第692回 聞法会館に寄り道~正面通東から西~その13

前回ブログにお邪魔した西本願寺御影門を背に、
堀川通から正面通を東に向いています。
第690回ブログでお邪魔した「ご縁まち」の全景が見えますね。
今回は西本願寺を北側から西側に回り込み、
正面通最西端へと近づいていきます。
撮影日は、2019年10月10日木曜日午後2時。
今回も曇り空で撮影です。

先程と同じ位置で、今度は西に向きました。
こちらが、西本願寺御影門です。
門の先に、西本願寺御影堂が見えていますね。
前回ブログ冒頭と同じ写真です。

今度は同じ位置で、正面通から堀川通を向きました。
東本願寺のお堀は水を滔々と湛えていますが、
西本願寺は全く水がない空堀です。
約100m先に空堀に架かる橋が見えますが、
そちらは北小路という道路で、そちらよりも南は
浄土真宗興正寺派本山興正寺という別の寺院です。

さらに同じ位置で、正面通から堀川通を北に向きました。
次は、こちらを進んでいきます。

正面通から、堀川通を約50m北上しました。
空堀の上に橋が架かり、その先に西本願寺阿弥陀門が見えます。

その西本願寺阿弥陀門を真正面から見ています。
門の先(西)に、西本願寺阿弥陀堂が見えますね。(前回ブログ参照)

西本願寺阿弥陀門前から、堀川通を北に向いています。
約50m先で、堀川通が西本願寺最北端の花屋町通と交差します。
花屋町通は西本願寺だけではなく、
東本願寺最北端の道でもあります。

西本願寺北東端に、太鼓楼が建っています。
時刻を知らせるために、2時間毎に太鼓を鳴らす施設でした。
新撰組は元々壬生に駐在していましたが、
隊士の人数があまりにも増えすぎて
壬生近隣でもあるこちらの西本願寺にも駐留しました。
西本願寺の新撰組関係施設はほぼ焼失しましたが、
唯一の例外がこの太鼓楼です。
こちらの屋内には、新撰組隊士が残した刀傷が残っています。
そのこともあって、こちらは重要文化財です。

その辺りで、堀川通を東に向きました。
分かりにくいですが、堀川通より東に花屋町通が伸びています。
堀川通は京都市街地屈指の広い道幅なのでそう見えませんが、
実は花屋町通も京都市街地としてはそこそこ広い道幅です。

花屋町通から、堀川通を北に向いています。
ここで堀川通の道幅がさらに広くなりますが、
自動車の車線が増えたわけではなく、
中央分離帯に並木ができた分だけ広くなりました。

堀川通から、花屋町通を西に向きました。
左(南)側の塀は西本願寺のもので、
右(北)側には西本願寺関連の施設が並びます。
次はこの花屋町通を西に進み、西本願寺の西側に回り込みます。

堀川通から、花屋町通を西に約50m進みました。
ここで花屋町通に、横断歩道が掛かります。

その花屋町度尾以上の横断歩道の辺りで、南を向きました。
こちらに西本願寺通用門があって、
その先に浄土真宗本願寺派伝道本部が建っています。
また西本願寺へ自動車やバスで来られた方々は、
ここを左折して(南に進み)西本願寺阿弥陀堂に向かえます。

同じ位置で、北を向いています。
横断歩道の先に、西本願寺の駐車場が広がっています。
そして、その右(東)側に聞法会館が建っています。

こちらが、聞法会館です。
もちろんこちらも、西本願寺の施設です。
自分は京都市以外の事情はよく知らないのですが、
京都市街地に点在する大きな宗教施設の大半は、
近隣に宿泊施設を所持しています。
この聞法会館も、そういう宿泊施設の一つです。
ちなみに、東本願寺にはそのような宿泊施設がない代わりに
近くの東洞院通を中心に旅館街を形成しています。
(「御坊」とか「宿坊」とかのことです)

