第737回 満開の妙蓮寺の桜~上京桜散策~その7

東側と言いますか道幅が広い方の智恵光院通から、
寺之内通を東に向いています。
今回はこのまま東に進んで、本門法華宗本山妙蓮寺に向かいます。
撮影日は、2020年3月29日日曜日午後2時半。
ここから先の寺院は、どこも桜が満開でした。

多少改装されていますが、この辺も京町家が点在します。
中2階の窓付近に、鍾馗さんがいらっしゃいますね。

智恵光院通から、寺之内通を東に進んでいます。
表札を見ると、あと少しで大宮通と分かります。

智恵光院通から、寺之内通を東に約150m進みました。
ここで寺之内通は、大宮通と交差します。

寺之内通から、大宮通を北に向いています。
この辺りの大宮通はそれ程大通りではありませんが、
いくつかの商店街が連なっていてそれなりに賑やかです。
大宮通は、約350m北の鞍馬口通辺りからさらに大通りになります。
(第249回ブログを参照)

今度は寺之内通から、大宮通を南に向きました。
「寺之内大宮」交差点南東角に、手作りの飴屋さんがありますね。

「たんきり飴本舗」では原材料の砂糖や水飴も売っていますが、
こちらの名物は何といってもこの「たんきり飴」です。
(こちらでは一般的な飴も、製造販売しています)
肉桂(シナモン)や生姜(ジンジャ-)などが添加されており、
咳やたんを抑制する薬効があります。
ご時世柄ちょうどいいので、一袋買いました。(小¥200)
生姜の効いた辛めの飴もあったのですが、
こちらは肉桂と生姜控えめの甘い飴です。
この味をウチの母が気に入って、また買おうと思っています。

たんきり飴本舗の前で大宮通を南に向き、大写ししました。
約200m先の上立売通との角に、大宮公園があります。
(第481回ブログを参照)
桜の木々がなかなか絶景な公園ですが、
夕暮れまでに最終地点に行きたいので、ここは素通りです。

たんきり飴本舗で飴を購入した後、
大宮通から寺之内通を東に向いています。
ここから寺之内通はさらに道幅が狭くなり、
普通乗用車がやっと1台通れるくらいの道幅になります。

大宮通から、寺之内通を東に進んでいます。
この辺りは、京町家よりもマンションが多いですね。
ずっと向こうに、桜の木々が見えます。

大宮通から東に約150m進むと、寺之内通は猪熊通と交差します。
先程の桜の木々は、猪熊通より手前(西)側ですね。
この桜の木々が、今回ブログ取材のメインへの目印です。

その桜の木々の前で、寺之内通から北を向きました。
こちらが、今回ブログのメイン本門法華宗妙蓮寺です。
石碑にある通り、京都で日蓮宗布教に尽力した日像の開山です。

先程の位置から北上して山門をくぐると、
すぐにこちらの小さな桜の木が出迎えてくれます。
まだまだ若木ですが、しっかり桜の花は満開ですね。

桜の若木の脇で、妙蓮寺境内を北に向いています。
左(西)側に本堂が見えて、右(東)側に鐘楼が見えますが、
その鐘楼は現在修復工事中で、シートが掛けられています。
先ずは、本堂の右(東)側を散策します。

妙蓮寺本堂の東側で、境内を北に向いています。
この辺りに桜並木が続く、と言うより
妙蓮寺本堂は桜並木の中心に建っています。
(つまり妙蓮寺境内中に、桜が咲いていました)

妙蓮寺境内で、本堂東側の石畳の道を北上しています。
この桜並木の先に、妙蓮寺の寺務所や方丈が建っています。

妙蓮寺境内のソメイヨシノ種の桜はどれも満開でしたが、
同じ桜でも遅咲きの枝垂桜はまだ枯れ枝状態でした。
まぁ更新日の2020年4月24日ごろは満開どころか
桜の花も散っているでしょうが、
2020年のコロナウィルスによる肺炎の影響で、
妙蓮寺境内にも再訪していません。

