第713回 産場稲荷神社からねざめ家へ

前回ブログで伏見稲荷大社本殿に初詣し、
お山(稲荷山)とは反対方向に北上しました。
甘酒が名物の茶店の北側に、産場稲荷神社がいらっしゃいます。
(左側の鳥居の先が産場稲荷神社。右側はこのまま北上する道)
今回はこの産場稲荷神社にお参りして、
その後ねざめ家経由でJR奈良線「稲荷」駅から帰宅します。
撮影日は、2020年1月1日の元日午後2時。
この日は、1日快晴でした。

産場稲荷神社の一の鳥居をくぐり、境内に入ってきました。
こちらに並んでいる鳥居をくぐると、
産場稲荷神社のご神体の前に出ます。
さすがにご神体は撮影しませんが、
ご神体は石碑のような形状をされています。
と言いますのも、こちらも一種の「お塚」です。
お山(稲荷山)周辺にいらっしゃる石碑状の小さな神社の総称で、
前回ブログ登場の大八島大神も「お塚」ですね。
この八島ヶ池の北側は、江戸時代中ごろは大きな薮でした。
そこには当時は野生のキツネが住んでいて、
この辺りを往来する方々がよく親子狐を見掛けたそうです。
そういうことからこの辺りに産場稲荷神社が建立され、
子宝や安産のご利益を求めて多くの方々の信仰を集めました。

写真には写っていませんが、(周囲には常時数人参拝されていました)
産場稲荷神社のお塚を背に北を向いています。
今回はこのまま鳥居をくぐり、産場稲荷神社を出ます。

産場稲荷神社の朱い鳥居をくぐり、南を向いています。
左(東)側には社務所があるのですが、こちらは茶店も兼ねています。
ただ右(西)側のベンチには誰もいらっしゃらないので、
お客さんはこのタイミングでは誰もいらっしゃいません。
お山(稲荷山)の社務所はお塚に供える神具を販売していて、
こちらも求めれば産場稲荷神社に供えるろうそくや
小さな朱い鳥居が買えるのですが、
こちらもそれらを求めることが可能です。
ではこの石製鳥居をくぐり、目の前のT字路に戻ります。
(今回ブログ最初の地点ですね)

産場稲荷神社前のT字路で、西に向きました。
この辺りは普通の住宅地ですが、次はこちらを進みます。

産場稲荷神社より約50m南に進むと、京町家が建っています。
個人宅の「大橋家邸宅」なのですが、
こちらの庭園が京都市指定有形文化財に登録されています。

大橋家邸宅の門前で、南を向きました。
左(南)側にはコンクリート製の住宅が続きますが、
右(北)側は大橋家邸宅の塀が続きます。
では、このまま南下します。

大橋家邸宅から、約100m南下しました。
この先のT字路で、この道が突き当たります。

そのT字路で北を向きました。もう完全に普通の住宅地ですね。
こちらを蛇行しながら北上すると、
約1㎞先で、第702回に出て来た東福寺日下門に出ます。
自分の高校時代の友人の何人かが、この道の近くに住んでいました。

先程と同じ位置にあるT字路で、南を向きました。
産場稲荷神社に寄り道された大半の方々が、
こちらを通過されていきます。
ですから、自分と母もこの道を南下していきます。

先程のT字路から、住宅街を南下しています。
だんだん伏見稲荷大社結婚式場のビルが、見えてきました。

先程のT字路から、約100m南下しました。
この道は、目の前の伏見稲荷大社結婚式場が建っています。
ここで、この道は伏見稲荷裏参道でもある御幸通と交差します。

その場所で、西を向いています。
御幸通の右(北)側に参拝者対象のお店が並んでいますが、
こちらに伏見稲荷名物スズメの焼き鳥の「稲福」があります。
(第452回ブログで立ち寄りました)

稲福の前で、御幸通を西に向いています。
左(南)側には露店が並んでいて、右(北)側には商店が並びます。
右側には飲食店も軒を並べますが、神具屋も多く並びます。
神道の祭祀の際の道具全般が売られていますが、
この辺りの神具屋さんは別に伏見人形も販売しています。

一方、露店の中にも七味唐辛子のお店があります。
特定の露店ではありませんが、この辺りの七味唐辛子は
大昔から伏見稲荷大社の名物です。
自分も、2020年はこちらで山椒を買いました。

その七味唐辛子の露店の前で、御幸通を西に向いています。
この先に朱い鳥居が見えますが、
あの辺りで伏見稲荷大社裏参道が終了します。

さらに、御幸通を西に進んでいます。
右(北)側に、手前から茶店、旅館、玩具店が続きます。
いちばん奥の玩具店は神具屋でもあり、卸売問屋でもあります。
自分が小学生のころ、ウチの母に何度かここで
いろいろな玩具を買ってもらったことを覚えています。
(プラスチック製人形とかカードゲームとか)

取りあえず御幸通を西に進み、朱い鳥居をくぐります。
前述の通り、この鳥居をくぐると伏見稲荷大社裏参道が終了します。

その朱い鳥居をくぐっても、御幸通はまだまだ続きます。
取りあえず、ここで御幸通は本町通と交差します。

御幸通から、本町通を北に向いています。
この日(2020年1月1日)は元日なので大半は閉店していますが、
中には開いている飲食店もありました。
そのせいか、人通りが結構いらっしゃいました。

「御幸本町」交差点南西角に、こちらの飲食店が建っています。
こちらは、毎年のように自分たちが通っているねざめ家です。
元々ウナギ屋さんなのですが、スズメの焼き鳥や京寿司もおいしい店です。