では、聞法会館に入っていきます。
中では、ちょうど何かの法要が行われていました。
また1Fのフロントに当たる場所の近くには売店があって、
その近くに職員がいらしたのですが、
一般の方々も多くちょっと撮影ができない雰囲気でした。
正直地下の食堂が目的でこちらにお邪魔したのですが、
この時点で午後2時半です。
お昼時が終了していて、夕方午後5時まで閉鎖されていました。
~2019年10月22日午後2時追記~

2019年10月21日月曜日午後1時頃に、聞法会館に再訪しました。
11日前の撮影日2019年10月10日には閉まっていた「矢尾定」に、
何とか間に合いました。(平日は、午後1時半でいったん閉店)
こちらは丼ものとか麺類とかカレーも出す所謂食堂なのですが、
夜は懐石料理も出す「京料理屋」の側面もあります。
いろいろ悩みましたが、せっかくなので昼食としてはちょっと高めの
ほぼ2,000円した「ふじ御前」という弁当を頼みました。
(最近収入が減っているので、だいぶ家計が痛いのですが……)

それぞれの蓋を取ると、「ふじ御前」はこのようになります。
弁当には、白飯とお吸い物が付きます。
お吸い物には生湯葉・生麩・三つ葉が入っていて、
柚子皮も入っていたので、柑橘系の味と香りがしました。

「ふじ御前」の弁当の中身は、このようになっています。
左側は手前に茄子の田楽・奥に煮物が並びます。
その煮物は、手前より生湯葉・生麩、椎茸、
その奥が……群青色のものがちょっと思い出せないのですが、
(物忘れが、だんだん激しくなっています)
その右は細切りの根菜を揚げで巻いた含め煮でした。
右下は左から香の物(漬物)、鰆の西京漬け、蒲鉾、だし巻きが並び、
右端がエビ・舞茸の天ぷらが並んでいました。
右上はレンコンの酢漬けと卯の花(おから)、
ウドの紅酢漬けの酢味噌添えが並び、
右端は生麩饅頭とサツマイモの甘露煮でした。
こちらを約30分かけて、ゆっくりと頂きました。
~2019年10月22日追記は、以上です~

聞法会館の前で、南を向きました。
では西本願寺駐車場を南に横切り、花屋町通に戻ります。

聞法会館から南下し、花屋町通に戻ってきました。
ではこの横断歩道を渡ります。

その横断歩道の前で、花屋町通を西に向きました。
次は、このまま花屋町通を西に向かいます。

その横断歩道から、さらに花屋町通を西に進みました。
ここで花屋町通は、猪熊通とのT字路に出ます。

花屋町通から、猪熊通を北に向いています。
左(西)側は旧京都市立淳風小学校で、
右(右)側は先程の西本願寺駐車場です。
ここが猪熊通最南端に見えますが、西本願寺最南端
約300m南の北小路からさらに南に伸びています。
ちなみにこのまま来た向かうと、
猪熊通は最終的に御薗橋付近まで伸びています。
上賀茂神社付近の橋ですね。

猪熊通から、花屋町通を西に向いています。
左(南)側の塀の先が西本願寺で、
右(北)側の塀の先は旧京都市立淳風小学校です。
では、こちらをさらに西に進みます。

猪熊通から、花屋町通を西に約50m進みました。
目の前に横断歩道がありますが、
北側に旧京都市立淳風小学校の裏門があり、こちらの
運動場を利用される方々はこの横断歩道を利用されています。

その横断歩道上から、花屋町通を西に向いています。
50m先で、花屋町通が大宮通に突き当たっているように見えますね。

先程の横断歩道から、花屋町通を西に約50m進みました。
こちらで、花屋町通は大宮通と交差します。
西本願寺最西端の道ですね。

花屋町通から、大宮通を北に向いています。
このすぐ先に、約30年前まで京都市下京図書館がありました。
現在の京都市下京図書館は、新町通万寿寺上るにあります。
その北隣に、旧京都市立淳風小学校の校門があります。

今度は花屋町通から、大宮通を南を向きました。
約50m先に、「島原口」バス停が見えますね。
京都市バスの中でも「ドル箱路線」の京都駅行き206系市バスが、
ちょうどバス停に停まっていますね。