こちらは、妙蓮寺境内北東端の大桜です。
個人的には、この木が境内でいちばん立派な桜でした。
妙蓮寺の周囲は、小さな寺院に囲まれていますね。

先程の道の最北端に、妙蓮寺寺務所と方丈があります。
さらに桜咲く方丈庭園も有料で拝観できるのですが、
実はこの時点で手持ちが厳しくなってきました。
(要するに、お金がありません……)
そのため、こちらには拝観せずに先に進みました。
何年かしたら、もう少しお金を持って再訪します。

妙蓮寺事務所と方丈の前で、妙蓮寺境内を西に向きました。
本堂から方丈に架かる橋が、見えますね。
ではこの橋をくぐり、妙蓮寺境内の西側に回り込みます。

その橋を西にくぐると、妙蓮寺境内の北西端が見えます。
こちら側も、桜並木がきれいですね。

妙蓮寺境内北西端から、妙蓮寺本堂西側を南に向いています。
地面の砂利に、いくつか水溜りが残っています。
この日(2020年3月29日)は一日晴れでしたし、
ここ数日ずっと雨は降っていません。
では、なぜ水溜りができているのでしょうか?

妙蓮寺境内北西端から、本堂西側を南下しています。
この辺りの桜並木もなかなかですが、
気を付けないと水溜りに足を浸けてしまいます。

妙蓮寺境内の西側にも、小さな寺院が並びます。
ちなみに、右(西)側の塀の向こうは墓地でした。

妙蓮寺本堂の西側に、こちらの大桜が咲き誇っていました。
枝はともかく、幹が相当太いですね。
多分樹齢が、そこそこあると思います。

妙蓮寺本堂を反時計回りで進み、
ようやく本堂南西角に到達しました。
では、こちらから本堂南側(方面)に移動します。

こちらが、本門法華宗本山妙蓮寺本堂です。
ご時世からか、桜が満開の中誰もいらっしゃいませんでした。
ですから、こちらにゆっくりとお参りでしました。
本門法華宗とは「法華宗」の名の通り、日蓮宗の一派です。
日蓮宗はその宗旨の性質上分派が起こり易く、
こちらのような歴史ある寺院も、開山当時は日蓮宗でも
現在はその分派の宗派であることはよくあります。
ですから、こちらは日蓮宗を京都に布教することに尽力した
日像(日蓮の孫弟子に当たります)が開山した寺院です。
日像は朝廷から京都を追放された後、
深草(現在の伏見区深草)の極楽寺を日蓮宗に宗旨替えさせた後
宝塔寺と改名させて日蓮宗の京都復帰の拠点とし、
(日像の墓所は、この宝塔寺です)
朝廷に日蓮宗布教を許された後は、この妙蓮寺や
妙顕寺(上京桜散策で立ち寄ります)・立本寺を建立しました。
ですからこちらは鎌倉時代末期の14世紀初めの建立で、
室町時代の天文の乱でいったん焼き討ちされて、
「四条大宮」交差点からこちらに移ってきました。

