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第676回 2019祇園祭前祭山鉾巡行は辻回し中心~その4

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相変わらず「河原町御池」交差点から、
祇園祭前祭山鉾巡行の様子を撮り続けています。
山鉾巡行も、ようやく後半に入ってきました。
鉾5番鶏鉾の後ろに、山9番白楽天山が控えております。
今回は、この白楽天山以降の山鉾巡行を掲載します。
撮影日は、2019年7月17日水曜日午前11時45分。
強い日差しの中、熱中症になりそうです。


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こちらが、山9番の白楽天山です。
「白楽天」とは、中国3大詩人の一人白居易のことです。
代表作「長怨歌」は漢詩としても見事ですが、
死後の楊貴妃を表記した面もあるので、
小野篁のように「死後の世界に自由に行けた」との伝説もあります。
こちらの山は、その白居易と道林との禅問答を表しています。


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白楽天山が、担ぎ手の皆さんによって持ち上げられました。
そして約90°左折した後、白楽天山が地面に下ろされる……
……こともなく、そのまま回転し続けます。
実はこの白楽天山の辻回しは、毎年必ずクルクル回ります。
私見ですが、白楽天山はとてもお茶目です。
まぁこの後の放下鉾以降がだいぶ遅れ気味だそうで、
ちょっと時間に余裕があるそうなのですが……


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白楽天山が、ほぼ360°回転しました。
この角度なら、ご神体の白楽天像と道林像がはっきり見えますね。


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白楽天山がさらに約90°回転しました。
御池通を西に向いたのですが……白楽天山の回転は止まりません。
白楽天山の回転は、2周目に入ります。


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白楽天山が、さらに約180°回転しました。
毎年のようにこういうことをされているせいか、
白楽天山の担ぎ手の皆さんの足腰はまだしっかりされています。


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そのこともあってか、白楽天山は2周目が終わっても回り続けます。
白楽天山の回転は、いよいよ3周目に入ります。


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そしてさらに1周回ったところで、白楽天山の担ぎ手の皆さんは
この白楽天山を地面に下ろされました。
2019年の白楽天山は、合計3周しました。
実は、白楽天山は毎年この交差点で3周回られます。


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続いては、傘鉾2番四条傘鉾の登場です。
「四条」の名の通り、会所は四条通西洞院西入にあります。


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第674回ブログ同様多くの随行者が去られた後、
囃手の皆さんが祇園囃を演奏されています。
囃手さんの真後ろから2人組の棒を持たれた方々が、
2本の棒を交差させて絡ませながら踊られています。
四条傘鉾の棒振り踊りは、いったんは廃れました。
そこで「四条傘鉾の棒振り踊りを元にしている」と伝えられていた
滋賀県甲賀市土山にいらっしゃる神社に残された踊りを参考に
近年(約40年前?)復興されたそうです。


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綾傘鉾同様に、四条傘鉾の辻回しも一瞬で終わります。
車輪と言いますか、タイヤが付いてますので
むしろ持ち上げて辻回しをする必要がありません。


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さらに、山10番孟宗山です。
孟宗三国志にも登場する呉末期の文官ですが、
母親思いの「孝行息子」として日本・中国・韓国で有名ですね。
孟宗が母のために深雪の中で筍を採りに行く故事を元にしています。


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孟宗山が、「河原町御池」交差点に入ってきました。
すると、担ぎ手の皆さんが孟宗山を持ち上げられます。


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孟宗山は約90°左折して、そのまま地面に下ろされます。
平山郁夫画伯による「月夜の砂漠とラクダ」を描いた胴掛が
鮮やかで見事でありますね。


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そして、鉾6番月鉾の登場です。
月を司る月読命を祀る鉾で、祇園祭の山鉾としては最大です。


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こちらは、月鉾の先端部分月型です。
見事な三日月を模っていますね。


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月鉾が、「河原町御池」交差点に入ってきました。
鉾の中央に、於兎麿(おとまろ)と言う名の人形が
お稚児さんとして乗っておられますね。


676-18.jpg
月鉾が、「河原町御池」交差点の中央で停止しました。
すると、月鉾の曳き手の皆さんが御池通に移動されます。


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曳き手の皆さんが御池通に向かわれた直後に、
月鉾の辻回しが始まります。
「よ~いよ~いよ~いとなっ、よ~いとせっ」
の音頭取りの方々の掛け声の後、
御池通側から、曳き手の皆さんが月鉾を引っ張られます。


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月鉾の初めの辻回しの際、ちょっと嫌な音がしました。
多分竹の何本かが、裂けたり折れたりしました。
まぁ鉾が転倒したわけではないですし、
竹を入れ替えてこの直後に2回目の辻回しが始まります。


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月鉾の2回目3回目の辻回しはとても早く、
自分が写真撮影の準備をしている間に終わってしまいました……
(その分の写真がありません)
やがて辻回しを終えた月鉾は「エイヤラヤ~」の掛け声とともに、
音頭取りの方々の合図で御池通を西に進みます。


