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第700回 無鄰菴の紅葉~岡崎紅葉散策~その2

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京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅から、
仁王門通をずっと進んで無鄰菴の入り口まで来ました。
(「南禅寺前」交差点の反対にあるので、回り込みました)
今回は、この無鄰菴を散策します。
こちらは元々日本陸軍を組織した山県有朋の別荘で、
こちらの庭園は7代目小川治兵衛の代表作です。
1941年に京都市に寄贈されて以降、こちらは一般公開されています。
撮影日は、2019年11月23日土曜日午前11時。
では快晴の中、紅葉庭園を散策していきます。


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先程の入り口をくぐると、こちらに出ます。
ではこの奥(北)の受付で、拝観料を納めます。


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こちらが、その際受付からもらったパンフレットです。
自分の分と母の分です。
以前こちらに来たときより、明らかにパンフレットが豪華です。
おそらく、こちらへの来訪者が年々増えているのでしょうね。


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受付の脇(東側)に、小さな木戸があります。
ではこちらをくぐり、無鄰菴の中に入っていきます。


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その木戸をくぐると、すぐにこの風景に出会えます。
紅葉と小川や池と東山の借景が、無鄰菴庭園の特徴です。


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今までは先程の位置からそのまま庭園を散策していましたが、
今回は先程の写真の左(北)側に写っていた庵も訪れます。
ではこちらのたたきで靴を脱いで、屋内に入っていきます。


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そのたたきから上がると、すぐにこの床の間のある部屋に入ります。
こちらは夏の間、山県有朋公爵が孫や家人と過ごした場所です。
2Fも含めて、この建物で寝泊まりしていたのでしょうね。


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現在一般の来訪者がこの庵に入れるのは、
先程の部屋を合わせて、1Fの2部屋だけです。
こちらは、その2部屋の間にある坪庭です。
こちらはこちらで、なかなか見事な作りですね。


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こちらが、一般来訪者が入れるもう1部屋の床の間です。
手前の枝は、マンリョウでしょうか?
実は、庭園にも生えていました。
おそらく庭園のものを折ってきて、持ち込んだのでしょうね。


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その部屋から、無鄰菴庭園を眺めています。
実はこの部屋には、立錐の余地もないくらい
たくさんの方々がいらっしゃいました。
というのもこの部屋は事実上カフェとして機能しており、
ここで注文すれば抹茶・和菓子だけでなく、
コーヒーや抹茶ラテ・ケーキなども頂けました。
(ちょっと料金は高めです)
庭園散策を午前に終えた生前の山県有朋公爵は、
昼下がりにこの部屋で趣味の漢詩を読みつつ、
ときにはその漢詩を自作しながら、
(山県公は、生前漢詩の名人でもありました)
この部屋でゆっくり寛がれておられたようです。


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では、こちらの庵を出ます。
たたきの上に放置していた靴を履いてすぐに、
こちらの写真を撮りました。
次は、この左(北)側に回り込み、さらに庭園の奥(東)に進みます。


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先程の庵の東側から、さらに庭園の奥(東)へと歩いています。
では紅葉と東山の借景を眺めつつ、小川に架かる石橋を渡ります。


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その石橋を南に渡り、無鄰菴庭園を東に向いています。
紅葉と東山の借景が、歩いて移動するたびに違うものに変わります。
このようなことが池泉式回遊庭園の醍醐味であり、
小川治兵衛作庭の日本庭園が持つ真骨頂です。


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その位置で歩道に目を向けると、こちらが伸びていました。
まだ色付く途中のマンリョウですね。
先程の床の間にも飾られていましたし、
マンリョウはこちらの庭園で自生しているのでしょうね。


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この位置で、庭園の歩道の先(東)を写しました。
ここからだんだんと、庭園の歩道は薮の中に進みます。


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少しずつその薮の中に入っていきます。
「藪」と言っても、カエデ並木なのですが……


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その小径をさらに奥(東)に進んでいます。
カエデ並木の周辺にも、たくさんの方々がいらっしゃいます。
山県有朋公爵のお孫さんは、幼少のころ
この辺りで虫取りとか、植物採集をされたようです。


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その辺りで、無鄰菴庭園を北西に向いています。
池に紅葉が写る様は、等持院のようですね。



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さらに無鄰菴庭園の奥(東)に向かっています。
こちらのカエデ並木の果てに、無鄰菴庭園最深部があります。


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こちらが、無鄰菴庭園の最深部東端です。
池より東は小山状になっていて、
そこで琵琶湖疎水からの水が涌き出し、小さな滝を作っています。
小山の奥(東)は土塀で、さらにその先が「南禅寺前」交差点ですね。

小川治兵衛は大正時代の毎日新聞の連載コラムに、
「庭の小山は、そこを造営する前から存在したものを使う。
小川や池も、元からあるのもを利用する。
自分の都合で、今あるものをいちいち捻じ曲げてはいけない」
そのように書かれていました。
おそらくですがこの位置から琵琶湖疎水の水を放水して、
そのときできた小川や池をそのまま利用して、
この庭園を造ったのでしょうね。


