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第9回 休日の清水寺

今回は、前回の続きから清水寺の中を散策します。
いつも「京の道」をテーマにしていますが、
今回は思いっきり観光します!
撮影日は、10月10日の体育の日でした。
そう言えば、10年ほど清水寺にも来ていませんでした。
(大学生のころは、週に一回は来ていたのに……)
自分が幼稚園児の頃は、
ここに来るのが楽しみで祖父の墓参りについてきていました。
では、始まり始まり、です。


9-1.jpgここは、前回の最後の写真と同じ場所です。
同じ場所でも、休日だと人の多さが違います。
紅葉前だったので、正直ここまで多いとは思いませんでした。


9-2.jpg先ほどの場所から振り返ってみました。
この茶店の向こうが一面の墓地です。
この茶店は、ずっと以前祖父が墓参りの後
いろいろ食べさせてくれたところです。
(つまり、ここはそのころからありました)
今日も、撮影後ここでみたらし団子をいただきました。
当時と同じく、おいしかったです。


9-3.jpg最初の写真のところを左(北)に曲がって、
清水寺の山門に向かっている途中です。
約50mほど歩きます。


9-4.jpgここから京都市内が一望できます。
(西南西を向いています)
この下の坂道は茶わん坂で、清水焼の陶器や雑貨を売る店が続きます。
(抹茶アイスのおいしい店もあります)
この道をずっと行くと、五条坂に合流します。
今回はこちらではなく、清水寺の山門に向かいます。


9-5.jpg清水寺の山門の仁王門です。
今回は、ここから順路通りに進みます。


9-6-2.jpgその仁王門をくぐったところです。
目の前の石段を進みます。


9-7.jpg石段を上り右を向くと、三重の塔が見えます。
この塔が、正面通や大谷本廟の墓地から見えた仏塔です。


9-8.jpgその仏塔を通り過ぎて、正面にこのお堂が見えます。
しかし、左の標識通り本堂(清水の舞台)の方に向かいます。


9-9.jpg拝観料は、ここで支払います。
大人300円、子供200円です。


9-10.jpgこれがそのチケットです。
そのまま、しおりに使えそうです。


9-11.jpgここから本堂(清水の舞台)に入ります。


9-12.jpgいよいよこの先が本堂(清水の舞台)です。


9-13.jpg清水寺本堂の中です。
ご本尊は、阿弥陀如来です。
この日も、東日本大震災のためのお祈りが続いていました。


9-14.jpgお供え用のお線香です。
自分も賽銭を払ってお供えしました。


9-15.jpgそして、その線香をお供えしたところ。


9-16.jpg本堂の南側に広がる縁側に出ます。
そして、この縁側が「清水の舞台」と呼ばれているところです。


9-17.jpg本堂から出て、清水の舞台の上に立ちました。
ここから、京都市内が一望できましたが……


9-18.jpg写真だと、こうなります……
逆光のせいでしょうか?自分の腕のせいでしょうか?
(たぶん、両方ですね)
本当は、この先に京都タワーが見えました。


9-20.jpg本堂を東に進み、さっきとは反対側から出ます。


9-19.jpg清水寺の本堂から外に出ました。


9-21.jpg先ほどのところから、左(北)を向きました。
この石段を上がると、地主神社です。
恋愛の神様ということで、修学旅行生に人気があります。
今回は、こちらには寄りません。


9-22.jpgこちらは、清水の本堂から出て、正面(東)を向いたところ。
今回は前の石段を下りず、
順路に従い左側の道を回って
前のお地蔵さんの祠や釈迦堂を横切って
右に(南に)曲がっていきます。


9-23.jpgもし先ほどの石段を降りたら、
そのまま音羽の滝に通じています。
ちなみに、この石段はカエデの木で覆われています。
ここも自分のお気に入りの
紅葉の絶景ポイントです。


9-24.jpgこのまま南に行って、
自分のお気に入りの奥の院に向かいます。
この奥の院から清水の舞台を見ると……


9-25.jpgこうなります。
じつは、清水の舞台そのものより
こちらから見た景色の方がきれいなのです。
この景色を眺めつつ、
順路に従いさらに南に移動します。

9-26.jpgこの辺りには特にお堂や祠とかはありません。
左手にある桜の木を眺めつつ、
そのまま約100mほど南に進みます。


9-27.jpgこの辺りから下りとなり、
順路も右に曲がっていきます。


9-28.jpgこんな看板がありました。
京都のお寺の大半が、午後5時で閉山します。
(ライトアップの時は別。清水寺は、11月)


9-29.jpgカエデの木々を通り抜け、
音羽の滝に向かいます。


9-30.jpg目の前の茶店を通り過ぎると、
いよいよ音羽の滝です。


9-31.jpg音羽の滝です。超満員です。
30分以上並びました。(ここまで並んだのは、初めてです)