先程の写真にも写っていましたが、
「島原口」交差点南西角にこちらの標識が立っています。
このまま花屋町通を西に進めば、
約400m先にかつての花街「島原」地区に入ります。
またこのまま南下すると約350m先が「七条大宮」交差点で、
さらに約100m南下した木津屋橋通沿いに、
梅小路公園内の京都水族館が建っています。

大宮通から、花屋町通を西に向いています。
ここから西は、「嶋原商店街」ですね。
実はここまでは、第594回ブログと同じルートでした。
その回のブログ記事では「嶋原商店街」を進みましたが、
今回はあくまでも正面通を西に進んでいます。

先程の横断歩道を西に渡り、花屋町通から大宮通を南に向きました。
では、こちらを正面通目指して南下します。

花屋町通から大宮通を約50m南下し、
大宮通の東側歩道を見ています。
先程の「島原口」バス停がよく見えますが、
その脇に西本願寺大宮門が見えます。
こちらを見ると、大宮通が西本願寺の最西端と分かりますね。

その位置で、大宮通の西側歩道を見ています。
こちらに、浄土真宗本願寺派光隆寺が建っています。
西本願寺の塔頭寺院ということ以外は、
沿革などよく分かりません……

光隆寺の前から、大宮通西側歩道を南に向いています。
左(東)側に塀の向こうの土蔵が見えますが、
あちらは西本願寺の書庫で、確か龍谷大学図書館と繋がっています。
その土蔵脇に表札が立っていますが、
その辺りから右(西)に正面通が伸びています。

光隆寺の前から、大宮通西側歩道を約80m南下してきました。
先程の土蔵の脇に、「大宮正面」と書かれた表札が見えますね。
ここから西に、正面通が伸びています。

正面通から、大宮通西側歩道を南に向いています。
約220m先に、七条通との交差点が見えますね。

大宮通から、正面通を西に向いています。
では、こちらから正面通最西端の千本通まで向かいます。

大宮通から、正面通を約50m西に進みました。
この辺りの正面通の南側は龍谷大学平安高校なのですが、
そのグランドの鉄柵越しに、こちらの掲示板が見えます。
こちらにも、きちんと「正面通」と書かれていますね。

その掲示板の前から、正面通を西に向いています。
左(南)側は、龍谷大学平安高校グランドですね。

大宮通から、正面通を約130m西に進みました。
ここで正面通は、櫛笥通と交差します。
正面通はまだあと約400mほど続きますが、
今回ブログももうだいぶ写真を貼り付けました。
ですから、今回もここまでです。
~次回は、島原を最南端から散策します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、こちらをクリックしてください。
西本願寺御影堂が、起点です。
~追記 その2~
あらら、負けてしまいました……
ラグビーW杯でBrave Blossoms(ラグビー日本代表の愛称)が
連戦連勝していく快進撃の中、
サッカーのJ2リーグはまだまだ続いていました。
我らが京都サンガはアウェイで山口と対戦して、
0-1で負けてしましました……
これで京都は6位に転落。徐々に下のクラブが迫ってきています。
2019年10月19日土曜日のホーム西京極で
横浜FCとの直接対決があります。
そこで何としても勝利しないと(引き分けは不可)
京都サンガの今シーズンは終わります。
まぁ昨年(2018年)はJ3リーグヘ落ちるか瀬戸際でしたが、
それを思えば幸福な願いです。
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、こちらをクリックしてください。
西本願寺御影堂が、起点です。
~追記 その2~
あらら、負けてしまいました……
ラグビーW杯でBrave Blossoms(ラグビー日本代表の愛称)が
連戦連勝していく快進撃の中、
サッカーのJ2リーグはまだまだ続いていました。
我らが京都サンガはアウェイで山口と対戦して、
0-1で負けてしましました……
これで京都は6位に転落。徐々に下のクラブが迫ってきています。
2019年10月19日土曜日のホーム西京極で
横浜FCとの直接対決があります。
そこで何としても勝利しないと(引き分けは不可)
京都サンガの今シーズンは終わります。
まぁ昨年(2018年)はJ3リーグヘ落ちるか瀬戸際でしたが、
それを思えば幸福な願いです。
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