2020年も、ねざめ家にお邪魔しました。
こちらは1年で元日がいちばん混むのですが、
お昼時はもう過ぎているので、数分待っただけで入店できました。

今回も唯一空いていた席に通されたのですが、
どういう訳か毎回同じ席に案内されることが多いです。
その席の脇には、伏見人形が展示されています。
値札が付いているので、希望者はこの人形を購入できるようです。

また、この辺りには飴も売られていました。
何でも、「ウナギ味の飴」だそうです。(厳密には蒲焼のタレ風味)

今回は、なぜか相席させていただいた友人同士のお婆さんと会話して
ゆっくり注文した品物を待っていました。
すると、先ず母が注文したきつねうどんが来ました。
おいしそうですが、自分は麺類が食べられません。
(正確には、脳外科医から止められています)

やがて、自分の分もやって来ました。「京寿司セット」です。
1,000円弱ですが、鯖寿司の値段が
残りのお寿司の合計より高いのでしょうね。
第702回ブログでも書きましたが、
自分は握り寿司よりこういうお寿司の方が好きです。
手前が三つ葉と干瓢・椎茸・卵焼きが入った巻きずし、
奥が左から昆布〆された鯖寿司・芥子の実入りの稲荷寿司です。

結局ねざめ家には約30分いました。
現在2020年1月1日水曜日午後3時です。
ねざめ家の前で、御幸通を東を向いています。
目の前で、御幸通が本町通と交差します。

御幸通から、本町通を南を向きました。
では、ここを南下していきます。

御幸通から、本町通を約10m南下しました。
2017年までここはイナリセンターというお肉屋さんでしたが、
もう別の店になっていました。

かつてイナリセンターだったところから、
本町通を南に向いています。
この辺りは「稲荷繁栄会」という商店街で、
地域住民と観光客のどちらも利用できるお店が
軒を並べていたのですが、
だんだん違うものが建っていくようになりました。

そのかつてイナリセンターだったところから、
本町通を約10m南下しました。
こちらはこの時点でも開店しているちりめん山椒屋さんなのですが、
その店頭でかつてのイナリセンターの名物になっていた
唐揚げが売られていました。
こちらも、かなり良く売れているようでした。

そのちりめん山椒屋さんの前で、本町通を南に向きました。
稲荷繁栄会の店舗も多少様変わりしましたが、
相変わらず土産物屋さんと飲食の露店販売の店が続いています。
では、さらに本町通を南下します。

先程のお店から、本町通を約10m南下しました。
こちらのカフェは、以前は無かったような気がするのですが……

先程の店舗から、本町通を約50m南下しました。
この先からに左(東)に伸びる道があって、
そちらが伏見稲荷大社の表参道です。
つまり、第711回ブログから3回分使って
この周囲を1周したことになります。

伏見稲荷大社表参道の前で、本町通を西を向きました。
こちらに、JR奈良線「稲荷」駅があります。
では、ここからJR奈良線に乗って京都駅経由で帰宅しました。
これで、2020年の初詣を終えます。
~次回から、2020年版の「宵ゑびす散策編」を連載します~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
産場稲荷神社が、起点です。
~追記 その2~
ゑびす神社の例祭には、1月9日に訪れました
要するに、「10日ゑびす」のことです。
ただ、自分の仕事の事情で
2020年は1月9日にゑびす神社に行ってきました。
今回ブログは2020年1月10日金曜日に更新しましたので、
今回ブログ更新以前に次回ブログの撮影を終えたことになります。
つまり、なるべく早目に次回ブログを更新します……
~追記 その3~
日本ラグビーのリーグ戦
トップリーグがもうすぐ始まります
2020年1月12日日曜日から、トップリーグが始まります。
昨シーズンは、神戸製鋼スティーラーズが優勝しました。
さて、今シーズンはどうなりますか。
個人的には、稲垣選手と堀江選手が所属するパナソニックが、
とても気になります。
~追記 その4~
一方、U23男子サッカーは苦戦
2020年1月9日木曜日に、タイで
U23男子サッカーアジアカップが開幕しました。
日本は緒戦で、サウジアラビアと戦いましたが……
1-2で惜敗していました。
確かに日本の方がいいサッカーをしていましたが、
ちょっと守備が疎かになっていたように思います。
決勝点のPKに関しては諸説あるでしょうが、
そもそもそのような状況に追い込まれたこと自体が問題です。
サッカーは、強い方が勝つわけではありません。
失点に関する危機感をもっと持たないと、
結局トーナメント戦であっさり負けてしまいます。
多分今の日本は、その1点の恐さをもっと知るべきです。
(A代表にも言えることです)
- 関連記事
-
- 第533回 夕方から東丸神社 (2018/01/03)
- 第534回 夕暮れの伏見稲荷大社で初詣 (2018/01/08)
- 第626回 伏見稲荷大社参道で屋台廻り (2019/01/03)
- 第627回 東丸神社と伏見稲荷大社に初詣? (2019/01/05)
- 第628回 ねざめ家でちょっと一杯 (2019/01/10)
- 第711回 東丸神社でお札を求める (2020/01/02)
- 第712回 伏見稲荷大社本殿に初詣 (2020/01/07)
- 第713回 産場稲荷神社からねざめ家へ (2020/01/10)
- 第766回 松明殿稲荷神社で初詣 (2021/01/03)
- 第803回 伏見稲荷大社へ初詣 (2022/01/03)
- 第804回 伏見稲荷大社本殿に参拝 (2022/01/06)
- 第805回 産場稲荷社とねざめ家 (2022/01/09)
- 第902回 伏見稲荷の屋台村~伏見稲荷初詣2023~その1 (2023/01/03)
- 第903回 伏見稲荷大社初詣~伏見稲荷初詣2023~その2 (2023/01/05)
- 第904回 産場稲荷社に参拝~伏見稲荷初詣2023~その3 (2023/01/07)
スポンサーサイト