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第724回 最後は護摩焚き~法住寺の節分会2020~その6

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前回ブログで、法住寺節分会のメイン豆まきが終わりました。
その直後、護摩壇の周囲に
修験者の皆さんが所定の位置に就かれました。
そして、その修験者の代表と思しき方が、正面に座られます。
今回は、法住寺節分会の最後の行事護摩焚きを取材します。
撮影日は、2020年3月3日節分の月曜日午後2時半。
今回は、40枚以上の写真を貼り付けます。


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その代表者の右(西)脇に、ご住職が座られます。
その後、修験者が本格的に護摩焚きの手順が始まります。


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周囲の修験者の方々が、九字を切られました。
また、こちらの法螺貝で護摩焚き法要が始まります。


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すると、修験者のうち2名が祭壇の前に立たれました。
そして、その祭壇に一礼されます。


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その2名が、こちらに来られました。
そして、修験者の代表者とご住職に一礼されました。
2名の方々は、それぞれ弓と矢筒を持たれています。


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そのうち弓を持たれていた修験者が、文言を唱えられます。
古文ではありますが、日本語を唱えられていました。
ですから経文ではなく、祝詞の類でしょうね。


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その様子を、先斗町の舞妓さんがご覧になっています。
2018年は護摩焚きまで残られなかったはずですが、
2020年は護摩焚きの最後までいらっしゃいました。


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そして弓を持たれた修験者が、東に青緑の鏃の矢を射ます。
こちらの色は、東を守護する四神獣青龍を表します。


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次は護摩壇に向かって、朱い鏃の矢を放たれます。
こちらの色も、南を守護する四神獣朱雀を表します。
こちらの弓を強く射ると、もちろん大惨事が起こります。
そのため弦は相当緩く、矢もふわりと浮かんですぐに落ちます。
それを参拝者が、取り合ってもらい受けます。


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さらに西に向かって、白い鏃の矢を飛ばされます。
こちらの色も、西を守護する四神獣白虎を表します。


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そして自分たちがいる北に向かって、紫紺の家を打たれます。
紫紺は黒の代用で、北を守護する四神獣玄武を表します。


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その後、黄色い矢を祭壇に向けられています。
黄色は、四神獣に対して中央を表しています。
2018年に修験者のお一人が、こうおっしゃっていました。
「黄色は、ご本尊の不動明王を表しています」


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最後に北西(鬼門?)へ、四神獣すべての色の矢を飛ばされます。
これで、全ての矢を放たれました。


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続いてまた別の修験者が2名出て来られて、
火の点いていない松明を交差させています。
すると、ご住職が立ち上がられました。


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そして、ご住職が祝詞を唱えられました。
その後のご住職はこちらを発たれて、護摩壇の隅に移動されます。


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世話役のお一人が、祭壇から護摩壇前へ蝋燭を持ってこられました。
こちらを使って、修験者2名の松明に火を点けられます。


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修験者2名が、火の点いた松明を護摩壇前に持ってこられます。
いよいよ護摩壇に、火がくべられます。


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次に、修験者2名が松明を護摩壇に突き刺されます。
こうして、護摩壇が点火されました。


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ようやく護摩壇に火が点き、護摩焚きが本格的に始まります。
すると、その2名の修験者が護摩壇に水をかけられます。
そうやって、護摩壇の火(煙)を管理します。


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すると代表の修験者が、お経を唱えだされました。
文言から、般若心経でしょうか?


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その直後、護摩壇の煙が急に倍増しました。
辺りが、煙一色となりました。
とは言え、これは異常事態ではありません。
護摩焚きはいったん煙が充満して、
その後水撒きによって落ち着いてきます。


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例年通り、数分で護摩壇の火が落ち着いてきました。
すると代表の修験者が左手に護摩木を右手に小刀を持ち、
般若心経とは別のものを唱えだされました。


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この小刀は、模造刀ではありません。
自分は真後ろにいるので小刀を振り回されると正直怖いのですが、
その辺はこちらの方が後ろを見ながら振り回されておられるので、
それ程危険はありませんでした。
代表の修験者は、手順通り護摩木の封を小刀で切られています。


724-24.jpg
封を切られてばらけた護摩木を
代表の修験者が、護摩壇の火の中へ放り込まれます。
護摩木には、参拝者の願いが書かれています。
この一連の動作が、厳密な意味での「護摩焚き」です。


724-25.jpg
その間、他の修験者の皆さんはこちらに詰めておられます。
厳密には楽器の一種である独鈷鈴を振りながら、
時折おりんも楽器として鳴らされています。
六根清浄と唱えながら時折般若心経も織り交ぜておられます。


724-26.jpg
こちらの修験者2名が、ずっと水を護摩壇にかけておられます。
そのことで段々煙が落ち着いてはきたのですが、
その代わり煙に煤が混じりだしました。


724-27.jpg
こちらは、先程矢を射られた修験者です。
護摩焚きの進行を管理されているようです。
こちらの法衣や髪にも、煤が付き始めています。
よく見ると机の上にも煤が溜まりだし、
お経や段取り表が煤まみれですね。


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煤まみれの煙越しにおられる先斗町の舞妓さんです。
平然としておられますが、そちらの方には煙はやって来ません。
代わりに、自分は結構な煤まみれになりました……


