こうに見えるのが、木屋町通最南端の桜の木です。
木屋町通はあと120m南に続いて突き当たりますが、
あちらより南に桜の木がありません。
よって、木屋町通散策はここ七条通を最南端とします。

木屋町通から、七条通を東に向いています。
では、ここからはこちらに進みます。

木屋町通から、七条通を東に約30m進みました。
ここで七条通は、須原通と交差します。
交差点南東角の八百屋さんは、
自分が生まれる前から経営されています。
一方南西角のコンビニエンスストアは、
第614回ブログ段階ではまだ開店していませんでした。

七条通から、須原通を南に向ています。
左(東)側に、「三ツ梅稲荷社」の鳥居が見えますね。
ちなみに、須原通は七条通以北を三ノ宮通と呼びます。

須原通から、七条通を東に向いています。
では、こちらを進んでいきます。

須原通から、七条通を東に約50m進みました。
鴨川西岸に、こちらの「松明殿稲荷神社」がいらっしゃいます、
こちらや三ツ梅稲荷神社には、第115回ブログでお邪魔しています。

同じ位置で、東を向きました。
ここから東に、鴨川に架かる七条大橋を渡ります。
そして、その橋の東詰に京阪電鉄「七条」駅があります。
そちらから、「東福寺」駅経由で、京都駅に戻りました。
……という設定ですが、本当はこのまま帰宅して
自転車に乗り換えて先程の梅湯に入ってきました。
これで、「木屋町通編」を終了します。
~次回から、もう1カ所行ってきた桜散策を連載します~
~追記 その1~
この辺の地図を貼り付けます。
正面通以北は、ここをクリックしてください。
梅湯の向かい岸(西側)のひと・まち交流館京都が、起点です。
また、正面通以南はこちらをクリックしてください。
昭和橋付近が、起点です。
久しぶりのウチのネコ

ちょっと前ですが、2019年3月17日日曜日
自分が京都サンガvs柏レイソル戦を観戦した日の
ウチのネコの様子です。
京都が「奇跡的な敗戦」をした直後だったので、
この後自分に撫で回されて相当嫌がられてしまいました。
こちらは、その撫で回される直前のネコです。
仕上げは上々?
2019年4月9日火曜日に、女子サッカーのなでしこジャパンが
2019年女子W杯優勝候補のドイツと対戦しました。
ドイツには攻め込まれましたが、結果は2-2で引き分けました。
W杯2カ月前であることと、
この試合でもまだレギュラー選手が固まっていないことを鑑みて、
自分は上々の出来ではないかと思っています。
もちろん守備面や中盤に課題はあるのでしょうが、
長谷川選手と横山選手が決定力を見せつけましたし、
そう言えば岩淵選手は先発に選ばれていませんでしたが、
何かあったのでしょうか?
また、2019年4月4日の対フランス戦は観ていませんので、
よく分かりませんがスコアだけ見ると結構完敗でしたね。
男子と違って女子は日本は優勝候補ですから、
たとえトーナメント戦に出ても
準決勝くらいまで行くのを当然と周囲が見ていますし、
決勝戦までは行かないと高倉監督は
佐々木前監督と比較されるでしょう。
まぁ、なでしこジャパンはW杯でも優勝候補ですね。
この辺の地図を貼り付けます。
正面通以北は、ここをクリックしてください。
梅湯の向かい岸(西側)のひと・まち交流館京都が、起点です。
また、正面通以南はこちらをクリックしてください。
昭和橋付近が、起点です。
久しぶりのウチのネコ

ちょっと前ですが、2019年3月17日日曜日
自分が京都サンガvs柏レイソル戦を観戦した日の
ウチのネコの様子です。
京都が「奇跡的な敗戦」をした直後だったので、
この後自分に撫で回されて相当嫌がられてしまいました。
こちらは、その撫で回される直前のネコです。
仕上げは上々?
2019年4月9日火曜日に、女子サッカーのなでしこジャパンが
2019年女子W杯優勝候補のドイツと対戦しました。
ドイツには攻め込まれましたが、結果は2-2で引き分けました。
W杯2カ月前であることと、
この試合でもまだレギュラー選手が固まっていないことを鑑みて、
自分は上々の出来ではないかと思っています。
もちろん守備面や中盤に課題はあるのでしょうが、
長谷川選手と横山選手が決定力を見せつけましたし、
そう言えば岩淵選手は先発に選ばれていませんでしたが、
何かあったのでしょうか?
また、2019年4月4日の対フランス戦は観ていませんので、
よく分かりませんがスコアだけ見ると結構完敗でしたね。
男子と違って女子は日本は優勝候補ですから、
たとえトーナメント戦に出ても
準決勝くらいまで行くのを当然と周囲が見ていますし、
決勝戦までは行かないと高倉監督は
佐々木前監督と比較されるでしょう。
まぁ、なでしこジャパンはW杯でも優勝候補ですね。
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