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先程と同じ位置で、無鄰菴庭園を振り返りました。
池と紅葉で、独特の世界を作っています。
こちらが、無鄰菴の中で自分のいちばんのお気に入りの風景です。


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先程より3mほど南下して、同じ場所を撮りました。
僅か数歩歩いただけで風景が変わるのが、
池泉式回遊庭園の特徴ですが、
ここまで変わるとそれはもう小川治兵衛の面目躍如です。

ちなみに、小川治兵衛は晩年こうおっしゃっています。
「無鄰菴庭園は山県有朋公爵のオーダーを忠実に再現しただけで、
自分が何か新しいアイデアを出したわけではない。
イングリッシュガーデンの手法を教えて頂いたり、
日本庭園に今までなかった考え方を教えて頂いたり、
山県公爵にはいろいろ勉強させていただきました」
ちなみに、山県有朋公爵は知人が屋敷を建築する際、
「日本一の作庭家だ」とおっしゃって、
小川治兵衛を紹介されたそうです。
それで、小川治兵衛の庭園が日本中に分布するようになりました。


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無鄰菴庭園のカエデ並木を西に向かって歩いています。
先ほど通った道ですが、角度が変わると
本当に別の場所に見えてしまいますね。


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無鄰菴庭園のカエデ並木を抜け、芝生の広場に出ます。
先ほどお邪魔した庵が、こちらから見えますね。


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4年前にこちらに来たときは南側の小径を西に向かったのですが、
今回は往復同じ小径しか使えませんでした。
おそらく使えるルートは、たびたび異なります。
庵の左(南)側に洋館が見えますが、
高校の日本史の教科書にある無鄰菴会議は
こちらの2Fで行われました。
この洋館は一般公開されていますが、撮影は厳禁です。


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先程の洋館と庵の間の小径を抜け、
小さな木戸をくぐり無鄰菴を出ました。
今回ブログ最初の位置から、北を向いています。
ではこちらを北上して、仁王門通に出ます。


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先程の位置から約30m北上して、仁王門通で東を向きました。
次は、こちらを東に進みます。


700-28.jpg
先ほどの位置から、仁王門通を東に約150m進みました。
こちらは、「南禅寺前」交差点です。


700-29.jpg
信号が変わりました。
では、「南禅寺前」交差点を北に渡ります。


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「南禅寺前」交差点の横断歩道を北に渡った後、南東に向きました。
次は、左(東)側の琵琶湖疎水に架かる橋に向かいます。


700-31.jpg
その橋の上で、南禅寺参道を東に向いています。
この橋の真下でインクラインが終了して、
ここより北西に琵琶湖疎水が流れています。
この道をこのまま進めば南禅寺に辿り着きますが、
2019年の紅葉散策ではこれより東に向かいません。
この後は、ここから北西に蛇行していく予定です。
ただ今回もだいぶ写真を貼り付けましたので、
今回はここまでです。

~次回は、京都市動物園に向かいます~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。

~追記 その2~
12月9日からサウナの梅湯で
サンクロレラの湯のコラボ企画があります

2019年12月9日~12月15日の7日間、
京都市内の老舗銭湯「サウナの梅湯」にて、
サンクロレラの湯とのコラボ企画が行われます。

期間中は浴槽にサンクロレラの湯が張られ、
様々な「お風呂道具」に(洗面器やプラスチック製の椅子など)
「サンクロレラ」のロゴが付きます。
お楽しみ抽選会などもあるので、
詳細はこちらをクリックしてください。
あ、そういえば最近ここで冷やしあめに加えて、
みかん水も番台脇で売るようになっていました。

~追記 その3~
13-1の詳細
KBS京都で2019年11月29日金曜日に、
J2リーグ最終節柏vs京都の詳細を見ました。
どうやらセンターバック2人が試合開始早々にヘディング失敗して、
頭がい骨骨折レベルの重傷で退場しました。
(このうち田中闘莉王選手は、そのまま引退)
さらに左サイドバックの本田選手もその直後に負傷退場して、
しかもベンチにはDFをほとんど入れていなかったことから、
MFの選手に無理やりセンターバックをやらせていたようです。
そうなると、京都は立ち直れないまま
いつまでも失点を繰り返すだけのようでした。
……これが13失点で大敗した内情です。

ただこうなると、京都サンガが今まで培ってきたものが
全て水泡に帰してしまします。
中田監督とエンゲルスコーチの退任が、決定してしまいました。
後任は、元G大阪のDF實好氏に確定しました。
まぁ実績のある方なので
きっと良いチームに仕上がってくるのでしょうが、
中田監督交代は勿体ないことをしたという思いがあります。

~追記 その4~
祝!700回突破!
うっかり数日この事実に気づいていなかったのですが、
今回ブログで「京の道 今日の道」が第700回となりました。
これも、多くの方々が閲覧された結果です。
これからも、宜しくお願いします。
どうも、ありがとうございました
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生まれたときから50数年
ずっと京都住まいです。
中2のころから
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「節分」
毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
春から初夏を中心に
京都市内各地のお祭りを
記録したものです。

「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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