724-29.jpg
一通り護摩木を掘り込まれると、
代表の修験者はこちらの棒状の法具を持たれて、
目の前の石を叩かれています。
こちらも、祈祷の過程のようです。


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そして、その工程の後は九字祈祷を唱えられます。
ここまでが、代表の修験者が祈祷される護摩焚きでの所作です。


724-31.jpg
そして、また護摩木を護摩壇に放り込まれます。
この所作から、九字祈祷までを何度も繰り返されていました。


724-32.jpg
護摩焚きも半ばが過ぎ、いったん護摩壇への水かけが中断されます。
そして護摩壇に水を掛けておられた修験者が、
周囲に置かれていた残りの護摩木を一気に護摩壇にくべられます。


724-33.jpg
右(西)側に続いて、左(東)側の護摩木も次々放り込まれます。
すると、護摩木がみるみる減っていきます。


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護摩木が、護摩壇に次々放り込まれています。
慌てて放り込まれるので、修験者の一人の裾に
火が燃え移っていましたが、落ち着いて消火されていました。
(特に火傷など、されていない様子でした)


724-35.jpg
左(東)側の護摩木が全て護摩壇に放り込まれましたので、
そちらにいらした修験者も右(西)側に回り込んでこられました。
すると、こちらの護摩木もすぐになくなりました。


724-36.jpg
すると、今度は本堂脇の紙袋に手を付けられます。
こちらには、昨年使われて2020年にこちらに納められた
破魔矢やお守りが入っています。


724-37.jpg
そして、その紙袋を護摩壇に放り込まれます。
これで火にくべるべきものは、全て放り込まれています。


724-38.jpg
そして、修験者の一人がマイク片手に一言おっしゃいました。
「これで、護摩焚きは終了です。2020年の節分会は以上です」


724-39.jpg
すると長い間座っておられた代表の修験者が、立ち上がられました。
これで、2020年の法住寺の護摩焚きが終了しました。


724-40.jpg
その後、他の修験者が一斉に立ち上がられてました。
ここから、こちらの後片付けが始まります。


724-41.jpg
すると代表の修験者さんが、自分にこちらを手渡されました。
護摩壇に付けられていた、黄色い護符です。
「普通は燃えるのだけれど、残るのは珍しい」
そうおっしゃっていました。
ちなみに、こちらは現在自分の財布に入っています。


724-42.jpg
その直後に、護摩壇周囲の結界が取り払われました。
さらに、机と椅子が撤去されます。


724-43.jpg
そうこうしているうちに、
消防署員の方々が護摩壇周囲に入って来られました。
この段階ではまだ護摩壇は燃え盛っていますが、
この直後に消防署員の手で消火されました。


724-44.jpg
同じ位置で、北を向きました。
甘酒お汁粉を提供されていた竈も、徐々に片付けられています。
ただ2020年法住寺節分会の行事は、まだ残っています。


724-45.jpg
法壽寺境内の北側に、寺務所があります。
そちらで、天狗が笹の幹を持たれています。


724-46.jpg
天狗が、参拝者の朱塗りの盃に日本酒を注いでいます。
こちらは、健康長寿祈願の酒です。


724-47.jpg
自分も、そのお酒を頂きました。
自分は半年前に脳卒中を患いそもそもこの後出勤ですが、
まぁこの分量なら大丈夫でしょう。


724-48.jpg
では、こちらから法住寺を出ます。
この後は目の前の通りである三十三間堂廻りを約50m南下し、
三十三間堂南大門を抜けて塩小路に達し、
そこから延々西へ約20分歩いて京都駅から出勤しました。
(この日は夜勤で、午後5時半に勤務先に着く予定です)

これで、2020年の法住寺節分会を終了します。
~追記 その1~
この辺の地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
天台宗法住寺が、起点です。

~追記 その2~
急にいろいろありまして……
2020年に入って徐々に深刻化しているのが、
コロナウィルスによる肺炎の蔓延です。
それで日本の現状ですが、クラスターを作らないために
あちこちでイベントなどが中止したり、
スポーツ競技なども順延化しています。
取りあえずプロ野球のオープン戦は無観客試合ですし、
Jリーグやラグビーのトップリーグも暫く中断します。
正直亀岡スタジアム開幕戦の京都サンガの試合に
自分も行く予定でしたが、中止となりました。
実はイタリアのセリエAも現在中断中で、
世界規模でこういう流れになってきました。

~追記 その3~
その上で、今後の予定ですが……
よって、、この後のこのブログの予定が微妙になってきました。
まぁ2020年は桜の開花が全然読めないのですが、
その前に「京都 冬の旅」企画に乗っかった
あちこち散策を考えていたのですが、
そちらが中止となったら暫く書くネタが無くなります。
取りあえず、2020年3月1日に行ってみます。

~追記 その4~
七条通スタンプラりーを完了しました
2020年2月16日に完了できなかった
「七条通スタンプラリー」が、ようやく完了しました。
残りの2個は、柳原銀行と武田病院の帰りに
高血圧を抑える薬を処方してもらった松井薬局で押しました。
柳原銀行で受付されていた方が自分のことを知っておられて、
ちょっと世間話をしてしまいました。
スタンプを押して投函すれば抽選でいろいろ当たるのですが、
それがどうなるかは分かりません。(結果待ちですね)
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生まれたときから50数年
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「松尾散策」
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松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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