9-32.jpgこの音羽の滝が、
「清水」寺の由来となった滝です。
この水は美味しいので、ここに来たら必ず飲みます。
この音羽の滝から清水の舞台の下を通って、
帰路に付きます。


9-33.jpg清水の舞台を下から見上げました。
こうしてみると、本当に高いです。


9-34.jpg清水の舞台の下は、カエデの木々が続きます。
もう少しすると、この辺りも絶景になります。


9-35.jpg平安時代初期に大和朝廷と戦った阿弖流為(アテルイ)の石碑です。
清水寺は、
蝦夷と戦った征夷大将軍坂上田村麻呂と所縁のある寺院です。


9-36.jpg今回の最初の写真の近くに戻ってきました。
ここを右折すると、仁王門です。
この池のカエデは、もう赤く染まっています。
紅葉の季節まで、あとわずかです。


~今回は、ここまでです。次回は、紅葉の東福寺か
清水寺の参道から八坂神社に向かうかのどちらかです~


~追記~
第6回クイズの答えは、③でした。
昭和の初期まで、京都には辻ごとにこのような石が置かれていました。
今は台車を使うこともないので、
土手町正面の辻以外にもう一か所あるだけになりました。
~清水寺へのアクセス~
京都駅北側の市バスターミナルから
東回りの206系市バスに乗って、
「五条坂」バス停か「清水道」バス停で降ります。
そこから東へ伸びる急な坂道を約1km歩き、
突き当りが清水寺です。
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毎年少しずつ増えます。

「京都のお祭り」
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「松尾散策」
地蔵院や鈴虫寺、
松尾大社や法輪寺など
松尾を散策します。

「嵯峨野嵐山」
嵯峨野嵐山周辺散策です。

「京都駅前散策」
京都駅から
五条通にかけて
あちこち回りました。

「蹴上・鹿ヶ谷散策」
南禅寺のある蹴上や
哲学の道がある鹿ケ谷を
散策しています。

「太秦散策」
蚕ノ社や広隆寺、
映画村など太秦周辺を
散策しました。

「花園散策」
JR「花園」駅から
北側の衣笠山手前の
「きぬかけの路」に
かけて散策しました。
妙心寺や等持院など
並んでいます。

「松原通東から西」
清水寺~西小路間の
松原通を東から西へと
写真で追いかけます。
京都盆地を輪切りにして、
地域ごとの違いを
楽しんでください。

「松原通東から西」EX
松原通が終わる西小路から
京都盆地の西の端の
松尾までを書いています。
松原通の記事と
併せて読むと、
京都盆地の東西の様子が
よく分かります。

「三条通西から東」
嵐山から始まり、
名神高速道路
京都東インターまでの
三条通を西から東に
書いていきます。

「本町通北から南」
京都盆地の東側を通る
本町通を南から北に
進みます。

「寺町通南から北」
河原町通の1本西
寺町通を
五条通から北大路通まで
散策します。
[六原」経由で、
「本町通編」と
つながっています。

「烏丸通北から南」
「寺町通編」の最終回
今宮通から南に
十条通まで続きます。

「大和大路南から北」
本町通より1本東にある
大和大路を北上します。

「鞍馬口通東から西」
室町時代に
京都最北端の道だった
鞍馬口通を下鴨神社から
金閣寺まで進みます。

「きぬかけの路散策」
その金閣寺から西に
龍安寺や仁和寺経由で
北嵯峨まで進みます。

「塩小路東から西」
京都駅前の北側を
東西に貫く塩小路を
東端の智積院から
西端の梅小路公園まで
進みました。
そのあと、
七本松~佐井西通間の
{西塩小路編」も
続きます。

「千本通南から北」
平安時代の中心
旧朱雀大路である
千本通を
七条通から、
鷹峯まで進みます。

「高倉通南から北」
京都中心街を縦断する
烏丸通と河原町通の
中間を貫く高倉通を
北上していきます。
神社仏閣よりも、
飲食店の取材が中心に
なってしまいました。

「上立売通東から西」
今出川通の北側に伸びる
東西の道を散策します。
京都市街地屈指の
桜がきれいな通りです。

「若宮通南から北」
西本願寺と東本願寺の
中間点を通る小路を
北上しました。
京町家と古い商店街の
京都らしい町並みです。

「若宮通南から北」EX
「若宮通編」の最後から
三条通まで
若宮通の真北の通りを
北上していきます。

「釜座通南から北」
若宮通を真北に
延長した先の釜座通で
三条通~京都府庁間を
北上しました。
途中、二条城に
立ち寄りました。

「錦小路東から西」
四条通の1本北に伸びる
錦小路を東から西に
進みます。
錦市場から祇園祭鉾町へ
最終的に住宅街に
移動していきます。

「五辻通東から西」
上立売通と今出川通の
中間に伸びる五辻通を
東から西へと進みます。

「正面通東から西」
脳卒中のリハリビがてら、
比較的ウチに近い
正面通を
東から西に進みます。
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