妙蓮寺本堂にお参りして、南を向きました。
次は、左(東)側の石畳の道へと移っていきます。

先程の位置から、妙蓮寺境内を東に約30m進みました。
右(南)側に、修復工事中の鐘楼が見えますね。
つまり、これで妙蓮寺境内を1周回ったことになります。

妙蓮寺鐘楼の前で、境内を南に向きました。
向こうの山門は、先程くぐりましたね。

本門法華宗本山妙蓮寺山門を北側から見ています。
次はこの門をくぐり寺之内通をさらに東に進むのですが、
もうだいぶ写真を貼り付けましたので、今回はここまでです。
~次回は、宝鏡寺人形展を再訪します。
前回の訪問時より、花々がきれいでした~
~追記 その1~
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
本門法華宗本山妙蓮寺が、起点です。
京都駅から妙蓮寺に行くなら、
京都駅北側市バスターミナルから9系市バスに乗り、
「堀川寺之内」バス停で降りて、
寺之内通を約100m東に建っています。
~追記 その2~
ウチの近所の銭湯事情
新型コロナウィルスによる肺炎が原因で、
緊急事態宣言が全国規模に広がって、
京都府などが新たに特別警戒都道府県に指定されたのが
2020年4月17日金曜日で、
今回ブログが更新日2020年4月24日金曜日で1週間経ちました。
観光客目当ての土産物屋さんや飲食店は軒並み店を閉じ、
小規模の小売店や繁華街から離れた飲食店が細々と開いています。
(京都府では、小規模で生活の維持に必要な店舗は
この状況でも開店が認められています。
八百屋・魚屋や衣料品店、銭湯・飲食店などです)
京都市街地に点在する京町家には、
大きな家屋以外は通常お風呂が付いていません。
(ウチも、付いていません)
そのため、この状況でも数日に1回くらい近所の銭湯に入ります。
ただ、このご時世ですから週に2回くらいが限度です。
自分がよく行く梅湯も開店しておられますが、
自宅にお風呂がない人のみ利用できる制度を採用しています。
(自分は、入れる対象になります)
他の銭湯も大半は開いていますが、
お客さんはほぼ入っていないようです。
梅湯では男湯女湯各同時に3名までしか入れず、
そこまで満員になることはないようです。
まぁ、自分はここ1週間銭湯以外の外出はしていません。
じっと家でPCと向かい合っています。
この辺りの地図を貼り付けます。
詳しくは、ここをクリックしてください。
本門法華宗本山妙蓮寺が、起点です。
京都駅から妙蓮寺に行くなら、
京都駅北側市バスターミナルから9系市バスに乗り、
「堀川寺之内」バス停で降りて、
寺之内通を約100m東に建っています。
~追記 その2~
ウチの近所の銭湯事情
新型コロナウィルスによる肺炎が原因で、
緊急事態宣言が全国規模に広がって、
京都府などが新たに特別警戒都道府県に指定されたのが
2020年4月17日金曜日で、
今回ブログが更新日2020年4月24日金曜日で1週間経ちました。
観光客目当ての土産物屋さんや飲食店は軒並み店を閉じ、
小規模の小売店や繁華街から離れた飲食店が細々と開いています。
(京都府では、小規模で生活の維持に必要な店舗は
この状況でも開店が認められています。
八百屋・魚屋や衣料品店、銭湯・飲食店などです)
京都市街地に点在する京町家には、
大きな家屋以外は通常お風呂が付いていません。
(ウチも、付いていません)
そのため、この状況でも数日に1回くらい近所の銭湯に入ります。
ただ、このご時世ですから週に2回くらいが限度です。
自分がよく行く梅湯も開店しておられますが、
自宅にお風呂がない人のみ利用できる制度を採用しています。
(自分は、入れる対象になります)
他の銭湯も大半は開いていますが、
お客さんはほぼ入っていないようです。
梅湯では男湯女湯各同時に3名までしか入れず、
そこまで満員になることはないようです。
まぁ、自分はここ1週間銭湯以外の外出はしていません。
じっと家でPCと向かい合っています。
- 関連記事
-
- 第731回 白峯神宮 左近の桜~上京桜散策~その1 (2020/04/02)
- 第732回 首途八幡宮 満開の桜~上京桜散策~その2 (2020/04/06)
- 第733回 満開の桜井公園~上京桜散策~その3 (2020/04/10)
- 第734回 桜満開の本隆寺~上京桜散策~その4 (2020/04/13)
- 第735回 雨宝院はまだつぼみ~上京桜散策~その5 (2020/04/17)
- 第736回 大黒町の枝垂桜~上京桜散策~その6 (2020/04/21)
- 第737回 満開の妙蓮寺の桜~上京桜散策~その7 (2020/04/24)
- 第738回 宝鏡寺ふたたび~上京桜散策~その8 (2020/04/27)
- 第739回 小川通の本法寺~上京桜散策~その9 (2020/04/30)
- 第740回 水火天満宮の枝垂桜~上京桜散策~その10 (2020/05/04)
- 第741回 妙覚寺大門の桜~上京桜散策~その11 (2020/05/07)
- 第742回 満開の鳴虎報恩寺~上京桜散策~その12 (2020/05/10)
- 第743回 妙顕寺の桜散策~上京桜散策~その13 (2020/05/15)
- 第744回 寺之内通三角公園に咲く桜~上京桜散策~その14 (2020/05/18)
- 第745回 上御霊神社の桜~上京桜散策~その15 (2020/05/23)
スポンサーサイト