676-22.jpg
続いては、山11番山伏山の登場です。
平安時代前期の山伏浄蔵貴所をモデルにした山です。
八坂の塔の傾きを念力で直したという伝説がある方ですね。


676-23.jpg
山伏山が、「河原町御池」交差点の中央に入ってきました。
すると担ぎ手の皆さんが、山伏山を持ち上げられました。


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山伏が、約90°左折しました。
……ところが、山伏山はさらに回り続けます。
山9番白楽天山に続いて、山伏山もクルクル回転し始めました。


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山伏山がクルクル回転しております。
こういうパフォーマンスはただ派手なだけでなく、
胴掛や見送りなどが見えますし、ご神体の全体像もよく見えます。


676-26.jpg
山伏山は御池通を西に向くと、地面に下ろされ御池通を進みました。
さすがに、2周目には入られませんでした。


676-27.jpg
さらに、山11番占出山がやって来ました。
2014年と2015年の山1番ですね。
神功皇后新羅に攻め込む際、鮎釣で戦勝祈願と占いを行いました。
日本ではアユを釣って戦争の結果を占ったので、
「鮎」と書いて「アユ」を意味します。
ちなみに、中国語では鮎は「ナマズ」を差します。
ですから、妙心寺塔頭の退蔵院所蔵「瓢鮎図」とは
「ヒョウタンナマズ」を描いた絵のことです。


676-28.jpg
「河原町御池の」交差点の中央に、占出山が入ってきました。
すると、担ぎ手の皆さんが占出山を持ち上げられました。
神功皇后をご神体とするのは次回ブログに出てくる船鉾と
後祭の大船鉾がありますが、
外から神功皇后のお姿を拝見できるのは占出山のみです。


676-29.jpg
占出山は約90°左折すると、そのまま地面に下ろされました。
そして、そのまま御池通を西進されました。


676-30.jpg
そして、山12番霰天神山の登場です。
こちらが、2019年前祭山鉾巡行の担ぎ山の最後尾です。
こちらも油天神山同様町内の小さな神社がご神体ですが、
天明の大火の際、突然降った霰(あられ)のせいで
神社周辺のみ焼け残ったことから、火事除けのご利益があります。
京都の町家では「火事除け」に愛宕神社のお札を台所に貼りますが、
ウチの台所のように霰天神山のお札を貼る町家もあります。


676-31.jpg
霰天神山も交差点中央で担ぎ手の皆さんが持ち上げられると、
約90°左折して地面に下ろされました。
直後に、「遅れ気味」と言われた放下鉾が続いていますね。
ちなみに後続の山鉾は、放下鉾も合わせて残り3基です。
しかも、全て「くじ引き取らず」(順番が固定)です。
ただもうだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。

~次回で、2019年前祭山鉾巡行取材を終えます~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
京都ホテルオークラが、起点です。
今回の写真は、全てこのホテルの西側河原町通の車道上から
南を向いて「河原町御池」交差点方面を撮ったものです。

~追記 その2~
台風10号が近づいてきました
2019年8月15日木曜日大型の台風10号が広島県に上陸しましたが、
午後9時現在京都市内はそこそこの大雨です。
自分もお昼過ぎに銭湯に行くために外出したのですが、
雨足が強くなったので、銭湯に行く途中でウチに帰りました。
ただ、雨が降る前から結構風が強く
歩いていたら看板が落ちそうなくらい揺れていました。
割と台風から離れていた京都でもこうなのですから、
台風の通り道だった瀬戸内地方などの方々は
さぞかし大変だと思います。
被災された方々に、お見舞い申し上げます。

~追記 その3~
スイカでリハリビ
いろいろバタバタして、退院の日2019年8月6日火曜日は
ウチと病院を1往復半しました。
(うち1往復はタクシーを利用し、片道は徒歩で帰りました)
朝食は病院で頂いたのですが、
昼食は自宅に帰ってから頂きました。
すると、母がスイカを切ってくれて昼食後にそれを戴きました。
実は病院では、スイカは必ずサイコロ状に切って出てきました。
少々不思議に思っていたのですが、
その理由をそのスイカに齧り付いたときに理解しました。
自分の顔面の右半分は通常通り動いていますが、
左顔面はまだまだリハリビが必要な程度には動きません。
(そのため、まだ発音に障害が残っています)
大きなスイカを口に含み、通常と同じ感覚で齧りつくと……
右側の頬は何の影響もないのですが、
左側の頬は動いていないので、
スイカの代わりに自分の頬肉に齧りついてしまいました!
それ程出血はしなかったのですが、代わりに……痛い痛い!
ちょっと涙が出てしまいました……
それ以来気を付けてスイカを食べるようにしていますが、
無理やりにでもスイカに齧りついていると
だんだん左頬肉を噛まずに食べられるようになってきました。
つまり、左頬が少しずつ動いてきました。
少々強引でも、頑張って動かしてみるものだと思っています。
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
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「祇園散策」
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参考にしてください。

「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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